2023/09/19 更新

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小林 朋子 (コバヤシ トモコ)

KOBAYASHI Tomoko

准教授

職名

准教授

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http://kobatomolab.com/

外部リンク

出身学校 【 表示 / 非表示

  • 酪農学園大学   獣医学部   獣医学科   卒業

    2001年04月 - 2007年03月

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    国名:日本国

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 京都大学   医学研究科   医学専攻   博士課程   修了

    2007年04月 - 2011年03月

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    国名:日本国

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(医学) ( 2011年03月   京都大学 )

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学   農学部   畜産学科   助教

    2014年04月 - 2018年03月

  • 東京農業大学   農学部   動物科学科   助教

    2018年04月 - 2020年03月

  • 東京農業大学   農学部   動物科学科   准教授

    2020年04月 - 現在

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 京都大学ウイルス研究所   ウイルス病態研究領域   博士研究員

    2012年07月 - 2014年03月

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    国名:日本国

  • 動物衛生研究所   ウイルス疫学領域   博士研究員

    2011年04月 - 2012年03月

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    国名:タイ王国

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / ウイルス学

論文 【 表示 / 非表示

  • 褐毛和種におけるBoLA-DRB3遺伝子の多様性解析

    西角 光平, 稲永 敏明, 西 明仁, 米澤 隆弘, 野口 龍生, 鳥居 恭司, 今川 和彦, 小林 朋子

    獣医疫学雑誌   26 ( 2 )   108 - 115   2022年12月

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    担当区分:責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:獣医疫学会  

    <p>牛伝染性リンパ腫(Enzootic Bovine Leukosis : EBL)は,牛伝染性リンパ腫ウイルス(Bovine Leukemia Virus : BLV)に起因する牛の悪性リンパ腫である。これまでに,ウシの主要組織適合遺伝子複合体(Major Histocompatibility Complex : <i>MHC</i>,ウシにおいてはBovine Leukocyte Antigen : <i>BoLA</i>)の<i>DRB3</i>領域におけるアリルタイプが感染症の抵抗性や感受性に関連していることが報告されている。褐毛和種は集団規模が小さいという遺伝的な背景から,他の品種と比較して,特定の疾病に対して異なる感受性を示す可能性がある。そこで本研究では,熊本系褐毛和種および高知系褐毛和種において,<i>BoLA-DRB3</i>遺伝子の多様性を解析し,その遺伝的構成を明らかにした。</p><p>褐毛和種184頭の<i>BoLA-DRB3</i>遺伝子のアリルタイピングの結果,熊本系褐毛和種および高知系褐毛和種でそれぞれ16および13種類のアリルが検出された。アリル頻度をもとに褐毛和種の平均ヘテロ接合度の観察値(<i>H</i>o)およびその期待値(<i>H</i>e),さらにそれらの値を用いた集団内の近交の程度を示す<i>F</i>isを解析したところ,両集団間で<i>BoLA-DRB3</i>の多様性が異なることが示された。また,<i>BoLA-DRB3</i>遺伝子のアリル頻度を基に集団間の近交の程度を示す<i>F</i>stを求めたところ,熊本系および高知系褐毛和種の集団は,黒毛和種,日本短角種,ホルスタイン種およびジャージー種の集団との遺伝的距離よりも,フィリピン在来種およびミャンマー在来種の集団との方が近かった。さらに,BLVに感染した際の低プロウイルス量と関連すると報告されているアリルを少なくとも一つ以上保有していた個体の割合は,熊本系褐毛和種においては15.7%(127 頭中20頭),高知系褐毛和種においては63.1%(57頭中37頭)と有意な差が認められた。今後,BLV感染個体ごとに<i>BoLA-DRB3</i>遺伝子の各アリルタイプとプロウイルス量を直接評価する必要がある。また,国内で飼養されている他品種と比較すると,熊本系褐毛和種では感染牛のプロウイルス量が低いとされていることから,当該品種についてはアリルタイプに基づくものとは異なる,別のプロウイルス量制御機構が存在する可能性についても検証していく必要がある。</p><p>以上の<i>BoLA-DRB3</i>遺伝子の多様性やアリル頻度の解析結果から,褐毛和種は和牛の中でも黒毛和種や日本短角種とは違った遺伝的背景を持っており,集団が小さいながらもBLVへ感染した際のプロウイルス量に関連するアリルを保有していることが明らかとなった。今後,褐毛和種においてプロウイルス量と<i>BoLA-DRB3</i>との関連を解析することにより,本品種におけるBLVの感受性を明らかにする必要がある。</p>

    DOI: 10.2743/jve.26.108

  • Clone Dynamics and Its Application for the Diagnosis of Enzootic Bovine Leukosis. 国際誌

