MISC - 野口 龍生
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成長促進目的での抗菌剤は本当に必要なのか? 招待あり
野口 龍生
臨床獣医 2020年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
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農家における牛の発情発見指標評価
泉田陽子、野口龍生、高橋政義
家畜衛生年報 (電子冊子) 2008年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成19年度岩手県
繁殖雌ウシ飼養農家34戸、延べ231頭を対象に、発情発見方法についてアンケート調査を実施した結果、外陰部の発赤・粘液・乗駕を発情徴候として観察している農家が多数を占め、受胎牛の示した発情徴候は、外陰部の発赤・透明粘液が多数であり、不受胎牛では、挙動不審・透明粘液・乗駕の割合が多い傾向にあった。高受胎率農家では透明粘液を徴候としていたが、低受胎率農家では、行動量増加を徴候としていた。
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牛の過剰排卵処理における施灸効果
遠藤正憲、嵯峨裕紀、野口龍生、高橋政義
会報 通刊24号 38 - 39 2008年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東日本家畜受精卵移植技術研究会
牛で八箇所の経穴(天平、後丹田、腎門、安腎、百会、帰尾、尾帰、尾根)への1日1回3日間の施灸は、直径2mm~5mmの小卵胞数を増加させる事が判明した。また、この時、FSHの漸減投与法を併用することで採胚成績を向上させる可能性を示唆した。総ページ数84
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乳牛の効率的な産次間採胚に向けた基礎調査
鎌田尚子、野口龍生、高橋政義
年報 (電子冊子) 2007年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成18年度岩手県家畜衛生
供胚牛に対する薬剤使用を抑えた胚生産を目的に、分娩後の繁殖機能回復をホルスタイン種18頭を対象に調査し結果、分娩後初回排卵までの日数は平均21日、低産次および高乳量で遅延する傾向を認めた。初回排卵後の発情発現は、平均26日、初回排卵時の子宮体横断面積は2産以下で平均4cm、3産以上は平均6.1m以下であり子宮修復の指標となると考えられた。このことから、分娩後30日前後から過剰排卵処理が可能と考えられた。
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乳牛の効率的な産次間採胚に向けた基礎調査
鎌田尚子、野口龍生、高橋政義
会報 通刊23号 22 - 23 2006年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東日本家畜受精卵移植技術研究会
供胚牛に対する薬剤使用を抑えた胚生産を目的に、分娩後の繁殖機能回復をホルスタイン種18頭対象に調査し結果、分娩後初回排卵までの日数は平均21日、低産次および高乳量で遅延する傾向を認めた。初回排卵後の発情発現は、平均26日、初回排卵時の子宮体横断面積は2産以下で平均4cm、3産以上は平均6.1m以下であり子宮修復の指標となると考えられた。このことから、分娩後30日前後から過剰排卵処理が可能と考えられた。総ページ数81
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夏期放牧前に排卵同期化処理を行った日本短角種における胚移植成績
野口龍生、坂田健一、漆田高夫、杉沢康身、杉澤好幸、佐藤学
会報 通刊21号 24 - 25 2005年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東日本家畜受精卵移植技術研究会
放牧飼養体系での日本短角種に胚移植技術を応用し、販売価格の高い黒毛和種の計画的生産を試みた。その結果、入牧前にCIDR、エストラジオール製剤、PGF2α類縁体およびGnRH製剤による排卵同期化と胚移植2日前のhCG投与で高い受胎率が得られることが判明した。また、胚移植後牧牛牧区に放牧することで、胚移植による不受胎牛も全て早期に妊娠することが可能であり、農家の経済的負担も少なくすることが可能であった。総ページ数81
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牛バイオプシー胚におけるガラス化保存方法の比較検討
児玉英樹、茂呂勇悦、大和貢、野口龍生、福成和博、佐藤洋一、吉川恵郷
会報 Vol54.No2 36 2004年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東北畜産学会
性判別のためバイオプシーを行った胚の保存方法として、オープンプルドストローを用いた超急速ガラス化法とVSEDを用いたガラス化法に検討した結果、脱ガラス化直後の生存率には差が生じなかったものの、3~5時間培養後の生存率は超急速ガラス化法が有意に高い値を示した。また、移植試験での受胎率は、超急速ガラス化法が60%と高くバイオプシー後の保存方法としては、超急速ガラス化法が有効であると考えられた。
