2023/12/25 更新

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桃井 尊央 (モモイ タカオ)

MOMOI Takao

准教授

職名

准教授

外部リンク

留学歴 【 表示 / 非表示

  • 2019年10月 - 2020年09月   New Zealand Forest Research Institute (Scion)   客員研究員

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(林学) ( 2013年10月   東京農業大学 )

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学   地域環境科学部   森林総合科学科   副手

    2003年04月 - 2008年03月

  • 東京農業大学   地域環境科学部   森林総合科学科   助手

    2008年04月 - 2014年03月

  • 東京農業大学   地域環境科学部   森林総合科学科   助教

    2014年04月 - 2021年03月

  • 東京農業大学   地域環境科学部   森林総合科学科   准教授

    2021年04月 - 現在

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 木質科学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 木材工学

  • 材形成

  • 樹木年輪年代学

  • 木質材料

  • 木材加工

研究シーズ 【 表示 / 非表示

  • サワグルミ材の利用(合板・圧縮木材など)

  • 仮道管の形態と水分通導機構

  • 高密度部を内在させたパーティクルボードの開発

  • エポキシ樹脂マイクロカプセル接着剤を塗布した釘の性能

  • 樹幹径の変化(日変化,季節変化)と組織構造との関係

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論文 【 表示 / 非表示

  • 作業道の路盤強化における木灰の活用

    中田 美祈, 亀山 翔平, 桃井 尊央, 矢部 和弘

    日本森林学会大会発表データベース   134 ( 0 )   557   2023年05月

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    記述言語:英語   出版者・発行元:日本森林学会  

    <p>我が国では木質バイオマス発電の廃棄物である木灰の処理方法が課題になっている。一方,森林施業では森林作業道が多く作設され,その路盤強化が問題となっている。道路の路盤強化では,石灰の吸水性と化学反応を利用した石灰安定処理が行われている。そこで,本研究では木灰の路盤強化剤としての活用可能性を検討した。実験には東京農業大学奥多摩演習林内の土とスギの木灰を用い,土質試験,木灰の定量分析,木灰混合土(0,2.5,5,10%)の含水比試験,一軸圧縮試験,塑性・液性限界試験を行った。</p><p>その結果,スギの木灰には,石灰安定処理において重要な酸化カルシウムが80.4%含まれていた。また,木灰混合比を増大させることにより土の含水比が3~4%低下した。一軸圧縮試験では,木灰2.5%で圧縮強度が低下し,木灰0%と比べて約37%の低下となった。木灰5%,10%では,有意差は見られなかったものの,増加傾向が見られた。長期的に養生することによる効果は,含水比変化,圧縮強度のどちらにおいても見られず,塑性指数に対する影響も見られなかった。以上のことから,現場施工において,木灰を使った含水比調整による路盤安定化が比較的短期間で期待できる。</p>

    DOI: 10.11519/jfsc.134.0_557

  • Intake of Radionuclides in the Trees of Fukushima Forests 5. Earthquake Could Have Caused an Increase in Xyloglucan in Trees 査読あり

    Rumi Kaida, Yuya Sasaki, Kaho Ozaki, Kei’ichi Baba, Takao Momoi, Hiroya Ohbayashi, Teruaki Taji, Yoichi Sakata and Takahisa Hayashi

    Forests   11 ( 9 )   966   2020年09月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 樹木年輪年代学的手法を用いた ニホンジカによる角こすり傷痕の年代特定 -奥多摩演習林に生育するカラマツについて- 査読あり

    桃井尊央,大林宏也

    東京農業大学農学集報   65 ( 1 )   19 - 24   2020年06月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)  

  • エポキシ樹脂マイクロカプセル接着剤を塗布した釘の接合性能(I) ‐釘圧入力と釘引き抜き抵抗‐ 査読あり

    桃井尊央,大林宏也

    木材工業   75 ( 4 )   151 - 156   2020年04月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • 木材の振動的性質の中央加振法による測定 査読あり

    結城 雅晶,桃井 尊央,小林 純,大林 宏也

    木材学会誌   63 ( 5 )   196 - 203   2017年05月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    木材の振動的性質の測定方法としてこれまでにほとんど用いられた事の無い中央加振法について検討を行った。その際には,他の方法と比較をして,固定条件や振動モードによる影響を評価した。

