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教授 |
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佐藤 みずほ (サトウ ミズホ) SATO Mizuho 教授 |
留学歴 【 表示 / 非表示 】
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2015年09月 - 2015年10月 Montclair State University Management of Information and Technology Program
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科 准教授
2019年04月 - 2022年03月
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東京農業大学 国際食料情報学部 食料環境経済学科 教授
2023年04月 - 現在
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 特任講師
2015年04月 - 2019年03月
国名:日本国
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慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 研究員
2014年06月 - 2015年03月
国名:日本国
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株式会社クインビーガーデン ソリューション本部 主任研究員
2013年04月 - 2019年03月
国名:日本国
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慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 助教
2013年04月 - 2014年03月
国名:日本国
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文部科学省科学技術・学術政策局政策課資源室 事務補佐員
2010年04月 - 2013年03月
国名:日本国
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
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食料・農業・農村経済学会
2019年04月 - 現在
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実践総合農学会
2017年04月 - 現在
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International Simulation and Gaming Association
2016年04月 - 現在
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日本フードサービス学会
2014年06月 - 現在
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日本感性工学会
2014年04月 - 現在
論文 【 表示 / 非表示 】
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による食形態や食意識の変化 査読あり
佐藤みずほ,水山元,小川雅俊,松本和宏,曾根田 弘光
日本感性工学会論文誌 22 ( 2 ) 135 - 145 2023年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大予防のために,大多数の人が在宅勤務を余儀なくされた.また,こうしたライフスタイルの変化は,私たちの日々の食生活にも影響を及ぼしているのではないかと推測される.そこで本研究では,まず第1に,属性の違いがCOVID-19による食形態への変化にどのような影響を与えたのか,第2に,COVID-19の影響によって食への意識がどのように変化し,どのような食への価値に意識を向けるようになったのか,の2つに焦点を絞り,アンケート調査に基づいてそれらを分析することを目的とする.その結果,男性も女性もCOVID-19により自宅で食事をする機会が増えたことにより,中食の利用増加につながっていた.さらに,COVID-19の感染リスクを減らすために自宅で過ごす時間が増えるにつれて環境や食への意識が高まっていることも明らかになった.
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家庭系食品ロス低減を促す介入システムの提案 - 食品ロスに関心がある若者を対象として - 査読あり
木 村 由 佳 ・ 佐 藤 みずほ ・ 神 武 直 彦
廃棄物資源循環学会論文誌 34 1 - 14 2023年03月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
20代を中心とする若者を対象に家庭系食品ロス低減に向けて,複数の介入方法を組み合わせたシステムを設計し,家族構成別に,食品ロス低減の効果を検討した.その結果,食品の写真撮影記録及びフィードバックの介入が特に印象に残った介入手法となった.しかし,家族構成の違いによる食品ロス低減化への影響には明らかな違いはみられなかった.一方で,介入中の食品ロス増減量から被験者のタイプを分類することができ,それぞれのタイプ別の介入方法を提案することができた.
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Food and Agriculture Education to Address Food Loss and Waste, Aiming at a Sustainable Supply Chain 招待あり
Mizuho Sato, Hajime Mizuyama
Journal of Nutritional Science and Vitaminology 68 95 - 97 2022年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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消費者セグメンテーションに基づ く食品廃棄低減化施策の検討一食のライフスタイルと食品廃棄行動の関連か ら一 査読あり
佐藤みずほ,水山 元
日本食育学会誌 16 ( 4 ) 157 - 173 2022年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
日本では,消費者からの食品ロス・廃棄も多く発生しており,消費者側からの食品ロス削減を考えることは重要である.そこで,本研究では,「Food-Related Lifestyle: FRL」の考え方を用いて消費者を食のライフスタイルの観点から分類した.次に,食品廃棄行動に影響を与える要因などから消費者を分類「Food Waste Behavior: FWB」した.そして,それらの分類の間の関係について分析することによって,食品廃棄行動の分類別にどのようなライフスタイルの消費者が含まれるかを明らかにし,それぞれのセグメントにあった食品ロス・廃棄低減化の施策提言を行った.
