2022/02/05 更新

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粟野 隆 (アワノ タカシ)

AWANO Takashi

教授

出身学校 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    1999年03月

    東京農業大学   農学部   造園学科   卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 2001年04月
    -
    2004年03月

    東京農業大学  農学研究科  農学専攻  博士後期課程  修了

  • 1999年04月
    -
    2001年03月

    東京農業大学  農学研究科  造園学専攻  修士課程  修了

留学歴 【 表示 / 非表示

  • 2019年04月
    -
    2019年11月

    国立台湾師範大学芸術学院美術学系文物保存維護研究発展中心   訪問学者

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 東京農業大学 -  博士(造園学)

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2021年04月
    -
    継続中

    東京農業大学   地域環境科学部   造園科学科   教授  

  • 2015年04月
    -
    2021年03月

    東京農業大学   地域環境科学部   造園科学科   准教授  

  • 2010年04月
    -
    2015年03月

    東京農業大学   地域環境科学部   造園科学科   助教  

学外略歴 【 表示 / 非表示

  • 2008年04月
    -
    2010年03月

      独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所 文化遺産部遺跡整備研究室   研究員

  • 2007年04月
    -
    2008年03月

      独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所 都城発掘調査部遺構研究室   研究員

  • 2006年04月
    -
    2007年03月

      独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所 都城発掘調査部遺構研究室   研究員

  • 2004年04月
    -
    2006年03月

      独立行政法人文化財研究所 奈良文化財研究所 平城宮跡発掘調査部遺構調査室   研究員

所属学会・委員会 等 【 表示 / 非表示

  • 2011年09月
    -
    2012年03月
     

    日本造園学会清閑亭(旧黒田侯爵家小田原別邸)庭園基礎調査特別委員会

  • 2008年04月
    -
    継続中
     

    史迹美術同攷会

  • 2005年11月
    -
    継続中
     

    日本遺跡学会

  • 2005年06月
    -
    継続中
     

    日本庭園学会

  • 1999年04月
    -
    継続中
     

    日本造園学会

資格・免許 【 表示 / 非表示

  • 地山の掘削及び土止め支保工作業主任者

  • 学芸員

論文 【 表示 / 非表示

  • 日本統治時代台湾の造園技術者・清水半平の経歴と造園活動

    粟野隆

    ランドスケープ研究   84 ( 5 ) 443 - 446   2021年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

    本論文では,日本統治時代の台湾で活動した清水半平について,台湾渡航経緯,台湾での造園活動の詳細,花蓮港庁吉野村庄長という公職に就任した理由を清水家に保管された文書および清水家への聞き取り調査から解明した。

  • 日本統治時代(1895~1945)の台北に造営された日本人住宅・宿舎にみる庭園の配置と構成

    林海平、楊舒淇、山田宏、粟野隆

    東京農業大学農学集報   65 ( 2 ) 47 - 56   2020年09月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    本論文は、日本統治時代の台北に造営された住宅・宿舎の庭園について、文献調査と残存事例の現地調査から特徴に迫った。分析の結果、日本統治時代の台北に造営された住宅・宿舎の庭園は、台湾の気候風土にもとづき建物規模に対しておよそ2倍の面積を持ち、台北の風向きを考慮した庭園配置がおこなわれていることが分かった。また、特徴的な構成要素としてテラス、ベランダ、パーゴラが具備されていることが明らかとなった。

  • 近代の西山家住宅における重森三玲の作庭に関する一考察

    林まゆみ、粟野隆

    ランドスケープ研究   83 ( 5 ) 461 - 466   2020年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    本論文では、昭和15年に重森三玲によって改造された西山家住宅の庭園について、重森の設計図・日誌、施主の帳簿・古写真、施工を担当した川崎順一郎の工事記録等から詳細に変遷を解明し、空間的特徴を解明した。

  • 日本統治時代の台湾における民間造園技術者とその営業内容

    粟野隆

    ランドスケープ研究   83 ( 5 ) 479 - 484   2020年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   単著

