2017/09/05 更新

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稲泉 博己 (イナイズミ ヒロキ)

INAIZUMI Hiroki

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 1982年04月
    -
    1986年03月

    東京農業大学   農学部   農業拓殖学科   卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1992年03月

    東京農業大学  農学研究科  博士後期課程  修了

留学歴 【 表示 / 非表示

  • 2003年09月
    -
    2004年08月

    サンパウロ大学ルイス・デ・ケイロス農科大学   客員研究員

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学 -  博士(農業経済学)

  • 東京農業大学 -  農学修士

  • 東京農業大学 -  農学士

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 1998年04月
    -
    2007年03月

    東京農業大学   国際食料情報学部生物企業情報学科   専任講師  

  • 2007年04月
    -
    2013年03月

    東京農業大学   国際食料情報学部   国際バイオビジネス学科   准教授  

  • 2013年04月
    -
    2017年03月

    東京農業大学   国際食料情報学部   国際バイオビジネス学科   教授  

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 1992年03月
    -
    1994年02月

      (社)日本国民高等学校協会日本農業実践学園   経営部普通作物担当   技師

  • 1996年03月
    -
    1998年03月

      国際熱帯農業研究所   資源作物管理部門   研究員

  • 2003年09月
    -
    2004年08月

      サンパウロ大学ルイス・デ・ケイロス農科大学   経済経営学部   客員研究員

所属学会・委員会 等 【 表示 / 非表示

  • 2012年04月
    -
    継続中
     

    日本農業普及学会

  • 2014年09月
    -
    継続中
     

    地域デザイン学会

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 食農教育論

資格・免許 【 表示 / 非表示

  • 司書

  • 学芸員

  • 中学校教諭1級普通免許

  • 高等学校教諭1級普通免許

  • 高等学校教諭2級普通免許

学位論文 【 表示 / 非表示

  • 現代農業の担い手教育の展開と方法に関する実証的研究

    稲泉 博己

    東京農業大学    1992年06月

    学位論文(その他)   単著

    日本農業の将来を考えるとき、農業後継者の育成が課題の一つになることは言うまでもない。本論文はこの問題主に、農林水産省系の農民教育研修施設の歴史的発展過程と現状そして将来展望を中心として、諸外国の動向なども参照しながら検討したものである。農民研修教育施設を農水省系の「基本型」と都道府県立の「発展型」とに分類し、それぞれ、自営者志向に影響する要因が異なることが確認された。また、従来、あまり交渉のなかった「農民教育」への一般「教育学」の成果の援用の重要性を指摘した。
    博士論文

  • 農民教育の発展とその近代化-新しい農民教育を求めて-

    稲泉 博己

    東京農業大学    1988年03月

    学位論文(その他)   単著

    わが国農業の中で、農業後継者の育成・確保重要な課題となっている。回答を中心に、農村女性の描く生産活動と家事との関わりを述べた。本論文では、農水省系農業大学校の事例として、日本農業実践学園(内原)、八ヶ岳中央農業実践大学校(八ヶ岳)、および農林水産省農業者大学校(農者大)を取り上げ、その歴史、教育理念、方法などを調査した。このうち八ヶ岳、農者大に絞 って、その教育の学生への影響を明らかにするために調査を行った。さらに調査結果解析に数量化理論2類を援用し、自営者志向に影響を与える要因を分析した。その結果、「他産業との比較」、「地域農業の将来」、「仲間の存否」が強い影響を持っていた。また、在学期間中に、学生の農業自営者志向の向上も見られ、各々独自の教育内容・方法の成果が確認できた。
    修士論文

論文 【 表示 / 非表示

  • 農業者の経験値を踏まえた青年農業者育成方法の継承と発展(共著)

    下口ニナ・稲泉博己・安江紘幸・大室健治

    青年農業者育成の研究   ( 77 ) 37 - 41   2015年03月

    研究論文(学術雑誌)   共著

    本研究では農業者の経験知を踏まえた持続可能な青年農業者の育成方法を解明した。ここでは霜里農場の金子氏を第一世代、研修後独立して風の丘ファームを経営する田下氏を第二世代、風の丘ファームで研修を受けた者を第三世代と見做す。この第三世代は風の丘ファームで、有機農業の技術とともに、様々な有機的なつながりを大切にするという理念も伝承されていた。同じ第三世代でも、すでに独立しているA氏と現在研修中のB氏では、田下氏からの継承の仕方が異なっていた。これには研修生の資質や制度等の外部環境の変化も影響していると思われる。