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体細胞クローン技術を応用した黒毛和種種雄牛造成期間短縮の可能性と経済性
野口龍生、児玉英樹、鈴木暁之西田清、吉川恵郷
2003 6 28 - 33 2003年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:肉牛ジャーナル
平成14年現在の岩手県での体細胞クローン研究について、まとめた内容であり、主に体細胞クローンウシを活用した種有牛造成について、その期間とコストについて述べたものであり、体細胞クローンウシを産肉検定材料牛として活用した場合、種有牛造成期間は約1.5年短縮でき、検定コストは約5割削減できる見込みである。総ページ数100
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尿道結石症の陰嚢前方切開による治療法
野口龍生、児玉英樹、菊池雄、小田中誠彰、鈴木暁之、安田潤平、鈴木賢、吉川恵郷
試験研究成果 p(指)34-1~2 2003年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成14年度岩手県農業研究センター
肥育牛の新たな尿道結石症治療法として、陰嚢前方切開による外科的治療を試みた結果、術式は簡便克つ容易であった。結石の除去方法としては、その状態により手指、カテーテルおよび鉗子による破砕除去の3手法が適用され、術後の経過も良好であった。
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ウシ核移植胚における染色体数
野口龍生、鈴木暁之、児玉英樹
試験研究成果 p(研)31-1~2 2003年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成14年度岩手県農業研究センター
ウシの4代継代培養した皮膚由来線維芽細胞をドナーとした核移植再構築胚の染色体検査はコルセミド(100ng/ml)10時間処理で可能であった。また、再構築胚の50%は染色体の数的異常を示す細胞を認めた。
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ウシ羊水浮遊細胞をドナーとした核移植成績
野口龍生、鈴木暁之、児玉英樹
試験研究成果 p(研)21-1~2 2002年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成13年度岩手県農業研究センター
超音波診断装置を用いた腟経由での羊水穿刺は可能であり、胎子を流産させることない。また、羊水浮遊細胞を分離培養後ドナーとし、核移植を行った結果、25.7%の胚盤胞発生率となった。
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ウシ胚安定確保のための脂肪酸カルシウム製剤投与効果
野口龍生、児玉英樹
試験研究成果 p(指)46-1~2 2002年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成13年度岩手県農業研究センター
黒毛和種供胚牛における過剰排卵プログラムの中に脂肪酸カルシウム製剤(大豆油)投与を組み込むことで、血中総コレステロール値を上げることができ、採胚成績を向上させ、胚の安定確保が期待できる。
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性判別技術を利用した乳用牛群改良技術の確立
児玉英樹、野口龍生
(畜産研究所) 68 - 69 2002年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成13年度試験成績書
性判別のためバイオプシーした胚をIVD101で修復培養し、受胚牛に移植した結果、新鮮胚では52.9%と良好な成績であったが、ガラス化保存胚では26.3%と低い値であった。これは、脱ガラス化後の培養条件によるものと考えられ、性判別後のガラス化胚を移植に用いる場合は、脱ガラス化後充分時間の培養による生存の確認が必要と考えられた。
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核移植技術による優良種畜の大量生産技術の開発
野口龍生、鈴木暁之、児玉英樹
(畜産研究所) 66 - 67 2002年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成13年度試験成績書
経腟での羊水穿刺は、胎齢80~100日で、約15mlが可能であり、流産などは認められなかった。羊水浮遊細胞の分離培養は、10%FCS加DMEMで可能であり、DNA解析により胎子由来であることを確認した。分離細胞をドナーとした核移植による7日目の胚盤胞発生率は25.7%であった。発生した胚を受胚牛に移植し産子を得たが、DNA解析の結果ドナー細胞と矛盾があり、培養細胞にコンタミネーションがあったことが確認された。
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過剰排卵処理法と経腟採卵の組み合わせによる胚生産の検討
