2018/04/20 更新

写真b

千葉 晋 (チバ ススム)

CHIBA Susumu

研究室住所

北海道網走市八坂196

メールアドレス

メールアドレス

ホームページ

http://www.bioindustry.nodai.ac.jp/~zousyoku/

出身大学院 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1998年03月

    北海道大学  水産学研究科  水産増殖学専攻  修士課程  修了

  •  
    -
    2001年09月

    北海道大学  水産科学研究科  博士後期課程  修了

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 北海道大学 -  博士(水産科学)

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2004年04月
    -
    2006年03月

    東京農業大学   生物産業学部   生物生産学科   講師  

  • 2006年04月
    -
    2008年03月

    東京農業大学   生物産業学部   アクアバイオ学科   講師  

  • 2008年04月
    -
    2013年03月

    東京農業大学   生物産業学部   アクアバイオ学科   准教授  

  • 2013年04月
    -
    2018年03月

    東京農業大学   生物産業学部   アクアバイオ学科   教授  

  • 2016年04月
    -
    継続中

    東京農業大学   東京農業大学オホーツク臨海研究センター(センター長)   教授  

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 2001年04月
    -
    2004年03月

      日本学術振興会特別研究員   特別研究員 従事機関:北海道大学大学院水産科学研究科・ニューヨーク州立大学(Stony Brook)

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 水圏生産科学

学位論文 【 表示 / 非表示

  • Evolutionary ecology of life history variation in the protandrous pandalid shrimp Pandalus latirostris

    千葉 晋

    北海道大学大学院 博士論文    2001年09月

    学位論文(その他)   単著

    ホッカエイビの成熟・性転換タイミングの年変動を進化生態学的アプローチから説明。成長量,雌雄の割合,漁業活動が、エビの生活史変動に大きく関与していることを明らかにした。

  • 「雄性先熟ホッカイエビPandalus kessleriの早熟雄の出現機構」

    千葉 晋

    北海道大学大学院 修士論文    1998年03月

    学位論文(その他)   単著

    ホッカイエビが雄として成熟するタイミングの年変動とその変動機構を解明。

論文 【 表示 / 非表示

  • Genetic population structure of Hokkai shrimp, Pandalus latirostris Rathbun 1902, inhabiting Zostera seagrass beds along the coast of eastern Hokkaido

    Azuma N, Chiba S

    Journal of Crustacean Biology   38 ( 2 ) 147 - 155   2018年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    ホッカイエビ(水産ブランド名、北海しまえび)の6つの個体群を対象にして集団遺伝構造を調べた。ミトコンドリアDNAの調節領域と核DNAのマイクロサテライト領域の遺伝マーカーを用いて解析した結果、ホッカイエビの個体群間に遺伝的な変異があることを明らかにした。その変異の程度は大きくなかったが、地域個体群間での本種の頻繁な移出入は否定された。本研究の結果は(1)本種の保全や資源管理の基本は地域個体群であること、(2)本種の種苗放流などは慎重に行う必要があることを明確にした。

    DOI

  • Spatial-temporal variations in the composition of two Zostera species in a seagrass bed: Implications for population management of a commercially exploited grass shrimp

    Yusa T, Shoji J, Chiba S*

    Fisheries Science   84 ( 2 ) 261 - 273   2018年03月  [査読有り]  [招待有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    アマモとスゲアマモからなる藻場において両海草種の組成の時空間変異を調べ、それらの生息場所としての質を考察した。長期間隔(17年)での比較では各種の相対量と分布域は湖内で大きく変化していた。短期(4ヵ月)ではスゲアマモの量はアマモの量、水深、地点の影響を受けており、海草種間で構造差が観察された。表在性動物の多様性に海草種は関係しなかったが、有用種であるホッカイエビ(北海シマエビ)に着目したところ、本種はスゲアマモで多かった。本研究は海草の種構成の変化が藻場の生息場所としての質に影響しうることを示した。

    DOI

  • Day-night change in fish community structure in a seagrass bed in subarctic waters

