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教授 |
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阿部 尚樹 (アベ ナオキ) ABE Naoki 教授 |
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科 助教授
2002年04月 - 2007年03月
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東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科 准教授
2007年04月 - 2008年03月
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東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科 教授
2008年04月 - 2014年03月
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東京農業大学 大学院農学研究科 食品栄養学専攻 指導教授
2009年04月 - 2018年03月
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東京農業大学 応用生物科学部 食品安全健康学科 教授
2014年04月 - 現在
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
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日本健康医学会
2014年04月 - 現在
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日本ハーブ療法研究会
2012年12月 - 現在
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日本ケミカルバイオロジー学会
2006年03月 - 現在
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日本栄養・食糧学会
2005年05月 - 現在
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日本食品衛生学会
2002年08月 - 現在
論文 【 表示 / 非表示 】
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弱病原性アズキ落葉病菌(Cephalosporium gregatum type B)により誘導されるアズキの抗菌性化合物の研究 査読あり
阿部尚樹
北海道大学 1987年03月
記述言語:日本語 掲載種別:学位論文(修士)
北海道大学農学研究科(坂村貞雄教授、佐藤博二助教授指導)農学修士
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Structural assignment of the product ion generated from a natural ciguatoxin-3C congener, 51-hydroxyciguatoxin-3C, and discovery of distinguishable signals in congeners bearing the 51-hydroxy group(共著)(査読付) 査読あり 国際誌
16 89 2024年02月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:MDPI
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Assignment of product ions produced from ciguatoxin-3C provides a deep insight into the fragmentation mechanism of polycyclic ether compounds 査読あり 国際誌
Ryogo Ukai, Hideaki Uchida, Kouichi Sugaya, Jun-ichi Onose, Takeshi Yasumoto, Naoki Abe
Rapid Communications in Mass Spectrometry 37 e9628 2023年08月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Wiley
Rationale: Marine polycyclic ethers have drawn attention owing to their unique chemical structures and involvement in food poisoning and fish killing. To study structural diversity, we performed a structural assignment of product ions produced from a representative ladder-shaped polycyclic ether, ciguatoxin-3C, and elucidated the mechanism of generation.
Methods: The product ions used for the structural assignment were produced from a precursor ion [M + H]+ using liquid chromatography/quadrupole time-of-flight mass spectrometry, by employing an atmospheric pressure chemical ionization source.
Results: Three charged sites were considered at both terminals of a molecule. Typical charge-remote fragmentation was produced at the respective charge sites, yielding a hybrid spectrum. C–C bonds bordering two ethers could cleave and trigger the fission of two other bonds. Prominent ions indicating the serial loss of water molecules resulted from the simultaneous deprivation of ethereal oxygen and hydrogen atoms. The resultant double bonds formed long chains of conjugated polyenes, which stabilized charge via resonance.
Conclusions: Three alternative charge sites produce a hybrid spectrum. The simultaneous fission of three bonds was explained. For the first time, intense ions due to serial dehydration were explained by the elimination of ether oxygen atoms and the subsequent conjugation of double bonds. All product ions were considered by the structural features of polycyclic ether that facilitates the formation of conjugated polyenes.DOI: 10.1002/rcm.9628
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Yasukiyo Yoshioka, Masako Inoue, Hiroko Yoshioka, Tomoya Kitakaze, Takashi Furuyashiki, Naoki Abe, Hitoshi Ashida
Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition 67 ( 1 ) 67 - 73 2020年07月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本酸化ストレス学会
The patients of type I allergic diseases were increased in the developed countries. Recently, many studies have focused on food factors with anti-allergic activities. Enzymatically synthesized glycogen, a polysaccharide with a multi-branched α-1,4 and α-1,6 linkages, is a commercially available product from natural plant starch, and has immunostimulation activity. However, effect of enzymatically synthesized glycogen on the anti-allergic activity was unclear yet. In this study, we investigated that enzymatically synthesized glycogen inhibited allergic and inflammatory responses using a co-culture system consisting of Caco-2 and RBL-2H3 cells. Enzymatically synthesized glycogen inhibited antigen-induced β-hexosaminidase release and production of TNF-α and IL-6 in RBL-2H3 cells in the co-culture system. Furthermore, enzymatically synthesized glycogen inhibited antigen-induced phosphorylation of tyrosine kinases, phospholipase C γ1/2, mitogen-activated protein kinases and Akt. Anti-allergic and anti-inflammatory activities of enzymatically synthesized glycogen were indirect action through stimulating Caco-2 cells, but not by the direct interaction with RBL-2H3 cells, because enzymatically synthesized glycogen did not permeate Caco-2 cells. These findings suggest that enzymatically synthesized glycogen is an effective food ingredient for prevention of type I allergy through stimulating the intestinal cells.