児玉英樹、野口龍生
(畜産研究所) 60 - 62 2002年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成13年度試験成績書
発情後最初の卵胞波でのOPU-IVFは、FSH前処置の有無にかかわらず1~2個/頭の体外胚生産が可能であった。また、SOV-AI後1日目にOPUを実施した結果、SOV成績における正常胚率が向上する傾向を認めた。さらに、OPU卵子は、1時間以内にIVD101内に移し、37℃に保温することで3時間の保存が可能である。総ページ数138
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受精卵移植技術実用化確立試験
野口龍生、児玉英樹
(畜産研究所) 63 - 65 2002年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成13年度試験成績書
給与飼料中のDM、CP、TDN要求量を満たすことで正常胚率を低下させることなく採胚個数を増加させる傾向を認めた。また、このとき脂肪酸カルシウム添加により回収胚数および正常胚率を増加させる傾向も認めた。脂肪酸カルシウム添加により血中T-Cho値は投与開始10日目に有意に増加した。β-カロチン添加では正常胚回収数は増加するものの、正常胚率は低下した。
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経腟採卵法により採取したウシ未成熟卵子輸送方法の検討
児玉英樹、千葉伸、大和貢、野口龍生、鈴木暁之、田中修一、吉川恵郷
会報 Vol.51 No.2 p42 2001年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:第51回東北畜産学会
発生率の低下を防ぐためにOPU由来卵子は、回収後速やかに成熟培養に供することが必要であり、ストロー内輸送の場合は、IVMD101を用いて3時間以内に行うことで発生率に低下が認められなかった。また、10%FCS加HanksTCM199を用いることで、炭酸ガス培養装置が無くても成熟培養が可能であった。総ページ数44
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過剰排卵処理法と経腟採卵の組み合わせによる胚生産の検討
千葉伸、野口龍生
(畜産研究所) 33 - 34 2001年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成12年度試験成績書
発情2日後のFSH処理による卵胞サイズはFSH5AU>10AU>無処置の順に大きい傾向にあった。また、採取卵子数および正常卵子数に変化は認められないものの、胚盤胞発生率ではFSH5AU<10AU<無処置の順で高い傾向にあった。OPU後の採胚成績は、FSH前投与量にかかわらず成功率が低下し、正常胚数は減少した。OPU-IVFでの発生率を高めるためには、卵子採取後1時間以内のIVMが重要であった。総ページ数98
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受精卵移植技術実用化確立試験
野口龍生、田中修一
(畜産研究所) 35 - 36 2001年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成12年度試験成績書
ドナー牛へのβーカロチン200mg/頭/日添加での採胚成績は、平均胚回収数では、無添加区より下回るものの、平均正常胚率では無添加区に比べ高い傾向を示した。総ページ数98
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家畜雌雄産み分け技術利用促進事業(乳用牛における雌雄判別技術を利用した牛群改良技術の確立)
千葉伸、野口龍生
(畜産研究所) 32 - 33 2001年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成12年度試験成績書
高泌乳ホルスタインのSOVではFSHが48AUで最も成績が良かった。ガラス化保存胚の脱ガラス化後の培養試験では、20%FCS加TCM199+β-MEとIVD101を比較すると後者で生存率が高い傾向を示した。性判別後の胚の保存方法としては、VSEDを溶媒としたガラス化保存法で脱ガラス化後の受胎率が70%と良好な成績を得た。総ページ数98
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黒毛和種の双子における生時体重の調査
赤木悟史・山田 豊・平尾雄二・大島一修・中西雄二・森安 悟・野口龍生・神藤 学・松田達彦 他
( 17 ) 58 - 59 2001年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東日本家畜受精卵移植技術研究会
黒毛和種の双子における生時体重では、人工授精と生体胚移植によって生まれた双子では生時体重、妊娠期間に有意な差は認められなかった。胚の由来別では、生体胚<体外受精胚<核移植胚の順に有意に大きくなり、妊娠期間では核移植産子で有意に長かった。双子で生まれた2頭の生時体重の差の平均も同様の結果であった。分割および受精卵由来のクローン牛が単子の場合双子の場合より有意に体重が増加した。総ページ数78
