Misc - KANADA Norikazu
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「最近の豚肉価格の下落について」
草苅仁・金田 憲和
畜産計量分析研究会 報告書 1995.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:畜産振興事業団
草苅仁
本稿は、最近の豚肉価格の下落の要因は何なのかを、主に供給側の要因に絞って吟味したものである。検討対象となったものは、豚肉供給量、牛肉輸入量、所得などで ある。これらの説明要因と豚肉価格との相関を検討した。牛肉の輸入量と豚肉価格とに負の相関があり。牛肉の輸入自由化が、需要の代替を通して豚肉の需要に大きな影響を与えている可能性が示唆された。
担当部分:共同研究につき担当部分抽出不可能 -
「Japanese Beef Model」
金田 憲和
FAPRI-UMC Working paper #15-95 1995.01
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
本稿では、筆者によって新しく開発された、日本の牛肉産業の計量経済モデルの解説を行っている。はじめに、 日本の牛肉生産・消費について数量・価格データが検討 され、その上で、交雑種の増加によって引き起こされたと考えられる、牛の頭数のストックとフローのずれや、 過去の輸入牛肉価格については、補完が行われる。モデル全体は、44本の方程式から成っており、1973年から1993年までの21年間についてよい当てはまりを示す。
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「食品産業の労働・資本集約度と国際競争力」
金田 憲和
食品産業推進基礎調査報告書 1994.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:(財)政策科学研究所
本稿では、日本の食品産業の資本・労働集集約度と国際競争力指標との関係について考察したものである。国際経済学で一般に認められているヘクシャー・オリーンの定理によれば、先進国であり相対的に資本豊富な国である日本では、資本集約的な産業に比較優位があるはずである。しかしながら、データからは、資本集約的な産業に比較優位があるとは必ずしも言えず、むしろ生産性の方が競争力指標と関連性があった。
担当貢:72-87