職名 |
教授 |
研究室住所 |
北海道網走市八坂196 |
研究室電話 |
0152-48-3857 |
連絡先 |
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宇仁 義和 (ウニ ヨシカズ) UNI Yoshikazu 教授 |
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 生物産業学部 准教授
2006年04月 - 2021年03月
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東京農業大学 教職・学術情報課程 学術情報課程 准教授
2006年04月 - 現在
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東京農業大学 生物産業学部 教授
2021年04月 - 現在
論文 【 表示 / 非表示 】
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北海道のオホーツク海沿岸におけるコククジラ(Eschrichtius robustus)の初記録(短報) 査読あり
宇仁 義和, 山本 慶太, 今井 遼, ブラウネル ロバート
日本セトロジー研究 0 ( 31 ) 11 - 13 2021年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等) 出版者・発行元:日本セトロジー研究会
2020年7月20日,北海道網走市能取湖の湖口付近のオホーツク海岸(44.105° N, 144.175° E)で,白骨化したコククジラ(Eschrichtius robustus)の骨格が発見された.これは北海道のオホーツク海沿岸におけるコククジラの漂着の初記録である.回収された骨格は,吻部の大部分を欠いた頭骨,右下顎骨,尾椎 4,尾椎または腰椎1,骨端盤2,指骨1からなる.右下顎骨長は直線計測で150cmあり,このことから死亡時の体長は790cm前後で1歳未満の幼獣と推定された.
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北海道のミンク養殖業の形成と消滅までの過程—網走地域を中心に 査読あり
宇仁義和
オホーツク産業経営論集 30 ( 1 ) 1 - 27 2021年10月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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メディアが取り上げた野生生物と人との関わりを検証する
宇仁 義和
ワイルドライフ・フォーラム 26 ( 1 ) 11 - 14 2021年
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Ice-related Strandings of Killer Whales at Shore in the Southern Okhotsk Sea 査読あり
UNI Yoshikazu and TATEYAMA Kazutaka
Japan Cetology 0 ( 30 ) 11 - 19 2020年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等) 出版者・発行元:日本セトロジー研究会
シャチは世界の海洋に広く分布し,季節海氷域や海氷が周年見られる海域(多年氷域)にまで回遊する.沖合形成海氷が存在する最も低緯度のオホーツク海南部にもシャチは普通に観察される.ところがこの海域の北海道,樺太(サハリン),択捉島の沿岸では1925–2016年に8件の漂流する海氷(流氷)によるシャチのストランディングが観察されている.これはおおよそ10年に1度の頻度である.座礁を起こした流氷の厚みや密度はさまざまで,流氷原の本体から先端部,さらには流氷原の切れ端の場合があり,氷の大きさも大きな氷盤から砕け氷まであった.シャチの座礁に対する住民の対応は1970年代までは食料利用であったが,21世紀には救出活動が試みられるなど劇的に変化した.
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戦前期日本の沿岸捕鯨の実態解明と文化的影響 1890–1940年代の近代沿岸捕鯨
宇仁義和
2020年03月
記述言語:日本語 掲載種別:学位論文(博士)
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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歴史的自然としての海洋―日本近海の海獣類と猟業史
池谷和信、宇仁 義和ほか14名( 担当: 共著 , 範囲: 168-189)
世界思想社 2010年03月
記述言語:日本語
日本近海の海獣類についての分布と歴史的認識を概説し、近代日本の海獣猟業と個体群への影響にふれた。
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自然ガイド知床
宇仁 義和( 担当: 単著)
北海道新聞社 2007年07月
記述言語:日本語
世界自然遺産に登録された知床の自然を豊富な写真で幅広く紹介したガイドブック
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水と自然遺産
秋道智彌編、宇仁 義和( 担当: 共著 , 範囲: 67-78)
小学館 2007年03月
記述言語:日本語
歴史的視点から知床の自然を分析し、保全のあり方を考えたもの
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斜里町史第三巻
宇仁義和( 担当: 共著 , 範囲: pp.162-166,233-238)
斜里町 2004年11月
記述言語:日本語
担当部分:淡水魚・鯨類
3回目となる町史の自然編に執筆.内容は知床博物館での斜里川水系幾品川の淡水魚分布調査と漂着鯨類調査の結果.
