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准教授 |
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桃井 尊央 (モモイ タカオ) MOMOI Takao 准教授 |
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 副手
2003年04月 - 2008年03月
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東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 助手
2008年04月 - 2014年03月
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東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 助教
2014年04月 - 2021年03月
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東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 准教授
2021年04月 - 現在
研究シーズ 【 表示 / 非表示 】
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サワグルミ材の利用(合板・圧縮木材など)
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仮道管の形態と水分通導機構
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高密度部を内在させたパーティクルボードの開発
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エポキシ樹脂マイクロカプセル接着剤を塗布した釘の性能
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樹幹径の変化(日変化,季節変化)と組織構造との関係
論文 【 表示 / 非表示 】
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作業道の路盤強化における木灰の活用
中田 美祈, 亀山 翔平, 桃井 尊央, 矢部 和弘
日本森林学会大会発表データベース 134 ( 0 ) 557 2023年05月
記述言語:英語 出版者・発行元:日本森林学会
<p>我が国では木質バイオマス発電の廃棄物である木灰の処理方法が課題になっている。一方,森林施業では森林作業道が多く作設され,その路盤強化が問題となっている。道路の路盤強化では,石灰の吸水性と化学反応を利用した石灰安定処理が行われている。そこで,本研究では木灰の路盤強化剤としての活用可能性を検討した。実験には東京農業大学奥多摩演習林内の土とスギの木灰を用い,土質試験,木灰の定量分析,木灰混合土(0,2.5,5,10%)の含水比試験,一軸圧縮試験,塑性・液性限界試験を行った。</p><p>その結果,スギの木灰には,石灰安定処理において重要な酸化カルシウムが80.4%含まれていた。また,木灰混合比を増大させることにより土の含水比が3~4%低下した。一軸圧縮試験では,木灰2.5%で圧縮強度が低下し,木灰0%と比べて約37%の低下となった。木灰5%,10%では,有意差は見られなかったものの,増加傾向が見られた。長期的に養生することによる効果は,含水比変化,圧縮強度のどちらにおいても見られず,塑性指数に対する影響も見られなかった。以上のことから,現場施工において,木灰を使った含水比調整による路盤安定化が比較的短期間で期待できる。</p>
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Intake of Radionuclides in the Trees of Fukushima Forests 5. Earthquake Could Have Caused an Increase in Xyloglucan in Trees 査読あり
Rumi Kaida, Yuya Sasaki, Kaho Ozaki, Kei’ichi Baba, Takao Momoi, Hiroya Ohbayashi, Teruaki Taji, Yoichi Sakata and Takahisa Hayashi
Forests 11 ( 9 ) 966 2020年09月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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樹木年輪年代学的手法を用いた ニホンジカによる角こすり傷痕の年代特定 -奥多摩演習林に生育するカラマツについて- 査読あり
桃井尊央,大林宏也
東京農業大学農学集報 65 ( 1 ) 19 - 24 2020年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
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エポキシ樹脂マイクロカプセル接着剤を塗布した釘の接合性能(I) ‐釘圧入力と釘引き抜き抵抗‐ 査読あり
桃井尊央,大林宏也
木材工業 75 ( 4 ) 151 - 156 2020年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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木材の振動的性質の中央加振法による測定 査読あり
結城 雅晶,桃井 尊央,小林 純,大林 宏也
木材学会誌 63 ( 5 ) 196 - 203 2017年05月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
木材の振動的性質の測定方法としてこれまでにほとんど用いられた事の無い中央加振法について検討を行った。その際には,他の方法と比較をして,固定条件や振動モードによる影響を評価した。
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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関岡 東生 , 市川 隆, 今井 伸夫, 上原 巌 , 江口 文陽 , 大林 宏也, 武生 雅明, 橘 隆一, 田中 恵, 辻井 寛, 堀内 正樹, 前川 洋平, 宮澤 紀子, 本橋 慶一, 桃井 尊央, 矢部 和弘, 山崎 晃司, 吉野 聡
家の光協会 2023年 ( ISBN:9784259518752 )
記述言語:日本語
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第四版 森林総合科学科用語辞典
東京農大出版会 2021年09月
総ページ数:783 記述言語:日本語
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第三版 森林総合科学用語辞典
関岡東生ら( 担当: 共著)
東京農業大学出版会 2019年04月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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図解 知識ゼロからの林業入門
関岡東生 他( 担当: 共著 , 範囲: p.58-59, p106-107, p.110-111)
家の光協会 2016年11月 ( ISBN:978-4-259-51863-9 C0 )
記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
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現代における民有林経営の課題と展開方向 林学科創設70周年記念図書
佐藤孝吉,他( 担当: 共著 , 範囲: 67-70)
東京農業大学出版会 2016年03月 ( ISBN:978-4-88694-430-6 C3 )
記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
森林経営に関連する専門的な視点として,木目からの視点で現状と将来の可能性について考察した。
MISC 【 表示 / 非表示 】
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樹木年輪年代学的手法による樹木の気候応答研究 招待あり
桃井 尊央
木材工業 74 ( 8 ) 300 - 305 2019年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
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「節」ってなんですか?なんでかたいんですか?