    本論文では,『全国著名園芸家総覧』(第 14 版)14)の分析により,日本統治時代の台湾の民間造園技術者について検討した。その結果以下のことを明らかにした。
    イ)『総覧』にみる日本統治時代における台湾の民間造園技術者は,園芸技術者全体の4割弱にあたる66名であった。
    ロ)『総覧』の 66 名の造園技術者のうち,推定を含む日本人は50 49名,台湾漢人は17名で,日本人は造園技術者全体の7割を超える割合であった。日本統治時代台湾の造園事業に日本人造園技術者が相応の割合で関与したことは間違いない。
    ハ)『総覧』では造園業を営んだ造園技術者は32名確認できた。そのうち推定を含む日本人は31 名,台湾漢人は1 名であった。したがって日本統治時代における台湾の和風庭園については,日本人造園技術者が作庭に関係した蓋然性が高い。
    ニ)『総覧』からは造園樹木の養成栽培をおこなっていた技術者は 57 名が確認できた。このうち推定を含む日本人技術者は40名であり,全体の7割に達する。
    ホ)『総覧』からは台北市川端町に所在した造園技術者が多数いることが確認できた。この町は日本統治時代には「緑濃やかな植木屋さん町」といわれた地域であった。
    ヘ)『総覧』からは台湾および日本とでは相互に造園樹木,観賞植物,花卉草花の輸出入がおこなわれていたことが判明した。日本からの植物の台湾への輸入は,日本統治時代台湾の造園空間の特徴を検討する足掛かりとなると考えられる。

  • 妙成寺書院庭園の空間と景観の特色

    粟野隆、榎原健太郎、武藤雅斗、國井洋一、森永寿久、進士五十八

    日本庭園学会誌   - ( 34 ) 1 - 11   2020年03月  [査読有り]

    研究論文(学術雑誌)   共著

    金栄山妙成寺(石川県羽咋市)は、北陸における日蓮宗本山であり、加賀藩前田家の菩提寺のひとつである。本論文は、妙成寺書院にともなう庭園について3次元測量と直接計測、一部の試掘調査をおこない、庭園の地割と意匠の客観的な把握に努め、空間と景観構成の特色の把握を目的とした。研究の結果、庭園の地割としては、(1)平地、(2)池泉、(3)鶴石組、(4)亀石組、(5)斜面、の大きく5つによって構成されていた。さらに、鶴と亀の祝儀の庭を基本としつつ、祖師堂と五重塔を大胆に庭園に取り込んだ主要伽藍の借景に特徴が認められ、池泉東岸正面の平石と寿福院墓とが一直線上に並ぶという、興味深い空間と景観の構成を有していることが分かった。

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著書 【 表示 / 非表示

  • 百花繚乱「横浜植木物語」

    近藤三雄、平野正裕、松山誠、粟野隆 (担当: 共著 , 担当範囲: 筆者は、横浜植木がおこなった石灯籠の輸出事業や、日本統治時代台湾における花卉園芸の発達において横浜植木が貢献した役割などについて述べた。 )

    誠文堂新光社  2021年07月 ISBN: 978-4-416-91985-9

    園芸・造園の近代化に貢献した横浜植木130年の歩みをまとめた歴史書。

  • 日本統治時代における台湾の日本庭園と造園技術者の足跡

    粟野隆 (担当: 単著 )

    東京農業大学  2021年03月

    「日本統治時代の台湾に築造された日本式庭園の保存状況と空間的特徴に関する研究」(科研費)の一環で作成した論文集であり、近代庭園史研究の基礎資料として作成した。

  • 東京都指定名勝題経寺邃渓園 保存活用計画

    望月洋靖・平田健・須山保・粟野隆ほか (担当: 共著 , 担当範囲: 庭園の変遷、現状と課題、作庭者・永井楽山について執筆した。 )

    経栄山題経寺  2021年03月

    東京都名勝・題経寺邃溪園の保存活用をすすめるにあたり、庭園の本質的価値や保存の方法、活用の方法、体制を定めたものである。

  • 日本の建築文化事典

    平井 聖、後藤治ほか (担当: 共著 )

