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園田 武 (ソノダ タケシ) SONODA Takeshi 助教 |
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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1995年04月-2000年09月
北海道大学 水産学研究科 水産増殖学専攻 博士課程 単位取得満期退学
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2004年04月-2004年09月
放送大学 文化科学研究科 修士科目生 修士課程 その他
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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2005年10月-2014年03月
東京農業大学 生物産業学部 講師
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2014年04月-2018年03月
東京農業大学 生物産業学部 アクアバイオ学科 助教
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2018年04月-継続中
東京農業大学 生物産業学部 海洋水産学科 助教
所属学会・委員会 等 【 表示 / 非表示 】
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2009年11月-継続中
汽水域研究会
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1994年04月-継続中
日本陸水学会
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2004年12月-継続中
日本水産学会
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2014年09月-継続中
水環境学会
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2006年10月-継続中
日本漂着物学会
学位論文 【 表示 / 非表示 】
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「日本列島の沿岸海跡湖における多毛類群集構造の生態学的研究(博士論文) Ecological studies of the polychaete community structure in Japanese coastal lagoons」
園田 武
北海道大学 2002年12月
学位論文(その他) 単著
水産学的・生態学的に重要な場である日本列島の沿岸海跡湖における多毛類群集の構造と動態およびその形成要因を様々な時空間スケールから検討し、生態学的基礎および応用研究と生物環境モニタリングの重要性を考察した。 -
「汽水性湖沼におけるマクロベントス群集の多様性(修士論文)」
園田 武
北海道大学 1995年03月
学位論文(その他) 単著
日本の代表的な汽水性湖沼のマクロベントス群集について、その構造、特に種多様性を制御する要因について検討・考察した。
論文 【 表示 / 非表示 】
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北海道オホーツク海側の2つのヤマトシジミ漁場シブノツナイ湖及び藻琴湖の湖沼環境と水生生物の過去75年の変遷
松田烈至, 園田 武, 瀬戸浩二, 香月興太
Laguna(汽水域研究) ( 汽水域研究会 ) 29 35 - 56 2022年02月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
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First record of Abludomelita klitinii (Amphipoda,Melitidae) from Japan
Ko Tomikawa, Takeshi Sonoda
Crustaceana 95 ( 1 ) 79 - 87 2022年02月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
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オホーツク沿岸潟湖における汽水環境の維持機構と水理条件への応答特性
駒井克昭, 篠原健人, 内田悠介, 園田 武, 松田烈至
土木学会論文集B3(海洋開発) 77 ( 2 ) I_595 - I_600 2021年09月 [査読有り]
研究論文(学術雑誌) 共著
著書 【 表示 / 非表示 】
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第9章 汽水域の生態学(単著):松原 創・塩本明弘(編著)アクアバイオ学概論 pp.82-94
園田 武 (担当: 共著 )
生物研究社 2016年10月
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Contribution to utilization of tidalflat that was restored in Moune Bay, Miyagi Prefecture, Japan, after the Great East Japan Earthquake. In: Monma, T., Goto, I., Hayashi, T., Tachiya, H., Ohsawa, K. (Eds.) “Agricultural and Forestry Reconstruction After the Great East Japan Earthquake
Chiba S., Sonoda S, Hatakeyama M, Yokoyama K (担当: 共著 )
Springer 2015年09月
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網走の沿岸海跡湖と河川流域環境(単著):渡部俊弘・黒瀧秀久(監修)生物産業学のフロンティア フィールド研究と地域連携 p.95
園田 武 (担当: 共著 )
