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浅井 俊光 (アサイ トシミツ) ASAI Toshimitsu 准教授 |
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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2002年04月-2004年03月
東京農業大学 農学研究科 造園学専攻 博士前期課程 修了
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2004年04月-2007年03月
東京農業大学 農学研究科 造園学専攻 博士後期課程 修了
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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2007年04月-2008年03月
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科 副手
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2008年04月-2016年03月
東京農業大学 地域環境科学部 助教
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2016年04月-2017年03月
東京農業大学 地域環境科学部 准教授
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2017年04月-継続中
東京農業大学 地域環境科学部 地域創成科学科 准教授
所属学会・委員会 等 【 表示 / 非表示 】
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2005年02月-継続中
日本芝草学会
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2005年04月-継続中
日本造園学会
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2006年02月-継続中
日本緑化工学会
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2020年05月-継続中
公益社団法人 農業農村工学会
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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「グランドカバープランツのカドミウム吸収能に関する実験的研究」
浅井 俊光
東京農業大学(博士論文) 2007年03月
学位論文(その他) 単著
アジュガ、キショウブ、ハナショウブ、ペレニアルライグラス,トールフェスクの4種類を供試植物に選定し、形状や特性の違いによるCd吸収能及び耐性を明らかにした。また、キレート剤の施用、土耕と水耕の栽培方式の違い、Cd濃度や実験期間の長短、植物体の大小が吸収能に及ぼす影響、地上(茎葉)部と地下(根)部とのCd重量比(茎葉部/根部)などCd吸収に係わる様々な事象についても言及した。 -
「芝草によるカドミウムの吸収除去(Phytoaccumulation)に関する研究」
浅井 俊光
東京農業大学(修士論文) 2004年03月
学位論文(その他) 単著
ケンタッキー31フェスク、ケンタッキーブルーグラス、バミューダグラス等を供試植物に用い、土壌中のカドミウム(Cd)の吸収除去能力及びCd耐性などについて基礎的な実験データを採取した。さらに、寒地型芝草については我が国の夏季の環境条件を考慮し、高温条件下にてCd吸収能及びCd耐性能、発芽能力を検証する実験を行い、考察を深めた。
論文 【 表示 / 非表示 】
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遮光条件におけるオオカナダモの生育状態の変化(印刷中)
浅井俊光,藤川智紀,竹内 康,鈴木伸一,中村好男
農業農村工学会論文集 2022年 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
農業用水路に繁茂するオオカナダモ(Egeria densa Planch.)の新しい駆除方法の開発を目的とし,光条件とオオカナダモの生育状態の変化に着目して,屋内実験と屋外実験の2 つの実験を行った.その結果,屋内実験では20μmol・m-2・s-1(1,400Lux)程度まで遮光を行うことで茎葉部の最大引張荷重は著しく減退し,根部の発根数にも強い抑制効果があることが明らかとなった.また,実際の農業用水路にて行った屋外実験においても,85~90%遮光区,95~98%遮光区にて茎葉部の最大引張荷重が低下し,特に95~98%遮光区では,8 月~10 月にかけて無遮光区の1/2程度の引張荷重まで低下した.