    丸善出版  2020年01月 ISBN: 978-4-621-30408-2

    日本の建築文化を構成する様々なキーワードを解説した事典であり、当人は庭園に関する用語(見立て、借景、枯山水、塀・垣・門等の用語説明を担当した。

  • 一般社団法人日本庭園協会百周年記念誌 これまでの百年 そしてこれから

    高橋康夫、柴田正文、内田均、加藤精一、高良啓子、小沼康子、鈴木貴博、豊蔵均、福田光子、藤枝修子、粟野隆、ほか (担当: 共著 )

    一般社団法人日本庭園協会  2018年10月

    日本庭園協会の創立100周年の記念誌である。筆者は、大正期における当協会の創立時の経緯を再確認しつつ、今後の活動の方向性について展望した。

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総説・解説記事 他 【 表示 / 非表示

  • 日本近代の東京名所・目黒花壇を営んだ盆栽師にして作庭家 木部米吉

    粟野隆

    庭NIWA ( 建築資料研究社 )  - ( 245 ) 55 - 57   2021年11月  [依頼有り]

    総説・解説(商業誌)   単著

    盆栽家であり、庭師でもあった木部米吉について、香樹園の鈴木孫八に入門した際の仕事ぶりについて紹介するとともに、芝公園の苔香園、目黒花壇における作庭の特色を述べた。

  • 全国津々浦々の名石を収集し、作庭を展開した向島の庭匠 永井楽山

    粟野隆

    庭NIWA ( 建築資料研究社 )  - ( 245 ) 52 - 54   2021年11月  [依頼有り]

    総説・解説(商業誌)   単著

    向島の近代庭師・永井楽山の石を主とした作風について述べつつ、東京の庭師の指導的役割を担った点について指摘した。

  • 近代庭園の先覚者・山縣有朋が信頼を寄せた自然主義庭園の担い手 四代目岩本勝五郎

    粟野隆

    庭NIWA ( 建築資料研究社 )  - ( 245 ) 43 - 45   2021年11月  [依頼有り]

    総説・解説(商業誌)   単著

    山縣有朋の椿山荘庭園、古稀庵庭園の施工を担当した根岸の庭師、4代目岩本勝五郎の出自、庭園技法と作風について論じた。

  • 京都と東京を中心とした日本近代の庭師

    粟野隆

    庭NIWA ( 建築資料研究社 )  - ( 245 ) 18 - 23   2021年11月  [依頼有り]

    総説・解説(商業誌)   単著

    京都の園芸業組合の成立経緯、重森三玲を支えた庭師、自然主義庭園を推進した東京の庭師、新潟、滋賀、九州の庭師のあらましを論じた。

  • 数寄者の庭園と建築を総合的にプロデュースした近代茶人 三代木津宗詮/聿斎宗泉

    粟野隆

    庭NIWA ( 建築資料研究社 )  - ( 244 ) 98 - 101   2021年08月  [依頼有り]

    総説・解説(商業誌)   単著

    武者小路千家家元代行を務めた3代目木津宗詮(聿斎宗泉)について、茶室建築家としての位置づけ、小川治兵衛や松本幾次郎との協働内容、庭園の作品性と庭園設計方法について論じた。

