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菊野 日出彦 (キクノ ヒデヒコ) KIKUNO Hidehiko 教授 |
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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2012年04月-2018年09月
東京農業大学 国際食料情報学部 准教授
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2018年10月-継続中
東京農業大学 国際食料情報学部 教授
論文 【 表示 / 非表示 】
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ダイジョ(Dioscorea alata L.)の挿穂の採取時期とジベレリンおよびウニコナゾールP処理が挿木苗の育成に及ぼす影響
菊野 日出彦
熱帯農業研究 4 ( 1 ) 2011年06月
研究論文(学術雑誌) 共著
挿穂の採取時期、GAおよびGA生合成阻害剤のウニコナゾールP(UP)が挿木苗の発根、シュートおよびミニ塊茎の形成に及ぼす影響について検討した。GA処理は、挿穂の採取時期や処理濃度に関わらず挿木苗のシュート形成を抑制したが、UP処理では挿穂の採取時期によってシュートとミニ塊茎の形成率が異なった。塊茎の肥大成長への転換期直前にUP処理を行うことによって、挿木苗のシュート形成率を往生できるものと考えられた。
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Characterization of sprouting and shoot-forming processes of rooted cuttings of water yam (Dioscorea alata L.)
菊野 日出彦 他
Tropical Agriculture and Development 54 ( 4 ) 2010年12月
研究論文(学術雑誌) 共著
ダイジョの挿木苗におけるシュートの分化過程を解剖学的に明らかにした。挿木では挿穂の腋芽は伸長せず、腋芽を含む基部組織から新しいシュートが伸長した。また、基部組織には副芽が複数あることが明らかになり、これらの一部がシュートに、また基部が肥大してミニ塊茎になることが判った。挿穂は親株の齢が若い時、すなわち親株の塊茎が肥大を開始する前に採取した方がシュートの伸長率が高い事が明らかになった。
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Optimum time for collection of root samples for chromosome observation in yams (Dioscorea spp.)
菊野 日出彦 他
Tropical Agriculture and Development 54 ( 3 ) 2010年09月
研究論文(学術雑誌) 共著
ヤムイモの染色体数を観察する最適時間を明らかにするため、ホワイトヤムとダイジョの挿木苗とイモの根端を3時間おきに採取し、中期細胞の発生頻度を調べた。イモの根端におけるそのピークは2回あり、日の出後7と19時間後であった。一方、挿木苗では、ダイジョが4と16時間後、ホワイトヤムが4と13時間後であった。中期細胞の発生頻度のピークは12時間周期であり、材料によってその時間が異なることが明らかになった。
著書 【 表示 / 非表示 】
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Wild Crop Relatives: Genomic and Breeding Resources Industrial Crops
菊野 日出彦 他 (担当: 共著 , 担当範囲: 共同執筆につき担当部分抽出不可能 )
Springer-Verlag Berlin Heidelberg 2011年10月
本書はマイナークロップにおける遺伝・育種関係の内容を中心とした総合技術書である。その中のヤマノイモ族のヤムイモ(Chapter 4:Dioscorea) について解説を行った。
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アフリカのイモ類-キャッサバ・ヤムイモ-
菊野 日出彦 他 (担当: 共著 , 担当範囲: PP.163-174、PP.202-214 )
社団法人国際農林業協力・交流協会 2006年03月
本書はアフリカで栽培、利用されているキャッサバ・ヤムイモについて、作物学的特性からアフリカにおける栽培技術・経営経済、利用加工について解説した総合技術書である。