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 図解知識ゼロからの林業入門 : 最新版

    関岡 東生 , 市川 隆, 今井 伸夫, 上原 巌 , 江口 文陽 , 大林 宏也, 武生 雅明, 橘 隆一, 田中 恵, 辻井 寛, 堀内 正樹, 前川 洋平, 宮澤 紀子, 本橋 慶一, 桃井 尊央, 矢部 和弘, 山崎 晃司, 吉野 聡

    家の光協会  2023年  ( ISBN:9784259518752

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    記述言語:日本語  

    CiNii Books

  • 第三版 森林総合科学用語辞典

    関岡東生ら( 担当: 共著)

    東京農業大学出版会  2019年04月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

  • 図解 知識ゼロからの林業入門

    関岡東生 他( 担当: 共著 ,  範囲: p.58-59, p106-107, p.110-111)

    家の光協会  2016年11月  ( ISBN:978-4-259-51863-9 C0

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    記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

  • 現代における民有林経営の課題と展開方向 林学科創設70周年記念図書

    佐藤孝吉,他( 担当: 共著 ,  範囲: 67-70)

    東京農業大学出版会  2016年03月  ( ISBN:978-4-88694-430-6 C3

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    記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

    森林経営に関連する専門的な視点として,木目からの視点で現状と将来の可能性について考察した。

  • みどりの地域を育む~地域環境科学のわかる本

    麻生 恵,他多数( 担当: 共著 ,  範囲: p.43)

    東京農業大学出版会  2015年07月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

    地域環境科学について63人の教員が様々な角度から説明する。

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MISC 【 表示 / 非表示

  • 樹木年輪年代学的手法による樹木の気候応答研究 招待あり

    桃井 尊央

    木材工業   74 ( 8 )   300 - 305   2019年08月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)  

  • 「節」ってなんですか?なんでかたいんですか?

    桃井尊央

    日本の学童保育   ( 3 )   38 - 38   2015年03月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   出版者・発行元:全国学童保育連絡協議会  

    「節」ってなんですか?なんでかたいんですか?という小学生からの疑問に答えた。節ってふしぎ。

  • 狛江市緑の実態調査報告書

    宮林茂幸,中村幸人,武久雅明,濱野周泰,麻生恵,石坂真悟,下嶋聖,桃井尊央,中村文明,前川洋平

    狛江市緑の実態調査報告書   2012年03月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   出版者・発行元:東京都狛江市建設環境部環境管理課  

    東京都狛江市における緑の実態調査(緑地・緑化樹木・緑景観),地理情報システムを用いた緑環境の評価,アンケートによる市民の緑に関する意識調査,ワークショップの結果などから,緑の現状と課題をまとめ,緑の将来像について報告した。

  • 第7回太平洋地域木材解剖学会議に出席して

    大林宏也,桃井尊央

    木材工業   65 ( 3 )   2010年03月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   出版者・発行元:社団法人日本木材加工技術協会  

    マレーシアのクアラルンプールで開催された第7回太平洋地域木材解剖学会議を報告した。

  • 地域材利用促進システム開発事業成果報告書

    小林純、栃木紀郎、大林宏也

    平成18年度林野庁補助事業報告書    2007年03月

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    記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)   出版者・発行元:日本合板工業組合連合会  

    国産針葉樹中小径材(特にスギ材)の付加価値を高めるための合板・LVL製造技術の合理化を検討した。(平成16年度からの継続調査)
    全225頁

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学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 優秀ポスター賞

    2022年03月   第72回日本木材学会大会    放射壁側から観察した仮道管の形態

    石井智博、桃井尊央、大林宏也

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    受賞区分:国内外の国際的学術賞  受賞国:日本国

  • 優秀ポスター賞

    2018年03月   第68回日本木材学会大会   樹幹径の日変化および季節変化と樹幹内の構造との関係

    松本有樹,桃井尊央,大林宏也

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    受賞区分:国内外の国際的学術賞  受賞国:日本国

