論文 - 荒井 歩
-
郡上八幡における水路網と伝統的音環境に関する研究
荒井 歩
ランドスケープ研究(社)日本造園学会 65 ( 5 ) 711 - 716 2002年05月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
岐阜県の郡上八幡は現在でも日常生活に水路網を利用している旧城下町である。本研究は郡上八幡の水路網の整備過程を整理し、水システムの特徴が現われる水調整装置とその環境音の関係を分析した。その結果、昭和初期までに構築された6系統の水路網が現在も使用されていること、水調整装置の形態等によって系統毎の特徴が異なり、それに応じて水調整装置が発する環境音の分布状況や騒音レベルが異なることがわかった。これらの事から水調整装置が発する環境音が伝統的な水システムを音環境の側面から知覚できる伝統的環境音であることが明らかとなった。
-
Study on Restoration of Boulders Walls in Osato District in Hachijyo Island
Seiji ARAI
JAPANESE INSTITUTE OF LANDSCAPE ARDHITECTURE 2000年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
東京都八丈町大里地区における玉石垣保全に関する研究。大里地区の玉石垣の特徴を八丈島の風土的視点から調査し、その価値を明らかにすることを目的とする。調査の結果、玉石垣の特徴を、①地場材としての玉石、②歴史的住居敷地内における役割、③玉石垣と屋敷林の関係の3点から明らかにした。
-
江戸下町の水辺における庶民の遊行行動に関する研究
荒井 歩
ランドスケープ研究 (社)日本造園学会 63 ( 5 ) 639 - 642 2000年05月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本研究では、江戸下町における庶民の水辺利用特質および水辺における遊行行動のルートについて分析することにより、水辺が庶民の遊行行動に果たす役割を明らかにすることを目的とした。分析資料としては、古典落語を用いている。その結果、水辺および水辺の遊行行動が出てくる噺(87話)から、遊行行動のルート(50ルート)を抽出、遊行行動の主な目的地毎に5コースに整理した。さらに水辺の構成要素からの影響に着目しながら、遊行行動ルートにおける移動内容のスタイルを5タイプに類型化、その特徴を把握した。
-
Research into factors alter the landscape elements of traditional settlements-A case study on the settlement in Kamitaira-mura,Higashi Tonami-gun in Toyama Prefecture-
Toshihiro OJIMA,Akira KOBAYASHI, Satoshi SHIOTA
The 1st International Symposium on Traditional gardens of Private Residence in Korea,China and Japan, 韓国造景学会, 中国風景園林学会, 日本造園学会 162 - 163 1998年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
世界遺産に指定されている富山県東礪波郡上平村菅沼の合掌造り集落を、空間の構造と景観要素の両面から調査 した。さらに景観要素の変化について、敷地レベル、地 域レベルの要素について分析、景観に変化をもたらす要因について考察を行った。その結果、河川事業による工事と農地整備事業が景観に変化をもたらす要因となっていることが明らかになった。
-
An Investigation into the Use of Stone in Residential Gardening in the Community of Iwa-chiku in Manazuru-machi
荒井 歩
The 1st International Symposium on Traditional gardens of Private Residence in Korea,China and Japan, 韓国造景学会, 中国風景園林学会, 日本造園学会 166 - 167 1998年10月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(その他学術会議資料等)
首都圏の石材産地で、行楽地のひとつでもある神奈川県真鶴町を対象に、集落における石材の造園的利用について調査を行った。真鶴町岩地区の集落の、個人庭レベル での石材における造園的利用は、小松石、根府川石等の石材特徴を活かしたものであった。また施設の種類との組み合わせに型を持ち、集落の景観に地域性、格調、統一感を付与していることがわかった。
担当部分:共同研究につき担当部分抽出不可能。(Akira KOBAYASHI,Ayumi ARAI) -
A Study on the Relationship between Characteristics of Space and Use on Fishing Parks in Tokyo Bay
春日 章宏、塩田 敏志
Landscape science and Architecture, Research for the Landscape of Waterfront 61 - 62 1997年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
本研究は、港湾環境整備施設である堤防や護岸を釣り施 設としても活用している海釣り公園および海釣り施設を対象としている。現在東京湾内に立地する6つの施設における空間特性と利用状況の関係を、利用実態調査を含めた現地調査から明らかにした。その結果、手軽にかつ安全に釣りが出来る空間と釣りを媒介に集い憩う空間と いう2つのタイプに海釣り施設が分類された。
-
住区内街路における緑視状況に関する研究
荒井 歩
(社)日本造園学会 ランドスケープ研究 59 ( 5 ) 157 - 160 1996年05月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本研究では、景観体験を重視する上で従来の水平前方向 のみを計測する緑視率に加えて、頭上垂直方向を計測する樹冠率を用い、両者を合成することにより囲繞感を重視した緑量感が計測できると考えた。この環境体験を踏まえた緑に対する視知覚環境情報を「緑視状況」と定義した。世田谷区内における代表住専街路を調査対象地と し、夏期・冬期の実験を通じて住居地区における「緑視状況」の有効性を立証した。また、緑視状況把握モデルも併せて提案した。
担当部分:全て本人が執筆。(高野 歩) -
緑視状況把握モデルの試案‐世田谷街区の事例‐
塩田敏志
東京農業大学 農学集報 40 ( 4 ) 289 - 296 1995年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
本研究は、冬期の街路における「緑視状況」の把握を試みたものである。その結果、落葉した樹木郡によって構成される冬期の街路においても「緑視状況」概念が成立することが明らかとなった。そこでさらに季節感の相違 を越えて「緑視状況」の把握を試みた結果、住区専用地区における「緑視状況」把握モデルを提案した。
担当部分:当人が主たる実施者。(高野 歩、塩田 敏志) -
緑視状況把握の試案‐夏期における世田谷街区の事例-
塩田敏志
東京農業大学 農学集報 40 ( 3 ) 191 - 198 1995年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
本研究は、緑環境の指標として用いられる「緑視率」に 環境体験(時間的・空間的経過)の概念を加味した「緑視状況」という新しい指標の提案を、夏期の街路において試みたものである。その結果、頭上を覆う樹冠が視野 外に位置するにも関わらず、街路の評価に影響を及ぼす ことが明らかとなった。
担当部分:当人が主たる実施者。 (高野 歩、塩田 敏志) -
木洩れ日の計量化
荒井 歩
(社)日本造園学会 造園雑誌 57 ( 5 ) 259 - 264 1994年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本研究は、魚眼レンズによって撮影した全天空写真デー タを用いて、木洩れ日の計量化を試みたものである。コンピューターにおける色相パレットの検討、画像処理プログラムの構築を行った結果、計量化ツールを提案した。また、夏期の落葉広葉樹植栽地、落陽広葉樹・常緑樹混植地における木洩れ日の状況を数値によって示した。
担当部分:全て本人が執筆。(高野 歩)