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遮光ネットによる農業用水路のオオカナダモ駆除効果の検討
浅井俊光,藤川智紀,竹内 康,中村好男,鈴木伸一*
水土の知(農業農村工学会誌) 88 ( 11 ) 893 - 897 2020年11月 [査読有り] [招待有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
オオカナダモ(Egeria densa Planch.)は南米原産の沈水植物で,近年,在来種への影響や農業用水路内での通水阻害などが問題視されている。神奈川県小田原市の鬼柳堰において,実際に農業用水路内に繁茂したオオカナダモに対して,遮光率が85~90%,95~98%の2つの遮光ネットを展張し遮光実験を行った。その結果,茎部引張強度の著しい低下や葉色の変化,枯損,株の消失など,高い駆除効果が認められた。
*Corresponding author -
Pb汚染土壌におけるファイトレメディエーション技術の適用可能性に関する研究
涌井史郎、浅井俊光*、渡邉洋輔、堀川朗彦、山崎正代、飯島健太郎
芝草研究 48 ( 1 ) 17 - 24 2019年10月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
アカザ,メンカ,トールフェスキュー,クリーピングレッドフェスキュー,ケンタッキーブルーグラス,バミューダグラスを供試植物として,Pb模擬汚染土壌中のファイトレメディエーションを試みた。その結果,アカザとメンカは短期栽培よりも長期栽培において,植物体中Pb濃度は高まり,メンカでその傾向が大であった。一方,Pb耐性については,メンカ,洋芝では目視によって生育の減退が認められたのに対して,アカザでは生育被害は認められず,乾燥重量も大きいことから,1ポット当たりのPb除去量はアカザが最も大となった。各種洋芝については,トールフェスキュー,クリーピングレッドフェスキュー,ケンタッキーブルーグラスの方が,バミューダグラスよりも茎葉部のPb濃度が高い結果となった。
*Corresponding author -
色温度および照射時間の異なる高光束密型LED光源下におけるペレニアルライグラス (Lolium perenne L.)の生育
田中 聡,浅井俊光*,片岡知典,及川浩生,今野洋子,水庭千鶴子,高橋新平
芝草研究 47 ( 2 ) 11 - 20 2019年03月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
我が国の競技場における主要な寒地型芝草であるペレニアルライグラス(Lolium perenne L.)に対して 2種類の色温度(5,000Kまたは2,700K)の高光束密型LED照明装置を用い, PPFDと照射時間を変えて実験を行った。その結果,総乾物重は処理5(5,000K, 800μmol 8h),処理8(2,700K, 800μmol 4h)および処理4(5,000K, 800μmol 4h),処理2(5,000K, 400μmol 4h), 処理7(2,700K, 400μmol 4h)および処理3(5,000K, 800μmol 2h) ,処理6(補光なし(2,700K対照区))および処理1(補光なし(5,000K対照区)) の順に大となった。特に,処理5の総乾物重は,処理6および処理1の4倍となり,地上部および地下部乾物重も同様の傾向を示した。一方,上方への伸長量は,処理8において大となった。すなわち,5,000Kの補光は芝草の上方への伸長量が小さく,地表付近に密度が高い葉群を展開させ,2,700Kの補光は上方への伸長量が大きいことが明らかとなった。また,処理5および8は,分げつ数や葉数が多く,発育速度の増加や利用開始までに必要な期間の短縮につながるものと推測された。このことから,高光束密型LED照明装置による補光は,ペレニアルライグラスの生育量の増大や,発育を変化させる効果があることが明らかとなった。
*Corresponding author -
色温度および照射時間の異なる高光束密型LED光源下におけるバミューダグラス品種Tifway (Cynodon dactylon ×C. transvaalensis)の生育
浅井俊光,田中 聡,片岡知典,及川浩生,今野洋子,水庭千鶴子,高橋新平
芝草研究 46 ( 2 ) 57 - 64 2017年10月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
我が国のバミューダグラスの中で最もスポーツターフに使用されているティフトン419に対して,5000Kと2700Kの2つの色温度のLEDランプを用いて光合成光量子束密度(PPFD)と照射時間を変えて補光し,生育量の推移を調査した。その結果,7日ごとの草高の伸長量については,2700Kの処理区においてより上方へ伸長する傾向が認められた。一方,刈草の乾物重量については,5000Kと2700Kで同じPPFDの処理区間では,ほぼ同等の乾物重量が得られたことから,5000Kの補光は上方への伸長は抑制されるものの,2700Kの補光よりも地表面に近い位置に多くの葉を展開していることが明らかとなった。また,ティフトン419に対して,2700Kの600nm付近の長波長を主とした補光は匍匐茎長を増大させ,さらに節間の長い節が増加する傾向が認められた。特に処理8(800μmol・4h区)など高PPFDと4時間程度の照射時間の場合は,節間の長い(約40~60mm)匍匐茎の伸長が,5000Kの450nm付近の短波長を主とした補光は,節間が短い(約30mm~40mm)の節を増加させる傾向があり,より緻密なターフ形状を形成する効果が高いものと推測された。
著書 【 表示 / 非表示 】
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はかるつくるえがく・そだてる みどりの地域を育む~地域環境科学がわかる本
東京農業大学地域環境科学部教員一同 (担当: 共著 , 担当範囲: 85,「地域の環境保全のために‐植物で環境浄化!‐」 )