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作品 【 表示 / 非表示

  • A博士の庭

    粟野隆、細野達哉、石坂暢琢、貝瀬珠里、廣瀬のぞみ、西尾耀輔  芸術活動 

    2018年04月(年月日)
    -
    継続中

    東京都内の住まいの庭。建築の床面と同レベルに枕木デッキを設け、香川の庵治石の石組を自然風のガレ場に据えて野趣ある庭園を作った。

  • 旧齋藤氏別邸庭園保存管理・整備基本計画

    その他 

    2013年03月(年月日)
    -
    2013年03月

  • 史跡但馬国分寺跡(兵庫県豊岡市)整備基本計画

    その他 

    2012年03月(年月日)
    -
    2012年03月

    本計画は、史跡但馬国分寺跡(兵庫県豊岡市)の考古学的成果や、全国の国分寺等の調査研究にもとづき、整備のマスタープランを検討したものである。

  • 千葉朝日ヶ丘M邸庭園設計・施工監理

    芸術活動 

    2011年12月(年月日)
    -
    2011年12月

    千葉県千葉市に所在する住宅の庭園設計および施工監理。コハウチワカエデ、ドウダンツツジ、サルスベリなどを用い、木漏れ日を顕在化させる植栽デザインをおこなった。

  • 史跡出雲玉作跡(宮ノ上地区)発掘庭園の修理(施工監理)

    芸術活動 

    2011年02月(年月日)
    -
    2011年02月

    史跡出雲玉作跡(宮ノ上地区)において発掘された江戸期の庭園遺構について、修理現場において施工監理をおこなった。

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学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 日本イコモス奨励賞 2020

    2021年03月   日本イコモス国内委員会   日本の近代庭園の価値の立証と保存に関する調査・研究  

    受賞者:  粟野隆

    日本の近代庭園の歴史、様式、技術、材料に関する研究と庭園の保存に関する計画実務に対して表彰された。

  • 平成28年度日本造園学会賞(研究論文部門)

    2017年05月   公益社団法人日本造園学会   近代歴史的庭園の調査・保存・継承に関する一連の研究  

    「粟野氏は、近代日本庭園を軸とした調査・研究を幅広い活動によって、近代に特有な意匠的側面や、時代に即した素材の具体的な用い方などの観点から分析を行い、そこで得られた知見を糧として、それらの保存に資する調査や計画実務を継続して近代日本の造園作品の社会・文化的な文脈の中での位置付けを目指す学術的活動を展開してきた。『近代日本庭園の保存と継承』という明確で一貫した目的のもと、実践においても学術的観点を維持しながら多くの研究・論文の活動を続けてきたことは高く評価でき、日本造園学会賞を授与するに相応しいものと判断された」(「選考結果」より引用)

  • 平成27年度日本造園学会全国大会ベストペーパー賞

    2015年05月   公益社団法人日本造園学会   近代東京における擬木擬石づくりの名手,松村重の足跡  

    本論文は、日本近代の左官師・松村重が東京の造園空間にどのような経緯でセメントモルタル製の擬木擬石を導入したのか、技術・造形上の特色はどのようなものだったのかを明らかにしたものである。審査では、その論文内容について評価されるとともに、発表の分かりやすさ、説得力、質疑応答の適切さについても評価され、受賞するに至った。

  • 平成25年度公益社団法人日本造園学会関東支部大会事例・研究発表賞(ポスター部門奨励賞)

    2013年10月   公益社団法人日本造園学会関東支部  

    受賞者:  荒井まゆ,島田真以子,竹内竜真,粟野 隆

    石造美術品の記録と評価に関するフィールドワーク 江戸東京の庭園調査から(中間報告)

  • 平成25年度公益社団法人日本造園学会関東支部大会事例・研究発表賞(ポスター部門奨励賞)

    2013年10月   公益社団法人日本造園学会関東支部  

    受賞者:  石井隆行,松本恵樹,村田亮介,諸井敬介,粟野 隆,鈴木 誠

    旧齋藤氏別邸庭園の学術調査と保存管理・整備基本計画の作成

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 日本庭園の築造、育成、維持に関する伝承造園技術の解明

    基盤研究(C)

    研究期間:  2021年04月  -  2025年03月  代表者:  粟野 隆

    本研究は、日本近代に存在していた庭園の築造、育成、維持に関する伝承造園技術を明らかにする。具体的には、伝承造園技術、使用道具、技能者(庭師)の使用言語を一覧表・解説文・考察・図面・記録動画により明確化し、近代庭園の保存に資する技術的な知見を提示することにある。

