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川嶋 舟 (カワシマ シュウ) KAWASHIMA Schu 准教授 |
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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2005年10月-2014年03月
東京農業大学 農学部 バイオセラピー学科 講師
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2014年04月-2018年03月
東京農業大学 農学部 バイオセラピー学科 准教授
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2018年04月-継続中
東京農業大学 農学部 デザイン農学科 准教授
論文 【 表示 / 非表示 】
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馬の外貌に対する人の視覚認知
内山秀彦,木下愛梨,渕上真帆,嶺井毅,川嶋舟
東京農業大学農学集報 59 ( 3 ) 159 - 163 2014年09月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
介在動物としての馬に対し視線計測装置を用いた定量データによって人の視覚認知を示唆した。
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初年次教育における学生プレゼンテーションを取り入れた「子どもの発達と生き物」授業の評価
苗川博史,川嶋舟
東京農業大学農学集報 59 ( 1 ) 81 - 86 2014年06月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
初年次教育の授業において、学生によるプレゼンテーションを取り入れその評価活動をおこなった。学生自らが発表と評価も行う活動であり、プレゼンテーション評価活動を通して、「発表技術」「動物の知識」「動物との関わり」「将来への道筋」に関することを学ぶことができた。この活動は、また、学生間交流の機会としても有効で、初年次教育の授業におけるプレゼンテーションの教育効果を示唆するものであった。
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準備運動が馬の引き運動におよぼす影響
川嶋舟,小川慎也,内山秀彦
東京農業大学農大集報 58 ( 3 ) 165 - 169 2013年12月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
身体的な効果や心理的な効果を得ることを目的とする乗馬療法が広く行われている。乗馬療法に用いる馬は,予期せぬ刺激等に驚き突発的に動かないことや,曳き手に反抗的な態度をとらないことが大切である。活動の前に準備運動を行うことで,予期せぬ刺激に対する反応が抑制されることと,曳き手の指示に反抗する行動が減少することが明らかとなった。乗馬療法を行う際は適切な準備運動を行うことが大切であることが明らかとなった。
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ふれあい動物園における大型動物の行動
千田絵里子,根岸奈央,安藤元一,小川博,川嶋舟
東京農業大学農学集報 58 ( 3 ) 186 - 193 2013年12月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
子ども動物園のふれあい施設において,ヤギは入場者に対して友好的で,入場者に危害を及ぼすような行動はまったく見られなかった。ヒツジの動きが少なく幼児が触りやすいという利点になることが明らかとなった。異なる動物種を混合飼育することは,展示上の長短所を補完できる点で有効といえる。ふれあい施設における大型動物として,ヤギ,ヒツジ,ウマが多く飼育されており、それぞれの長短所を論じた。
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馬の人に対する視覚・聴覚認知に関する研究
川嶋舟,福本瑠衣,内山英彦
東京農業大学農学集報 58 ( 3 ) 159 - 164 2013年12月 [査読有り]
研究論文(大学,研究機関紀要) 共著
馬は近年では動物介在療法にも利用され,人と馬との新たな関係を構築している。トレーニングされた馬において,個体の呼称や指示に関する音声刺激を提示し,馬の行動を観察,得点化した。馬は聴覚,視覚により人と状況を認知し,人物を弁別と記憶をしていることが示唆された。馬との相互関係において,積極的に声をかけることが動物介在療法など活動での対象者の認識を強め,信頼関係を築く上で重要である。
著書 【 表示 / 非表示 】
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デザイン農学概論
川嶋舟 (担当: 単著 , 担当範囲: 第13章 医福食農連携のデザイン )
朝倉書店 2019年03月 ISBN: 9784254405637
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デザイン農学概論(共著)
長島孝行,川嶋舟,石山徹 (担当: 共著 , 担当範囲: 第1章 デザイン農学とは? )
朝倉書店 2019年03月 ISBN: 9784254405637
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ホースセラピー 癒やしの乗馬(共著)
川嶋舟、長隆、渡辺廣人、稲波弘彦他 (担当: 単著 , 担当範囲: 第6章 普及・教育、そして「サステナブルに」 pp.155-189 )
財界研究所 2016年06月 ISBN: 978-4-87932-114-5
ホースセラピーとその活動プログラムで社会とかかわりを持った利用者が、その後社会とどのように関わり続けるかについて紹介をしている。農業と福祉の連携(農福連携)、第一次産業との連携、障害者の就労支援等について紹介し、障害者が自立して生活ができるモデルについて紹介している。
