2018/11/27 更新

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下村 健司 (シモムラ ケンジ)

SHIMOMURA Kenji

助教

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 2005年04月
    -
    2008年03月

    東京農業大学  農学研究科  バイオサイエンス専攻  博士後期課程  修了

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学 -  博士(バイオサイエンス)

  • 東京農業大学 -  修士(バイオサイエンス)

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2008年04月
    -
    2011年08月

    東京農業大学   応用生物科学部   バイオサイエンス学科   助教  

  • 2017年04月
    -
    継続中

    東京農業大学   生命科学部   分子生命化学科   助教  

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 2011年09月
    -
    2011年12月

      アース・バイオケミカル株式会社   品質管理室   -

  • 2012年01月
    -
    2017年03月

      アース・バイオケミカル株式会社   研究開発部   -

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 種分化

  • 化学生態学

  • フェロモン

  • 化学感覚

  • 害虫防除

学位論文 【 表示 / 非表示

  • 貯蔵害虫マメゾウムシ(Callosobruchus spp.)の性フェロモンに関する研究

    下村 健司

    東京農業大学    2008年03月  [査読有り]

    学位論文(博士)   単著

     貯蔵(貯穀)害虫アズキゾウムシの性誘引フェロモンを同定するために触角電位測定法(GC-EAD)の開発を実施した。未交尾雌より汚染濾紙法により捕集し、雄触角の脱分極を指標にしながら各種クロマトグラフィーにより精製を行い、最終的にGCによる分取を行い単離した。GC-MS、NMR、微量誘導体化による構造解析の結果、新規化合物であるホモセスキテルペンアルデヒドを推定した。推定構造の確認のため4種の幾何異性体混合品での合成、及び6E制御した合成を行い、構造を同定した。今回同定した性誘引フェロモンの構造が既知の同属3種より同定された性誘引フェロモンの構造と大きく異なることから、形態学的により類似する同属マメゾウムシであるローデシアマメゾウムシの性誘引フェロモンの同定を試みた結果、その構造についてもホモセスキテルペン骨格を有していることが強く示唆された。また、同属マメゾウムシ4種間における配偶者認識スペクトルの比較解析の結果、同属種間で配偶者認識能に大きな差があることが明らかとなった。

論文 【 表示 / 非表示

  • Synergistic repellent activity of hot and cool thermal-sense compounds against two stored product insect pests

    K. Shimomura, N. Suzuki, S. Hattori

    Journal of Asia-Pacific Entomology ( ELSEVIER )  21 ( 2 ) 482 - 484   2018年06月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    貯穀害虫であるヒラタコクヌストモドキとヒラタチャタテに対する温感化合物1種と冷感化合物2種の忌避活性について調べた。これらの化合物は哺乳類に対してTRPチャネルを通して作用するがいずれの化合物も当該虫に対し忌避活性を有し、温感-冷感化合物の間には協力作用がみられた。

    DOI

  • Identification of cuticular compounds collected from Callosobruchus rhodesianus (Pic) eliciting heterospecific mating behavior with male Callosobruchus maculatus (F.)

    K. Shimomura, S. Matsui, K. Ohsawa, S. Yajima

    Chemoecology ( Springer )  27 ( 2 ) 65 - 73   2017年04月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    貯穀害虫であるヨツモンマメゾウムシとローデシアマメゾウムシの間には非対称的なクロス交尾行動が観察される。そこでローデシアマメゾウムシ体表成分からヨツモンマメゾウムシに対する交尾行動を誘起する物質をスクリーニングしたところ、既存のヨツモンマメゾウムシが用いる接触性フェロモンアナログである2種類のジカルボン酸を同定した。これらの化合物はローデシアマメゾウムシの接触性フェロモンとは構造が大きく異なり、ローデシアマメゾウムシにおいて接触性フェロモンにgradual-saltationalシフトが生じていることが明らかとなった。

    DOI

  • アカスジカスミカメのモニタリングにおける網円筒フェロモントラップの有効性

    植松 繁, 下村健司, 薮 哲男

    北陸病害虫研究会報 ( 北陸病害虫研究会 )  65   1 - 5   2016年12月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    アカスジカスミカメの発生予察を高精度で行うため、網円筒トラップの垂直粘着トラップとの比較を実施した。その結果、網円筒トラップの捕獲効率は垂直粘着トラップに比較し、高いことが明らかとなった。

  • Saltational evolution of contact sex pheromone compounds of Callosobruchus rhodesianus (Pic)

    K. Shimomura, S. Matsui, K. Ohsawa, S. Yajima

    Chemoecology ( Springer )  26 ( 1 ) 15 - 23   2016年02月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

     貯穀害虫ローデシアマメゾウムシの接触性フェロモンを同定した。汚染濾紙法により未交尾雌より体表成分を捕集し、雄の交尾行動を指標にしながら精製を実施した。構造解析の結果、hexahydrofarnesyl acetoneと2-nonadecanoneの2つのケトン化合物と供力剤としてC27–C33の炭化水素群を同定した。2種の主成分は既知3種の同属種主成分と構造が劇的に異なっており、フェロモン構造内に劇的な進化が生じていることが考えられた。

    DOI

  • A new sesquiterpenoid produced by female Callosobruchus rhodesianus (Pic): a possible component of the sex attractant pheromone

