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矢島 新 (ヤジマ アラタ) YAJIMA Arata 教授 |
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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東京理科大学 理学研究科 化学専攻 博士課程 修了
1997年04月 - 2000年03月
国名:日本国
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東京理科大学 理学研究科 化学専攻 修士課程 修了
1995年04月 - 1997年03月
国名:日本国
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 助手
2000年04月 - 2003年03月
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東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 講師
2003年04月 - 2009年09月
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東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 准教授
2009年10月 - 2017年03月
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東京農業大学 大学院農学研究科 醸造学専攻 准教授
2009年10月 - 現在
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東京農業大学 生命科学部 分子生命化学科 准教授
2017年04月 - 2018年09月
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
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日本農薬学会
2013年04月 - 現在
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日本農芸化学会
2002年04月 - 現在
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American Chemical Society
2001年04月 - 現在
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有機合成化学協会
1996年04月 - 現在
論文 【 表示 / 非表示 】
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Synthesis and absolute configuration of paraconiothin I, a structurally unique sesquiterpene isolated from the endophytic fungus Paraconiothyrium brasiliense ECN258 査読あり 国際誌
Taguchi, J.; Saito, T.; Yajima, A.
Tetrahedron Lett. 131 154789 2023年10月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
核内共生菌Paraconiothyrium brasiliense ECN258が産生する核内受容体肝X受容体α阻害剤パラコニオチンIの全合成と絶対配置の決定について述べる。パラコニオチンIの合成法として、Evans不斉アルキル化とSharpless不斉ジヒドロキシル化を行い、パラコニオチンIの側鎖部分を構築する効率的な合成法を開発した。モデル合成により、これまで提唱されていた天然物の相対配置が誤りであることを発見し、合成物と天然物の比旋光を比較することにより、天然物の正しい絶対配置を決定した。
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Synthesis of the A-ring of goniodomin A via radical cyclization with vinyl sulfoxide 査読あり 国際誌
Masuzawa, Y.; Yajima, A.; Zakarian, A.; Saito, T.
Synlett 34 1795 - 1798 2023年09月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ビニルスルホキシドを用いたラジカル環化反応により、ゴニオドミンAのA環の短時間合成法を開発した。光学的に不活性なスルホキシドが高い立体選択性で環化およびPummerer転位に適用できることを見出した。
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Synthesis and structure–activity relationship of kujigamberol B, a dinorlabdane diterpenoid isolated from an ancient Kuji amber 査読あり 国際誌
Kishibata, S.; Tanaka, K.; Saito, T.; Kimura, K.; Yajima, A.
Biosci. Biotechnol. Biochem. 87 575 - 583 2023年03月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
久慈琥珀のメタノール抽出物から単離されたジノールラブダンジテルペノイドであるkujigamberol Bを合成するために、汎用性の高い方法論を開発した。
DOI: 10.1093/bbb/zbad027
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Synthesis and structure-activity relationship of violaceoid D, a cytotoxic alkylated phenol isolated from Aspergillus violaceofuscus Gasperini 査読あり 国際誌
Shoji, A.; Arai, Y.; Asakawa, R.; Saito, T.; Kuramochi, K.; Yajima, A.
Biosci. Biotechnol. Biochem. 87 363 - 370 2023年01月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Aspergillus violaceofuscus Gasperiniの培養液から単離された細胞毒性フェノール化合物であるviolaceoid Dのエナンチオ選択的合成を達成した。
DOI: 10.1093/bbb/zbac212
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Synthesis and antifungal activity of the proposed structure of a volatile compound isolated from the edible mushroom Hypsizygus marmoreus 査読あり 国際誌
Anh, N. T. N.; Miyaji, D.; Osaki-Oka, K.; Saito, T.; Ishihara, A.; Yajima, A.