DOI: 10.3164/jcbn.20-33
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Variegatic acid from the edible mushroom Tylopilus balloui iinhibits TNF-α production and PKCβ1 activity in leukemia cells(共著) 査読あり 国際誌
KouichiSugaya, Mutsumi Ino, Naoki Matsuo, Jun-ichi Onose, Naoki Abe
Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 30 126886 2019年12月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:ELSEVIER
Variegatic acid, isolated from Tylopilus ballouii dry fruiting bodies, is an inhibitor of β-hexosaminidase release and tumor necrosis factor (TNF)-α secretion from rat basophilic leukemia (RBL-2H3) cells, with IC50 values of 10.4 μM and 16.8 μM, respectively. On the other hand, it inhibits PKCβ1 activity with an IC50 value of 36.2 μM.
Corresponding authorDOI: 10.1289/ehp.5702
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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植木 幸英, 前田 純夫, 阿部 尚樹, 全国栄養士養成施設協会, 日本栄養士会
第一出版 2023年 ( ISBN:9784804114668 )
記述言語:日本語
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植木 幸英, 阿部 尚樹, 全国栄養士養成施設協会, 日本栄養士会
第一出版 2021年 ( ISBN:9784804114262 )
記述言語:日本語
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食品学II 食品の分類と利用法(改訂第3版)
中山 勉, 和泉秀彦(編集), 阿部尚樹( 担当: 分担執筆)
南江堂 2017年09月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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きのこの生理機能と応用開発の展望
江口文陽(監修, 阿部尚樹, 小野瀬淳一, 他( 担当: 分担執筆)
S&T出版 2017年09月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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食をめぐるほんとうの話
阿部尚樹, 上原万里子, 中澤彰吾( 担当: 共著)
講談社 2015年11月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
MISC 【 表示 / 非表示 】
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食品因子(フードファクター)の機能性と安全性 招待あり
阿部尚樹
日本健康医学会雑誌 31 ( 2 ) 116 - 119 2022年07月
担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:日本健康医学会
食品因子(フードファクター)の機能性と安全性について、イグチ科のきのこに含有される生理活性物質である3腫のpulvinic acid類を例に概説
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きのこの歴史・食文化と機能性−きのこの抗がん作用− 招待あり
阿部尚樹
医と食 11 ( 5 ) 300 - 304 2019年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:フジメディカル出版
数種の食用きのこ類の子実体熱水抽出物が示す担がん動物モデルにおける増殖抑制効果は、宿主である動物の生体反応を介した免疫賦活作用であること、さらに、活性物質が、(1,3)― β―Dグルカンを主鎖とする多糖類であることが明らかにされた。このような作用をもつきのこ由来の医薬品としてクレスチンなど3種類が上市され、現在でも併用療法を中心に臨床で用いられている。導年、グルコース以外の糖を含む活性ヘテログルカンも見つかっており、作用メカニズムの解明が期待されている。■方:近年、がん細胞に直接傷害を与える低分子生理活性物質も次々と明らかになってきている。代表的なものとして、ラノスタノイド化合物がある。これらの直接的抗腫瘍作用を持つ物質には、作用機序の面でも興味深いものも多い。きのこ類は、天然生理活性物質の未開の宝庫であることから、最新の知見を紹介することで、さらなる可能性を探って行きたい
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きのこの抗がん作用 招待あり
阿部尚樹
Functional Food 13 ( 1 ) 16 - 21 2019年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:フジメディカル出版
数種の食用きのこ類の子実体熱水抽出物が示す担がん動物モデルにおける増殖抑制効果は、宿主である動物の生体反応を介した免疫賦活作用であること、さらに、活性物質が、(1,3)― β―Dグルカンを主鎖とする多糖類であることが明らかにされた。このような作用をもつきのこ由来の医薬品としてクレスチンなど3種類が上市され、現在でも併用療法を中心に臨床で用いられている。導年、グルコース以外の糖を含む活性ヘテログルカンも見つかっており、作用メカニズムの解明が期待されている。■方:近年、がん細胞に直接傷害を与える低分子生理活性物質も次々と明らかになってきている。代表的なものとして、ラノスタノイド化合物がある。これらの直接的抗腫瘍作用を持つ物質には、作用機序の面でも興味深いものも多い。きのこ類は、天然生理活性物質の未開の宝庫であることから、最新の知見を紹介することで、さらなる可能性を探って行きたい
