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竹内 康 (タケウチ ヤスシ) TAKEUCHI Yasushi 教授 |
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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1996年04月-1998年03月
東京農業大学 農学部農業工学科 助手
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1998年04月-1998年09月
東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科 助手
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1998年10月-2002年09月
東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科 講師
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2002年10月-2006年03月
東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科 助教授
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2006年04月-2017年03月
東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科 教授
論文 【 表示 / 非表示 】
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小型FWDを用いた路床のレジリエントモデュラスの材料定数推定手法の提案
竹内 康・川名 太・山中 光一・木幡 行宏・関根 悦夫
土木学会論文集E1(舗装工学) 78 ( 1 ) 40 - 51 2022年05月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
舗装の理論的構造設計において適切な路床剛性評価を行えるようにすることを目的とし,現場において迅速に測定可能な小型FWD 試験結果から,多層弾性理論を用いてMr の算出に用いる材料定数の推定方法について検討を行った.その結果,多層弾性理論による順解析より計算着目点が設定できること,計算着目点における載荷時の応力状態からMr の回帰式を用いて材料定数を求められることがわかった.また,過去のMr 試験結果を用いた算定結果より,路床面からの計算着目点の深さと路床の弾性係数は1 次関数で近似できることがわかった.
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路床のレジリエントモデュラス を用いた小型FWD 試験の順解析
山中 光一・竹内 康・川名 太・峯岸 邦夫
土木学会論文集E1(舗装工学) 77 ( 2 ) I_225 - I_231 2021年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
本研究では,既往の研究では整合性が確認されていなかった小型FWD試験とMr試験の関係を検証するために,関東ローム地盤を対称にこれらの試験を実施するとともに多層弾性理論による順解析を行い理論的検討を行った.その結果,載荷時間および接地圧分布の影響を考慮することで両試験結果は良く一致することが確認できた.
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円形走行路載荷試験におけるコンクリート舗装の長期的な荷重支持性能のFWDによる評価
西澤 辰男, 寺田 剛, 藪 雅行, 小梁川 雅, 竹内 康
土木学会論文集E1(舗装工学) 77 ( 1 ) 39 - 52 2021年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
土木研究所円形走行路に施工したコンクリート舗装に49kN換算の輪荷重を520万回作用させた後の構造評価を3DFEMにより行った。その結果,コンクリート版中央部での劣化は殆ど進行していないが,ひび割れ部での劣化進行は非常に早いことが示唆された。
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FWDによる円形⾛⾏路載荷試験におけるコンクリート舗装の構造的変化の評価
⻄澤 ⾠男・⼩梁川 雅・⽵内 康・寺⽥ 剛・藪 雅⾏
土木学会論文集E1(舗装工学) 76巻 ( 2号 ) I_45 - I_52 2020年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
コンクリート舗装の長期的な耐久性を確認するために,土木研究所円形走行路に建設した試験舗装に49kN 換算輪数120 万輪を走行させて構造評価を行った結果,中央部での劣化は
ほとんど進行していないが,ひび割れ部での劣化の進行は非常に早いことがわかった. -
車両重量調査結果のコンクリート舗装設計への適用に関する検討
竹内 康・西澤辰男・川名太・桑原正明・小梁川雅
土木学会論文集E1(舗装工学) 76巻 ( 2号 ) I_21 - I_28 2020年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
国土交通省による車両重量調査結果のコンクリート舗装の版厚設計への適用方法について検討した。その結果,12時間毎に集計される輪荷重群は,版厚設計に直接的に使用できること,現行の設計法で求められるコンクリート版の疲労度は,12時間の輪荷重群を用いた場合に比べて大きく算定されることがわかった.
著書 【 表示 / 非表示 】
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農業土木設計
竹内康,小池英吾,佐々木透,古澤秀忠,室田大輝 (担当: 共著 )
文部科学省 2022年01月
文部科学省が発刊する高等学校用教科書「農業土木設計」
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舗装点検要領に基づく舗装マネジメント指針
(公社)日本道路協会舗装委員会 (担当: 共著 , 担当範囲: 第1~2章(pp.1~20),付録(pp.127~129,pp.138~141)の執筆,全編の監修 )
(公社)日本道路協会 2018年09月 ISBN: 978-4-88950-336-4
平成28年に国土交通省が策定した「舗装点検要領」を運用するために,(公社)日本道路協会が出版した指針。本書の執筆は,平成29年に組織されたWG(主査:竹内康)が行ったもの.