  • 有機農法の先駆者による青年農業者の育成方法―埼玉県小川町霜里農場40年の取り組みから―(共著)

    稲泉博己・下口ニナ・安江紘幸・大室健治

    2014年度日本農業経済学会論文集     184 - 189   2014年12月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    霜里農場で研修を受けている青年農業者を対象にして,その学びについて調査した.その結果,霜里農場における学びと研修の機会は,有機農業を目指す者たちのみならず,一般にも広く開かれていた.次に記念誌『一粒万倍』掲載の90名の記述に関するテキストマイニングの結果から,農家・非農家出身に関わらず霜里農場において「つながり」の重要性を感じていた.そしてインタビューによって浮かび上がった現代篤農家の青年育成方法とその成果は,見よう見まねを続けながら,自ら工夫する姿勢を学ぶという体験学習の本質に結びついていた.(250文字)

  • 『未来をみつめる/命を守る農場』における学び-埼玉県小川町霜里農場の研修を事例として-

    稲泉博己,沖小百合,下口ニナ,安江紘幸,大室健治

    青年農業者育成の研究   ( 75 ) 41 - 44   2014年03月

    研究論文(その他学術会議資料等)   共著

    現場における体験や実習を通じた学びについては,高い効果が認められており,近年では児童・生徒の体験型研修に注目が集まっている.農業分野でも体験を通じた学び,研修の重要性が指摘され,古くから「農民教育の三本柱」の重要な要素とされてきた.本研究では,特に教育機関を離れた農業現場での「学び」,「正統的周辺参加」論における熟練者(篤農家)と新参者(新規就農者)の「学び合い」の実態を取り上げてみたい.今回は埼玉県小川町において霜里農場を主宰し,有機農業を実践する金子美登氏に焦点を当てる.ここでは,金子氏が青年農業者に対して,どのように技術や理念を伝えているか,その継承方法に着目した.

  • インドネシア・ボゴール県Petir村の農業環境と村内社会経済的分化の実態(共著)

    宮浦理恵・稲泉博己・藤本彰三

    食農と環境   ( 13 ) 117 - 124   2014年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    持続的な地域農業の発展のためには,エネルギー効率の良い農生態系を構築することが基本となる。そこで農業振興モデル策定のための基礎資料を整理した.その結果,ボゴール地域の主要作物は収穫面積順に,水稲,キャッサバ,トウモロコシなどであった。またPetirにおける町内会ごとの社会経済的特性について主成分分析を行った結果,村を上下左右に分ける地域内グループA,B,C,Dが分布しており,町内会ごとの特徴が地理的な配置に大きな影響をうけていた。これらにより生態的に安定し,経済的かつ社会的に公正な持続的なファーミングシステムの構築を策定することが課題である。

  • Cassava Products and their Diffusion in West African Countries.

    Inaizumi Hiroki

    JC-APEAEN年次報告   ( 2 ) 44 - 52   2014年02月

    研究論文(学術雑誌)   単著

    本稿の目的は、キャッサバがアフリカの主食となったその浸透過程を追うことにある。まずキャッサバ原産地の探求、次に発酵キャッサバがどのようにアフリカに広まったのかを検討した。その結果、中央アフリカへの導入を皮切りにいくつかのルートを経てアフリカ内に普及していた。そうしたアフリカ大陸内での拡大過程には、ガリなどの加工品の存在とその独特の発展が影響している。この特徴から考えると、今後も発展の余地があり、このことがアフリカにおける食料安全保障と収入増大に益々寄与し得るものと思われる。

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著書 【 表示 / 非表示

  • バイオビジネス12

    稲泉博己,新部昭夫,山田崇裕 (担当: 共著 )

    家の光協会  2014年03月

  • Global Trend of Jatropha Research and its use.