三共出版 2015年03月
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震災により創出された干潟利用の模索(共著):東京農業大学・相馬市(編)東日本大震災からの真の農業復興への挑戦
千葉 晋,園田 武,畠山 信,横山勝英 (担当: 共著 )
ぎょうせい 2014年03月 ISBN: 978-4-324-09767-0
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濤沸湖ガイドブック
川崎康弘, 紺野一弘, 小林耕一, 小森一成, 佐久間麻奈美, 須藤智信, 園田 武, 高橋賢治, 高谷弘志、中村隆俊, 西野康人, 山田訓二 (担当: 共編者 )
網走市・小清水町 2012年03月
総説・解説記事 他 【 表示 / 非表示 】
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網走川水系末端に位置する網走湖の生物が指標する流域環境の変遷
園田 武
公益財団法人河川財団河川整備基金助成事業報告書 1 - 35 2022年04月
総説・解説(その他) 単著
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渡り鳥の生息環境を指標とした日露陸海域の生態系保全を目指す研究(令和2年度東京農業大学大学戦略研究プロジェクト研究成果報告書)
白木彩子, 島田沢彦, 園田 武, 西野康人, 館山一孝, 白岩孝行
東京農業大学農生命科学研究所紀要 32 34 - 126 2021年12月
総説・解説(大学・研究所紀要) 共著
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涛沸湖シジミ漁場の環境モニタリングと涛沸湖産シジミの硝酸・亜硝酸および重金属耐性
園田 武, 松田烈至, 杉山 日向
東京農業大学生物産業学部網走寒冷地農場年報トウフツ 24 36 - 42 2021年11月
速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) 共著
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令和2年度 生花苗沼産シジミ生態調査結果報告
園田 武, 大野翔太, 松田烈至, 中島啓輔
東京農業大学生物産業学部水産増殖学研究室 学術調査報告 1 - 10 2021年07月
総説・解説(その他) 共著
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令和2(2020)年度 網走湾環境モニタリング調査結果報告書
園田 武, 松田烈至, 御立田有史, 瀬戸浩二, 駒井克昭
東京農業大学生物産業学部水産増殖学研究室 学術調査報告 1 - 22 2021年04月
総説・解説(その他) 共著
その他研究活動 【 表示 / 非表示 】
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ロシア科学アカデミー水生態学問題研究所極東支部(ハバロフスク)での共同研究(海ワシの餌生物分析)
その他
2018年12月 -
尾駮沼・鷹架沼基礎調査(稀少貝類および生息環境)
フィールドワーク
2018年03月 -
ロシア連邦サハリン州沿岸生物相に関する調査(東京農大プロジェクト研究)
フィールドワーク
2007年04月-2011年03月
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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北海道亜寒帯地域における後期完新世の超高解像度解析による周期的気象現象
基盤研究(B)
研究期間: 2017年04月 - 2020年03月 代表者: 瀬戸浩二
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文理融合による湿地生態系サービス価値の経済評価に関する研究
基盤研究(C)
研究期間: 2015年04月 - 2018年03月 代表者: 笹木 潤
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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網走川水系末端に位置する網走湖の生物が指標する流域環境の変遷
提供機関: 民間財団等 河川財団 河川整備基金助成事業(調査・研究部門)
研究期間: 2020年04月 - 2022年03月 代表者: 園田 武
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地域農業活動に由来する水圏環境影響評価のためのモニタリング調査
提供機関: 東京農業大学網走寒冷地農場 東京農業大学網走寒冷地農場プロジェクト研究 複合領域課題型
研究期間: 2020年04月 - 2021年03月 代表者: 園田 武,中丸康夫
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渡り鳥の生息環境を指標とした日露陸海域の生態系保全を目指す研究
提供機関: 東京農業大学 東京農業大学 東京農業大学大学戦略研究プロジェクト
研究期間: 2018年04月 - 継続中 代表者: 白木彩子
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感潮河道における二枚貝浮遊幼生の動態から みた河川特性に関する研究
提供機関: 民間財団等 河川財団 河川整備基金助成事業(調査・研究部門)
研究期間: 2014年04月 - 2016年03月 代表者: 山口啓子
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北海道オホーツク海沿岸域の豊かさを支えるメカニズムの解明:低次生産からのアプローチ
提供機関: 東京農業大学 東京農業大学 東京農業大学大学戦略研究プロジェクト
研究期間: 2013年04月 - 2016年03月 代表者: 塩本明弘
受託研究受入実績 【 表示 / 非表示 】
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網走湖ヤマトシジミに関する研究委託
提供機関: 網走市水産振興協議会 一般受託研究
研究期間: 2019年08月 - 継続中 代表者: 園田 武