J. Pestcid. Sci. 47 17 - 21 2022年02月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ブナシメジの揮発性抗菌物質として報告されていたHTIの4種の立体異性体を合成し、抗菌活性を評価した。
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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生物有機化学
北原武, 石神健, 矢島新( 担当: 分担執筆 , 範囲: 第2章から第7章pp10-96)
裳華房 2018年08月 ( ISBN:978-4-7853-3425-3 )
総ページ数:179 担当ページ:10-96 記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
生物有機化学に関する総合的な教科書を執筆した。全14章中、炭水化物、脂肪酸と脂質、アミノ酸、ペプチド・タンパク質、酵素と反応、核酸、微量必須成分:ビタミン・ホルモンについて解説した
B5版全197頁 -
マクマリー生物有機化学 有機化学編 原書8版
菅原二三男, 倉持幸司 浪越通夫, 宮下和之, 矢島新( 担当: 共訳 , 範囲: 第4章pp130-159、第6章 pp182-217)
丸善出版 2018年01月 ( ISBN:978-4-621-30241-5 )
記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
John McMurry著「Fundamentals of General, Organic, and Biological Chemistry (8th Edition)」における第4章「アルデヒドとケトン」および第6章「カルボン酸と誘導体」のカルボニル化合物の有機化学に関する部分、当該章の演習問題、解答の部分を翻訳した
B5版全257頁 -
Sutudies in Natural Product Chemistry vol. 47
Arata Yajima( 担当: 単著)
Elsevier 2016年04月 ( ISBN:978-0-444-63603-4 )
総ページ数:438 担当ページ:pp. 331-355 記述言語:英語 著書種別:学術書
微生物の信号物質であるアシルホモセリンラクトン類、 AI-2、CAI-1関連α-ヒドロキシケトン類, ComX フェロモン、diffusible signal factors (DSFs), diffusible extracellular factor (DF)、疫病菌交配ホルモンに関する単離構造決定、合成、などの化学と生合成、生物活性発現機構などの化学生物学の最近の進展を解説した。
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マクマリー生物有機化学 有機化学編 第4版
菅原二三男, 浪越通夫, 宮下和之, 矢島新( 担当: 共訳 , 範囲: 第5章、第6章 pp140-210)
丸善出版 2014年04月 ( ISBN:978-4-621-08808-1 )
記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
John McMurry著「Fundamentals of General, Organic, and Biological Chemistry (7th Edition)」における第5章「アルデヒドとケトン」および第6章「カルボン酸と誘導体」のカルボニル化合物の有機化学に関する部分、当該章の演習問題、解答の部分を翻訳した
B5版全210頁
MISC 【 表示 / 非表示 】
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天然テトラミン酸誘導体の全合成 構造の多様性と興味ある生物活性
矢島新, 勝田亮, 額田恭郎
化学と生物 55 ( 12 ) 795 - 797 2017年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)
多様な構造を有するテトラミン酸類を合成する手法について、近年の研究の進展を解説した。ユニークな生物活性を有するテトラミン酸構造を有する化合物が数多く見いだされてきていることから,医薬,農薬への応用が期待される。
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Recent progress in the chemistry and chemical biology of microbial signaling molecules: quorum-sensing pheromones and microbial hormones
Yajima, A.
Tetrahedron Letters 55 2773 - 2780 2014年04月
記述言語:英語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:Elsevier
微生物の信号物質であるアシルホモセリンラクトン類、 AI-2、CAI-1関連α-ヒドロキシケトン類, ComX フェロモン、diffusible signal factors (DSFs), diffusible extracellular factor (DF)、疫病菌交配ホルモンに関する単離構造決定、合成、などの化学と生合成、生物活性発現機構などの化学生物学の最近の進展を解説した。
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Synthesis of microbial signaling molecules and their stereochemistry-activity relationships
Arata Yajima
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 75 ( 8 ) 1418 - 1429 2011年08月
記述言語:英語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:日本農芸化学会
微生物の信号物質であるアシルホモセリンラクトン類、 AI-2、CAI-1関連α-ヒドロキシケトン類, ComX フェロモン、diffusible signal factors (DSFs), diffusible extracellular factor (DF)、疫病菌交配ホルモンの合成研究や生合成、生物活性発現機構などの化学生物学的研究をはじめ、立体化学ー生物活性相関に着目しての最近の進展を解説した。
DOI: 10.1271/bbb.110283
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磁石でタンパク質を釣り上げる!