    Inaizumi Hiroki (担当: 共著 )

    JIRCAS International Agriculture Series No.22  2012年12月

  • 農業の『教育力』を考える-食農教育:食や農を生かした教育とは何か?

    稲泉博己 (担当: 共著 )

    食の検定協会  2011年

  • 独立行政法人農業者大学校廃止と地域における農業教育の役割 共著 平18 (2006) 年 『地域における教育と農』、「年報村落社会研究」第42集

    日本村落研究学会編、 稲泉 博己 (担当: 共著 , 担当範囲: pp. 101-139 )

    農山漁村文化協会  2006年10月

    2004年末、唐突に独立行政法人農業者大学校(農者大)の閉校が決定された。農者大は日本における農業者教育の総本山と位置づけられていた。それは社会的地位のみならず、教育内容、システム、方法など、ユニークかつ効果的なものがあったからである。本稿では農者大の教育活動の再生を目指し、その独特な教育を検討した。

  • 「大西洋を挟んだキャッサバ交流史」 『米大陸へ「学卒移民」史―東京農大OBたちの記録』

    松田藤四郎、秋岡伸彦、 稲泉 博己他 (担当: 共著 , 担当範囲: pp. 245-252 )

    東京農大出版会  2006年08月

    アフリカでのキャッサバとの出会い、その起源を求めてブラジルへ渡った経緯、さらにブラジル在住農大OBとの交流などから、将来展望まで。

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総説・解説記事 他 【 表示 / 非表示

  • アフリカにおけるバイオ燃料作物の広がりについて

    稲泉 博己

    (特活)アジア太平洋資料センター(PARC)『オルタ』リニューアル創刊号2008.7/8号通巻402号     2008年07月

    総説・解説(その他)   単著

    バイオ燃料作物生産推進、抑制あるいは共存その他いずれの道を歩むにしても、サミットなどの“政治的”圧力の下で、現段階の不確実な情報から性急に判断を下すのではなく、更なる“科学的”検討を踏まえて、各国・地域の実情に合った自律的なバイオ燃料作物生産開発の計画立案と実行が望まれる。

  • アフリカ農業が直面するバイオ燃料の嵐

    稲泉 博己

    (特活)アフリカ日本協議会 『アフリカNOW 』第81号     2008年06月

    総説・解説(その他)   単著

    原油価格高騰によって、輸送費用、肥料や飼料価格、トラクターなどの稼働費用も上昇し、食料価格高騰の一因となっていることは広く知られている。
    一方で、原油価格とほぼ平行してバイオ・エタノール、バイオ・ディーゼルの価格も上昇していることが、食料価格にも影響を及ぼしていることも指摘されている。
    ここでは、バイオ燃料とアフリカ農業について2007年3月を一つの画期として、現状を見る。するとそこにはアフリカの主体性だけではない、世界的な大きな波がアフリカを襲っているように見受けられる。

  • 「アフリカにおけるバイオ燃料開発の状況」

    稲泉 博己

    (社)国際農林業協働協会『平成19年度地域食料農業情報調査分析検討事業 南米・アフリカ地域食料農業情報調査分析検討事業実施報告書』     2008年03月

    総説・解説(その他)   単著

    アフリカを取り巻くバイオ燃料ブームは驚異的なスピードで進行している。毎日インターネットを通じて入ってくる世界のバイオ燃料関連のニュース量には圧倒されるばかりであり、2008年にTICADやサミットを控えた我が国の関心の高まりも、例えばジャトロファ関連のセミナーがたびたび開かれるなど、大いに盛り上がってきている。そうした現状であるから、ここに取り上げたものの中にも既に陳腐化している情報も少なくないと思われる。しかしながら筆者としては、このブームの前提にあるはずのアフリカの農業について、もう一度概観しておく必要があると考え、FAOのデータなどを取り上げた。もとよりこれらのデータ自身がアフリカ諸国農業の真の姿を必ずしも反映しているとは言い難いが、少なくとも一つの判断材料、あるいは更なる議論のきっかけにはなるものと期待している。

