職名 |
助教 |
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小山 翔大 (コヤマ ショウタ) Koyama Shota 助教 |
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 農学研究科 農芸化学専攻 博士後期課程 修了
2018年 - 2021年
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東京農業大学 農学研究科 農芸化学専攻 博士前期課程 修了
2016年 - 2018年
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 応用生物科学部 農芸化学科 研究員
2021年04月 - 2024年03月
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東京農業大学 応用生物科学部 農芸化学科 助教
2024年04月 - 現在
論文 【 表示 / 非表示 】
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Dry-heat-induced phosphoserine-specific fragmentation of ovalbumin 査読あり 国際誌
Shota, Koyama., Daisuke, Kodama., Akihiro, Handa., & Yoshimasa, Tsujii
Food Chemistry 440 138263 2024年05月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Shota, Koyama., Daisuke, Kodama., Yoshimasa, Tsujii., & Akihiro, Handa.
LWT 184 115079 2023年07月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:英語
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Shota Koyama, Daisuke Kodama, Riku Takizawa, Yurie Uetake, Yoshimasa Tsujii, Ryo Ezaki, Mei Matsuzaki, Hiroyuki Horiuchi, Akihiro Handa
Food Bioscience 63 105759 2025年01月
担当区分:筆頭著者, 責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Elsevier
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阿波晩茶の品質に関与する微生物について 査読あり
野村佳歩、西岡浩貴、小山翔大、鈴木智典、新村洋一、内野昌孝
日本食品保蔵科学会誌 50 ( 5 ) 213 - 222 2024年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:建帛社
阿波晩茶は徳島県で造られてきた後発酵茶のひとつであり、環境中の乳酸菌により嫌気発酵により作製される。本研究では、阿波晩茶の品質と微生物の関係について検討した。Lactiplantibacillus plantarumグループの乳酸菌を含む桶にて雑菌は認められなかった。ポリフェノール耐性は酵母や乳酸菌で高い傾向を示した。
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二段階加熱による卵白ゲルの物性制御 査読あり
滝沢 陸, 小山 翔大, 辻井 良政, 半田 明弘
日本食品科学工学会誌 71 ( 7 ) 223 - 230 2024年07月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:公益社団法人 日本食品科学工学会
<p>本研究では,予備加熱に続く本加熱を利用した二段階加熱法による卵白の加熱ゲル物性制御について検討した.66 ℃での予備加熱により調製した二段階加熱ゲルにおいて対照と比較して破断荷重および破断ひずみが大きく繊維状の微細構造が認められた.一方,74 ℃での予備加熱により調製した二段階加熱ゲルにおいて対照と比較して破断荷重および破断ひずみが小さく,空隙が多い不均質な微細構造が認められた.74 ℃での予備加熱により調製した二段階加熱ゲルは加熱(80 ℃,24 h)や3週間程度の酸性調味液への浸漬(21 d)による硬化に対して一定の抑制効果を示した.予備加熱時のタンパク質の熱変性挙動を分析し,物性制御の機構を解析したところ,66 ℃での予備加熱によりOVTおよびLYZがSS結合を主とした凝集体を形成したが,大半のOVAは未変性のまま維持された.したがって,本加熱にてOVA同士の結合が生じ,繊維状のネットワークを主体とした,破断荷重および破断ひずみが大きいゲルが形成されたものと推察された.一方,74 ℃での予備加熱により,OVTおよびLYZ のSS結合を主とした凝集に加えて,大半のOVAが微変性条件にて凝集したことが明らかになった.したがって,予備加熱にてすでに疎なネットワークが形成され,残存する OVA量が少なく本加熱がゲルネットワークに及ぼす影響は小さいため,分子間相互作用の強化がゲルの硬さに反映されにくいと考えられる.このように,疎なネットワークにより,二段階加熱後に破断荷重が小さくなり,長時間加熱および酸性調味液浸漬に供してもゲルが硬化しにくくなったと推察された.以上,予備加熱により各タンパク質の変性および凝集履歴を変化させることで,本加熱により調製したゲルの物性を制御できることが示された. </p>
