Papers - Miyaura, Rie
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マレーシアにおける第3次国家農業政策大綱と食料生産の課題-稲作と野菜を中心に- Reviewed
藤本 彰三・宮浦 理恵
農村研究 ( 91 ) 113 - 124 2000.09
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)
マレーシアで1998年12月に公にされた第3次国家農業政策大綱の内容を総括的に吟味し,マレーシア農業の発展方向を考察した。さらに,稲作と野菜部門に限定し,現場での実態調査を踏まえて,政策目標達成への課題と可能性を展望した。
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Transformation of Land Holdings among Migrant Farmers in a Highland Vegetable Village in Bali, Indonesia Reviewed
藤本彰三・アブドゥル ムニール スルヤディ・宮浦理恵
東京農業大学農学集報 44 ( 2 ) 65 - 78 1999.08
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (other academic)
バリ島高地野菜地帯の開拓村を対象として,20世紀初頭に行われた移住政策により定着した村内の2地区の土地保有変化のプロセスと野菜畑の分益小作契約の実態を明らかにした。自給的畑作とコーヒー栽培を主体とした農業から温帯野菜の導入による集約化の進展,人口増化などの理由により,定額小作のみならず野菜では珍しい分益小作が出現してきた。これは,土地なし農民と大規模な商人的農民の利害が一致して成立したものと考えられた。
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Vegetable cultivation practices and costs in TropicalHighlands:A case study ofhighland Bali,Indonesia Reviewed
Rie Miyaura, A.M. Suryadi, Akimi Fujimoto
開発学研究 9 ( 1 ) 51 - 61 1998.10
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
バリ島高地野菜産地での実態調査に基づく,主要5種類の野菜についての栽培技術体系と生産コストを分析した。その結果,ニンジンは集約度が低く,無農薬無科学肥料で栽培されていることが明らかになった。これに対し,トマトとジャガイモは最も集約的で,特にトマトは膨大な量の農薬を使用しているだけでなく,労働集約的な栽培をしていることがわかった。生態的経済的にみてトマトを他の野菜に転換することを提唱した。 宮浦理恵・アブドゥル ムニール スルヤディ・藤本彰三
担当:共同研究のため担当部分抽出不可能p.51-61 -
Geographical Variations of Eleusine indica (L.) Gaertn. in Temperate and Tropical Asia(Ph.D. Dissertation)
Miyaura, Rie
Kyoto University 1997.03
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Doctoral thesis
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西部ジャワ高地におけるトゥンパンサリ野菜栽培の経営評価-チパナス地域における1年間の農家継続調査結果 Reviewed
宮浦 理恵
東京農業大学,東京農業大学農学集報41巻4号 1997.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (other academic)
インドネシアの高地野菜地帯で1994年7月から1年以上にわたって実施した農家継続調査結果を踏まえて,トゥンパンサリと呼ばれる間作・混作方式の土地利用,栽培技術および経済性を明かにした。部分的にはトゥンパンサリによる増収効果が認められ,一層の研究が必要であることを確認した。 藤本彰三・宮浦理恵
担当部分:共同研究のため担当部分抽出不可能 pp.211-228 -
東南アジア高地における野菜栽培-生態的経済的視点からの予備的考察 Reviewed
藤本 彰三・宮浦 理恵
東京農業大学農業大学集報 40 ( 4 ) 248 - 263 1996.02
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (other academic)
東南アジアの高原地帯では,近年の食料需要の多様化にともない,温帯野菜の栽培が急速に拡大している。急斜面を利用し,化学的投入財に依存する野菜栽培は土壌流出,洪水,食料安全性,農民の健康などに関して深刻な問題を生起している。インドネシア,マレーシア,フィリピンでの実態調査を踏まえて,本論文では生態的に健康で経済的に自立可能な野菜栽培経営の確立方向を検討した。今後の研究課題も整理した。
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インドネシア高地における野菜栽培の展開と問題点 第2報 主要産地における野菜栽培方式の技術的経済的検討 Reviewed
宮浦 理恵・藤本 彰三
東京農業大学総合研究所紀要 ( 6 ) 13 - 27 1995.11
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)
インドネシア高地の主要な温帯野菜栽培地帯における野菜栽培方式を技術的に検討し,経済性を分析した。スマトラ,ジャワ,ロンボック,スラウエシ,イリアンジャヤでの実態調査結果をまとたが,とくに西部ジャワで支配的な間作・混作(Tumpang Sari方式)に着目して,生物間相互関係の理論的考案を行った。
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インドネシア高地における野菜栽培の展開と問題点 第1報 インドネシアにおける野菜栽培の歴史的展開および地域性の検討 Reviewed
宮浦 理恵・藤本 彰三
東京農業大学総合研究所紀要 ( 6 ) 1 - 12 1995.11
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (bulletin of university, research institution)
生態系と調和しつつ経済的に自立可能な農業(エコエコ農業)の確立を目指す長期研究成果の一部である。インドネシア高地の温帯野菜栽培について,大都市近郊に産地が展開し,限定された温帯野菜が全国的に普及していることを示した。とくにオランダ植民地時代からの産地形成の過程と今日における地域的特徴を解明した。
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Variation and Adaptation of Eleusine indica (L.) Gaertn. as the Major Upland Weed in Tropical and Temperate Zone (Master's Thesis)
Miyaura, Rie
Kyoto University 1994.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Master’s thesis