論文 - 栗田 和弥
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東京都多摩川水系大丸用水で確認された魚類
古旗 崚一, 内田 大貴, 栗田 和弥
伊豆沼・内沼研究報告 14 113 - 122 2020年08月
記述言語:日本語 出版者・発行元:公益財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団
多摩川流域内の各水域では,多様な魚類の生息が確認されており,大部分は,河川や水路内に定住する魚類が多くを占めるが,海と川を回遊する魚類等も確認され,それぞれの種の貴重な生息場所となっている。中でも都市部では,宅地化に伴う水田の減少による生息場所の劣化,また,水路の直線化やコンクリート化が進み,魚類の生息場が劣化・消失している。本研究では,多摩川から取水する大丸用水で2017年の8月から11月にかけて,魚類相の調査を実施した。その結果,3種の在来魚と10種の外来魚が確認された。水路は現在も継続的に改修工事が行われており,2017年当時の改修前の大丸用水の魚類相を示したことは,将来的な水路復元事業の一助となるだろう。
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36 years of multi-body collaborative restoration and management of alpine vegetation and footpaths at Makihatayama, Uonuma Renpo Prefectural Natural Park, Niigata, Japan 査読あり
Kurita, Kazuya and Kiyoshi Matsumoto
1st Asia Parks Congress Proceedings 1 237 2013年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
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都市近郊緑地における緑地管理団体の発足形態と活動の継続性に関する研究 査読あり
上田 早織, 栗田 和弥, 他
レジャー・レクリエーション研究 ( 71 ) 3 - 18 2013年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
都市近郊緑地の中でも多摩丘陵のうち東京都町田市における緑地管理団体の発足形態と活動の継続性についてアンケート調査を主体として実施した。その結果、緑地管理活動初期における団体の組織化の目的および経年による目標達成のため、あるいは団体の構成員の新陳代謝が必要であることが検証された。
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Management of protected areas in urban fringe area of Tama Hills, Tokyo, Japan 査読あり
Kurita, Kazuya
The 6th International Conference of Monitoring and Management of Visitors in Recreational and Protected Areas (MMV6) 384 - 385 2012年
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
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Trend of nature trail and its management in Japan 査読あり
Kurita, Kazuya
48th World Congress of International Federation of Landscape Architects (IFLA) 2011年
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
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台湾国家公園におけるパークボランティアの現状と活動意識
〓智益(Tu, Chi-i),下嶋聖,栗田和弥
東京農業大学農学集報 55 ( 1 ) 73 - 81 2010年06月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
台湾における国家公園(国立公園)のパークボランティアの歴史および現状を把握・整理し,活動意識についてボランティアならびに管理処(管理事務所)職員に対して調査を行い,今後の必要性と需要を明らかにした。
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温泉の効果に関するエビデンスの整理と健康づくりを中心としたレジャーへの応用
上岡洋晴,栗田和弥,鈴木英悟,渡邉真也,北湯口 純,鎌田真光,本多卓也,森山翔子,武藤芳照
身体教育医学研究 11 ( 1 ) 1 - 11 2010年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
既往の研究成果より,温泉の治療と健康増進効果に関する結果を整理した。また,温泉の有効活用とレジャーへの展開について述べた。
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台湾・金門国家公園における公園事業と多様な主体参画の可能性
〓智益(Tu, Chi-i),下嶋聖,栗田和弥,麻生恵
レジャー・レクリエーション研究 64 ( 64 ) 23 - 38 2010年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
文化的・歴史的な景観要素と共に島嶼の自然環境を併せ持ち,私有地を含めて指定している国家公園(国立公園)における運営管理方法について,多様な主体の参加の可能性を,現在の運営主体(組織)の分析から検証した。
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エビデンスの構築と研究方法論を目的とした論文の質評価に関する考察 -学会誌「レジャー・レクリエーション研究」における1993-2007年までの疫学的論文を対象として-
上岡洋晴,鈴木英悟,栗田和弥,本多卓也
レジャー・レクリエーション研究 ( 62 ) 3 - 19 2009年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