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Equilibrium Search Technique Using Genetic Algorithm and Replicator Dynamics and its Application to Food Supply Chain Model 査読あり 国際誌
Natsuki Morita, Hayato Dan, Katsumi Homma,Hitoshi Yanami,Shota Suginouchi,Mizuho Sato,Hajime Mizuyama,Masatoshi Ogawa
Smart Innovation, Systems and Technologies 309 363 - 374 2022年07月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス) 出版者・発行元:Springer
社会システムをゲームモデルで表現して均衡を求める研究は有用であるが,実際の応用では計算時間が問題となる.そこで,本研究では,遺伝的アルゴリズムにレプリケーターダイナミクスの考え方を組み合わせた均衡探索手法を提案した.そのアルゴリズムを用いることによって,商品のオークションをモデルにしたゲームの均衡導出のための計算時間が46%短縮された.また、この新しいアルゴリズムを使ってミルクサプライチェーンゲームの均衡を導出し,1/3ルールと1/2ルールでメーカーとスーパーの影響を調べた.その結果,1/2ルールでは, サプライチェーンの利害関係者の利益を損なうことなく食品の損失と廃棄を削減できたが,実社会での様々な条件を設定して検証する必要がある.
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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Environmental Impact V (Wit Transactions on Ecology and the Environment, Vol 245)
Mizuho Sato, Kyoka Hatta, Wakana Higuchi, Takehiro Hayashida, Kazuhiko Hotta, Shahla Wunderlich( 担当: 共著 , 範囲: Efforts to reduce food loss in restaurants and to assess consumer awareness in Japan)
WIT Press, pp.21-30 2020年08月
総ページ数:266 記述言語:英語 著書種別:学術書
環境に関わる問題に関する多面的な論文集である.担当章の内容は以下の通り.外食産業の食品ロスへの取り組みについて15店舗にインタビューを実施した.また,消費者の食品ロスへの意識調査も実施した.その結果,ほとんどの店舗で食品ロスへの関心は高かった.また,食品ロスの発生原因は,食べ残しが一番多く,その削減方法として有効な手段とされているドギーバック等の持ち帰り制度の実施についてはほとんどの店舗で実施されていなかった.さらに,消費者側でも食品ロスへの意識は高く,持ち帰り制度がある場合は,持ち帰りたいと回答している消費者が多かった.しかし,少数ではあなるが,持ち帰りたくないと回答した消費者もいる.1人暮らしの場合は,持ち帰っても結局は廃棄してしまうことも考えられる.したがって,外食の食品廃棄・ロスを低減するには,提供側と消費者側の双方向でコミュニケーションをよくすることが重要と考える.
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Environmental Impact IV (Wit Transactions on Ecology and the Environment, Vol 215)
Mizuho Sato, Masaru Nakano, Shahla Wunderlich( 担当: 共著 , 範囲: Effective utilization of the stockpiled food in local government storage through food banks in Japan: Reduction of food waste)
WIT Press,pp.261-273 2018年
総ページ数:520 記述言語:英語 著書種別:学術書
環境に関わる問題に関する多面的な論文集である.担当章の内容は以下の通り.地方自治体などに備蓄されている食料の使い道として被災者支援に加えて,社会福祉的観点から,フードバンクを通して食料支援が必要な人々に供与することについて市民の意識調査等を行った.主な結果は次の通りである.(1)備蓄食料の栄養価について「知らない」とする人が90%であったが,ビタミン及びミネラルを補う方法として食料品専門スーパー等と連携し,野菜・果物で補うことに賛成が55%であった.(2)フードバンクについて「知らない」とする人が77%であったが,地方自治体の備蓄食料をフードバンクに供与することについて80%が賛成であった.以上のことから地方自治体等の備蓄食料をフードバンクを通して社会福祉的に利用することは市民の理解が得られた.また,食料品専門スーパーとの連携により,栄養価の改善のみならず,技術の改善にもつながり,社会福祉の増進や食料品廃棄低減化に資すると考えられた.