  • 「平成19年度普及指導員養成マニュアル作成委員会『調査研究のすすめかた―8つのステップであなたをサポート―』」

    加部通治、稲泉 博己他

    (社)全国農業改良普及支援協会     2008年03月

    総説・解説(その他)   共著

    調査研究において、結果を求める際に重要なのは、実はそれらの結果に何らかの感慨を感じることではないかと思う。調査結果に関する予想も、想定も、自らそれら「仮定」を設定することで、実際に出てきた結果に感慨が持てる。ところでその「仮定」は「思い込み」とどう違うのだろうか? 簡単に「結果」やその結果を「分かる」ことを求める風潮が強い昨今なので、ともすると例えば学力調査結果に対する大見出しから受ける印象に引きずられた「思い込み」に陥ってしまう危険性は常に存在する。こうした状況であることをわきまえ、そこでいかに自らの「仮定」や意図を冷静に判断できるか? 正確に真摯にデータを収集し、適当な分析方法を選択した後は、煩雑なデータの処理は表計算ソフトに任せて、そこから出てきた統計量をじっくり検討すべきであろう。大切なのは「科学的」に判断する姿勢だと、再度強調した。

  • 「(書評)「アフリカ 可能性を生きる農民」」

    稲泉 博己

    日本アフリカ学会『アフリカ研究』第71巻     2007年12月

    総説・解説(その他)   単著

    本書の特徴を一言で表すとすれば、筆者の30年以上に亘るアフリカとの付き合いの中から紡ぎ出された、そこ(ナイジェリア/ザンビア)に住む農民たちの姿をありのままに捉えようとする努力の過程であり、その成果であると言えるだろう。そしてさらに大雑把にそのエッセンスを抽出するとすれば本書のはしがきの中に見られるように、「多様性の中に、差異性を突き抜けたどのような共通性を持っているのか」を探ること、あるいは「アフリカ農業とアフリカ農民像をめぐって存在する大きく異なる2つの見方について・・・両方がともに一面の真理を含むと仮定して、それをどのように整合的に理解するか」という課題への筆者の接近方法を記したものと言えるのではないだろうか。

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 人・地域づくりに貢献する主体形成・価値創造型の農業・農村支援モデル

    基盤研究(A)

    研究期間:  2013年04月  -  2017年03月 

    AKISによる公共私のシナジー関係の解明とCoP-AKISの類型化を通じた国際的な農業・農村支援モデルの提示。

  • カメルーン熱帯雨林とその周辺地域における持続的生業戦略の確立と自然資源管理プロジェクト

    JST-JICA地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム

    研究期間:  2010年  -  2015年 

    カメルーンとその周辺に広がる熱帯雨林は、炭素貯蔵庫として、重要な役割を担っている。しかしこの地域では、6000 万人の住民が燃料・食物・薬・建材等の供給を森林に依存しており、その荒廃を防ぐために森林保全と周辺住民の生活改善を試みる。住民参加による非木材森林産物の生態、利用調査をもとに、住民組織による森林資源の持続的利用システムを確立する。地域住民の生活改善策として、キャッサバの生産を強化し、余剰分を食品、酒類・飲料等へ加工し、その販売ルートの確立を目指す。また、非木材森林産物の再評価を行い、森林保全に役立てる。これらの成果を、森林・サバンナにおける土地利用や環境保全モデルの構築に活かす。2012年度までに、非木材森林産物の季節的生産量と収穫量、野生動物の密度分布が明らかになりつつある。また、改良品種の現地試験の結果、キャッサバの収量は2倍になり、茎の配布によって新品種が村の各世帯に行き渡った。

  • カメルーン東部・森林-サバンナ境界域における小農キャッサバ生産システムの確立

    基盤研究(A)

    研究期間:  2009年04月  -  2013年03月 

    カメルーン東部州にて、IITAカメルーンと協働して、キャッサバ改良品種の導入試験を行なった結果、キャッサバ改良品種は貧栄養のOxisol環境下で土壌の酸性化を引き起こすが、在来品種よりも約2倍の収量を示し、農家への普及に貢献したが、乾燥過程での品質劣化がみられることが食品化学および参与調査で明らかとなった。これらの成果は、JST/JICA・SATREPSプログラムに継続され、キャッサバ生産・加工・販売にかかわる実践的研究として農家の経営向上に寄与する道が開かれた。