桃井尊央
日本の学童保育 ( 3 ) 38 - 38 2015年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:全国学童保育連絡協議会
「節」ってなんですか?なんでかたいんですか?という小学生からの疑問に答えた。節ってふしぎ。
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狛江市緑の実態調査報告書
宮林茂幸,中村幸人,武久雅明,濱野周泰,麻生恵,石坂真悟,下嶋聖,桃井尊央,中村文明,前川洋平
狛江市緑の実態調査報告書 2012年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東京都狛江市建設環境部環境管理課
東京都狛江市における緑の実態調査(緑地・緑化樹木・緑景観),地理情報システムを用いた緑環境の評価,アンケートによる市民の緑に関する意識調査,ワークショップの結果などから,緑の現状と課題をまとめ,緑の将来像について報告した。
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第7回太平洋地域木材解剖学会議に出席して
大林宏也,桃井尊央
木材工業 65 ( 3 ) 2010年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:社団法人日本木材加工技術協会
マレーシアのクアラルンプールで開催された第7回太平洋地域木材解剖学会議を報告した。
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地域材利用促進システム開発事業成果報告書
小林純、栃木紀郎、大林宏也
平成18年度林野庁補助事業報告書 2007年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:日本合板工業組合連合会
国産針葉樹中小径材(特にスギ材)の付加価値を高めるための合板・LVL製造技術の合理化を検討した。(平成16年度からの継続調査)
全225頁
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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優秀ポスター賞
2022年03月 第72回日本木材学会大会 放射壁側から観察した仮道管の形態
石井智博、桃井尊央、大林宏也
受賞区分:国内外の国際的学術賞 受賞国:日本国
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優秀ポスター賞
2018年03月 第68回日本木材学会大会 樹幹径の日変化および季節変化と樹幹内の構造との関係
松本有樹,桃井尊央,大林宏也
受賞区分:国内外の国際的学術賞 受賞国:日本国
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優秀ポスター賞
2010年03月 第60回日本木材学会大会
大林宏也,上甲彩加,桃井尊央,栃木紀郎,小林純
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
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優秀ポスター賞
2007年08月 第57回日本木材学会大会
大林宏也,柴田裕司,桃井尊央,栃木紀郎,小林純
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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Swelling and shrinkage of the bark that affect the diurnal trunk radius variations in Cryptomeria japonica 国際会議
Takao Momoi, Chiho Okajima, Katuyoshi Kotado, Hiroya Ohbayashi
The 10th Pacific Regional Wood Anatomy Conference (The 10 th PRWAC) 2024年09月 International Association of wood Anatomists
開催年月日: 2024年09月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:Asahikawa 国名:日本国
When radial increment of tree trunks is measured using a dendrometer, we can know the radial growth have seasonal changes. On the other hand, it is also known that the values of dendrometer have diurnal changes. This diurnal change is thought to occur mainly in the cambial and bark tissues. However, it is not clear how the cambial and the bark tissues swells and shrinkages.Therefore, in this report, we aimed to clarify how tissues from xylem to bark swelling and shrinkage. We collected samples containing the xylem and the bark from tree trunks, and observed under a microscope as they were swelling and shrinkage.As a result, the width of outermost annual ring and the outer bark remained almost unchanged after drying began, but the width of the inner bark shrank significantly. On the other hand, the sample swelled to their original dimensions when water was added to the shrinkage samples. Further observation at higher magnification revealed that the cells of the shrunken were mainly phloem parenchyma cells in the inner bark and cells around the cambium.