1993~2007年に発表されたレジャー・レクリエーション研究を対象として,人を対象として疫学的論文レビューを行い,(1)質の高い論文の入念な調査,(2)レジャー活動やレクリエーションの用語の定義,(3)倫理面への配慮に関する措置と記述,(4)国際的声明チェックリストへの対応,の必要性を明らかにした。
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台湾国家公園の発展と多様な主体の参画に関する研究
Tu, Chi-i,下嶋聖,栗田和弥,麻生恵
レジャー・レクリエーション研究 ( 60 ) 55 - 69 2008年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
台湾における国立公園(国家公園)の運営システムは,その国家公園事業(業務および機能)に対して多様な主体の参画によることを具体的に明らかにした上で,期待される役割およびその可能性と課題について検討した。
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日本の国立公園と保護地域における管理運営
栗田 和弥
中華民国(台湾) 台南市政府 2007年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
台湾における新しい国立公園創設に向けた,日本での文化的景観や自然環境の管理運営計画や実行に対する市民参加を含めた事例を紹介すると共にその展開の重要性や効果を解説した。
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Management of alpine region and mountain natural park in Japan: Who is in charge of it? 査読あり
Kurita, Kazuya
The 41st Iinternational Federation of Landscape Architects (IFLA) World Congress Proceeding 196 - 199 2004年09月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
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日光国立公園尾瀬ヶ原における利用者の意識構造について
山本清龍,麻生恵,栗田和弥
ランドスケープ研究(日本造園学会誌) 66 ( 5 ) 715 - 718 2003年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
尾瀬ヶ原における利用者(国立公園来訪者)のアメニティー(快適)意識量,ディスアメニティー(不快)意識量をヒアリング調査し,分析を行った。満足評価および混雑に対する意識評価の構造とその原因が明らかにされた。
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尾瀬ヶ原における利用者の数や配置が自然景観に与える影響について
下嶋聖,羽生田麻衣,一場博幸,麻生恵,栗田和弥
ランドスケープ研究(日本造園学会誌) 65 ( 5 ) 665 - 668 2002年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
自然風景地において利用者が自然風景を眺める際に,他の利用者の存在が見えることによって,自然景観の質が損なわれる度合いを明らかにした。日光国立公園尾瀬地域の湿原空間を対象とし,利用状況の違い(混雑の度合いや利用者の配置)によって,どのように自然景観に影響するかを現地において検証した。調査方法は,計量心理学的測定法の一つ(マグニチュード推定法)を用い,被験者の近くに存在する利用者と遠くの利用者についての視距離とグループに人数を変えて自然景観に対する影響度の評価実験を行なった。実験の結果,自然景観に対する影響度は,視距離別およびグループ人数それぞれに相関があり,その特性を数量的に明らかにした。
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阿蘇地域における草原景観の分類とその景観イメージに関する研究
猪瀬怜子,畔柳直美,宮川浩,麻生恵,栗田和弥
ランドスケープ研究(日本造園学会誌) 65 ( 5 ) 621 - 626 2002年03月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
阿蘇くじゅう国立公園の中で重要な位置を占めてきた阿蘇地域の二次草原が,畜産業の衰退により失われつつあり,本研究ではまず,国立公園の景観保全という観点から草原景観の分類を試み,それが立地するマクロスケールの地形条件を基に9つのタイプに分類された。それを基に各タイプの草原景観のイメージ調査を行った結果,7つの評価軸で捉えられることが分かった。また,草原景観のタイプと評価軸の関係を分析し、阿蘇地域の草原は,広がりや雄大さだけではなく、迫力ややわらかさなど多様なイメージで捉えられることが明らかになった。
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Characteristics of Visual Structure of Coppice Landscape in Urban Fringe Hill Area
麻生恵,植竹薫,栗田和弥
International Federation of Landscape Architects (IFLA) 2000年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
多摩丘陵に分布する雑木林の景観構造を、地形とその視点場から分類した。また、地図指摘法により、地域住民が日常生活において立地環境別の雑木林の何を視対象として認識しているかを明らかにした。
担当部分:共同執筆につき担当部分抽出不可能 -
関東地方における市民による環境NPOに関する研究 査読あり
栗田和弥,植竹薫
ランドスケープ研究(日本造園学会誌) 62 ( 4 ) 400 - 404 1999年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
関東地方における市民によるNPOによる自然環境保全活動の実態について,特に保全している活動フィールドとの関連について重点的に調査・分析を行なった。