  • 日本統治時代の台湾に築造された日本式庭園の保存状況と空間的特徴に関する研究

    基盤研究(C)

    研究期間:  2018年04月  -  2021年03月  代表者:  粟野 隆

    本研究は、日本統治時代(1895~1945)の台湾に築造された日本式庭園について、保存状況、築造経緯、構成・意匠の特色、庭園作者を把握しつつ、わが国の同時代庭園との共通点、類似点、相違点を導き、日本の近代庭園が国際的に及ぼした影響の一端を明らかにするものである。

  • 近代東京を中心とした近代和風庭園の立地・地割・意匠とその作庭の担い手に関する研究

    若手研究(B)

    研究期間:  2015年  -  2018年03月  代表者:  粟野 隆

    本研究は、日本近代の庭園のうちでも、近代東京に造営された近代和風庭園を対象として、立地、地割、意匠に関する特色を明らかにしつつ、施主の庭園趣味、作庭家と庭師に関する作風についても解明するものである。

  • 近代日本における洋風庭園の様式形成過程と空間デザインに関する研究

    若手研究(B)

    研究期間:  2008年  -  2012年03月  代表者:  粟野 隆

    本研究は日本近代の庭園のうちでも、欧化という意味での「近代性」が明快にみてとれる「洋風庭園」を研究対象として、明治維新後における西洋庭園のわが国への導入から、洋風庭園として様式を確立するに至るまでの経緯と過程、および洋風庭園の構成・意匠の時代的変遷に着目した空間デザインの特徴を明らかにしてゆくものである。

その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 木津宗詮家の総合的研究─19・20世紀の茶の湯の世界─

    提供機関:  民間財団等  茶道文化学術助成金

    研究期間: 2010年04月  -  2012年03月  代表者:  粟野 隆

    木津宗詮家(以下、木津家と省略)は、近世後期に始まり当代で六代を数える、大阪を代表する茶家である。木津家には茶の湯関係の文書群や図面類が大量に現存している。また、木津家は近世から近代にかけて大坂屈指の豪商であった平瀬家(千草屋)と茶の湯の上で非常に密接な関係にあった。本研究は、木津家に伝来してきた茶の湯に関する文書群と図面類について、当代・木津宗詮宗匠の全面的協力のもと、文献史学、美術史学、建築史学、庭園史学という多面的観点から総合的に分析・考察し、特に3代・木津宗詮の茶の湯史上の位置付け・評価をおこなうことを目的とするものである。

受託研究受入実績 【 表示 / 非表示

  • 旧齋藤氏別邸庭園の保存活用計画に関する研究

    提供機関: 新潟市  一般受託研究

    研究期間: 2016年04月  -  2017年03月  代表者: 粟野 隆

    本研究は、国の名勝に指定された旧齋藤氏別邸庭園を対象に、変遷および現状の課題を整理し、文化財としての本質的価値を明らかにするとともに、今後目指すべき庭園の将来像と保存活用の具体的方法を明らかにすることを目的とした。

  • ホテルオークラ庭園の学術調査

    提供機関: 大成建設株式会社  一般受託研究

    研究期間: 2015年  -  2016年03月  代表者: 粟野 隆

    ホテルオークラ庭園は、昭和を代表する造園家・岩城亘太郎が手掛けた作品である。庭園の完成は昭和37年であった。岩城亘太郎が本庭園を作庭した昭和30年代は、高度経済成長のさなかにあった。この時期の建築は巨大化し、マシンスケールで開発が進み、庭園も多様化を余儀なくされた時代である。この頃の庭園作品は、旧草月会館屋上庭園(勅使河原蒼風、昭和32)、香川県庁舎庭園(丹下健三、昭和33)、パレスホテル庭園(流政之、昭和36)など、建築家や芸術家による造形的な庭園作品が注目された。同時期に誕生したホテルオークラ庭園は、とりわけ、屋上空間の大胆な庭園化と枯流れの抽象的表現を試みた点で、戦後造園史上注目すべき作品と考えられる。
    本調査では、岩城の傑作のひとつともいえそうな本庭園について基礎的な資料を整理することを目的とし、(1)庭園の現況平面図の作成、(2)庭園の構成素材(庭石、石造物)の把握、(3)岩城亘太郎の作庭活動をふまえたホテルオークラ庭園の評価、の3点を具体的な課題に設定する。