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ドナー細胞の違いがウシ体細胞核移植胚の発生に及ぼす影響
横田昌己・赤木悟史・淵本大一郎・野口龍生・志水 学・高橋清也・近藤守人・居在家義
( 17 ) 48 - 49 2001年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東日本家畜受精卵移植技術研究会
核移植のドナー細胞として卵丘細胞、成牛雄頚部皮膚由来細胞、成牛雌頚部由来細胞、成牛雌耳皮膚由来細胞、胎子雄皮膚由来細胞、胎子雌皮膚由来細胞および胎子雌肺由来細胞の7種類について細胞融合率、卵割率、胚盤胞発生率について比較した結果、各細胞種間に有意な差は存在せず、どの細胞においても移植可能な再構築胚が作出できた。また、卵丘細胞については、個体によるさも存在しなかった。総ページ数78
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核移植技術による優良種畜の大量生産技術の開発
野口龍生、千葉伸、鈴木暁之
(畜産研究所) 36 - 37 2000年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成11年度試験成績書
核移植ドナー細胞確保のためOPU-IVFによりドナー割球作出を試みたが、発生率が20.3%であり改良の余地を残した。培養線維芽細胞の細胞周期は血清飢餓培養後に血清を通常濃度に上げると、19時間目にS期、22時間目にG2・M期が最大となり、S・G2・M期をドナーとした核移植の可能性を示唆した。体細胞をドナーとした電気刺激による融合率は平均74.8%であり、発生率は25.1%であった。総ページ数106
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連続経膣採卵後の過剰排卵処置法の検討
千葉伸、野口龍生
(畜産研究所) 32 - 33 2000年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成11年度試験成績書
OPU直後の過剰排卵処置による回収胚、正常胚数および正常胚率はOPUを実施しない場合と比較し減少した。7日間隔で連続10回のOPUでは吸引時の卵胞数、回収卵子数に変化は認められず、IVFでの発生率にも変化が認められなかった。OPU実施間隔は7日間隔より14日間隔で培養可能卵子数が多い傾向であったが、発生率には差が認められなかった。総ページ数106
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受精卵移植技術実用化確立試験
野口龍生、田中修一
(畜産研究所) 34 - 35 2000年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成11年度試験成績書
過剰排卵処置時(発情から過剰排卵処理終了時まで)に脂肪酸カルシウム300g/head/day投与した場合、投与しない場合と比較し平均回収胚数および平均正常胚率ともに高い傾向が認められ、1頭あたりの平均正常胚数は8個であった。総ページ数106
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家畜雌雄産み分け技術利用促進事業(乳用牛における雌雄判別技術を利用した牛群改良技術の確立)
千葉伸、野口龍生
(畜産研究所) 38 - 39 2000年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成11年度試験成績書
胚の性判別方法として、PCR法と生体内発色判定法を比較した結果、生体内発色法は簡易で、細胞の損傷が少ないという利点はあるが、判別率が低いため現段階で実用には適さないと考えられる。バイオプシー胚のガラス化保存では、脱ガラス化後生体回収胚で83.3%、体外受精胚で80%の生存が確認された。バイオプシー胚を移植した場合新鮮胚では2/3が受胎し、ガラス化保存胚では0/3と受胎は確認できなかった。総ページ数106
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牛の胚移植技術の確立(大型卵胞除去が過剰排卵処置に与える影響)
千葉伸、野口龍生
(畜産研究所) 41 - 42 1999年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成10年度試験成績書
過剰排卵処置時に存在する主席卵胞がその後の胚回収数に与える影響を抑制するため、過剰排卵処置前に大型卵胞を穿刺吸引除去し、採卵成績を検討した結果、発情後5日目に存在する直系8mm以上の大型卵胞を吸引除去し、その後、24時間以内に過剰排卵処置を開始することで、胚回収成績を向上させると考えられた。総ページ数121
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受精卵移植技術実用化確立試験
野口龍生、千葉伸
(畜産研究所) 43 - 44 1999年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成10年度試験成績書