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農村地域における景観の変遷に関する基礎的研究
水野和浩,麻生恵,栗田和弥
ランドスケープ研究(日本造園学会誌) 62 ( 5 ) 715 - 720 1999年03月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
農村における13年間の景観変遷を把握し,変化要素と変化要因を明らかにした。また,住民の意識と物理変化の異なりも検討した。さらに,記述方法論についても検討を行なった。
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Fundamental Study on Park Protected Area of national Park in Korea
池和永,麻生恵,栗田和弥
International Seminar on Development of Agribusiness and its impact on Agricultural Production in Southeast Asia 3 (DABIA-III) 405 - 410 1999年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
世界の国立公園制度の中でも特徴的な,韓国の公園保護地域(Park Protected Area)の指定状況を調査・分析し,現在までの指定目的などの変遷を明らかにした。
担当部分:共同執筆のつき担当部分抽出不可能 -
A Study on Receational Activities of Waterfront Parks in Tokyo
宇野敬,麻生恵,栗田和弥
日本造園学会 Research for the Landscape of Waterfront. 63 - 64 1997年11月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
東京の海浜公園における護岸形態(砂浜、磯浜、石垣その他)の違いによる、利用状況の違いを、利用者数・年齢層などにより比較考察した。結果として水際線に近づ ける親水空間が好まれる傾向が明らかになった。
担当部分:共同執筆につき担当部分抽出不可能 (宇野敬・麻生恵・栗田和弥) -
Environmental Planning of Usune-gawa River for Amenity and Green Tourism in Kawaba Village, Gunma, Japan
小林健太郎,栗田和弥,麻生恵,鈴木忠義
日本造園学会 Research for the Landscape of Waterfront. 75 - 76 1997年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
群馬県川場村における農業公園整備に伴う景観視点の変化をもとに、新しい農村観光地の計画を立案した。橋梁や各施設の完成した後、それぞれを有機的な繋がりを持たせる必要性を提案した。
担当部分:共同執筆につき担当部分抽出不可能 (小林健太郎,栗田和弥,麻生恵,鈴木忠義) -
A Study on Recrational Activities on Medium to Narrow Rivers and Riversides in Japan's Metropolitan Area
栗田和弥,田中宏名,麻生恵
日本造園学会 Research for the Landscape of Waterfront. 65 - 66 1997年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
首都圏住宅地域を流れる中小河川である鶴見川水系における利用者の利用状況を調査研究した。河口から等間隔に利用者数などを地図上に視覚化し,堤上の歩道の有無や堤外緑地の有無の違いなどを比較した。
担当部分:本人が主たる執筆 (栗田和弥,田中宏名,麻生恵) -
台湾におけるキャンプの変遷に関する研究-キャンプに関する諸団体の動きとそのキャンプ活動を中心として-
陳盛雄,麻生恵,栗田和弥
レジャー・レクリエーション研究 36 1 - 17 1997年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
1949~94年の台湾におけるキャンプ活動の変遷の解明を試みた。その活動形態から,(1)訓練教育キャンプ期,(2)グループ娯楽キャンプ期、(3)レジャー・レクリエーショ ン・キャンプ期,の3時代に区分されることが明らかとなった。
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首都圏住民の利用者意識・行動調査からみた国定公園計画の方向 査読あり
栗田 和弥
東京農業大学農学集報 40 ( 1 ) 65 - 75 1995年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
多様な自然・観光・レクリエーション資源を有するわが国の国定公園について、空間特性の把握および分類を行 った。また、首都圏レベルの利用動向と意識について調などを明らかにした。更に、今後の方向性を見出した。
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多雪山岳地における雪田植生の復元方法に関する研究 査読あり
栗田 和弥,麻生 恵
日本緑化工学会誌 20 ( 4 ) 223 - 233 1995年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
多雪地域の山岳地における雪田植生破壊の特徴やボランティアレベルでの植生復元方法の課題を整理した上で在来種を用いた播種や移植実験を実施した。その結果,緑化材料として,ヤチカワズスゲやヌマガヤなどの有効種が明らかになった。
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知日家欧米人の日本庭園に対する認識とイメージに関する調査研究
鈴木誠,麻生恵,栗田和弥
ランドスケープ研究(日本造園学会誌) 58 ( 5 ) 289 - 307 1995年05月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
在日する知日家欧米人の日本庭園に関する認識・イメー ジをアンケート調査し比較考察した。体験度、理解度は日本人と大差がなく、感覚的イメージもほぼ同様であった。また、日本人は具体的要素を、知日家は印象を挙げ雰囲気を享受する姿勢を持つことが認められた。