    Tanaka H, Chiba S, Yusa T, Shoji J

    Fisheries Science   84 ( 2 ) 275 - 281   2018年03月  [査読有り]  [招待有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    季節・昼夜ごとの魚類相調査と生物・物理環境調査を北海道能取湖のアマモ場で実施した.魚食性魚類の平均種数,分布密度,湿重量,および魚類群集の平均栄養段階は,調査したすべての季節において日中に比べて夜間に大きく,外部生態系からアマモ場へ魚食性魚類が訪問することにより,稚魚・小型魚類の被食リスクが夜間に増大することが示唆された.アマモ場は,日中には稚魚・小型魚類の被食シェルターとなる一方で,夜間には水産業上重要な魚食性魚類の摂餌場としても機能する可能性がある.

    DOI

  • Importance of patch size variation for the population persistence of a decapod crustacean in seagrass beds

    Shinomiya Y, Chiba S*, Kanamori M, Hashizume S, Yoshino K, Goshima S

    Marine Ecology Progress Series   570   157 - 171   2017年04月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    沿岸生態系の保全を考える上で、海草藻場の管理は重要な課題のひとつであり、数多くの研究が行われている。しかし、水産有用種の個体群の管理・保全という観点から、海草藻場の管理を考えた例は少ない。
     本研究では、ホッカイエビ(北海しまえび)にとって必要な海草(アマモとスゲマアモ)の集塊(パッチ)の大きさが、エビの成長段階に応じて異なっていることを明らかにし、エビ個体群の持続的な利用(漁獲)のためには、様々な大きさの海草パッチを保全すべきであることを示した。

    DOI

  • Phylogeography of Littorina sitkana in the northwestern Pacific Ocean: evidence of eastward trans-Pacific colonization after the Last Glacial Maximum

    Azuma N, Zaslavskaya NI, Yamazaki T, Nobetsu T, Chiba S

    Genetica   145 ( 2 ) 139 - 149   2017年02月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    クロタマキビは、東北から北アメリカにかけて北太平洋の岩礁域に広く分布している。ミトコンドリアDNAを解析した結果、日本やロシアの北西太平洋のクロタマキビは数度の氷期-間氷期サイクルを乗り越えて存続してきたのに対し、北米の個体群は最終氷期以降に北海道周辺から千島・アリューシャン列島を経てアラスカに到達し、北米沿岸まで広まった可能性が非常に高いと考察した。

    DOI

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著書 【 表示 / 非表示

  • 日本水産学会編 「新・水産学用語辞典」 

    千葉晋、富永修、冨山毅、山下洋 (生態担当) (担当: 分担執筆 )

    恒星社厚生閣  2017年09月

  • オホーツクの漁業を支える水産増殖、In:松原・塩本(編著)「アクアバイオ学概論」

    千葉 晋 (担当: 分担執筆 )

    生物研究社  2016年10月 ISBN: 978-4-915342-74-5

  • Contribution to utilization of tidalflat that was restored in Moune Bay, Miyagi Prefecture, Japan, after the Great East Japan Earthquake. In: Monma, T., Goto, I., Hayashi, T., Tachiya, H., Ohsawa, K. (Eds.) “Agricultural and Forestry Reconstruction After the Great East Japan Earthquake”

    Chiba S., Sonoda S, Hatakeyama M, Yokoyama K (担当: 共著 )

    Springer   2015年09月

  • 沿岸生態系の保全、In:渡部・黒瀧(監修)「生物産業学のフロンティア」

    千葉 晋 (担当: 分担執筆 )

    三共出版株式会社  2015年03月 ISBN: 978-4-7827-0731-9

  • 震災により創出された干潟利用の模索 In 東京農大・相馬市編  「東日本大震災からの真の農業復興への挑戦」

    千葉晋・園田武・畠山信・横山勝英 (担当: 共著 , 担当範囲: 364-376 )

    ぎょうせい  2014年03月 ISBN: 978-4-324-09767-0

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総説・解説記事 他 【 表示 / 非表示

  • 舞根湾に蘇った干潟におけるアサリの出現と動態 (<特集>津波の海に生きる未来創生 II - その後の気仙沼舞根湾調査)