給与飼料の成分含量が卵巣機能および過排卵処理時の胚回収成績に与える影響について検討した結果、TDN充足率が低い場合は、高い場合と比較し、体重およびBCSが高い値を示し、卵巣内の小卵胞数が多い傾向が認められたが、過剰排卵処置後の胚回収成績では、高TDN飼料群で正常胚数および正常胚率が高い傾向が認められた。総ページ数121
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家畜雌雄産み分け技術利用促進事業
千葉伸、野口龍生
(畜産研究所) 47 - 48 1999年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成10年度試験成績書
性判別胚の凍結保存方法として耐凍剤および凍結前の培養時間について検討した結果、 耐凍剤の種類では1.8MEGに0.1MTreまたは0.1MSucさらにLAA添加の有無による受胎性に有意な差は生じなかった。また、凍結前の培養時間については20~24時間培養後に1.8MEG+0.1MTreで凍結した区で受胎率が低く、3~5時間培養後、1.8MEG+0.1MSucで凍結した区との間に有意な差が生じた。総ページ数121
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核移植技術による優良種畜の大量生産技術の開発
野口龍生、千葉伸、鈴木暁之、田中修一
(畜産研究所) 45 - 46 1999年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成10年度試験成績書
受精卵クローンウシ作成のためのドナー割球作出およびレシピエント卵子の効率的生産方法について検討した。生体からのドナー割球作出のため、過排卵処理後の人工授精から5日目に胚回収を試みた結果、黄体数に対する胚回収率は93%であった。また、レシピエント卵子作出のための除角方法として、透明帯のスリット切断による方法では、除核率が81%であった。また、電気癒合での細胞融合率は83%となった。総ページ数121
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牛の胚移植技術の確立(大型卵胞除去が過剰排卵処置に与える影響)
野口龍生、熊谷光洋
畜産研究所 39 - 40 1998年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成9年度試験成績書
過剰排卵処置(SOV)時に存在する主席卵胞が胚回収に与える影響を抑制するため、発情5日目に直径8mm以上の大型卵胞を穿刺吸引、その24,48,72時間後にSOVを開始した結果、卵胞および黄体のサイズは各試験区とも対照区と差は認められなかった。また、卵胞除去後24時間で新たな大型卵胞の発育を認めた。大型卵胞除去後48時間目からSOVを開始した群では、採胚時大型卵胞が残存しており、黄体数に対する胚の回収率が低かった。総ページ数110
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家畜雌雄産み分け技術利用促進事業
熊谷光洋、野口龍生
(畜産研究所) 43 - 44 1998年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成9年度試験成績書
独自に得たY染色体特異配列を増幅するプライマーにより精製genomic DNAで0.5pg以上、培養細胞1個以上で雌雄の判別が可能であった。また、バイオプシー胚においても判定不明を生じず、サンプルと残りの細胞の間ですべて性別が一致した。総ページ数110
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受精卵移植技術実用化確立試験
野口龍生、田中修一
(畜産研究所) 41 - 42 1998年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:平成9年度試験成績書
給与飼料の成分含量が卵巣機能および過排卵処理時の胚回収成績に与える影響について検討した結果、TDN充足率を130%および90%の群で比較すると、高TDN群で正常胚率を低下させることなく、採胚個数が増加する傾向が認められた。総ページ数110
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牛胚性判別への新たなY染色体特異配列の利用の検討
熊谷光洋、鈴木暁之、野口龍生、粟田崇、田中修一
会報 ( 14 ) 38 - 39 1998年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東日本家畜受精卵移植技術研究会
RAPD法を利用したbulked segregant analysisにより独自に得た4種類のY染色体得意配列のうちPCR産物のシグナルの強い物について、BRPDY4(Y-染色体特異配列の240bp)をプライマーとした場合、細胞3個以上でPCR産物が検出可能であり、胚の性判別目的での利用が可能であることを確認した。また、異性双子雌ウシ3頭中1頭でBRPDY4の産物が明らかに少なく、フリーマーチン確認にも有用と考えられた。総ページ数84