職名 |
教授 |
研究室住所 |
東京都世田谷区桜丘1-1-1 |
研究室電話 |
03-5477-2305 |
外部リンク |
|
小西 良子 (コニシ ヨシコ) Sugita-Konishi Yoshiko 教授 |
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
-
日本食品衛生学会
1988年04月 - 現在
-
アメリカ毒性学会
1990年04月 - 現在
-
日本食品微生物学会
2002年04月 - 現在
-
日本マイコトキシン学会
1985年04月 - 現在
-
日本農芸化学会
1979年04月 - 現在
論文 【 表示 / 非表示 】
-
ヒトiPS細胞由来心筋細胞に対するカビ毒シトレオビリジンの電気生理学的影響
内山 陽介, 山崎 大樹, 小林 直樹, 諫田 泰成, 小西 良子
食品衛生学雑誌 63 ( 6 ) 210 - 217 2022年12月
記述言語:日本語 出版者・発行元:公益社団法人 日本食品衛生学会
<p>シトレオビリジン(CTV)は,<i>Penicillium citreonigrum</i>を含むさまざまな真菌によって産生されるカビ毒である.CTVは神経毒性を特徴としているが,心臓に悪影響を与える可能性のある衝心脚気やケシャン病との関連が疑われている.<i>in vivo</i>および<i>in vitro</i>で実験動物の心臓および心筋細胞におけるCTVの影響が報告されているが,ヒトの心筋細胞に対するCTVの影響はまだ完全には理解されていない.本研究では,ヒトの心臓に対するCTVの直接的な影響を,ヒトiPS細胞由来心筋細胞(hiPSC-CMs)を使用した多電極アレイ(MEA)によって検討した.MEAの結果は,30 μmol/LのCTVの直接曝露がhiPSC-CMsの拍動を止めたこと,Field potential durationおよび1st peak amplitudeは10 μmol/LのCTVで短縮されたことを明らかにした.hiPSC-CMsの拍動停止前に,スパイク間の間隔の長さは2倍から4倍に変化していた.これらの結果は,CTVがヒト心筋細胞の電気生理学的活性に直接影響を及ぼしたことを示唆している.この研究は,カビ毒に関連する食品の安全性を確保するためのCTVのヒトへの直接的影響に対するリスク分析に貢献することが期待できる.</p>
-
Survey and risk assessment of aflatoxins and sterigmatocystin in Japanese staple food items and the evaluation of an in-house ELISA technique for rapid screening 査読あり
T.Yoshinari, Y.Sugita-Konishi, E.Sato,H.Takeuchi, M.Taniguchi,T.Fukumitsu,A.Shimoyama,,A.Nakamura,S.Murayama,S.Owaki, S.Miyake, Y.Hara-Kudo
Food Control ( 157 ) 2024年03月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
-
カビ毒汚染されたナツメグに対する Bright Greenish-Yellow Fluorescens(BGYF)選別の有効性
小林 直樹, 岡野 清志, 小西 良子
食品衛生学雑誌 64 ( 5 ) 179 - 184 2023年10月
記述言語:日本語 出版者・発行元:公益社団法人 日本食品衛生学会
<p>香辛料は,マイコトキシンの汚染が多いことが報告されている.Codex(2018)の報告によるとナツメグには特にアフラトキシン(AF)とオクラトキシンA(OTA)の汚染が多い.現在インドネシアでは,主として目視選別がおこなわれ,インドネシア規格によりABCD(whole 良品で虫食い,空洞率の低いもの),SS(しわが多いもの),BWP(割れ,虫食いが激しいもの)の3グレードに分類されており,日本に輸入されているグレードはABCD である.また,ABCD およびSS の劣化品とBWP を混合した製品としてCompany Brand がある.本研究では,穀物のAF 汚染選抜に利用されているBGYF 選別方法のマイコトキシン除去効果をナツメグで実証するため,4ロットのCompanyBrand をBGYF 選別により,陽性グループと陰性グループに分け,AF,OTA 濃度および真菌フローラを調べた.その結果,BGYF 陽性グループではいずれのマイコトキシンも濃度が高く,真菌フローラも陰性グループと違いがあった.本研究はBGYFによるナツメグのマイコトキシン汚染選別が,AFだけでなくOTAにも有効であることを実証したものである.</p>
-
Analytical Studies on Ciguateric Fish in Okinawa, Japan (II): The Grouper Variola albimarginata 査読あり
2023年01月
-
The Patrol Yeast: A new biosensor armed with antibody-receptor chimera detecting a range of toxic substances associated with food poisoning. Biosens Bioelectron 査読あり 国際共著 国際誌
Jiulong Su , Bo Zhu , Akihito Inoue , Hiroyuki Oyama , Izumi Morita 3, Jinhua Dong 4 Takanobu Yasuda 1, Yoshiko Sugita-Konishi 5, Tetsuya Kitaguchi , Norihiro Kobayashi , Shiro Miyake , Hiroshi Ueda
Biosens Bioelectron Oct 11 2022年01月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
-
イラストで見る HACCPシステムの要点
小西良子、三宅司郎、大仲賢二、小林直樹、脇洋一、伊藤 武( 担当: 単著)
幸書房 2020年12月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
-
小西 良子, 三宅 司郎, 脇 洋平, 大仲 賢二, 小林 直樹, 伊藤 武 (食品), イカリ消毒株式会社LC環境検査センター, 環境文化創造研究所
幸書房 2020年 ( ISBN:9784782104484 )
記述言語:日本語
MISC 【 表示 / 非表示 】
-
食育で「食品のリスク」をどう伝えるか 招待あり
小西良子
日本食育学会誌 16 ( 1 ) 3 - 13 2022年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