  • 西アフリカにおけるイモ類資源の再評価

    基盤研究(B)

    研究期間:  2006年04月  -  2008年03月 

    西アフリカのヤムイモとキャッサバについて、育種と栽培面からの生産性の向上を検討するとともに、ポストハーベストの実態を明らかにして作物資源としての経済的発展性について研究を行った。これまでの研究により「ヤムイモの周年栽培」の試験栽培に成功した他、ヤムイモ種苗生産の新手法である「挿し木技術を用いたミニ塊茎生産技術」を確立させた。これらの結果は海外学術誌、日本熱帯農業学会、日本アフリカ学会、国際ヤムイモワークショップで発表した。また、これらの研究は産経新聞(平成20年8月29日朝刊)、NHKBS放送(同9月25日)今日の世界の特集「気候変動最前線 : ヤムイモは地球を救う」、NHKBS放送(平成21年4月25日)特集番組「イモは世界を救う」で紹介された。

受託研究受入実績 【 表示 / 非表示

  • アセアン農業Map作成に関するコンサルティング契約

    提供機関: 味の素株式会社  一般受託研究

    研究期間: 2012年04月  -  2013年03月 

    アセアン各国の以下に示すような、農業実態詳細、地勢、物流等の農業情報を記載したMAPを作成する。
    (1)アセアン各地の大学および研究所の紹介
    (2)資料および書籍等の紹介
    (3)セミナー等の紹介
    (4)アセアン各地の農業に関して甲が実施している研究の内容についての情報提供。

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 南アフリカ共和国における菜園普及活動の現状と課題-リンポポ州におけるJVCの取り組みから-

    稲泉博己,沖小百合

    日本国際地域開発学会2014年度秋季大会  (九州大学)  2014年11月  -  2014年11月  日本国際地域開発学会

    南アフリカ共和国リンポポ州において、わが国のNGO日本国際ボランティアセンター(JVC)が行っている家庭菜園造成・管理の支援の現状について報告する。まず調査地域では、参加型活動を積み重ねて指導者(Co-Facilitator)に育っていく仕組みを整え、菜園のさらなる普及拡大を目指している。これらは家族の中での世代交代とは異なり、いわゆる「師弟同行」を経て育った「第二世代」の指導者と考えられる。そこで今回は「第二世代」指導者へのライフストーリー法に基づく聞取りを行った。その結果「第二世代」指導者たちは、いずれも植物の生育に楽しみを見出していることなど、菜園指導者としての適性を持っていた。そうした個人的資質という土壌の上に、JVCのプロジェクトという働きかけが行われていた。特に、地縁や血縁のないTownshipの中で、JVCの訓練を受けた人たちがそれぞれ独自に学び、そして家庭菜園を作っていることに関しては、それぞれのやる気が強く働いていることがうかがえた。したがって今後とも地道な働きかけを通じ、「第二世代」指導者の適性を持つ人たちに少しでも接触し、継続的に交流を続けることで、個々の家庭菜園という点が線に、さらに面が広がることで、Townshipの中に菜園が、緑が広がることが期待される。

  • 有機農法を活用した地域活性化における行政支援―埼玉県小川町を事例として

    下口ニナ・稲泉博己・大室健治

    the Biannual conference for the Asia-Pacific Educators on Agriculture and Environment  (Bicol, the Philippines)  2014年08月  -  2014年08月  the Asia-Pacific Educators on Agriculture and Environment (APEAEN)

    小川町における有機農業の萌芽は、40年以上前に金子美登氏が彼の霜里農場で始めたことに遡る。金子氏の持続的な、また篤農的な有機農業および持続可能な暮らしの取り組みはよく知られており、彼は日本で最も有名な有機農業者の一人となった。本研究では、小川町役場が地域活性化と有機農業振興に果たしてきた行政的な制度的支援について、その根拠と手順(プロセス)を把握するため、小川町役場産業観光課農林グループ主幹並びに同課農林政策担当主査に対して聞取り調査を行った。その結果第一に、農業を取り巻く不安定な状況に対して、町では有機農業に関わる施策や支援を通じて振興を図ろうとしたこと。第二に、町役場が積極的に農業者や農業団体と連携を取ることで、小川町有機農業推進協議会が実質的かつ有効な組織として機能してきたこと。さらに調査全般から得た印象では、個人的な繋がりと互いを尊重する雰囲気が見られた。この二つが小川町による制度的支援の、最も基本かつ重要な成功要因であると考えられた。