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インターロッキングブロック舗装設計施工要領
(一社)インターロッキングブロック舗装技術協会 (担当: 共著 , 担当範囲: 第1~2章(pp.1~20)の執筆,全編の監修 )
(一社)インターロッキングブロック舗装技術協会 2017年03月
(一社)インターロッキングブロック舗装技術協会が発刊する設計要領。平成27年から同協会・技術委員会(委員長:竹内康)が行った改訂作業をとりまとめたものである。
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舗装工学ライブラリー11 歩行者系舗装入門
(公社)土木学会 舗装工学委員会 (担当: 共著 , 担当範囲: 第1章歩行者系舗装とその役割(pp.1~10),第2章土木学会の取り組み(pp.11~26),第3章歩行者系舗装の衝撃吸収性・弾力性評価(pp.27~58)を執筆 )
(公社)土木学会 2014年11月 ISBN: 978-4-8106-0856-4
土木学会舗装工学委員会が出版する舗装工学ライブラリーの第11巻。2007年から行ってきた歩行者系舗装小委員会(委員長:竹内康)の研究活動成果をとりまとめた学術図書である。
A4版,全155頁 -
新版 地域環境科学概論
東京農業大学地域環境科学部 (担当: 共著 , 担当範囲: 第6章循環型社会の創造と地域づくり(pp.261~263),持続可能な地域づくりについて解説 )
理工図書 2014年04月 ISBN: 978-4-8446-0825-7
地域環境科学の学問体系と方向性について記した地域環境科学概論の教科書。A5版,全278頁
総説・解説記事 他 【 表示 / 非表示 】
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舗装と交通荷重に関する地盤工学-路床・路盤の材料・力学特性-
佐藤研一,木幡行宏,平川大貴
地盤工学会誌 56 ( 12 ) 2008年12月
総説・解説(その他) 共著
講座「舗装と交通荷重に関する地盤工学」の路床・路盤の材料・力学特性に関するもの。路床・路盤材料の現状と課題を執筆。
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舗装と交通荷重に関する地盤工学-舗装と交通荷重における地盤工学概論-
吉田信之,八谷好高,関根悦夫
地盤工学会誌 56 ( 10 ) 2008年10月
総説・解説(その他) 共著
講座「舗装と交通荷重に関する地盤工学」の概論。コンクリート舗装関連の部分を執筆した。
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舗装考:少子化時代の大学教育を考える
竹内 康
舗装 41 ( 3 ) 2006年03月
総説・解説(その他) 単著
pp.1~2
大学教員の立場から、舗装研究者育成の現状と課題について述べた。 -
平成15年度 舗装の路面管理基準に関する検討 報告書
高速道路調査会
財団法人 高速道路調査会 2004年09月
総説・解説(その他) 共著
(財)高速道路調査会に設置された「舗装の路面管理基準に関する検討委員会」の委員として参加し、その際に議論した内容を取り纏めた。
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静的荷重を受ける路床土の弾塑性解析に関する基礎的研究
遠藤桂、野田悦郎
舗装 39 ( 3 ) 2004年03月
総説・解説(その他) 共著
「舗装の構造に関する技術基準」が制定され、疲労、塑性変形、平たん性といった舗装の破壊形態を具体的に見据えた設計が必要になってきている。また、車道透水性舗装のように従来の設計法がそのまま適用できないと思われる舗装、あるいは静止荷重のかかる舗装の設計など、舗装のパフォーマンスを適切に評価したうえで対応すべき舗装もある。いずれも路床の支持力評価が重要と考え、2種類の路床土に三軸試験を実施するとともに、その挙動を弾塑性解析モデルで解析することで、路床のパフォーマンスをシミュレートした。
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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平成24年度土木学会論文賞
2013年06月14日 土木学会
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第16回土木学会舗装工学論文集優秀論文賞
2011年12月09日 土木学会
受賞者: 竹内康,青木政樹,國井洋一,佐藤研一,柳沼宏始 -
平成16年度地盤工学会事業企画賞
2005年05月 地盤工学会
受賞者: 竹内 康 -
第7回土木学会舗装工学論文集優秀論文賞
2002年12月 土木学会
受賞者: 竹内 康
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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移動式たわみ測定装置を用いた歩行者系舗装の健全度評価に関する研究
基盤研究(C)
研究期間: 2018年04月 - 継続中
生活道路を含む歩行者系道路において,多く発生している路面下空洞を迅速に検出することは,利用者の安全を確保する上で極めて重要である。そこで本研究では,安全な生活空間の構築に寄与できるよう歩行者系道路用の移動式たわみ測定装置の開発と路面下空洞発生箇所等の非健全部の評価方法の提案を行うものである。
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力学モデルに基づいた舗装の長期的パフォーマンス予測法の開発とその検証
基盤研究(B)
研究期間: 2013年04月 - 2015年03月
アスファルト舗装を対象に,力学モデルに基づいた舗装の長期的パフォーマンス予測法の開発とその検証を行う
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舗装道路の移動式たわみ測定装置の開発と健全度評価
基盤研究(B)
研究期間: 2010年04月 - 2012年03月
(独)土木研究所所有の載荷用特殊車両の車軸に変位計を設置し,車両走行に伴う舗装路面のたわみを計測する非破壊検査方法を開発した.