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メープルシロップ・スイーツ
小田忠信,佐藤みずほ ( 担当: 共著 , 範囲: 第4章特性及び第5章栄養価 pp.14-18,総126ページ)
誠文堂新光社 2015年10月
総ページ数:総126ページ 担当ページ:p.14-18 記述言語:日本語 著書種別:学術書
メープルシロップの歴史,食文化,特性,栄養価についてまとめた本である.また,プロのシェフによるメープルシロップやシュガーを使用した菓子やパンのレシピが64品紹介されている.製菓製パンの業界で働く人への参考書として使用できる内容である.※なお,2016年10月に台湾で翻訳されて出版された.
MISC 【 表示 / 非表示 】
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こんにゃくの魅力
佐藤みずほ
三田評論 ( 1233 ) 89 - 89 2019年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語
こんにゃくの歴史,栄養成分,現在の使用方法などこんにゃくの魅力を解説
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食品小売業における食品ロスおよびその削減に対する消費者の意識
佐藤みずほ
食品と容器 56 ( 10 ) 610 - 616 2015年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
食品小売業における食品ロスおよびその削減に対する消費者の意識についてアンケート調査を含めて解析した概要を紹介した.消費者の中には製造者の期限表示に沿って食するか廃棄するか判断している人が多い.期限表示についても,栄養表示や健康表示のように消費者が自ら判断できる内容を記載することが必要であり,食品廃棄量の低減化につながると考えられる.
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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2023年度 部門マルチシンポジウム賞(技術分野)
2023年03月 計測自動制御学会 制御部門 利得表が未知なゲームに対する効率的な均衡探索アルコリズムの提案
檀 隼人,森田菜月,本間克己,屋並仁史,杉之内 将大,佐藤 みずほ,水山 元,小川 雅俊
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第10回 FOST社会貢献賞
2021年03月 食品廃棄低減化を促進するための 消費者教育ゲームの開発
受賞区分:国内外の国際的学術賞 受賞国:日本国
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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消費者行動を考慮した食品廃棄低減化システムの検討-ミルクゲームを活用して-
2020年04月 - 2023年03月
科学研究費補助金 若手研究(スタートアップ)
佐藤みずほ
担当区分:研究代表者
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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With/After COVID-19 の持続可能な Food Supply Chain に向けたシナリオ分析
2022年06月 - 2023年03月
東京農業大学
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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With/After COVID-19 の持続可能な Food Supply Chain に向けたシナリオ分析
2021年06月 - 2022年03月
東京農業大学
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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高齢者の知識を活用したゲームの開発(野菜の廃棄ゲーム)
2020年02月 - 2023年03月
公益財団法人科学技術融合振興財団
佐藤みずほ
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
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食品廃棄低減化を促進するための消費者教育ゲーム
2018年02月 - 2020年02月
公益財団法人科学技術融合振興財団
佐藤みずほ
担当区分:研究代表者 資金種別:競争的資金
共同研究実施実績 【 表示 / 非表示 】
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消費者の行動変容メカニズム解明のための行動特性解析・モデリング技術の開発
2021年08月 - 2022年03月
富士通株式会社 富士通研究所 国内共同研究 国内共同研究
担当区分:研究分担者
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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高校生を対象とした食品廃棄低減化ゲームの実施概要-Veggi Mart Game を用いて-
佐藤 みずほ,水山 元
日本シミュレーション&ゲーミング学会 2023 年度春期全国大会 論文集,pp.4-5 2023年05月
開催年月日: 2023年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:オンラインによる開催(Zoom)
SDGs教育の一環として,著者らが開発した Veggi Mart Gameの一部を改変したゲームを高校生に体験してもらい,その食品廃棄低減化に対する効果について検討することを目的とし,一定の教育効果を確認できた.
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による食形態や食意識の変化
佐藤みずほ,水山元,小川雅俊,松本和宏,曾根田 弘光
第18回日本感性工学会春大会
開催年月日: 2023年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Zoomによるオンライン開催
COVID-19は,私たちの生活に様々な影響を与えた.こうしたライフスタイルの変化は,私たちの日々の食生活へにも影響を及ぼしているのではないかと推測される.そこで,属性の違いがCOVID-19によってどんな変化があったのか,そして,食意識や価値の変化について明らかにすることを目的とした.その結果,男女ともに食や食品廃棄,食行動に変化がみられた.