    千葉晋・園田武・藤浪祐一郎・浜口昌巳

    海洋と生物 ( 生物研究社 )  209 ( 6 ) 575 - 581   2013年12月

    総説・解説(学術雑誌)   共著

  • I-4. 甲殻類生産 シンポジウム記録 魚介類生産の場としての浅海域の生態系サービス

    千葉晋

    日本水産学会誌 ( 日本水産学会 )  76 ( 6 ) 1090 - 1090   2010年11月

    総説・解説(学術雑誌)   単著

  • 「平成21年度知床世界自然遺産地域生態系モニタリング業務報告書」

    園田武、千葉 晋ほか

    (財)知床財団 ( (財)知床財団 )    2010年03月

    総説・解説(その他)   共著

    知床半島浅海域における無脊椎動物の記載と、貝類の定量を行った。過去に同様の調査は行われておらず、本調査報告書が知床半島に生息する水産無脊椎動物の初の公式報告である。特記事項として、本調査で発見した甲殻類の1種は新種として登録された。

  • 大きな魚ばかり捕ると、魚の繁殖能力が低下する

    千葉 晋

    自然保護(日本自然保護協会)5・6月号:26     2006年05月

    総説・解説(その他)   単著

    漁獲に起因する魚介類の繁殖力の低下について、一般向けに解説した。

  • 大きな魚ばかり捕獲し続けると遺伝的変化で小型化し水産資源の危機を招く恐れ

    千葉 晋

    ポータル(河川情報センター)53:47     2006年04月

    総説・解説(その他)   単著

    漁獲に起因した魚介類の繁殖力の低下をインタビュー形式で解説した。

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学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 奨励賞

    2006年10月   日本ベントス学会   

    受賞者:  千葉 晋

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 漁獲個体群の存続における不自然な性比の影響

    基盤研究(C)

    研究期間:  2013年04月  -  2017年03月 

    意図的、あるいは非意図的に行われている性選択的な漁獲が漁業資源の持続可能性にどのような影響を与えるかを明らかにしていく。

  • 巨大地震により生じた湾奥部汽水域の環境再生機構の解明と環境価値の評価

    基盤研究(A)

    研究期間:  2013年04月  -  2017年03月 

    三陸沿岸(宮城県気仙沼市)において、東日本大震災の津波および地盤沈下で激変した環境の再生機構の解明と価値を評価する。分担として、干潟ベントスの動態と水産価値を明らかにする。

  • 漁獲誘発進化とその非適応の証明

    若手研究(B)

    研究期間:  2009年04月  -  2013年04月 

    漁獲という非自然的な選択によって、漁獲動物の形質が非適応を起こすかどうかを検証した。

  • サイズ選択的漁獲による種内遺伝変異および形質劣化への影響評価

    若手研究(B)

    研究期間:  2007年04月  -  2009年03月 

    体サイズ・メス選択的な漁獲に起因した種内の遺伝的変異および形質劣化を証明した。

  • する漁獲対象動物の急速な進化〜ホッカイエビの遺伝形質変異を例として〜

    若手研究(B)

    研究期間:  2005年04月  -  2007年03月 

    大型個体(メス)だけが漁獲されている雄性先熟(オスからメスへ性転換)の雌雄同体甲殻類ホッカイエビ(北海シマエビ)をモデルケースとし、漁獲対象動物の生活史形質における漁獲の影響を明らかにした。

その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 藻場の資源供給サービスの定量・経済評価と時空間変動解析による沿岸管理方策