東京農業大学出版会 2015年07月 ISBN: 978-4-88694-450-4
地域環境科学部の学部紹介本『はかるつくるえがく・そだてる みどりの地域を育む~地域環境科学がわかる本』の「えがく・そだてる」の項目に、現在の主な研究テーマであるファイトレメディエーションについて解説・執筆した。
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1級造園施工管理技士試験 短期総仕上げと演習問題 第四版
山崎元也,浅井俊光,阿部伸太,粟野 隆,入江彰昭,國井洋一,栗田和弥,服部 勉 (担当: 共著 , 担当範囲: 1-2草花(p15)、1-3地被植物(p16-17)、3植栽(p45-60)の項目の執筆および対応演習問題(p23-26,p61-64)の作成 )
彰国社 2014年03月 ISBN: 978-4-395-35004-9
1級造園施工管理技士試験 短期総仕上げと演習問題の第四版への改訂作業を行い、1-2草花、1-3地被植物、3植栽の項目の執筆および対応演習問題の作成を担当した。
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造園用語辞典(第三版)
「浅井俊光」「青木司光」「麻生恵」「阿部伸太」「荒井歩」「粟野隆」他 (担当: 共著 )
東京農業大学造園科学科 2011年04月 ISBN: 9784395100477C3552
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「造園力」で地球を庭に
東京農業大学造園科学科編 (担当: 共著 , 担当範囲: 161-162 )
東京農業大学出版会 2009年04月 ISBN: 978-4886942098
植物の力を生かし、環境を浄化する「ファイトレメディエーション」について解説
総説・解説記事 他 【 表示 / 非表示 】
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緑化用植物と知的財産をめぐる論議
浅井俊光
芝草研究 ( 日本芝草学会 ) 48 ( 2 ) 195 - 198 2020年03月
総説・解説(学術雑誌) 単著
日本芝草学会2019年度秋季大会にて開催されたグラウンドカバープランツ緑化部会の第23回研究集会の運営と記録を作成した。
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緑地運営と官民連携に関する工夫と課題
浅井俊光
芝草研究 ( 日本芝草学会 ) 48 ( 1 ) 75 - 76 2019年10月
総説・解説(学術雑誌) 単著
日本芝草学会2019年度春季大会にて開催されたグラウンドカバープランツ緑化部会の第22回研究集会の運営と記録を作成した。
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経済社会から環境福祉の時代へ
浅井俊光
芝草研究 ( 日本芝草学会 ) 47 ( 2 ) 131 - 133 2019年03月
総説・解説(学術雑誌) 単著
日本芝草学会2018年度秋季大会にて開催されたグラウンドカバープランツ緑化部会の第21回研究集会の運営と記録を作成した。
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2020~2030年に向けた都市緑化の展開
浅井俊光,飯島健太郎
芝草研究 ( 日本芝草学会 ) 47 ( 1 ) 44 - 47 2018年10月
総説・解説(学術雑誌) 共著
日本芝草学会2018年度春季大会にて開催されたグラウンドカバープランツ緑化部会の第20回研究集会の運営と記録を作成した。
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関西周辺の最新の都市緑化事情とグラウンドカバープランツ
浅井俊光,飯島健太郎
芝草研究 ( 日本芝草学会 ) 46 ( 2 ) 174 - 177 2018年03月
総説・解説(学術雑誌) 共著
日本芝草学会2017年度春季大会にて開催されたグラウンドカバープランツ緑化部会の第19回研究集会の運営と記録を作成した。
共同研究実施実績 【 表示 / 非表示 】
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令和2年度オオカナダモ発生抑制対策検証事業業務委託
提供機関: 神奈川県県西地域県政総合センター 国内共同研究
研究期間: 2020年06月 - 2021年03月
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各種壁面緑化用資材の保水・透水性評価試験
提供機関: 有限会社緑花技研,サントリーホールディングス株式会社,ダイトウテクノグリーン株式会社 国内共同研究
研究期間: 2019年07月 - 2020年04月 代表者: 浅井俊光、藤田 茂
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令和元年度オオカナダモ発生抑制対策検証事業業務委託
提供機関: 神奈川県県西地域県政総合センター 国内共同研究
研究期間: 2019年05月 - 2020年03月
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平成30年度オオカナダモ発生抑制対策検証事業業務委託
提供機関: 神奈川県県西地域県政総合センター 国内共同研究
研究期間: 2018年07月 - 2019年03月
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IT・センシング技術を活用した営農管理、農地・緑地管理の最適化
提供機関: 株式会社WIT 国内共同研究
研究期間: 2017年08月 - 2018年03月
