2017/09/11 更新

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藤川 智紀 (フジカワ トモノリ)

FUJIKAWA Tomonori

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 1997年04月
    -
    1999年03月

    東京大学  農学生命科学研究科  生物・環境工学専攻  修士課程  修了

  • 1999年04月
    -
    2002年03月

    東京大学  農学生命科学研究科  生物・環境工学専攻  博士課程  修了

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 東京大学 -  博士(農学)

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2008年04月
    -
    2013年09月

    東京農業大学   地域環境科学部   生産環境工学科   助教  

  • 2013年10月
    -
    2017年03月

    東京農業大学   地域環境科学部   生産環境工学科   准教授  

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 地域環境工学

論文 【 表示 / 非表示

  • Nitrogen Adsorption Ability in Clinker Ash and Utilization of Nitrogen−Adsorbed Clinler Ash to Promote Vegetation Grouth

    Hiromu OKAZAWA, Tomonori FUJIKAWA

    The Journal "Agriculture and Forestry"   60 ( 4 ) 15 - 20   2014年12月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    Clinker ash is a type of coal ash that is an industrial by-product from coal thermal power plants. This study clarified the nitrogen adsorption ability of clinker ash by grain size. In addition, the possibility of returning nitrogen - adsorbed clinker ash for crop cultivation was also examined. It was found that clinker ash with smaller grain size adsorbs more NH4
    -N. In the vegetation experiment for Japanese mustard spinach using nitrogen - adsorbed clinker ash, it was found that the plant cultivated in clinker ash of 0.6 mm in grain diameter showed the greatest growth.

  • 津波による海水浸入を受けた水田の畝立てによる除塩

    藤川智紀,中村貴彦,駒村正治,細野衛

    水土の知   81 ( 5 ) 29 - 34   2014年05月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    東日本大震災で海水の浸入した岩沼市水田において,畝立てによる排水性改良の効果とそれに伴う地下水中の塩分濃度の変化を調べた。20cmの畝立により,6~8月の栽培期間中,深さ15cmまで1日以上継続した飽和状態が見られず,この地区において汎用化が実現できると判断された。地下水中の塩分濃度はこれまでに示されている許容塩分濃度を下回ることができなかったことから,他の排水性改良法を検討すると共に,地域の排水強化が早急に必要であると結論づけられた。

  • 津波被害を受けた福島県相馬市水田の土壌物理性と地下水の塩分濃度

    中村貴彦, 藤川智紀, 細野衛, 駒村正治

    東京農業大学農学集報   58 ( 4 ) 207 - 213   2014年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    東日本大震災での津波被害を受けた水田では,被災面積の広さから復興が追いついてない。津波による塩害の対策では低コストで省労力が求められる。本研究では福島県相馬市日下石地区の水田を対象に,被災後の水田土壌の物理性および地下水中の塩分濃度の変化を明らかにすることで,畝立て栽培による,農地再生の可能性について考察することを目的とした。土壌調査の結果,作土層および畝部の土壌は乾燥密度が小さく,透水係数が大きく,微細間隙,粗間隙ともに大きく,排水性および保水性は良好であることが明らかとなった。また耕盤は乾燥密度が大きく,粗間隙率が小さいわりに,飽和透水係数が一般の水田土壌と比較して大きいのに対して,基盤の飽和透水係数が10^-5 cm・s^-1と小さいことが堪水を可能としているものと判断された。2011年度の調査対象水田において畝立てによる畑作物を栽培した結果,畝部において乾燥化が促進することで,半湿田ではあるが畑作が可能であった。このように圃場によっては特別な施工対策をすることもなく,栽培管理のしかたで塩害対策となる可能性があることが示唆された。地下水の塩分濃度は2011年7月に0.3%程度であり稲作には適さない水質であったが,経時的に減少し,2011年10月には0.08%を示し,稲作には支障のない値まで低下したことが明らかとなった。

  • 比重計法とピペット法によって測定される微粒子の粒度分布の妥当性

    中村貴彦, 藤川智紀

    東京農業大学農学集報   58 ( 3 ) 125 - 132   2013年12月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    土粒子の粒度分析法には比重計法とピペット法がある。本研究の目的は2つの方法により得られる粒度分布の妥当性と,測定される粒径の意義について検討することである。ある粒度分布をもつ剛体球からなるモデル粒子群を用いて,懸濁液中のすべての粒子がストークス抵抗則を適用して沈降する過程を計算した。その結果,ピペット法で得られる粒度分布はモデル土壌の粒度分布に一致したことから,計算によって沈降状態を再現するシミュレーションの妥当性を示した。次に,このシミュレーションを用いて比重計法を行って粒度分布を得た結果,ピペット法及びモデル土壌の粒度分布が一致したことから,本研究で設定した有機物分解と分散が十分に行われており,流体力学的相互作用が無視できる場でのストークス沈降下では,ピペット法と比重計法とは同じ粒度分布を与えうること,また両者の積算通過質量分率の測定時の粒径は,ともにそのときの懸濁液中の最大粒径を測定していることが明らかとなった。さらに濃度依存性を取り入れたシミュレーションおよび実際の測定を行った結果,供試粒子濃度を稀薄にすることで,より実際に近い粒度分布を測定できる可能性があることが示唆された。