    Hossain MB, Kobayashi T*, Makimoto S, Matsuo M, Nishikaku K, Tan BJY, Rahman A, Rajib SA, Sugata K, Ohnuki N, Saito M, Inenaga T, Imakawa K, Satou Y*

    19 ( e0154222 )   2022年12月

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    担当区分:責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: https://doi.org/10.1128/jvi.01542-22 *Correspondence

  • Phylogenomics and Spatiotemporal Dynamics of Bovine Leukemia Virus (BLV) Focusing on Asian Native Cattle: Insights Into the Early Origin and Global Dissemination. 査読あり 国際共著 国際誌

    Nishikaku K, Yonezawa T, Nishibori M, Harada M, Kawaguchi F, Sasazaki S, Torii Y, Imakawa K, Kawai K, Liu J, Mannen H and Kobayashi T

    Frontiers in Microbiology   13   917324   2022年06月

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    担当区分:責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

  • Molecular analysis of bovine leukemia virus in early epidemic phase in Japan using archived formalin fixed paraffin embedded histopathological specimens. 査読あり

    Nishikaku K, Noguchi T, Murakami S, Torii Y and Kobayashi T

    The Journal of Veterinary Medical Science   84 ( 3 )   350 - 357   2022年

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    担当区分:責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:公益社団法人 日本獣医学会  

    DOI: 10.1292/jvms.21-0570

    PubMed

    CiNii Articles

  • A target enrichment high through-put sequencing system for characterization of BLV whole genome sequence, integration sites, clonality and host SNP 査読あり

    Ohnuki N†, Kobayashi T†, Matsuo M, Nishikaku K, Kusamam K, Torii Y, Inagaki Y, Hori M, Imakawa K and Satou Y

    Scientific Reports   11   4521   2021年

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    担当区分:責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 動物の衛生 第2版

    末吉益雄、伊藤秀一、髙井伸二、佐々木羊介、伊藤琢也、井上 亮、竹原一明、髙橋俊彦、山口剛士、上塚浩司、森友靖生、上村涼子、山中典子、小林朋子、丹羽秀和、鳥居恭司、大久保倫子、羽賀清典( 担当: 共著)

    文永堂出版  2020年03月 

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    記述言語:日本語   著書種別:学術書

学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 優秀口頭発表賞

    2017年03月   日本獣医疫学会   ウイルス遺伝子配列からみた牛白血病ウイルスの流行動態の解析

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    受賞区分:国内外の国際的学術賞  受賞国:日本国

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 牛伝染性リンパ腫ウイルスの感染評価系の構築とエンベロープ多様性の解析

    2021年 - 2023年

    科学研究費補助金  基盤研究(C)

    小林朋子

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    担当区分:研究代表者 

その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 牛白血病ウイルス感染牛はなぜ増え続けるのか

    2016年04月 - 2017年03月

    民間財団等 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

  • 牛白血病ウイルスがコードするmiRNAの機能解析とその病態発現への関与

    2014年10月 - 2016年09月

    民間財団等 

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    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • BLV感染細胞のクローナリティを指標とした牛伝染性リンパ腫発症診断方法の検討

    牧元櫻子、Md Belal Hossain、松尾美沙希、大貫永輝、Akhinur Rahman、佐藤賢文、小林朋子

    第59回獣医疫学会(オンライン開催)  2022年03月  日本獣医疫学会

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    開催年月日: 2022年03月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 抗体調査結果を用いた牛伝染性リンパ腫ウイルスの基本再生産数の推定

    蛯名彪美、小林朋子

    第57回獣医疫学会発表要旨集(オンライン開催)  2021年03月  日本獣医疫学会

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    開催年月日: 2021年03月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 日本産コウモリのゲノムに存在する古代デルタレトロウイルス感染の痕跡

    西角光平, 河合久仁子, 大西舞衣子, 鳥居恭司, 小林朋子

    第43回日本分子生物学会  2020年12月  日本分子生物学会

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    開催年月日: 2020年12月

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

  • ホルマリン固定パラフィン包埋病理組織標本を用いた牛白血病ウイルスの分子疫学的研究

    西角光平、野本帆香、米澤隆弘、野口龍生、村上覚史、 鳥居恭司、小林朋子

    令和元年度日本獣医師会獣医学術学会年次大会(於東京国際フォーラム)  2020年02月  日本獣医師会

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    開催年月日: 2020年02月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

  • 日本における牛白血病の発生と拡散の歴史 招待あり

    小林朋子, 西角光平

    六史学会(日本医史・日本薬史・日本獣医史・日本歯科医史・日本看護歴史・洋学史 合同例会)(於順天堂大学)  2019年12月  日本六史学会

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    開催年月日: 2019年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭発表(一般)  

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