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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ヘデラ・ヘリックスとヘデラ型イミテーショングリーンのNO<sub>3</sub><sup>-</sup>・SO<sub>4</sub><sup>2-</sup>吸着能の比較
浅井俊光
特殊緑化技術に関する研究発表会 (田島ルーフィング8F会議室(東京都千代田区岩本町3-11-13)) 2019年11月 - 2019年11月 公益財団法人 都市緑化機構 特殊緑化共同研究会
ヘデラ・ヘリックスと3種類のヘデラ型のイミテーショングリーンを一定期間屋外に設置し、表面に吸着したNO<sub>2</sub><sup>-</sup>・SO<sub>4</sub><sup>3-</sup>量の定量を行い、種類の違いや季節による吸着量の変化を明らかにした。
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異なる高光束密型LED光源下におけるTifwayの生育の変化
浅井俊光
特殊緑化技術に関する研究発表会 (田島ルーフィング8F会議室(東京都千代田区岩本町3-11-13)) 2018年11月 - 2018年11月 公益財団法人 都市緑化機構 特殊緑化共同研究会
代表的な斑入りマサキ品種である黄金マサキ、金マサキ、銀マサキの3品種を供試植物として、様々な遮光条件下における生育試験を行い、その樹高・根本直径、茎葉部の形態的変化や葉色の経時的変化を究明し、斑入り植物としての機能・美観の維持が可能な臨界点を明らかにした。
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遮光条件下における斑入りマサキの生育特性および葉色の変化について
浅井俊光
特殊緑化技術に関する研究発表会 (田島ルーフィング8F会議室(東京都千代田区岩本町3-11-13)) 2017年11月 - 2017年11月 公益財団法人 都市緑化機構 特殊緑化共同研究会
代表的な斑入りマサキ品種である黄金マサキ、金マサキ、銀マサキの3品種を供試植物として、様々な遮光条件下における生育試験を行い、その樹高・根本直径、茎葉部の形態的変化や葉色の経時的変化を究明し、斑入り植物としての機能・美観の維持が可能な臨界点を明らかにした。
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波長の異なる光条件下にをけるペレニアルライグラスの初期生育反応について
渡辺満里奈、浅井俊光、高橋新平
2016年度日本芝草学会春季大会 (千葉大学) 2016年05月 - 2016年05月 日本芝草学会
競技場にて追加播種された芝草種子に対する夜間・早朝・EOD補光等を想定し、どのような波長領域の補光が発芽率や初期生育に影響を与えるのかについて明らかにする実験を行った。その結果、発芽後の数日間は青色光、その後は赤色光や三波長光を照射することで、そのPPFDが50μmol/m2/sと非常に少なくとも、初期生育の促進や新葉展開等に大きく影響を与える可能性があることが明らかとなった。さらに、青色光や緑色光のみでは第2葉以降の生育量が低下すること等も併せて明らかとなった。
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屋上菜園におけるミミズコンポストを利活用するための指針の作成についての実験的研究
藤田幸平,近藤三雄,浅井俊光
(社)日本造園学会 平成26年度 関東支部大会 (山梨大学甲府東キャンパス) 2014年11月 - 2014年11月 公益社団法人日本造園学会関東支部
職務上の実績に関する事項 【 表示 / 非表示 】
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2016年07月
才能の芽を育てる体験学習 自然体験教室 コケ玉づくりで研こう造園感性! ~キミも「緑」のアーティスト~
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2015年07月
才能の芽を育てる体験学習 自然体験教室 コケ玉づくりで研こう造園感性! ~キミも「緑」のアーティスト~
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2014年06月
才能の芽を育てる体験学習 自然体験教室 コケ玉づくりで研こう造園感性! ~キミも「緑」のアーティスト~
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2013年07月
東京農業大学オープンカレッジ 「コケ玉づくり」で研こう「造園感性」!!
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2013年06月
才能の芽を育てる体験学習 自然体験教室 小さな「植物」でコケ玉づくり ~緑のお菓子屋さん~」
学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示 】
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2008年07月-継続中
日本芝草学会 評議員
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2008年07月-継続中
日本芝草学会 総務担当 筆頭理事
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2008年07月-継続中
日本芝草学会 グランドカバープランツ緑化部会 幹事
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2013年04月-2015年05月
日本造園学会 造園CPD推進委員会 総括幹事
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2013年04月-2015年05月
日本造園学会 造園CPD推進協議会 幹事