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寒冷地におけるフルボ酸鉄シリカ資材の適用化技術に関する研究
提供機関: (株)水道機工 一般受託研究
研究期間: 2017年04月 - 2019年03月 代表者: 園田 武(東京農業大学), 東 義洋(水道機工)
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廃棄物処理施設設置に係る海洋環境モニタリング調査
提供機関: 網走市市民部生活環境課 一般受託研究
研究期間: 2015年04月 - 継続中 代表者: 園田 武
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網走の沿岸域における環境モニタリング調査研究
提供機関: 網走市水産港湾部 一般受託研究
研究期間: 2013年04月 - 継続中 代表者: 園田 武
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サロマ湖の底生生物に関する研究
提供機関: サロマ湖養殖漁業協同組合 一般受託研究
研究期間: 2010年04月 - 2011年03月 代表者: 園田 武
共同研究実施実績 【 表示 / 非表示 】
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サロマ湖の水質環境に関する研究
提供機関: サロマ湖養殖漁業協同組合 国内共同研究
研究期間: 2012年04月 - 継続中 代表者: 塩本明弘
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能取湖の底質と底生生物に関する研究
提供機関: 社団法人北海道栽培漁業振興公社 国内共同研究
研究期間: 2011年04月 - 2012年03月 代表者: 園田 武, 村上一夫
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東京農業大学生物資源開発研究所と財団法人山階鳥類研究所との共同研究
提供機関: 財団法人山階鳥類研究所 国内共同研究
研究期間: 2008年04月 - 2011年03月 代表者: 横濵道成, 岡 奈理子
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多毛類群集を指標とするサロマ湖の生物モニタリング
提供機関: 社団法人北海道栽培漁業振興公社 国内共同研究
研究期間: 2007年04月 - 2010年03月 代表者: 園田 武, 小形 孝
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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2021年の網走湖産ヤマトシジミの産卵状況について
園田 武, 清水弘毅, 永田 光, 吉田光作, 北田陽悠, 木村和志
第12回網走湖ヤマトシジミ資源対策検討会 2022年03月 - 2022年03月
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網走周辺河川湖沼におけるヤマトシジミへの捕食者の影響
鈴木悠嵐, 園田 武
第12回網走湖ヤマトシジミ資源対策検討会 2022年03月 - 2022年03月
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地理的に異なるヤマトシジミ漁場における流域由来物質の特徴
松田烈至, 園田 武, 桑原智之, 橋口亜由未, 駒井克昭, 中村幹雄, 山口啓子
第56回日本水環境学会年会(2021年度) 2022年03月 - 2022年03月
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オホーツク海沿岸潟湖における流動場と溶存有機物の分布特性
曽田光葵, 駒井克昭, 園田 武
土木学会北海道支部 令和3年度年次技術研究発表会 2022年01月 - 2022年01月
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汽水性二枚貝ヤマトシジミの成長段階並びに生息地の違いによるアンモニア耐性
松田烈至, 山口啓子, 園田 武
汽水域合同研究発表会2022 2022年01月 - 2022年01月
座談会等 【 表示 / 非表示 】
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オホーツク地域活力支援包括連携フォーラム講演「流域から地域産業を学ぶ教育プログラムの試み」(北海道開発局網走開発建設部主催)
網走市エコーセンター大会議室 2020年02月 - 2020年02月
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2019年度実践総合農学会第14回地方大会シンポジウム報告「流域から農業と漁業のつながりを学ぶ」
網走市エコーセンター大会議室 2019年11月 - 2019年11月
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平成30年度河川等漁場環境保全勉強会講演「網走湖の生態系とシジミ」(主催 網走市河川等漁場環境保全対策協議会)
網走市エコーセンター大会議室 2019年03月 - 2019年03月
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十勝海岸の自然を考えるシンポジウム(十勝自然保護協会主催)講演「十勝海岸湖沼群の水生動物の生態」
とかちプラザ(帯広市) 2017年12月 - 2017年12月
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第6回全国シジミシンポジウムin網走 パネルディスカッション
中村幹雄,園田武,渡部智治,蛯名政仁,根本隆夫,水野知巳,勢村均,佐々木克之
網走セントラルホテル 2013年10月 - 2013年10月
日本全国のシジミ漁業者、研究者、業界関連団体、関係者が一堂に会し、日本のシジミ漁業の現状、問題点、課題について討論した。パネルディスカッションでは、資源減少要因と保全対策について意見を述べ、議論した。
担当経験のある授業科目 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 Introduction to bioindustry(1年生選択2単位 分担)