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いま、ここに注目!!食材パワーの源“フードファクター” 招待あり
阿部 尚樹
日本母乳哺育学会雑誌 13 ( 1 ) 3 - 13 2019年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:日本母乳哺育学会一般社団法人
わが国の総人口に占める65歳以上の割合は27%を超え、国民の4人に一人以上が高齢者である時代を迎えている。このような超高齢社会を迎えたことで、単なる平均寿命から、健康寿命へと関心が移ってきており、生活習慣病予防は特に重要な課題であることから、食により生活習慣病を予防する研究に注目が集まっている。食品の「健康を維持する機能」は、「三次機能」または「生体調節機能」と呼ばれており、このような機能を持つ食品として「特定保健用食品(トクホ)」制度が良く知られているが、2015年からは、「機能性表示食品」という制度も登場した。これらの「生体調節機能」を示す食品の本質ともいえる機能性成分のことを、“フードファクター(食品因子)”と呼んでいる。本稿では、代表的な“フードファクター”の研究概要に加え、演者の研究室におけるツブイボタケに含有される新規“フードファクター”に関する研究について概説する。
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これからのハラール研究
阿部尚樹、内野昌孝、野口治子、田中尚人、岡 大貴
食品機械装置 53 ( 5 ) 61 - 68 2016年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:(株)ビジネスセンター社
ハラール研究の現状と、現在、我々が取り組んでいる研究課題について概説している。
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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第15回応用薬理シンポジウム優秀ポスター賞
2013年09月 応用薬理研究会
吉岡泰淳, 牧内麻緒, 本橋寛子, 菅谷紘一, 矢島新, 矢嶋俊介, 小野瀬淳一, 阿部尚樹
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
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2004年度 BBB論文賞
2005年03月 日本農芸化学会
阿部 尚樹
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
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2002年度 BBB論文賞
2003年03月 日本農芸化学会
阿部 尚樹
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
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農芸化学奨励賞
2002年03月 日本農芸化学会
阿部 尚樹
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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Q-TOF LC/MS Positive/Negative ION Mode を相補的に活用したパリトキシン新規同族体Ostreocin-Bの迅速構造解析 国際会議
内田秀明、寺島健仁、阿部尚樹、浮穴学宋、安元健
第58回天然有機化合物討論会 2016年09月
開催年月日: 2016年09月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
開催地:東北大学百周年記念会館川内萩ホール・川内北キャンパス
渦鞭毛藻Ostreopsis siamensis が産生するOstreocin-D (OstD: C129H219N3O53)はパリトキシン (C129H223N3O54) の同族体で、巨大で複雑な構造を持つ有毒物質である1, 2。Ostreopsis siamensis はOstDの他にも複数のパリトキシン同族体を産生しているが、その多くの構造は未決定であり化学構造の解明は有機化学的観点で興味深く、また毒性は化学構造に依存することから保健・環境・食品衛生の観点からも非常に注目される。第56回の本討論会ではTOF LC/MSを用いて、既報論文3ではQ-TOF LC/MSを用いて、新規パリトキシン同族体の平面構造の解析を報告した。しかし、TOF MS測定結果は精度に劣り重要なイオンの確認が困難であり、Q-TOF MS測定結果は大きなフラグメントイオンは帰属できたが、細部構造を確認するイオンが観測できず構造決定の証拠は不完全であった。今回はそれらの結果を応用し、新規パリトキシン同族体であるOstreocin-B (OstB) の迅速構造解析に挑戦した。OstBはOstDの副成分として単離されたが、微量試料かつ、Jの観測し難い部分構造のため構造決定には至らなかった経緯がある。すでに構造決定がされていたOstD のQ-TOF プロダクトイオンスペクトル帰属結果をテンプレートにすることで、わずか10 ppm程度の溶液からOstBの構造を明らかにするとともに、細部の部分構造を確認できる多数の新規プロダクトイオンを観測できたので報告する。
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ハーブや食用きのこに含まれる機能性成分が薬物代謝酵素に与える影響 招待あり
阿部尚樹
日本ハーブ療法研究会 第3回学術集会 2015年12月 日本ハーブ療法研究会
開催年月日: 2015年12月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農業大学世田谷キャンパス
ハーブや食用茸の中には、生体調節機能を示すものが数多く知られていることから、機能性食品としても積極的に用いられているものもある。これらの中には、生薬や漢方薬の成分として使用されるほど強い生理活性を示すものもあることにより、食事として摂取する場合においても病態に対する予防や治療効果を期待して取り入れるヒトも少なくない。このようなヒトの場合には、何らかの疾病に対して既に投薬治療を受けていることも多く、ハーブや食用茸中の機能性成分と医薬品と間の相互作用についても、十分に考慮する必要がある。ここでは、生理活性が報告されている数種類のハーブや食用茸の機能性成分が示した、薬食相互作用を引き起こす可能性のあるCYP阻害活性について紹介する。