  • 優秀ポスター賞

    2010年03月   第60回日本木材学会大会  

    大林宏也,上甲彩加,桃井尊央,栃木紀郎,小林純

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞  受賞国:日本国

  • 優秀ポスター賞

    2007年08月   第57回日本木材学会大会  

    大林宏也,柴田裕司,桃井尊央,栃木紀郎,小林純

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    受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞  受賞国:日本国

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • Strength Evaluation of Kyogi 国際会議

    Sakura ISHII, Hiroya OHBAYASHI, Takao MOMOI, Daisuke ISHII, Tsuyoshi TAKAGI

    the 25th International Wood Machining Seminar (IWMS-25)  2023年10月  International Wood Machining Seminar

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    開催年月日: 2023年10月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:Nagoya   国名:日本国  

  • 経木の強度評価

    ◯石井桜,大林宏也,桃井尊央,石井大輔,高木剛

    第73回日本木材学会大会(福岡大会)  2023年03月  日本木材学会

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    開催年月日: 2023年03月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:福岡   国名:日本国  

    経木は日本の伝統的な包装資材である。特に長野県は経木に使用されるアカマツがあり地域材に指定されているが、アカマツの利用は減少傾向にある。経木で単に包む際に割れてしまうという課題があり、さらに今後の経木の活用を増やすため強度性能を明らかにしようとした。なお、これまで経木の強度や破壊形態の報告はほとんど見当たらない。そこで、経木の強度を引張試験と曲げ試験で測定し、さらに引張試験で破断した試験片の破断面の形態観察を行った。

  • 接線断面から観察した仮道管の配列

    ◯桃井尊央,大林宏也

    第73回日本木材学会大会(福岡大会)  2023年03月  日本木材学会

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    開催年月日: 2023年03月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:福岡   国名:日本国  

    接線断面から観察した時の仮道管の配列,位置関係を明らかにすることを目的とした。そのためラジアータパインを供試木として,接線断面切片を採取し,撮影を行った。画像上の各仮道管に沿って線を引き,仮道管の位置関係を分かりやすくした。さらに各仮道管とその仮道管に接する仮道管を抜き出し,位置関係を把握した。結果として,一つの仮道管に接している他の仮道管の数は5,6本の場合が多く,片側に限ると2~4本と接している場合が多かった。そして,その位置関係の分類分けを行った。

  • 放射壁側から観察した仮道管の形態

    石井智博、◯桃井尊央、大林宏也

    第72回 日本木材学会大会(名古屋・岐阜)  2022年03月 

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    開催年月日: 2022年03月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

    本報告は,仮道管の形状,特に放射方向への湾曲状態を把握することを目的とした。アカマツ( Pinus densiflora )を供試樹種として解離仮道管の長さと放射径,曲がりを測定し,それらの関係を検討した。 その結果,仮道管の両端部分は中央部分よりも髄側に湾曲した様子が多く観察できた。また,9割の仮道管では放射方向への曲がりが20 µm以上であった。仮道管の曲がりと仮道管の長さや放射径,年輪幅との関係から,仮道管の両端部分が髄側に湾曲する過程を考察した。

  • 単一仮道管の両放射壁における有縁壁孔の分布

    桃井尊央、大林宏也,Donaldson Lloyd

    第72回 日本木材学会大会(名古屋・岐阜)  2022年03月 

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    開催年月日: 2022年03月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    一般に,有縁壁孔の分布は 1 本の仮道管において長さ方向の中央部分で少なく,両端に向かうほど多いことが知られている。この有縁壁孔の分布について樹冠側と根側との違いを検討したが,その違いについて説明することが困難であった 1)。その問題の 1 つとして有縁壁孔の分布を 1 本の仮道管の 2 つの放射壁ごとに区別して測定することが困難であったことが挙げられた。前大会2)で,解離仮道管を共焦点レーザー顕微鏡で撮影した画像から 3D 像を再構築して観察した結果,1 本の仮道管の 2 つの放射壁での有縁壁孔の分布は不均一であったこと,仮道管の両端部分は髄側に湾曲していることを報告した。しかし,それらを組み合わせた考察はできていなかった。そこで本報告では,仮道管の向き(髄側‐樹皮側)を考慮しつつ,2 つの放射壁ごとの有縁壁孔の分布について,その傾向を検討した。

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