    提供機関:  環境省  環境研究総合推進費

    研究期間: 2011年04月  -  2014年03月 

  • 漁業に起因する甲殻類の繁殖形質にみられる遺伝的劣化

    提供機関:  民間財団等  秋山記念生命科学振興財団奨励助成

    研究期間: 2004年09月  -  2005年03月 

    漁業に起因する甲殻類の繁殖形質にみられる遺伝的劣化の検証

受託研究受入実績 【 表示 / 非表示

  • ヒトデ類による地まきホタテガイの捕食実態の解明

    提供機関: (地独)北海道立総合研究機構  一般受託研究

    研究期間: 2015年07月  -  継続中 

  • モクズガニ資源に関する基礎研究

    提供機関: 網走市  一般受託研究

    研究期間: 2009年04月  -  2012年03月 

    網走川水系におけるモクズガニ資源の基礎生態および増殖可能性の検討

研究発表 【 表示 / 非表示

  • Sex-selective fishing causes downsizing of female in a male-first sex-changing shrimp

    Chiba S, Yoshino K

    Joint meeting of the 59th Annual meeting of ESJ and the 5th EAFES International Congress  (Otsu)  2012年03月  -  2012年03月  Joint meeting of the 59th Annual meeting of ESJ and the 5th EAFES International Congress

  • Genome Sequence Information in a Non-Model Species, Pandalid Shrimp (Pandalus latirostris), by Next-Generation Sequencing

    Kawahara-Miki R, Wada K, Azuma N, Chiba S

    International Symposium of NODAI Genome Research Center  (Tokyo)  2012年01月  -  2012年01月 

  • Size- and sex-selective fishing leads to maladaptive sex ratio adjustment by a sex-changing shrimp

    Chiba S, Yoshino K, Kanaiwa M, Goshima S

    American Fisheries Society, 141st Annual Meeting  2011年09月  -  2011年09月 

  • 性選択的な漁獲下での可塑的な性転換による性比調節

    千葉晋, 吉野健児, 金岩稔, 五嶋聖治

    日本生態学会  (札幌)  2011年03月  -  2011年03月 

  • Selective fishing causes unnatural changes in life history traits in of exploited species.

    Chiba S

    International Forum Adaptability of Science II: Technology for a Sustainable Society, Tohoku University ecosystem adaptability Global COE  2010年11月  -  2010年12月 

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学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示

  • 2012年04月
    -
    2015年04月

    日本甲殻類学会   庶務幹事

  • 2016年03月
    -
    2017年09月

    日本水産学会   日本水産学会創立85周年記念事業委員会(特別委員会)

学外の社会活動 【 表示 / 非表示

  • 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター水圏ステーション臼尻水産実験所、七飯淡水実験所及び忍路臨界実験所共同利用協議会並びに洞爺臨湖実験所共同利用協議会委員

    2014年07月
    -
    継続中

  • 網走水産研究会議(議長)

    2015年04月
    -
    継続中

  • 北海道栽培漁業推進協議会委員

    2016年03月
    -
    継続中

  • 知床世界自然遺産地域科学委員会海域ワーキング特別委員

    2017年04月
    -
    継続中

産学連携の基本姿勢 【 表示 / 非表示

  • 現在の漁業が抱える問題を、地域スケールから地球規模スケールで把握するよう努め、基礎的な生態学的視点を持って問題解決に貢献したいと思っています。

     自然を利用する場合、直近、かつ一時的な価値よりも、10年後、50年後でも失われない、失ってしまわない価値をつねに考えます。

研究の魅力 【 表示 / 非表示

  • ほとんどの魚介類は野生動物です。野生動物ですから、人間にとって役立つ魚介類も、役立たない魚介類も、どちらも共にひとつの生態系のメンバーです。それぞれは複雑な因果関係で結ばれています。
     つまり、「魚で儲ける」ためには、「儲かる魚」のことばかり考えていてはダメ、ということになります。

     これからの水産増殖ではもっと生態系が考慮されるべきです。そのためには、基礎的な生態学や進化生物学、それらを合わせた保全生態学の知識が必要です。

     私は「獲るために守る」、「自然とうまく付き合って増やす」という水産増殖を目指しています。この生態系を考慮した水産増殖を模索する上で、豊かな自然と水産資源を誇るオホーツク海は、恰好のフィールドです。オホーツクにある生物産業学部だからこそできる勉強・研究があり、ここでの経験は、世界の水産をより良く変えるきっかけになると信じます。