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Vialinin A アナログ誘導体を分子プローブとして用いた細胞内標的タンパク質の同定とTNF-α放出阻害作用の解析 国際会議
阿部尚樹、吉岡泰淳、叶躍奇、岡田潔、谷口佳代子、菅谷紘一、小野瀬淳一、高橋俊哉、越野広雪、矢島新、矢嶋俊介
第54回天然有機化合物討論会 2012年09月
開催年月日: 2012年09月
記述言語:日本語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
開催地:東京農業大学世田谷キャンパス
ツブイボタケ(Thelephora vialis)は、中華人民共和国において食用として最も好まれる茸の一種であることに加え、腰腿の疼痛治療など薬用にも用いられる茸である。我々は、中国雲南省昆明食用菌研究所より購入したツブイボタケ乾燥子実体から抗体刺激ラット好塩基球系培養細胞RBL-2H3からの炎症性サイトカイン腫瘍壊死因子(TNF)αの放出を10-11 Mのレベルという極低濃度で阻害し、かつ、臨床で使用される免疫抑制剤タクロリムスなど既存の薬剤とは異なる活性発現パターンを示すvialinin類を新規化合物として単離・構造決定し、その全合成についても報告してきた。今回我々は、vialinin A (1)をリード化合物として活性アナログ5’,6’-dimethyl-1,1’:4’,1”-terphenyl-2’,3’,4,4”-tetraol (DMT, 2) を合成し、さらに、クリックケミストリーにより2を蛍光及びビオチン標識化した分子プローブを用いることにより、その細胞内での挙動並びにDMT標的タンパク質を明らかにしたのでこれを報告する。加えて、siRNAを用いたRNA干渉によりDMT標的タンパク質の発現抑制とTNF-α放出阻害作用との関連性を強く示唆する結果を得ることができた。関節リウマチ(RA)などのTNF-α関連疾患に対する新たな治療法発見に繋がる可能性を提供するこの結果についても合わせて報告する。
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食品研究とケミカルバイオロジー 食材由来の生体調節機能物質を例にして 招待あり
阿部尚樹
食品ニューテクノロジー研究会 20114月例会 2011年04月 食品ニューテクノロジー研究会
開催年月日: 2011年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
開催地:アキバプラザ
近年、「食と健康」という観点から日常摂取する食品に大きな関心が向けられ、精力的な研究により食の三次機能といわれる生体調節機能をになう食品成分が生活習慣病、老化、さらには自己免疫性疾患の予防、場合によっては治療にも有効であることが明らかになりつつある。本演題では、ケミカルバイオロジー的解析手法とこれを用いた食品中の生体調節機能物質による生体調節機構の解析例について紹介する。
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中国産食用茸に含有される生体調節機能物質のケミカルバイオロジー解析 招待あり
阿部尚樹
第86回 日本栄養・食糧学会 関東支部シンポジウム 2010年12月 (社)日本栄養・食糧学会 関東支部
開催年月日: 2010年12月
記述言語:英語 会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)
開催地:東京農業大学18号館
食材(フードマテリアル)として世界中で好まれている茸は、かびや酵母などと同じ真菌類の一種であり、他の食材には見られない多様な化学構造を有する特異な生理活性物質を含有している。中華人民共和国・雲南省は世界的な茸の産地として知られ、600〜800種の茸が自生しているとも言われており、日本の食用茸以外にも数多くが食材として用いられている。これらの茸に含有される生理活性物質は、その化学構造に起因する特異的な標的分子に対して作用することにより生体調節機能を示している可能性があり、また、新たな生命現象のメカニズム解明のプローブともなりうることから、ケミカルバイオロジー的手法によるメカニズム解析を目指した。
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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日本健康医学会 理事
2016年04月 - 現在
団体区分:学協会
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日本健康医学会 評議員
2014年04月 - 2016年03月
団体区分:学協会
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日本ハーブ療法研究会 世話人
2012年12月 - 現在
団体区分:学協会
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日本栄養・食糧学会 参与
2010年04月 - 現在
団体区分:学協会
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日本農芸化学会 英文誌編集委員
2009年04月 - 2013年03月
団体区分:学協会
社会貢献活動 【 表示 / 非表示 】
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管理栄養士国家試験委員
2011年08月 - 2013年07月
管理栄養士国家試験の作成
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管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)検討作業部会委員
2010年04月 - 2011年03月
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(社)日本冷凍空調学会 委員会活動
役割:講師
2006年04月 - 2020年03月
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理化学研究所 客員研究員
2004年04月 - 現在