  • カメルーンにおけるキャッサバ加工品市場の現状―SATREPS-FOSASプロジェクト実態調査から

    稲泉博己・フダ テレーズ・ムバイラノドジ アンドレ

    第51回日本アフリカ学会学術大会  (京都大学)  2014年05月  -  2014年05月  日本アフリカ学会

    本報告では、これまで数回にわたり本学会で報告してきたSATREPS-FOSASプロジェクトの進捗状況、特にキャッサバ加工品とその市場に関しての参加型調査から、今後のプロジェクト進行に重要な示唆が得られた。すなわち、今後キャッサバの加工を進めるにあたり、やはり村人たちの第一の主食であるバトン・デ・マニオクを中心に据えつつ、その加工工程中の中間産物として、同時に利益率の観点からもフーフーやウォーター・フーフー加工も視野に入れること。さらにこれらについては、より村外市場を意識して質の向上を目指すべきことなどである。

  • 現代の篤農家による青年農業者の育成方法に関する研究

    下口ニナ・稲泉博己・安江紘幸・大室健治

    アジア太平洋農環境教育者学会日本支部能登研究会  (国民宿舎やなぎだ荘)  2013年12月  -  2013年12月  アジア太平洋農環境教育者学会

    金子美登氏が主宰する霜里農場における学びと研修の機会は、有機農業を目指す者たちのみならず、企業や教育機関にも開かれており、その目的や状況によって様々な関わり方が見られた。記念誌「一粒万倍」掲載90名の研修修了生の記述に関して、テキストマイニングの結果、研修生は「つながり」(人と人、人と環境、人と野菜など)の重要性を感じていた。これらのことを象徴的に「有機的つながり」と捉えていた。研修生は霜里農場研修の生活や実体験を通じて学び、金子夫妻の生き方の哲学に触れ、自らの生活をも変える決意を固めたものと見られた。

  • カメルーン南部ビチリ村のキャッサバ加工の現状

    稲泉博己

    第50回日本アフリカ学会学術大会  (東京大学)  2013年05月  -  2013年05月  日本アフリカ学会

    報告者が関わるFOSASプロジェクトでは、その目標を「森林-サバンナ境界域におけるキャッサバ生産の集約化と、余剰キャッサバの加工、販売ルートを開発することにより地域経済に貢献すること」としている。この目標達成のためにプロジェクト開始以来、様々なレベルで対象地域=ビチリ村の状況把握に努めてきた。そこで昨年来のベースライン調査とその結果概要を報告した。

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その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示

  • 2007年04月
    -
    継続中

    ショートレポートの採用

  • 2007年04月
    -
    継続中

    講義資料の事前提示

学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示

  • 1998年04月
    -
    継続中

    アジア・太平洋農業・環境教育者学会   会計担当理事

  • 2012年11月
    -
    2013年10月

    東京農業大学農業経済学会   編集委員

  • 2013年06月
    -
    2015年05月

    日本国際地域開発学会   編集委員

学外の社会活動 【 表示 / 非表示

  • 長野県農業大学校あり方検討会

    2012年05月
    -
    2012年12月

    長野県農業大学校のあり方を検討するため、県内外の有識者を招集して議論を行った。この検討委員会の座長を勤めた。この結果長野県農業大学校の既存コースの刷新とともに、新たに「経営実践者コース(仮称)」の設置を提案した。

産学連携の基本姿勢 【 表示 / 非表示

  • 積極的に共同研究に取り組みたい。

研究の魅力 【 表示 / 非表示

  • 一緒に語り、学ぶ姿をイメージしながら、基礎をしっかり身につけて頑張って欲しい。