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Food and Agriculture Education to Address Food Loss and Waste, Aiming at a Sustainable Supply Chain 招待あり 国際会議
Mizuho Sato
22nd IUNS-ICN International Congress of Nutrition in Tokyo, Japan 2022年12月
開催年月日: 2022年12月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
食品ロス・廃棄が世界中で問題になっている.その低減化方法については様々,研究されている.著者らは,食品廃棄低減化の教育として,野菜と牛乳のサプライチェーンをベースにゲームを作成し,その教育効果について検討しておりその内容を紹介した.
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による食形態の変化
佐藤 みずほ,水山 元,小川 雅俊,松本 和宏,曾根田 弘光
第24回日本感性工学会大会要旨集,2A-1,pp.1-7, Online 2022年08月
開催年月日: 2022年08月 - 2022年09月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
COVID-19の影響で私たちの活動はかなり制限されていた.そして,度重なる緊急事態宣言の影響により活動が自粛された産業とそうでない産業に分かれた.また,人々の働き方は,業種や企業規模によってその対応は異なりライフスタイルが大きく変化した人とそうでない人の2極化が促進されたている.また,こうしたライフスタイルの変化は,私たちの日々の食生活へにも影響を及ぼしているのではないかと推測される.そこで,まず第1COVID-19前後によるに食行動の変化を明らかにした.その結果,男性も女性もCOVID-19前後で大きな変化はみられなかった.しかし男女ともにCOVID-19による朝食への影響が示唆された.
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フードシステム全体から見た食品ロスの課題 招待あり
佐藤みずほ
日本食品科学工学会第 69 回大会講演集,pp.17, Online 2022年08月
開催年月日: 2022年08月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に示された「持続可能な開発目標(SDGs)」において,小売・消費レベルでの食品廃棄を世界全体で半減するという目標が掲げられた.国際連合食糧農業機関(FAO)のデータによると食料の 1/3(約 13 億トン)は毎年,損失あるいは廃棄されている.わが国も例外ではなく,2019年の推計データによると,食品廃棄物量は年間1,756万トンも発生しており,中でも食べられるにも関わらず廃棄される食品ロスの量は570万トンとされている.この食品ロスのうち,309万トンが事業系から,261万トンが家庭系から発生している.そのため,川上,川下の両方で食品ロスを低減化することが重要である.具体的には,消費者には期限の短い食材を廃棄せずにうまく使い切るための料理スキルなど,事業者には無駄の出にくい効率的なオペレーションのスキルなどがあげられる.その方法として,ゲーミフィケーションやゲームを活用することも有効な手段と考える.こうした取組みを,事業者と消費者がコミュニケーションを取りながら継続的に実施していくことが望まれる.
その他教育活動及び特記事項 【 表示 / 非表示 】
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ケースメッソド教授法セミナー修了
2022年06月 - 2022年07月
慶應義塾大学大学院 経営管理研究科のケースメッソドセミナー教授法「ベーシック・モジュール」を受講し修了した.
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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食料・農業・農村経済学会 事務局長
2021年04月 - 2022年03月
団体区分:学協会
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食料・農業・農村経済学会 編集委員
2020年04月 - 2021年03月
団体区分:学協会
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日本ゲ―ミング&シミュレーション学会 広報委員
2019年11月 - 2021年03月
団体区分:学協会
社会貢献活動 【 表示 / 非表示 】
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第3回全日本ゲーミフィケーションコンペティション開催
役割:司会
2022年08月 - 現在
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Mismo 食品ロス記事掲載
2022年01月
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第2回全日本ゲーミフィケーションコンペティション開催
役割:司会
2021年05月 - 2021年11月
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東京都村山市 市民講座「食品ロスを考える」
2021年03月
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第1回全日本ゲーミフィケーションコンペティション開催
役割:司会
2020年08月 - 2020年11月