  • 低レイノルズ数領域で静止液体中を沈降する単一球粒子に及ぼす壁面効果

    中村貴彦, 藤川智紀

    東京農業大学農学集報   58 ( 3 ) 180 - 185   2013年12月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    土粒子の粒度分析法である比重計法とピペット法は,ともにストークス抵抗則を用いて粒径を決定している。ストークス抵抗則は,透水性のない剛体球粒子であること,粒子レイノルズ数がおよそ 1以下の層流であること,壁面効果がないこと,が成立条件である。しかしながら実際の測定では明らかにこれら条件は満たされていない。そこで本研究の目的は,ガラスビーズとグリセリンを用いた低レイノルズ数流れ下において,数種の実験を行い,単一球に及ぼす壁面効果を定量化することである。その結果,(1)壁面から離れた位置を沈降する場合,単一平面の壁面効果は既往の研究結果に一致するものの,壁面付近ではそれよりも大きくなる傾向にあること,(2)角柱管と円筒管を使用して行った 1平面と 1曲面からの壁面距離が沈降速度に及ぼす影響には,平面と曲面とで明確な相違が見られないこと,(3)角柱管内での壁面効果は管壁に近いほど大きくなり,角柱の角部で最大となり,最小は中央部ではなく中央より少し離れたところにあること,(4)円筒管の曲率の増加にともなって壁面効果は大きくなること,が明らかとなった。

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著書 【 表示 / 非表示

  • 新版 地域環境科学概論

    藤川智紀 (東京農業大学地域環境科学部編) (担当: 共著 , 担当範囲: pp.155-162 )

    理工図書株式会社  2014年04月 ISBN: 978-4-8446-0825-7

    自然環境における物質循環について,熱力学的な系と物質循環・物質収支の概念について解説した。また,環境問題の多くに関係している地球規模での炭素循環について,その特徴や分析方法を紹介した。

  • 我が国における食料自給率向上への提言[PART-3]耕作放棄地の解消を考える

    藤川智紀 (編著者 板垣啓四郞) (担当: 共著 , 担当範囲: 第8章耕作放棄地の復元と圃場の有効利用 p.139-154 )

    筑波書房  2013年03月 ISBN: 978-4-8119-0419-1

    耕作放棄による農地土壌の理化学性および農村環境の変化を圃場整備方法や農地の管理方法の観点からまとめた。つづいて耕作放棄による土壌の理化学性の劣化が農地として復元する際にどの様な影響を与えるか考察すると共に、実際に耕作放棄地を再整備によって復元した山梨県の例を挙げ、効果的な復元方法について提案した。

  • 我が国における食料自給率向上への提言[PART-2]

    藤川智紀 (編著者 板垣啓四郎) (担当: 共著 , 担当範囲: 第8章自給率向上と環境負荷の低減を目指す田畑輪換 p.125-142 )

    筑波書房  2012年03月 ISBN: 978-4-8119-0401-6

    農地の田畑輪換による自給率向上の技術的方策を検討することを目的に、田畑輪換を導入するための条件と技術を述べるともに、それによる土壌理化学性と作物生育の変化および環境負荷の変化を分析して、田畑輪換導入に向けた提案を試みた。

  • 食と農と資源 -環境時代のエコ・テクノロジー-

    藤川智紀 (編著者 中村好男, 豊田裕道) (担当: 共著 )

    共立出版  2010年10月 ISBN: 9784620057074

    農作業によって農地から発生する環境負荷について、農作業が土壌の理化学性や土壌中の炭素・窒素挙動に与える影響に注目してまとめた。環境負荷としては大気への温室効果ガスの放出や地下水への硝酸態窒素の溶脱などを取り上げ、その発生メカニズムと抑制方法について記載した。

  • アグリ・バイオマスタウン構築へのプロローグ

    柚山義人、迫田章義、中村義人、望月和博、藤川智紀 (担当: 共著 , 担当範囲: 60-63、73-77 )

    独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所  2007年02月

    農林水産バイオリサイクル研究「システム実用化千葉ユニット」が千葉県で行ったバイオマス多段階利用の実証研究の通じて得た,バイオマス利活用によって期待される成果や実施への注意点をまとめた著書である.この著書の中で,乳牛ふん尿のメタン発酵のプラントにおける物質収支の解析結果と排出されたメタン発酵消化液の農地利用における環境負荷を測定結果を提示するとともに,実用に際しての注意点を挙げた。