  • 齋藤家別邸庭園の保存管理と整備に関する技術的研究

    提供機関: 新潟市  一般受託研究

    研究期間: 2012年05月  -  2013年03月  代表者: 鈴木 誠

    近代庭園の学術的評価にあたっては、庭園の地割・構成・意匠・構造の観点だけではなく、作庭の施主となった人物像、作庭に携わった技能者集団、同時代庭園の類例検討、石材など造園材料の調達範囲など、多面的な観点から総合的に評価し、価値づけをおこなうことが必要となっている。以上のような近代ランドスケープ遺産の保護の趨勢もふまえ、本学では、平成23年度に、新潟市の豪商・齋藤喜十郎が大正期に別荘として造営し、作庭には東京を代表する近代庭師である2代・松本幾次郎および松本亀吉が大きくかかわった庭園について、造園史的な観点を基礎とした調査を実施した。この調査研究の成果をふまえ、本年度では、今後の庭園の保存整備基本計画にむけた基礎資料を体系的に整理しつつ、庭園の修復、保存管理等に資する知見を導くことを目的とする。

  • 齋藤家別邸庭園の保全に関する調査研究

    提供機関: 新潟市  一般受託研究

    研究期間: 2011年09月  -  2012年03月  代表者: 鈴木 誠

    近代以降の庭園については、江戸時代以前の庭園と比較すると、全国的にも数多くのものが現存している。しかし、ある意味、近代の庭園は文化的な遺産としての価値評価が定まっていないことから、都市開発や所有者の変更によって、失われやすいのも特徴ともいえる。以上から、近年の文化庁の名勝保護行政や日本造園学会におけるランドスケープ遺産インベントリーづくりの実際では、近代の庭園や公園を重点的な保護対象として活動をおこなっている。
    この点について、特に近代庭園の学術的評価にあたっては、庭園の地割・構成・意匠・構造の観点だけではなく、作庭の施主となった人物像、作庭に携わった技能者集団、同時代庭園の類例検討、石材など造園材料の調達範囲など、多面的な観点から総合的に評価し、価値づけをおこなうことが必要となっている。
    以上のような近代ランドスケープ遺産の保護の趨勢もふまえ、本業務は、新潟市の豪商・齋藤喜十郎が大正期に別荘として造営し、作庭には東京を代表する近代庭師である2代・松本幾次郎および松本亀吉が大きくかかわった庭園(以下、旧齋藤家別邸庭園と記載)について、造園史的な観点を基礎とした調査を実施し、今後の保存・管理にむけた基礎資料を体系的に整理しつつ、本庭園の学術的評価と文化的な遺産としての価値の立証をおこなうものである。

研究発表 【 表示 / 非表示

  • 旧前田家駒場本邸和館庭園における石種の編成とその考察

    市川天音・張平星・粟野隆

    2021年度日本造園学会関東支部大会  (オンライン大会)  2021年12月  -  2021年12月  公益社団法人日本造園学会関東支部

    本研究では、東京都目黒区に現存する旧前田家駒場本邸和館庭園の庭石を悉皆的に調査し、いかなる岩石がどれくらいの割合を占めているか、庭園の岩石種別の編成を導いた。かつ、石川県から産出する滝石が庭園内の要所要所に利用されている点が明らかとなり、加賀藩前田家の国元の石材に対する考え方を知る足掛かりを得ることができた。

  • コロナ禍における都立文化財庭園の公開活用の現状と今後の公開活用への提言(ポスター発表)