矢島新
月刊化学 65 ( 6 ) 63 - 64 2010年05月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:化学同人
サリドマイドの催奇性の原因となる標的タンパク質を磁性ビーズを用いたアフィニティー精製により特定した研究について外接した。サリドマイドの標的タンパク質はセレブロンであり、セレブロンに結合しない化合物の設計により、催奇性のない次世代薬開発への応用が期待出来る
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Synthesis and absolute configuration of hormone α1
Arata Yajima, Yong Qin, Jianhua Qi
Synform ( 6 ) A71 - A72 2008年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) 出版者・発行元:Thieme Chemisty
疫病菌Phytophthoraの交配ホルモンalpha1の不斉合成研究について解説した。alpha1は4つの不斉中心を有することから16種類の立体異性体が可能であるが、2つの不斉中心については改良Moscher法によって決定可能であった。そこで残る2つの不斉中心に関する4種の立体異性体を合成し、生物活性試験を行ったところ、ただ一つの立体異性体のみが生物活性を示したことから、天然物の絶対立体配置を決定した。
産業財産権 【 表示 / 非表示 】
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抗酸化活性を有する組成物の製造方法
山崎雅夫, 松田友彦, 矢島新
出願番号:2006-75571 出願日:2006年02月
公開番号:2006-265247 公開日:2006年10月
出願国:国内
ササ又はタケの葉に含まれる抗酸化物質を探索したところ酢酸エチル可溶部から複数の抗酸化活性を有する化合物を得る方法を提供する。それらの構造はNMRスペクトル等の解析により明らかにするとともに、DPPHラジカル消去活性およびSOD様活性を測定した。
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ルテオリン6-C-グルコシドの製造方法
山崎雅夫, 松田友彦, 矢島新
出願番号:2006-75574 出願日:2006年02月
公開番号:2006-265250 公開日:2006年10月
出願国:国内
クマイザサSasa senanensisの葉に含まれる抗酸化物質を探索したところ酢酸エチル可溶部から3種のフラボノイドを単離した。それらの構造をNMRスペクトル等の解析により明らかにするとともに、DPPHラジカル消去活性およびSOD様活性を測定した結果luteolin 6-C-beta-D-glucosideが最も強い活性を示し、quercetinよりも強い活性を有することを明らかにした。
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新規フラボノイド化合物及びその製造方法並びにそれを有効成分とする抗酸化剤
山崎雅夫, 松田友彦, 矢島新
出願番号:2006-75573 出願日:2006年02月
公開番号:2006-265249 公開日:2006年10月
出願国:国内
クマイザサSasa senanensisの葉に含まれる抗酸化物質を探索したところ酢酸エチル可溶部から3種のフラボノイドを単離した。それらの構造をNMRスペクトル等の解析により明らかにした。DPPHラジカル消去活性およびSOD様活性を測定した結果luteolin 6-C-beta-D-glucosideが最も強い活性を示し、quercetinよりも強い活性を有することを明らかにした。
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トリシンの製造方法
山崎雅夫, 松田友彦, 矢島新
出願番号:2006-75572 出願日:2006年02月
公開番号:2006-265248 公開日:2006年10月
出願国:国内
クマイザサSasa senanensisの葉に含まれる抗酸化物質を探索したところ酢酸エチル可溶部から3種のフラボノイドを単離した。それらの構造をNMRスペクトル等の解析により明らかにした。特に強い抗酸化活性を有するトリシンを得ることに成功し、ササ、タケなどの葉からトリシンを効率よく得る方法を開発した。
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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日本農芸化学奨励賞
2010年03月 日本農芸化学会
矢島新
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
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The 22nd Naito Conference Poster Award
2008年09月
矢島 新
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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AD-mixを活用する光学活性アリルアルコール類の簡便な合成と天然物合成への応用
矢島新, 浦尾翔太, 飯塚悠, 勝田亮, 額田恭郎
日本農薬学会第42回大会 講演要旨集p109 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:愛媛大学
AD-mixを活用する光学活性アリルアルコール類の簡便な合成と天然物合成への応用について報告した
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FE399の合成と立体化学に関する研究
政田尚子, 勝田亮, 矢島新, 額田恭郎
日本農芸化学会2017年度大会 講演要旨集 3C12p06 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
FE399の合成と立体化学に関する研究について報告した
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Oryzamide A及び類縁体の合成研究
豊田麻実, 勝田亮, 矢島新, 額田恭郎
日本農芸化学会2017年度大会 講演要旨集 3C12p05 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
Oryzamide A及び類縁体の合成研究について報告した
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渦鞭毛藻から単離されたamphidinin類配糖体部位の合成研究
曽根実奈美, 矢島新, 勝田亮, 額田恭郎
日本農芸化学会2017年度大会 講演要旨集 3C12p04 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
渦鞭毛藻から単離されたamphidinin類配糖体部位の合成研究について報告した
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Ancorinoside類の合成研究
大木千明, 矢島新, 勝田亮, 額田恭郎
日本農芸化学会2017年度大会 講演要旨集 3C12p02 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:京都女子大学
Ancorinoside類の合成研究について報告した
委員歴 【 表示 / 非表示 】
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日本農芸化学会 Biosci. Biotechnol. Biochem.誌編集委員
2023年04月 - 現在
団体区分:学協会
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日本農薬学会 日本農薬学会誌編集委員
2019年04月 - 現在
団体区分:学協会
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日本農芸化学会 関東支部幹事
2015年04月 - 2017年03月
団体区分:学協会
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日本農薬学会 農薬デザイン研究会常任委員
2013年04月 - 現在
団体区分:学協会
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有機合成化学協会 有機合成化学協会誌編集委員
2013年04月 - 2015年03月
団体区分:学協会