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経木の強度評価 -曲げ反発特性-
◯石井桜,大林宏也,桃井尊央 石井大輔,髙木剛
第74回日本木材学会大会(京都大会) 2024年03月 日本木材学会
開催年月日: 2024年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都 国名:日本国
経木は日本の伝統的な包装資材である。長野県は経木に使用しているアカマツを地域材としているが、その利用は減少傾向にある。さらに、プラスチック容器が主流となった近年、経木を利用する場面が減っている。そこで、プラスチック容器の代替を経木で作製し、経木の活用の幅を広げようと考えた。今までに経木の強度や破壊形態を検討し、今後、経木を成形加工する事を考慮してその特性を明らかにした。本報告では、引張試験に加えて織物及び編み物のJIS試験法に規定されている曲げ反発性試験(ループ圧縮法)を実施した。
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スギにおける樹幹径の日変化に影響を及ぼす内樹皮の膨潤収縮
◯桃井 尊央,岡嶋 千穂,古田土 克由,大林 宏也
第74回日本木材学会大会(京都大会) 2024年03月 日本木材学会
開催年月日: 2024年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都 国名:日本国
デンドロメーターを用いて樹幹径の変化を測定した場合,その測定値には形成層帯で行われる肥大成長の結果が季節変化として現れる。一方でその測定値には日変化があることも知られている。この日変化は主に内樹皮と形成層帯で生じていると考えられる。これまでにその日変化の原因となる水分が木部-内樹皮間で移動していること明らかにしてきた1)。しかしながら,内樹皮が実際にどのように膨潤・収縮しているのか観察された報告は見当たらない。
そこで本報告では木部-内樹皮間の細胞がどのように膨潤・収縮しているのかを明らかにするために,樹幹から採取した木部-形成層帯-内樹皮-外樹皮を含む試験片を膨潤・収縮させながら顕微鏡下で観察を行った。 -
東京農業大学世田谷キャンパスに生育するユーカリの肥大成長フェノロジー
桃井尊央
2023年樹木年輪研究会・木質文化財研究会合同例会 2023年11月 樹木年輪研究会,日本木材学会木質文化財研究会
開催年月日: 2023年11月
記述言語:日本語
開催地:東北大学植物園(仙台) 国名:日本国
ユーカリの自生地域は主にオーストラリアやニューギニアなど南半球であり,成長が早いことから早生樹として現地では造林が行われている。また,日本国内においても公園樹,庭木として植栽されている。東京農業大学世田谷キャンパスにも1 本のユーカリが植栽されている。夏季に樹皮が幹全体から剥がれ落ちるという年1 回のイベントはあるものの,年中緑の葉を付け同時に落葉も観察されるため,葉のフェノロジーは明瞭ではない。また木部の年輪界も不明瞭である。
そこで世田谷キャンパスに生育するユーカリの葉や樹皮,そして肥大成長のフェノロジーを観測することとした。バンド式デンドロメーターを用いた肥大成長フェノロジーについて報告した。ユーカリの肥大成長の経時変化は,日本国内で報告されている多くの樹種の肥大成長の経時変化と似ていたコブシとは大きく異なっていた。また,ユーカリにおいて直径の変化が確認できなかった6 月から直径の拡大再開までの期間が2 年間で大きく異なっていた。 -
Strength Evaluation of Kyogi 国際会議
Sakura ISHII, Hiroya OHBAYASHI, Takao MOMOI, Daisuke ISHII, Tsuyoshi TAKAGI
the 25th International Wood Machining Seminar (IWMS-25) 2023年10月 International Wood Machining Seminar
開催年月日: 2023年10月
記述言語:英語 会議種別:ポスター発表
開催地:Nagoya 国名:日本国