2023/07/04 更新

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吉田 実花 (ヨシダ ミカ)

YOSHIDA Mika

助教

職名

助教

外部リンク

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学   農学研究科   農学専攻   博士後期課程   修了

    2014年04月 - 2017年03月

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    国名:日本国

  • 東京農業大学   農学研究科   農学専攻   博士前期課程   修了

    2012年04月 - 2014年03月

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    国名:日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(農学) ( 2017年03月   東京農業大学 )

  • 修士(農学) ( 2014年03月   東京農業大学 )

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学   農学部   農学科   助教

    2018年04月 - 現在

所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 国際園芸学会

    2020年01月 - 現在

  • 日本食品保蔵科学会

    2019年02月 - 現在

  • 東南アジア農学会

    2014年11月 - 現在

  • 農産物流通技術研究会

    2012年11月 - 現在

  • 園芸学会

    2012年09月 - 現在

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 青果物の長期貯蔵

  • 青果物の収穫後生理および品質保持技術(ポストハーベスト)

論文 【 表示 / 非表示

  • サツマイモ‘高系14号’「なると金時」の輸出に向けた高糖化および障害抑制技術 査読あり

    吉田実花・西尾麻衣子・岩崎真友佳・神田菜乃子・馬場 正・ 兼田朋子

    日本食品保蔵科学会誌   49 ( 2 )   87 - 94   2023年03月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人日本食品保蔵科学会  

    サツマイモ塊根の食味品質向上において,収穫後の高糖化は重要である。塊根は低温貯蔵により糖度を増すが,同時に低温障害(CI)の発生が懸念される。CIの発生を避けながら糖度を高める効果的な貯蔵法が求められている。本研究では,サツマイモ「なると金時」塊根に対して,低温貯蔵前に高温処理とコンディショニング処理を行い,処理後5℃で30日間貯蔵した。さらに20℃で20日間置いてから、糖度と障害発生を調査した。その結果,貯蔵前の40°Cで2日間の高温処理と,10°Cから5°Cまで1日あたり1°Cの段階的なコンディショニング処理を組み合わせることで,糖度を高め,CIを効果的に低減できることを示した。サツマイモ「なると金時」の低温貯蔵は,高糖化と障害軽減を同時に実現できる可能性が示された。

  • 長野県産リンゴ果実における抗酸化能の品種間差異と収穫日および貯蔵による変化 査読あり

    吉田実花・梅島芙美・今井祥子・馬場正・山口正己

    東京農業大学農学集報   67 ( 4 )   154 - 159   2023年03月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:日本語   出版者・発行元:東京農業大学  

    長野県で収穫されたリンゴ果実の抗酸化能をoxygen radical absorbance capacity(ORAC)法により測定した.品種間および品種内の差異,収穫日,貯蔵条件がORAC値に与える影響を調査した.その結果,リンゴのORAC値は品種間で最大1.8倍の差異が認められた.同日に収穫した果実でも果実間で1.7倍の差異がみられ,ORAC値がばらつきやすい品質であることがわかった.また,暦日から判断した適期で収穫した果実で最も高いORAC値を示したことから,抗酸化能の面からも適期収穫果が高品質であることが示唆された.貯蔵期間中のORAC値は貯蔵温湿度に関わらずほぼ一定であった.抗酸化能の高い果実の提供のためには,収穫時点でのORAC値が高いことが重要だと考えられる.

  • Sensor histidine kinases mediate ABA and osmostress signaling in the moss Physcomitrium patens 査読あり 国際誌

    Tsukasa Toriyama, Akihisa Shinozawa, Yuki Yasumura, Masashi Saruhashi, Mayuka Hiraide, Shiori Ito, Hideyuki Matsuura, Keiko Kuwata, Mika Yoshida, Tadashi Baba, Izumi Yotsui, Teruaki Taji, Daisuke Takezawa, and Yoichi Sakata

    Current Biology   32   1 - 12   2022年01月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    乾燥にも冠水にも対応可能なコケ植物に着目し、植物が乾燥と冠水という極端な水利用環境の変化を統合的に感知し、生存に最適な応答を導く遺伝子を明らかにした。

    DOI: https://doi.org/10.1016/j.cub.2021.10.068

  • カットキャベツの品質保持期間の延長に向けたActive MA包装 査読あり

    髙田優紀,吉田実花,馬場正,山口正己,岡部繭子

    農流技研会報   326   17 - 20   2021年04月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    大気よりも高濃度の酸素と二酸化炭素を組み合わせたActive MA包装を試みた結果,50%酸素,15%二酸化炭素に調製後ナイロンポリ(NP)で包装すると効果的で,品質保持期間を7日間まで延長することが確認された.