    K. Shimomura, H. Koshino, A. Yajima, N. Matsumoto, S. Yajima, K. Ohsawa

    Tetrahedron Letters ( ELSEVIER )  51 ( 52 ) 6860 - 6862   2010年10月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    貯穀害虫ローデシアマメゾウムシの未交尾雌ヘッドスペース捕集物より雄触角に脱分極を発生させる物質として新規テルペン化合物(E)-6-Ethyl-2,10-dimethyl-5,9-undecadienalを同定した。本化合物と以前に同定された性誘引フェロモン(3S,6E)-2,3-dihydrohomofarnesalの量比は1:4.5であった。その構造の類似性から、性誘引フェロモンとして作用する可能性が示唆された。

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著書 【 表示 / 非表示

  • 香りの科学と美学

    藤森 嶺(編箸), 下村 健司, 大澤 貫寿 (担当: 共著 , 担当範囲: 第14章 香りと昆虫 担当(分担)。 )

    東京農大出版会  2009年05月

    昆虫のフェロモンが発見された歴史的背景からフェロモンの分類について概説。研究材料であるマメゾウムシから同定されたフェロモンについて説明し、生殖行動と性フェロモンとの関係について解説。また 最もよく研究されている鱗翅目害虫の性フェロモンに関して、その防除への応用について概説

特許等 【 表示 / 非表示

  • 防虫フィルム、及び防虫フィルムの製造方法

    特願 2016-076853 

    海老沼剛、鈴木信弘、内海與三郎、下村健司、横谷英城、加藤環治

    高濃度に防虫成分が含有された防虫フィルム、及び製造過程で揮散する防虫成分の量が低減された防虫フィルムの製造方法を提供した。

  • テルペン化合物

    特願 2007-511119  特許 特許第4512133号

    大澤貫寿、矢嶋俊介、下村健司、野島聡

    アズキゾウムシの性誘引フェロモン、その製造方法並びに該フェロモンを有効成分として含むアズキゾウムシの誘引剤を提供することを目的とした。

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 2種マメゾウムシ間における非対称クロス交尾行動の解明

    下村 健司・松井 晋平・大澤 貫寿・矢嶋 俊介

    第62回日本応用動物昆虫学会大会(於鹿児島大学)  (鹿児島大学)  2018年03月  -  2018年03月 

    雌ローデシアマメゾウムシの体表由来成分から、雄ヨツモンマメゾウムシに対し交尾行動を誘発する物質として、3 種のジカルボン酸を同定した。その内2種はヨツモンマメゾウムシのcontact sex pheromone におけるα or β位のメチル基が脱離した類似化合物である。以上の結果、雄ヨツモンマメゾウムシは、これらcontact sex pheromone アナログを認識することで、非対称クロス交尾行動を示すことが明らかとなった。

  • 二酸化塩素の各種昆虫・室内塵性ダニに対する殺虫効果

    鈴江光良、安藝良平、下村健司、井村有里

    日本環境動物昆虫学会第 27 回年次大会(至関西大学)  (関西大学)  2015年11月  -  2015年11月 

    二酸化塩素ガス暴露における、各種貯穀害虫、室内塵性ダニに対する殺虫効果を評価した。

  • トラップの形状がアカヒゲホソミドリカスミカメの捕獲に及ぼす影響

    植松繁、藪哲男、宮下奈緒、下村健司

    第57回日本応用動物昆虫学会大会(於日本大学)  (日本大学)  2013年03月  -  2013年03月 

    斑点米原因カメムシ用トラップとして開発した網円筒トラップについて、アカスジカスミカメに対する捕獲能力を検証した。従来使用されていた垂直粘着板トラップ(SEトラップ)との捕獲数の比較試験を実施した結果、網円筒トラップの捕獲力が垂直粘着板トラップの捕獲数を3倍程度上回る結果となった。

  • アカヒゲホソミドリカスミカメの粘着剤付き網円筒トラップの開発

    柿崎昌志、下村健司

    第57回日本応用動物昆虫学会大会(於日本大学)  (日本大学)  2013年03月  -  2013年03月 

    斑点米原因カメムシであるアカヒゲホソミドリカスミカメ用の性フェロモン4成分を含んだ長期徐放性フェロモン製剤と、捕獲性能に優れた網円筒トラップの開発を行った。トラップについては従来粘着スプレーの噴霧により網円筒表面で捕獲を行っていたが、噴霧量の不均一性や作業の煩雑性など問題があるため、予め網表面に強粘着性糊剤を塗布した交換タイプのトラップを開発した。本トラップの捕獲性能は2カ月以上安定して持続しているのが確認され、精度の高い調査を可能にすると示唆された。

  • マメゾウムシの同属異種間認識に関わる成分の解析

    中根権人、福田一人、篠塚絢美、田島昌典、下村健司、佐々木康幸、大澤貫寿、伊藤晋作、矢嶋俊介

    日本農薬学会第38回大会(於筑波大学)  (筑波大学)  2013年03月  -  2013年03月 

    雄アズキゾウムシ、ヨツモンマメゾウムシに対して交尾行動を誘発する物質について、同属3種の雄マメゾウムシ(ヨツモンマメゾウムシ、ローデシアマメゾウムシ、アカイロマメゾウムシ)より体表成分を捕集し、交尾行動の誘発を指標にしながら精製を行った。活性画分のGC-MS分析の結果、モノカルボン酸が交尾行動の誘発に関与していることが示唆された。