執筆者は知床博物館学芸員を中心に8人.
B5版.1242ページ
MISC 【 表示 / 非表示 】
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トド・アザラシの漁業被害との共存 招待あり
宇仁義和
BIOSTORY ( 30 ) 36 - 43 2018年11月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
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世界遺産とダム問題
宇仁 義和
北海道新聞野生生物基金 2006年07月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
世界自然遺産登録に際して、国際自然保護連合から課題として指摘されたダム問題について、議論を整理した。モーリー,14:29-32.
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知床、その原生なる姿 北方地域の普遍的な価値を持つ知床の自然
宇仁 義和
平凡社 2006年01月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
世界自然遺産に登録された知床の自然の概要を紹介。政府がユネスコに提出した世界遺産への推薦書のデータの読み方にも触れた
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繰り返されたアザラシの利用知床の里海文化
宇仁 義和
東北芸術工科大学 東北文化研究センター 2005年10月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
知床近郊で行われたアザラシの自家消費について紹介した。季刊東北学,5:134-147.
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知床半島周辺の鯨
宇仁 義和
勇魚会 2005年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
勇魚,43:11-19.
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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鳥獣と家畜のあいだ―近代日本の毛皮産業と牽引力
2018年04月 - 2021年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
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明治大正期に遡る一次資料「事業場長必携」を用いた東洋捕鯨の操業復元
2014年04月 - 2017年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
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もうひとつの近代鯨類学「第一鯨学」の形成と展開
2011年04月 - 2014年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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地方における生涯教育で学芸員制度が果たしてきた機能と役割の検証―韓国との比較から
2022年09月 - 2023年09月
総務省
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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ネットワーク型学芸員の活動アーカイブの作成と価値評価
2016年10月 - 2017年09月
全国大学博物館学講座協議会(全博協)東日本部会
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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イギリス博物館の連携と支援の現地調査および実践としての共有データサイトの構築
2011年10月 - 2012年09月
全国大学博物館学講座協議会(全博協)東日本部会
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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地方博物館の評論とその教材化
2009年10月 - 2010年09月
全国大学博物館学講座協議会(全博協)東日本部会
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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Past Feeding Ground, Migration route and new records of the Western Gray Whale off Japan 国際会議
宇仁 義和
International Union for Conservation of Nature 2008年09月
開催年月日: 2008年09月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
the Western Gray Whale Rangewide Workshop, Tokyo.
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Review of Catch Records of Marine Mammals in Japanese Waters 国際会議
宇仁 義和
Marine Mammals of the Holarctic 2006年09月
開催年月日: 2006年09月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
4th International Conference "Marine Mammals of the Holarctic", St. Pertersburg. Russia. (全北区海生哺乳類学会議).サンクト・ペテルブルク.ポスター発表.
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日本のアザラシ毛皮産業はいかに成立したか 国際会議
宇仁 義和
生き物文化誌学会 2006年06月
開催年月日: 2006年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
生き物文化誌学会第4回学術大会.網走.
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地方博物館の独自機能~競合施設との比較から 国際会議
宇仁 義和
日本ミュージアム・マネージメント学会 2006年05月
開催年月日: 2006年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
日本ミュージアム・マネージメント学会第11回大会.東京.
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Ice-entrapment of Killer Whales in the Sea of Okhotsk 国際会議
Aota Masaaki, Tateyama Kazutaka、宇仁 義和
The society for Marine Mammalogy 2005年12月
開催年月日: 2005年12月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
The 16th Biennial Conference on the Biology of Marine Mammals, San Diego(海生哺乳類学会議).サンディエゴ.ポスター発表.
担当経験のある科目(授業) 【 表示 / 非表示 】
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森林資源機能論
機関名:東京農業大学
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博物館実習
機関名:東京農業大学
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博物館経営論
機関名:東京農業大学
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博物館情報・メディア論
機関名:東京農業大学
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博物館展示論
機関名:東京農業大学