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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日本食品科学工学会令和6年度関東支部大会 優秀ポスター発表賞
2024年03月 乾熱処理乾燥卵白タンパク質のモノマーおよび可溶性凝集体(SPA)画分の特徴について
寳耒美里、小山翔大、滝沢陸、児玉大介、辻井良政、半田明弘
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞
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日本食品科学工学会令和5年度関東支部大会 優秀ポスター発表賞
2023年03月 オーバーホイップに伴う卵白タンパク質の界面変性挙動
小山翔大、児玉大介、半田明弘、辻井良政
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞
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日本食品科学工学会令和4年度関東支部大会 優秀ポスター発表賞
2022年03月 乾燥卵白の乾熱処理により生成するタンパク質部分分解物の分析
小山翔大、滝沢陸、辻井良政、半田明弘
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞
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2020年度 日本食品保蔵科学会 論文賞
2020年06月 後発酵茶・碁石茶の特徴香気成分とその生成に関与する微生物の解析
小山翔大、小泉香菜、妙田貴生、藤森嶺、内野昌孝、高野克己
受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰
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日本食品科学工学会第66回大会 第15回若手の会研究発表 ポスター発表企業賞
2019年08月 乾熱殺菌卵白の加熱ゲル化時の構造変化について
小山翔大、根本裕子、岡大貴、辻井良政、野口智弘、半田明弘、高野克己
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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小山翔大
第35回食品ハイドロコロイドシンポジウム 2024年10月 食品ハイドロコロイド研究会
開催年月日: 2024年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:東京都 国名:日本国
卵白タンパク質の加熱ゲル物性を飛躍的に向上させる乾熱変性の機序について、主にゲル物性改質に関わる要因を中心に解説した。
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卵白のゲル化性を改善する乾熱処理-卵白タンパク質の乾熱変性挙動- 招待あり
小山翔大
第10回タマゴシンポジウム 2024年07月 タマゴ科学研究会
開催年月日: 2024年07月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:東京都 国名:日本国
卵白タンパク質の加熱ゲル物性を飛躍的に向上させる乾熱変性の機序について解説した。
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卵白オボムチン複合体:構成タンパク質と起泡性への寄与 国際会議
小山翔大、中根和可奈、児玉大介、辻井良政、半田明弘
IFT First 2024 2024年07月 食品技術者協会(米国)
開催年月日: 2024年08月 - 2024年09月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:イリノイ州シカゴ 国名:アメリカ合衆国
メレンゲの硬さに寄与する成分について検討したところ、オボムチン複合体の寄与が明らかになった。オボムチン複合体はオボムチンサブユニットおよびリゾチームに加えて、塩基性オボマクログロブリンにより形成されることが初めて明らかになった。
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中華麺における表面の澱粉糊化状態の解析およびつるつる感の数値化
小川滉太、小山翔大、辻井良政
第71 回日本食品科学工学会大会(名城大学) 2024年08月 公益社団法人 日本食品科学工学会
開催年月日: 2024年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:愛知県 国名:日本国
中華麺の茹で過程に伴う表面性状の変化について詳細に検討した。麺表面は茹で10秒以下の短時間で劇的に構造変化し、デンプンの糊化の寄与が示された。
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卵白タンパク質の乾熱変性挙動に及ぼす卵白,卵殻膜およびエンドウ豆ペプチド添加の影響
寳耒美里、小山翔大、児玉大介、半田明弘、辻井良政
第71 回日本食品科学工学会大会(名城大学) 2024年08月 公益社団法人 日本食品科学工学会
開催年月日: 2024年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:愛知県 国名:日本国
卵白タンパク質の乾熱処理に与えるタンパク質加水分解物の添加効果を比較検討したところ、エンドウ豆ペプチドにて他と比較して乾熱変性の抑制効果が認められた。