その他研究活動 【 表示 / 非表示 】
-
第116回 食品衛生学会学術講演会 実行委員長
2020年11月 - 2020年12月
第116回 食品衛生学会学術講演会の実行委員長を務めた
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
-
日本食品衛生学会論文賞
2022年11月 (公社)日本食品衛生学会 ケーススタディ:ゆでめん製造工場におけるPDCAサイクルによる微生物の分布と汚染源の特定
大八木 伸、森田隆行、小西良子
受賞区分:国内外の国際的学術賞 受賞国:日本国
-
日本食品衛生学会賞
2017年11月 日本食品衛生学会 食品を汚染する真菌性および寄生虫性危害要因の検出法開発と リスク評価に関する研究
小西良子
受賞区分:国内外の国際的学術賞 受賞国:日本国
-
遠山椿吉賞
2013年02月 (一般財団法人東京顕微鏡院) マイコトキシンの毒性発現機序ならびに健康リスク評価に関する研究
小西良子
受賞区分:国内外の国際的学術賞 受賞国:日本国
-
日本マイコトキシン学会賞
2007年01月 日本マイコトキシン学会
受賞区分:国内外の国際的学術賞 受賞国:日本国
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
-
カイネティックス解析を用いた食品汚染カビ毒と乳酸菌細胞壁成分の結合能評価と応用
2022年04月 - 2025年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
小西良子
担当区分:研究代表者
-
食品異物及びカビ伝播の原因となる食菌性昆虫はカビ毒産生能を亢進する
2018年04月 - 現在
科学研究費補助金 基盤研究(C)
小西良子
担当区分:研究代表者
-
遺伝毒性を有する食品汚染カビ毒に対するシステマティックな新規安全性確保手法の開発
2015年04月 - 2018年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
-
病原因子遺伝子情報を用いたジビエの食中毒危害微生物の解析と検査法
2012年04月 - 2015年03月
科学研究費補助金 基盤研究(C)
担当区分:研究代表者
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
-
日本国内流通食品に検出される新興カビ毒の安全性確保に関する研究
2019年04月 - 2022年03月
厚生労働省
吉成知也
担当区分:研究分担者 資金種別:競争的資金
共同研究実施実績 【 表示 / 非表示 】
-
食品加工工場における微生物制御に関する研究
2020年09月 - 現在
セッツ株式会社 学内共同研究 学内共同研究
盛田 隆行
担当区分:研究分担者
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
-
The effects of citreoviridin on human induced pluripotent stem cell–derived cardiomyocytes 国際共著 国際会議
Y.Uchiyama et al
International Symposium of Mycotoxicology 2022年08月 Japanese Society of Mycotoxicology, Thai Society of Mycotoxicology
開催年月日: 2022年08月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地: Faculty of Veterinary Medicine, Kasetsart University 国名:タイ王国
-
植物由来乳酸菌の加熱および酸処理によるアフラトキシン結合能への影響
大仲 賢二、小林 直樹、豊泉 美貴、萩原喜久美、島津 徳人、三宅 司郎、小西 良子
2022年11月 日本食品衛生学会
開催年月日: 2022年11月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:長崎 出島メッセ
-
Effects of environmental changes on sterigmatocystin production in Aspergillus section Versicolores 国際共著
Yonaha et al
International Symposium of Mycotoxicology 2022年08月 Japanese Society of Mycotoxicology, Thai Society of Mycotoxicology
開催年月日: 2022年08月
記述言語:英語
開催地: Faculty of Veterinary Medicine, Kasetsart University 国名:タイ王国
-
Discovery of candidate citreoviridin biosynthesis gene cluster in Penicillium citreonigrum 国際共著 国際会議
Izawa
International Symposium of Mycotoxicology 2022年08月 Japanese Society of Mycotoxicology, Thai Society of Mycotoxicology
開催年月日: 2022年08月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地: Faculty of Veterinary Medicine, Kasetsart University 国名:タイ王国
-
分岐鎖アミノ酸が腸管上皮細胞に及ぼす影響 国際会議
香西 歩、岩槻 健、清水 誠、小西 良子、只石 幹、服部 一夫
2022年度 日本農芸化学会 大会 2022年03月
開催年月日: 2022年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Web
担当経験のある科目(授業) 【 表示 / 非表示 】
委員歴 【 表示 / 非表示 】
-
日本食品衛生学会 会長
2021年06月 - 現在
団体区分:学協会
-
防菌防黴学会 評議委員
2020年06月 - 現在
団体区分:学協会
-
獣医公衆衛生研究 副編集委員長
2020年06月 - 現在
団体区分:学協会
-
日本食品微生物学会 評議委員
2013年01月 - 2020年06月
団体区分:学協会
現在は評議員
社会貢献活動 【 表示 / 非表示 】
-
微生物はマルチプレーヤー
役割:講師
千葉県長正高校 文科省 スーパーサイエンス高校プログラム 千葉県立長生高校 2022年09月
対象: 高校生
種別:講演会
スーパーサイエンス高校に選抜されている千葉県立長生高校において、サイエンスの面白さを講義した。