2024/08/06 更新

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東 典子 (アズマ ノリコ)

Noriko Azuma

助教

職名

助教

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(地球環境科学) ( 2004年03月   北海道大学 )

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学   生物産業学部   海洋水産学科   助教

    2021年06月 - 現在

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 分子集団遺伝学

論文 【 表示 / 非表示

  • 神奈川県に定着した特定外来生物クリハラリス<i>Callosciurus erythraeus</i>の地理的由来:台湾を原産とする3系統の混在

    江口 勇也, 佐久間 幹大, 舩越 優実, 東 典子, 嶌本 樹, 片平 浩孝

    保全生態学研究   advpub ( 0 )   2024年

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:一般社団法人 日本生態学会  

    <p>要 約:神奈川県では1950年前後にクリハラリス<i>Callosciurus erythraeus</i>が定着し、今なお分布拡大が続いている。その起源には諸説あり、飼育個体の逸脱や伊豆大島を経由した導入が挙げられてきたが、未だ明確な結論は得られていない。そこで本研究では、県内における本種の遺伝的集団構造を明らかにし、地理的由来や分散経路を推察することを目的として、鎌倉市と横浜市および横須賀市において駆除された個体のミトコンドリアDNA cytochrome <i>b</i>(cyt <i>b</i>)領域および調節領域の一部(D-loop)のハプロタイプ組成を調べた。解析の結果、検査した214個体すべてが台湾に由来するcyt <i>b</i>ハプロタイプを有していた。さらに、得られた各cyt <i>b</i>ハプロタイプに対応する38個体を任意に選抜し、台湾内でのデータが充実しているD-loopの配列と比較したところ、東部系統および東部・南部系統の姉妹グループ(以下、姉妹グループ)に加え西部系統の存在が認められた。鎌倉市では東部系統および姉妹グループが混在しており、従来から有力視されてきた伊豆大島経由の導入およびペットとして飼育されていた個体の逸脱を由来とする可能性が改めて支持された。横浜市ではこれら2系統に加えて西部系統が混在し、さらには東部系統および姉妹グループのハプロタイプ組成も異なるため、鎌倉市とは異なるルートで複数回に渡り人為的に個体が持ち込まれた複雑な導入の経緯が推察された。横須賀市に関しては、鎌倉市と同じ2系統が認められたものの、独自のハプロタイプ組成が見られ、これまで記録されていない未知の導入歴が示唆された。神奈川県ではクリハラリスの更なる拡散を防ぐために分布最前線における積極的駆除が求められており、ソースとなる集団の判別や拡大ルートの推定に対して、今回得られた遺伝情報の有効活用が期待される。</p>

    DOI: 10.18960/hozen.2324

  • Development of a repetitive DNA marker for identification of the exotic large-scale loach introduced to Japan 査読あり 国際誌

    Masamichi Kuroda, Noriko Azuma, Takafumi Fujimoto, Katsutoshi Arai

    Fisheries Science   2023年11月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.1007/s12562-023-01731-4

  • Effects of heatwave events on the seagrass-dwelling crustacean Pandalus latirostris in a subarctic lagoon 査読あり 国際誌

    Hiroyuki Matsumoto, Noriko Azuma, Susumu Chiba

    Marine Environmental Research   192   106226 - 106226   2023年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: https://doi.org/10.1016/j.marenvres.2023.106226

  • 宮城県気仙沼市の西舞根川におけるスジエビ<i>Palaemon paucidens</i>の生活史

    加藤木 侑一, 松本 裕幸, 髙橋 潤, 東 典子, 千葉 晋

    日本ベントス学会誌   77 ( 0 )   27 - 37   2022年12月

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    記述言語:日本語   出版者・発行元:日本ベントス学会  

    DOI: 10.5179/benthos.77.27

  • Genetic differentiation in Palaemon septemtrionalis between populations of two rivers examined by newly developed short tandem repeat markers 査読あり 国際誌

    Noriko Azuma, Masamichi Kuroda, Yuichi Katogi, Susumu Chiba

    Crustacean Research   51   123 - 127   2022年11月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:Carcinological Society of Japan  

    We developed short tandem repeat markers for Palaemon septemtrionalis and tested their utility for analysing population genetics. Six markers were selected for their genotyping ability and suitability for population genetic analyses, and the genetic differences between two populations from different rivers were evaluated using these markers. The results suggested a low level of genetic differentiation between the two populations.

    DOI: 10.18353/crustacea.51.0_123

    DOI: 10.18353/crustacea.51.0_123

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