    久保伸子・粟野隆

    2021年度日本造園学会関東支部大会  (オンライン大会)  2021年12月  -  2021年12月  公益社団法人日本造園学会関東支部

    コロナ禍における都立文化財庭園の公開活用の現状を客観的に整理し、管理者へのヒアリング調査と社会状況とを踏まえ、今後の公開活用方策について考察した。

  • 三溪園の水の由来と行方

    井上琴海・松本恵樹・粟野隆

    2021年度日本造園学会関東支部大会  (オンライン大会)  2021年12月  -  2021年12月  公益社団法人日本造園学会関東支部

    三溪園を対象に、取水と排水に関する水系構造を明らかにし、現在の貯水量を導き、グリーンインフラとしての機能について考察した。

  • 肥後細川庭園における歩行速度と空間質との関係

    石川優輝・粟野隆

    2021年度日本造園学会関東支部大会  (オンライン大会)  2021年12月  -  2021年12月  公益社団法人日本造園学会関東支部

    肥後細川庭園を調査対象地として、明るい場所、暗い場所、池に面した場所、芝生の広がる場所など、空間的性質の異なる場所で、見学者の歩行速度はどのように変化するかについて論じた。

  • 陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸庭園の水景意匠に関する調査研究

    吉田雄哉・粟野隆

    2021年度日本造園学会関東支部大会  (オンライン大会)  2021年12月  -  2021年12月  公益社団法人日本造園学会関東支部

    神奈川県大磯に現存する陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸庭園の流れについて、上流から下流に至るまでの庭石の検出作業と写真測量を踏まえ、その意匠的材料的特色について述べた。

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学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示

  • 2021年04月
    -
    2023年03月

    日本造園学会   日本庭園の「こころ」と「わざ」に関する研究推進委員会 委員長

  • 2013年05月
    -
    継続中

    日本造園学会   総務委員会総括幹事

  • 2011年06月
    -
    継続中

    日本造園学会   技術報告集委員会幹事・委員

  • 2011年06月
    -
    継続中

    日本造園学会   総務委員会委員

  • 2011年06月
     
     

    日本庭園学会   2011年度全国大会実行委員長

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学外の社会活動 【 表示 / 非表示

  • 江東区文化コミュニティ財団講座「東京・庭と屋敷拝見」

    2011年12月
     
     

    都内には、江戸の大名庭園のほか、明治期以降の財閥や文化人の邸宅が残されている。西欧の新しい文明と文化は、日本の近代庭園にも大きな変革をもたらした。本講座では、近代庭園と邸宅がたどってきた歴史、庭園造営の背後にある造営主たちの美意識や想いを考えながら、鑑賞・見学するときのポイントを読み解いくものである。

  • サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト 講座『日本のものづくり技術Ⅱ(建築と庭園)』

    2011年08月
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    2011年09月

    高大連携の観点によるプロジェクトで、特に高校生に対して日本庭園の歴史と技術について解説しつつ、住宅庭園設計のワークショップを開催した。

  • 旧前田侯爵邸ガイドボランティア養成講座

    2011年02月
     
     

    東京都の文化財ボランティア養成の一環で、旧前田侯爵邸(東京都目黒区)の庭園に関する現地解説をおこなった。また、ガイド候補生のワークショップにもチューターとして参加した。

  • 国立文化財機構奈良文化財研究所 平成21年度埋蔵文化財担当者専門研修「遺跡整備活用課程」講師

    2010年01月
     
     

    遺跡の保存・整備・管理にあたり、基本思考・基本構想・基本計画を立案することを目的とした研修。都道府県市町村の文化財担当技師を対象としたもの。

産学連携の基本姿勢 【 表示 / 非表示

  • 歴史的な庭園・公園の地割構成・意匠・技法等に関する調査研究と遺産としての価値評価、遺跡の保存・整備・活用に関する技術的研究によって、文化財保護への学術的支援をおこないます。

研究の魅力 【 表示 / 非表示

  • 座学も重要ですが、現場で勝負できなければ、造園家とはいえません。植物、石、水など現物に直接触れ、土の湿り具合を肌で感じることが大切です。感覚をたくましくして、さまざまな空間体験を蓄積してください。