  • 酸素透過度の高いプラスチック製袋詰めカットキャベツの褐変特性の品種別評価 査読あり

    髙田優紀,吉田実花,馬場正,山口正己,岡部繭子,柴田隆喜,市田大樹,三尋木健史

    農流技研会報   325   10 - 13   2021年01月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    本研究では、カットキャベツの切断面の褐変特性を現在入手可能なできるだけ多くのキャベツ品種について調査した。まず褐変特性の評価方法を検討し、その方法を利用して品質保持期間を調査した。品質保持期間は、品種によって2.2日から7.0日まで異なり、品種間で3倍以上の差が認められた。品質保持期間の延長に品種選定が一要因として考慮する意義が示唆された。

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 園芸利用学

    山内直樹, 今堀義洋, 吉田実花ほか( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第8章 青果物の貯蔵 1.低温貯蔵)

    文永堂出版  2021年04月  ( ISBN:978-4-8300-4142-6

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    総ページ数:A5判293ページ   担当ページ:187-199   記述言語:日本語   著書種別:教科書・概説・概論

    青果物の貯蔵における低温貯蔵の意義、品質保持効果、最適貯蔵温度と品質保持期間などについて実際のデータを紹介しながらまとめた。

  • 図説園芸学 第2版

    吉田実花( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第 4章 施設園芸 コラム4.スマート農業、第11章 果樹/核果絵類,堅果類の特性  コラム6.気候変動 、第16章 熱帯果樹 コラム10. 農産物輸入検疫 )

    朝倉書店  2020年10月  ( ISBN:978-4-254-41040-2

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    総ページ数:B5判174ページ   担当ページ:41、117、161   記述言語:日本語   著書種別:教科書・概説・概論

    園芸学のうち、スマート農業、気候変動、農産物輸出の3テーマについて、現代の実情と今後の展望をまとめた。

  • 青果物の鮮度評価・保持技術 -収穫後の生理・化学的特性から輸出事例まで-

    馬場正・吉田実花( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 第1章第4節「果実の追熟」)

    株式会社エヌ・ティー・エス  2019年12月  ( ISBN:978-4-86043-621-6

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    総ページ数:372ページ   担当ページ:31-34   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    果実の追熟について、その生理と果実品質との関係およびコントロール技術についてまとめた。
    B5判 372ページ

  • 現代農学概論 -農のこころで社会をデザインする-

    吉田実花・馬場正( 担当: 分担執筆 ,  範囲: 4-14-1「日本の農業」pp46-49)

    朝倉書店  2018年04月  ( ISBN:978-4-254-40561-3

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    総ページ数:239   担当ページ:101-105   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    農学部改組にあたって、農学部教員を中心に現状の農学の広がりを示す著書を企画刊行した。食料問題・環境問題・エネルギー問題・人口問題といった、複雑にからみあう現実の課題を解決し、持続的な社会を構築するために、現代の農学は何ができるか、どう拡大・進化を続けているかを概説したテキスト。農学全体を俯瞰し枠組を解説。第4章第5章の編集を担当し、4-1「日本の農業」7-2「ポストハーベスト技術」の著述に関与した。

    A4判248ページ

  • 青果物の鮮度・栄養・品質保持技術としての各種フィルム・包装での最適設計

    吉田実花・馬場正( 担当: 分担執筆)

    株式会社AndTech  2018年03月  ( ISBN:978-4-909118-04-2

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    総ページ数:187   担当ページ:23-27   記述言語:日本語   著書種別:学術書

MISC 【 表示 / 非表示

  • 研究室訪問(1)東京農業大学ポストハーベスト学研究室 招待あり

    吉田実花

    農流技研会報   ( 325 )   19 - 20   2021年01月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語  

  • よくわかるQ&Aコーナー りんごの雪室貯蔵について教えてください。 招待あり

    吉田実花

    ニューカントリー   66 ( 778 )   100 - 101   2019年01月

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    記述言語:英語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)   出版者・発行元:株式会社北海道協同組合通信社  

  • おいしいリンゴの長期供給ニーズに応えるエチレン作用阻害剤1-MCP 招待あり

    吉田実花

    植調   52 ( 7 )   12 - 15   2018年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)   出版者・発行元:公益財団法人 日本植物調整剤研究協会  

    1-MCP処理はリンゴの品質保持に有効なエチレン作用阻害剤である。今後、内部褐変の発生や香りの保持などの課題の解決とともに、青森県産の長期貯蔵用果実、その他の産地の熟度の進んだ果実、早生品種の果実など様々なもので利用が広がっていくことが期待されている。

  • 雪室を利用したリンゴの長期貯蔵 招待あり

    吉田実花, 馬場正

    果実日本 ( 公益社団法人 農林水産・食品産業技術振興協会 )   73 ( 1 )   69 - 72   2018年01月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

    雪室貯蔵は貯蔵建屋の建設など初期費用がかかるが,貯蔵物に出し入れが自由であり,出荷の時期,数量の調整が可能である。雪室の環境はリンゴの貯蔵に適した環境であり,貯蔵期間中のエネルギー消費量,コストを削減できる。