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総説・解説記事 他 【 表示 / 非表示

  • 資料 土壌中のガス採取装置の改良とガス採取方法

    井本博美,藤川智紀,溝口勝,宮﨑毅

    土壌の物理性 ( 土壌物理学会 )  93   51 - 55   2003年03月

    総説・解説(学術雑誌)   共著

学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 学会賞(奨励賞)

    2009年08月   農業農村工学会  

    受賞者:  藤川 智紀

共同研究実施実績 【 表示 / 非表示

  • 食品残渣の液体肥料化に関する研究

    提供機関:  (株)セブン-イレブン・ジャパン(東北大へも委託あり。三者契約)  国内共同研究

    研究期間:  2015年04月  -  2016年03月  代表者:  藤川智紀

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 三宅島における噴火後の農業復興について

    佐藤岳彦, 藤川智紀, 中村貴彦

    第64回農業農村工学会関東支部大会講演会  (栃木県宇都宮市)  2013年10月  -  2013年10月  農業農村工学会関東支部

    三宅島では2005年に避難指示が解除され避難していた島民の帰島が始まった。しかし,2010年の人口は2,700名弱であり,噴火前1995年と比べても30%減少している。農業生産についても噴火前より大幅に減少しており,耕作放棄地が増加するのに伴い農地面積は減少している。同じ伊豆諸島の大島や八丈島の例を参考に,耕作放棄地の利用による農家一戸あたりの経営面積の増大や新規農作物の導入などが三宅島農業復興の鍵になると考えられる。

  • 都市部の保育園における幼児の農業体験

    板谷夏澄, 藤川智紀, 中村貴彦

    第64回農業農村工学会関東支部大会講演会  (栃木県宇都宮市)  2013年10月  -  2013年10月  農業農村工学会関東支部

    周囲に農地が少ない都市部においては幼児に農作業の体験をさせることが食や農への興味・関心を呼ぶ上で効果的である。世田谷区の認証保育園を対象としたアンケートの結果からは90%以上の保育園で農作業体験が実施されており,その内容は播種から収穫まで様々であり,また年齢によっても異なることが確認された。園外で知り合いの農園や市民農園を使用する場合も多く,都市の農地の利用法として認識する必要があることが示唆された。

  • 環境保全のための適正な消化液の液肥利用技術

    中村真人, 柚山義人, 山岡賢, 折立文子, 藤川智紀

    平成24年度農業農村工学会資源循環研究部会講演会・研究発表会  (東京都港区新橋)  2012年11月  -  2012年11月  農業農村工学会資源循環研究部会

    メタン発酵消化液の液肥利用に関する試験結果及び文献情報を基に消化液含有成分の施用後の動態の特徴を整理した。その結果、消化液は化学肥料と比較してアンモニア揮散が多く、その点を考慮した施肥設計が重要であることが示された。揮散料を考慮した適正な施肥設計ができれば、化学肥料と比較して地下水汚染や温室効果ガスの排出等の環境負荷は増大しないことが示された。

  • 福島県相馬市における東日本大震災による津波被害と農地復興

    駒村正治, 藤川智紀, 中村貴彦

    平成24年度農業土木学会全国大会  (北海道 北海道大学)  2012年09月  -  2012年09月 

    津波の影響を受けた相馬市東部に位置する水田において土壌の基本的物理性、土壌水分変動、地下水の塩分濃度を測定した。土壌水分の測定から観測期間の約90日間、畝立て部の非湛水日数が続くことが明らかとなり、半湿田でも畝立てによる畑作物栽培の可能性があると判断された。測定当初の塩分濃度は0.3%であったが0.1%に低下し稲の作付けが可能な濃度まで低下した。

  • 有機物含有量の高い土壌を細骨材に用いたモルタルの力学的特性

    兵頭正浩, 横井克則, 藤川智紀, 佐藤周之

    コンクリート工学年次大会2012  (広島県広島市)  2012年07月  -  2012年07月  日本コンクリート工学会

    有機物含有量の高い土壌を細骨材代替材として用いたモルタルの力学特性を調べた。その結果、細骨材に用いた標準佐野質量に対して内割で10%の有機質土壌と置換した場合は標準今日したいと同様の強度特性を示すのに対し、土壌の置換量を増加させると強度発言が遅れることが明らかになった。一方、経時的な強度増進は長く続いた。

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産学連携の基本姿勢 【 表示 / 非表示

  • 農地を対象とした研究だけでなく,これまでの知見を応用できる分野には積極的に取り組んでいきたい。

研究の魅力 【 表示 / 非表示

  • ある問題に対して,徹底的に原因を分析し,確かな解決策を見出す能力を身に付けて欲しいと思います。氾濫する情報の中で確かなものを掴むには,基礎学力と理論的な思考力が必要です。全力をあげてサポートしたいと思います。