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Agricultural and forestry reconstruction after the great east Japan earthquake
H Ogawa,H Uchiyama,K Masuda,T Sasaki,T Watanabe,T Tomizawa and S Kawashima (担当: 共著 , 担当範囲: PartⅢ Chapter14 Radioactive contamination of Ostriches in a potentially permanent evacuation zone pp.203-209 )
Springer Open 2015年08月 ISBN: 978-4-431-55557-5
東日本大震災に伴い発生した東京電力福島第一原子発電事故にともない帰還困難区域に放置されたダチョウについて、約26ケ月後まで継時的にアンプリングをおこなった。これにより、放射能汚染動物の体内の汚染状況や、健康への影響、汚染低減への過程を明らかにすることを目的とし、放射性物質の影響を排除するためには、少しでも正常な環境で正常な食物を摂取することが大切であることが明らかとなった。
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手綱、繋がる思い(共著)
川嶋舟、局博一、石井孝弘、柏村文郎、入沢芳久、高田真人他 (担当: 単著 , 担当範囲: 第4章ホースセラピーというビジネスモデルの確立 pp.214-222 )
ダイヤモンド社 2014年12月 ISBN: 978-4-478-08365-9
動物介在療法の一つであるホースセラピーを普及させるために必要となるビジネスモデルの構築について論じている。
総説・解説記事 他 【 表示 / 非表示 】
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お酒と福祉の醸す日々 第11回
川嶋舟
たる ( たる出版株式会社 ) 38 ( 2 ) 32 2017年03月
総説・解説(商業誌) 単著
農業と福祉の連携について
誰もが生きるということ -
お酒と福祉の醸す日々 第10回
川嶋舟
たる ( たる出版株式会社 ) 38 ( 1 ) 32 2017年02月
総説・解説(商業誌) 単著
農業と福祉の連携について
誰もが生きるということ -
お酒と福祉の醸す日々 第11回
川嶋舟
たる ( たる出版株式会社 ) 38 ( 2 ) 26 2017年01月
総説・解説(商業誌) 単著
農業と福祉の連携について
自然の恵みの旬を知る -
お酒と福祉の醸す日々 第9回
川嶋舟
たる ( たる出版株式会社 ) 37 ( 12 ) 28 2016年12月
総説・解説(商業誌) 単著
農業と福祉の連携について
自然に寄り添う本来の農業の中に -
お酒と福祉の醸す日々 第8回
川嶋舟
たる ( たる出版株式会社 ) 37 ( 11 ) 36 2016年11月
総説・解説(商業誌) 単著
農業と福祉の連携について
競走馬の世界に広がる活躍のステージ
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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The present condition and future deployment of therapeutic riding.
Schu KAWASHIMA
The Second KRAD International Conference (Jeonju,Korea) 2014年10月 - 2014年10月 KRAD
乗馬療法および動物介在療法における現状での課題点と今後検討すべき方向性について講演をおこなった。
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乗馬療法における対象者の行為観察から精神機能分析を目的とした評価尺度の開発
川嶋舟,黒田絵美,渕上真帆,宮崎洋幸,森川敦子
第47回日本作業療法士学会 (大阪国際会議場) 2013年06月 - 2013年06月 日本作業療法士協会
乗馬療法は,身体障害や知的障害・発達障害などの方を対象として実践が行われている。乗馬療法の効果について,客観的な評価尺度の作成は動物介在療法そのものが理解されるようになり,さらに,クライアントや保護者にとり効果を容易に実感することが出来るようになる。そこで,乗馬療法について,乗馬療法の実践を直接行うインストラクターが実践後に心理的評価を記録できる評価方法の検討・試作を行った。
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福島県相馬地域における被災馬に対する支援について
川嶋舟,上田毅,物江貞雄
第24回日本ウマ科学会学術集会 (東京大学) 2011年11月 - 2011年11月 日本ウマ科学会
東日本大震災の被害を受けた福島県相双地域で飼養されていた被災馬の支援と現状について,衛生管理支援としてワクチン接種等の行った支援および被災馬がどのように震災後管理させてきたかについて報告した。
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木曽馬の利活用 ホースセラピー
川嶋舟
平成22年度日本獣医師会学会年次大会(岐阜) (岐阜県岐阜市) 2011年02月 - 2011年02月 日本獣医師会
現存する日本在来馬の1品種である木曽馬について,その歴史と現状,そして今後の新たな利活用の可能性について,特に動物介在療法・ホースセラピーへの適用の可能性について紹介した。(招待講演)
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馬と良好な関係を維持するために
川嶋舟
第5回JAPDTカンファレンス (神奈川県相模原市 麻布大学) 2010年09月 - 2010年09月 日本ペットドックトレーナズ協会
世界中で人間と馬は古くから密接な関係を築き維持してきた。馬と親密な関係を築きパートナーとして,乗馬や駄載,馬術競技,競馬など様々な活動を共に行うためには,馬という動物の持つ特徴を理解し利用することが必要である。馬と関係を築き我々人間の意図を理解させる過程には,他の動物との付き合いの中でも参考となる。馬という動物の特徴と良好な関係を維持するために求められることを紹介する。 (招待講演)