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 果実表面の微気象学的解析に基づくトマト果実への低温耐性の付与

    2021年04月 - 2024年03月

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    馬場正

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    担当区分:研究分担者 

    低温環境は、収穫後青果物の品質保持に重要である。ただし、トマトを含む一部の青果物では、逆に低温がストレスとなり褐変、軟化などの「低温障害」が発生する。低温障害を回避する技術に高温(HS)処理がある。トマトでは、HS処理(38℃3日)してから低温貯蔵(3℃3週間)すると、低温障害が発生しない。この事実は1990年代から知られていたが、実際にいろいろな収穫月のトマト果実に対してHS処理を行うと、その効果は安定しない。そこで本研究では、収穫月の異なるトマト果実について、栽培中の温度と放射照度履歴の解析を通じて、HS処理に対する反応性が異なる要因を明らかにする。最終的には、生産現場からのニーズが高い、1か月以上の品質保持技術の開発へと展開させる。

  • 完熟リンゴ果実の組織内ガス濃度測定による内部褐変発生機構の解明

    2020年04月 - 2023年03月

    科学研究費補助金  若手研究

    吉田実花

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    担当区分:研究代表者 

    食味の優れた完熟リンゴ‘ふじ’果実では、長期貯蔵後に果実内部が茶色く変色する「内部褐変」が発生することがある。内部褐変の発生メカニズムには不明な点が多く、抑制方法は確立されていない。
    申請者はこれまでに、収穫時期や貯蔵温度などの組み合わせにより、内部褐変が発生しやすい果実と発生しにくい果実が得られること、各条件により内部褐変の発生部位が異なることを明らかにした。本研究では組織内ガス濃度に着目して、それらの果実・部位にどのような差異があるのかを調査し、内部褐変の発生メカニズムを明らかにすることを目的とする。最終的には、‘ふじ’以外の品種も含めて内部褐変を発生させない長期貯蔵条件の確立を目指す。

その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 収穫月の異なるトマト果実間における低温耐性メカニズムの解析

    2020年04月 - 2021年03月

    日本私立学校振興・共済事業団 

    吉田実花

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 完熟リンゴ‘ふじ’の低温応答におけるエチレンの役割の解明

    2019年06月 - 2020年03月

    東京農業大学 

    吉田実花

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 東京農大厚木キャンパス発のブランド作物の構築 ~高品質ペピーノでキャンパス興し~

    2018年04月 - 2019年03月

    東京農業大学 

    高畑健

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    担当区分:研究分担者  資金種別:競争的資金

  • 東ミンドロ州におけるカラマンシー産業の発展に向けた研究と能力開発

    2018年04月 - 2019年03月

    東京農業大学  

    馬場 正、SEARCA

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    資金種別:競争的資金

    カラマンシーのオフシーズン生産および加工用果実の品質評価と利用に関する技術開発

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 収穫後のモモ果実における低温耐性と低温障害軽減のための高温処理

    柳炫至・吉田実花・馬場正

    園芸学会令和5年度春季大会  2023年03月 

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    開催年月日: 2023年03月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:龍谷大学 瀬田キャンパス  

  • 夏と冬に収穫しフィルム包装したクレソンの収穫後の品質変化

    船本崇太・吉田実花・馬場正

    農産物流通技術研究会「第13回研究発表会」  2022年12月 

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    開催年月日: 2022年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:科学技術館 第三会議室  

  • カットパイナップルのActive MA包装による品質保持

    奥津ちひろ・吉田実花・馬場正

    農産物流通技術研究会 第12回研究発表会  2021年12月  農産物流通技術研究会

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    開催年月日: 2021年12月

    記述言語:英語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:於 科学技術館 第一会議室  

    密封時に高濃度酸素と二酸化炭素を組み合わせたガス封入するActive MA放送がカットパイナップルの品質保持に有効であることを報告した。

  • Active MA包装によるカットリンゴの品質保持

    吉田実花・ 久保克己・村野志・ 馬場正

    園芸学会令和3年度秋季大会  2021年09月 

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    開催年月日: 2021年09月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

    カットリンゴ4品種について、任意のガス濃度に調整してから密封するActive MA包装を試みた。その結果、1品種を除いて低酸素・高二酸化炭素濃度によるActive MA包装で、9日程度の品質保持が可能であることを明らかにした。

  • 異なる貯蔵温度および1-MCP処理が二ホンスモモ5品種の品質保持期間におよぼす影響

    保谷野真由, 吉田実花, 馬場正

    園芸学会令和3年度春季大会  2021年03月 

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    開催年月日: 2021年03月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

    開催地:オンライン  

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担当経験のある科目(授業) 【 表示 / 非表示

  • ポストハーベスト論

    機関名:東京農業大学

  • 園芸学(二)

    機関名:東京農業大学

  • 情報基礎(一)(二)

    機関名:東京農業大学