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ハイブリッド型ロードヒーティングシステムの開発
萌芽研究
研究期間: 2007年04月 - 2010年03月
温泉廃熱を熱源としたロードヒーティング装置を開発し,長野県において検証実験を行った.
受託研究受入実績 【 表示 / 非表示 】
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舗装路面の動的たわみ計測装置の開発と健全度評価に関する研究
提供機関: 国土交通省 国土技術政策総合技術研究所 一般受託研究
研究期間: 2012年10月 - 2015年03月
国内で走行可能な舗装路面の動的たわみ計測装置を開発するとともに,これを用いた舗装の健全度評価について研究を行った。
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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水田を対象としたクリンカアッシュによる窒素除去機能の評価
山本仁, 岡澤宏, 大高祐子, 村上由貴
日本水環境学会年会講演集 2010年03月 - 2010年03月
クリンカアッシュを用いた水質浄化について検討した。
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普通コンクリート舗装の鉄網に関する一検討
吉本徹, 井上直, 小梁川雅, 西澤辰男
第64回土木学会年次学術講演会講演概要集(CD-ROM) 2009年09月 - 2009年09月
土木研究所で実施した共同研究成果のうち,コンクリート舗装における鉄網の効果に関するものである。
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コンクリート舗装の目地およびひび割れ部における動的挙動
西澤辰男,小梁川雅,井上直,谷口博,吉本徹
第64回土木学会年次学術講演会講演概要集(CD-ROM) 2009年09月 - 2009年09月
土木研究所との共同研究の成果の内,コンクリート舗装において荷重車を用いて実施した繰り返し載荷試験結果について報告した。
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小型FWDを用いた歩道舗装の硬さ評価に関する研究
佐藤研一,青木政樹,柳沼宏始
第64回土木学会年次学術講演会講演概要集(CD-ROM) 2009年09月 - 2009年09月
茨城県戸頭住宅敷地内の各種歩行者系舗装において実施した弾力性に関する試験結果をとりまとめ,小型FWD試験結果との相関性について検討した。
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コンクリート舗装の目地部およびひび割れ部における静的挙動に関する検討
小梁川雅,吉本徹, 谷口博
第64回土木学会年次学術講演会講演概要集(CD-ROM) 2009年09月 - 2009年09月
土木研究所との共同研究の成果のうち,コンクリート舗装の目地部,ひび割れ部において実施した静的載荷試験結果について報告した。
職務上の実績に関する事項 【 表示 / 非表示 】
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2013年04月-継続中
東京農業大学農友会準硬式野球部長
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2007年06月-継続中
収穫祭実行本部副本部長
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2006年04月-2008年03月
大学院農業工学専攻 主事
学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示 】
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2002年06月-継続中
土木学会 舗装工学委員会 委員
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2014年04月-2016年03月
農業農村工学会(旧:農業土木学会) 農村道路研究部会 部会長
学外の社会活動 【 表示 / 非表示 】
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アスファルト協会 アスファルト舗装技術委員会・委員
2014年02月-継続中 -
国土交通省 環境舗装の効果検証に関する調査検討委員会・委員長
2014年03月-継続中 -
阪神高速株式会社 構造技術委員会舗装分科会・委員
2014年08月-継続中 -
国土交通省 無電柱化低コスト手法技術検討委員会 委員
2014年09月-2016年03月 -
(社)インターロッキングブロック舗装技術協会 評価委員
2014年09月-継続中
研究の魅力 【 表示 / 非表示 】
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農道や水路などの生産基盤施設の適切な維持管理法を考究することは,これからの農業発展のために不可欠であり,農業を支えるための重要な研究領域です。
数学や物理等の理数系の知識を必要としますが,一番必要なのは「興味を持って取り組む姿勢」だと思います。