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東京農業大学 オホーツク学(海と川の学校)(1年生選択2単位:網走川流域学習と連携して実施)
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東京農業大学 オホーツク臨海実習(1・2年生必修1単位 担当実習テーマ:海岸・陸水)
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東京農業大学 水圏無脊椎動物学(2年生必修2単位)
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東京農業大学 水圏資源学(担当テーマ:生態系に基づく水産動物の増殖)(3年生選択必修2単位)
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
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2006年04月
水圏生物の多様性(教材)1生物多様性とは何か 2多様性を生み出す要因 3主要な水生生物分類群
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2006年05月
水界生態系の成り立ち(教材)1水界生態系の特徴(1)生態系とは(2)主要な水界生態系のタイプ(3)水界の無機的環境要因(4)陸上生態系と水界生態系の違い 2水界生物の特性
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2006年05月
河川の生物と環境Ⅱ(教材)1河川生態系と生物群集の構成 2河川生物群集の特徴(1)河道内生物群集(2)河川敷生物群集(3)河川生物群集の相互作用 3網走川水系 上中流域の河川生物
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2006年05月
河川の生物と環境Ⅰ(教材)河川生態系の特徴 1河川の基本的特性(1)河川流域と水系(2)河川水の性質(3)河川の機能 2網走川水系の概観
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2007年04月
東京農業大学生物産業学部農友会弓道部部長
学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示 】
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2010年01月-継続中
汽水域研究会 学会誌編集委員
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2021年05月-2023年
日本水産増殖学会 学会誌編集委員
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2013年10月-2015年10月
汽水域研究会 大会幹事
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2011年04月-2016年03月
日本ベントス学会 学会誌編集委員
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2015年01月-2015年05月
日本貝類学会 平成27年度大会実行委員
学外の社会活動 【 表示 / 非表示 】
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網走市河川等漁場環境保全対策協議会 アドバイザー
2006年06月-継続中 -
網走湖ヤマトシジミ資源対策検討会 座長
網走市水産振興協議会
2018年03月-継続中 -
網走川流域の会 事務局員、監査
2014年08月-継続中 -
網走「漁業者からの応援証」委員会アドバイザー
2015年12月-継続中 -
河川水辺の国勢調査アドバイザー(国土交通省北海道開発局 網走開発建設部)
2008年09月-継続中
産学連携の基本姿勢 【 表示 / 非表示 】
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学問は人間がより良く、幸せに生きる力をサポートする人間活動の一つだと思います。その原点は「未知との遭遇」で沸き起こる好奇心ではないでしょうか。そして「未知」について働きかけて試行錯誤し、知識と知恵をまとめ、次代に伝えていく活動だと思います。人間の歴史の中で、学問は社会の公的・私的事業となり、その進め方は多様化しましたが、人が生きていく力をサポートするという点は変わらないと思います。
一方で、役に立つとか立たないとか、すぐお金になるかどうかとは今は距離のあるテーマにも大切な価値があり、そういう研究テーマや研究の進め方、考え方や、理系・文系に関わらない研究分野の多様性を排除しない学問文化が、長期的には人間の生きる力を深く強く支えるとても大事なことだと思っています。
その上で、私は「市民のための市民の科学を」という姿勢を大切にして、地域社会、地域産業と協力した学問研究に誠実に取り組みたいと思っています。なぜなら、グローバルなテーマである持続可能な地球生態系の維持に、地域社会に根ざした研究活動は必要不可欠だと思うからです。
研究の魅力 【 表示 / 非表示 】
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人は何に魅力を感じるのでしょうか。十人十色という言葉があります。何に魅力を感じるのかは人それぞれで、その魅力の価値に高低や優劣はないと私は思います。高低があるように評価したがるのは、人の都合です。私は卒論に選んだテーマがきっかけでゴカイの仲間(多毛類)などの底生無脊椎動物と汽水域に興味を持ちました。結局今でもその魅力にとりつかれて、研究を続けています。どこが魅力だったのかと思い起こすと、多毛類は自分にとって未知の生き物で感心したこと、汽水域はこのフィールドが持つ自然の複雑さと、歴史的な人間との関わりの深さ、そして汽水域に関わる社会と様々な人たちを知って面白いと思ったことです。
みなさん自身が面白いと思うことに、大学で学ぶことが一致したら、それはとても素晴らしいと思います。
最近読んだ(読み直した)本など(随時更新)
1.「空気」を読んでも従わない 鴻上尚史 岩波ジュニア新書(2019)
2.独ソ戦 大木 毅 岩波新書(2019)
3.思考の整理学 外山滋比古 ちくま文庫(1986)