Papers - NOGUCHI Tomohiro
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小麦検出用プライマーセットの開発 Reviewed
内野昌孝、増淵菜美子、黒澤有希子、野口智弘、高野克己
日本食品科学工学会誌 54 ( 2 ) 82 - 86 2007.02
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
小麦品種判別用のプライマーを構築した。
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Effects of Whey Protein on Food Products Processed Using Wheat Flour
TANIGUCHI(YAMADA) Akiko, NOGUCHI Tomohiro, TAKANO Katsumi, KIKUCHI Shuhei
Food Pres. Sci. 31 ( 5 ) 239 - 244 2005.09
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
ホエータンパク質が小麦粉加工品に及ぼす影響について検討を行った
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Thermostability of DNA from wheat in heated food products Reviewed
UCHINO Masataka, NOGUCHI Tomohiro, TAKANO Katsumi
Food Pres. Sci. 30 ( 4 ) 195 - 198 2004.07
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
小麦粉加工品中の原材料判別に対するDNAの利用を目的に、加工工程にかかる熱履歴がDNAの安定性ならびにその後の判定にどのように影響を及ぼすか検討した。
加熱処理した小麦よりDNAを抽出、PCRの増幅性を確認した。その結果、130℃を超えるとDNAの増幅は確認できなかった。 -
Effect of endogenous transglutaminase of wheat flour on dough formation Reviewed
Tomohiro NOGUCHI, Taku NAGAOKA, Ritsuko SHUTO, Katsumi TAKANO
Food Preservation Science 30 ( 1 ) 3 - 7 2004.02
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
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抽出DNAのPCR(Polymerized Chain Reaction)増幅性の確認 Reviewed
内野昌孝、高野克己、野口 智弘
日本食品保蔵科学会 29 ( 6 ) 359 - 362 2003.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
抽出DNAのPCR増幅性の評価法の検討を行った。その結果、18SrDNA領域のプライマーセットを使うことが最適であった。
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ジャガイモおよび小麦デンプンのα-アミラーゼ分解性に及ぼす高圧処理の影響 Reviewed
谷口亜樹子、佐藤広顕、鈴木敏郎、松本信二、高野克己、野口 智弘
日本食品保蔵科学会誌 29 ( 6 ) 335 - 339 2003.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
ジャガイモおよび小麦デンプンに対するα-アミラーゼの分解性に及ぼす高圧処理の影響について検討した。両デンプン間のα-アミラーゼによる分解性に大きな差異が見られ、ジャガイモデンプンは難分解であった。両デンプンに高圧処理を行い、構造に与える高圧処理の影響を検討した結果、ジャガイモデンプンの構造は、強固であることが示され、このため、分解性が低いと考えられた。
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ゆばの褐変ならびにグルタチオンの抑制効果 Reviewed
国正重乃・野口 智弘・柳沼 勲・高野克己・内村信宏・青柳吉紀
日本食品保蔵科学会誌 28 ( 6 ) 331 - 336 2002.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
ゆばの生成過程における成分の移行について検討を行い、水溶性成分は初期に比べ後半に生成したゆばに多かった。また、ゆばの褐変はアミノカルボニル反応によるものであり、脂質の自動酸化の影響は小さかった。0.1%グルタチオンの添加によってゆばの褐変は抑制され、同添加濃度ではゆば生成に影響を与えなかった。
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Starch Gelatinaization Kinetics in Cold-Stored `Danshaku' Potato Tubers(Solanum tubersum L.) Reviewed
ケビンヤプテンコ、佐藤広顕、鈴木敏郎、高野克己、松本信二、小嶋秩夫、野口 智弘
Food Preservation Science 26 ( 6 ) 315 - 321 2000.12
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
低温貯蔵された男爵薯のデンプン糊化キネティックスについて検討したところ、貯蔵ジャガイモの非結晶質の膨潤とブレイクポイント温度の低下により活性化エネルギーの減少と構造の不安定化がみられ、貯蔵時間の増加と共にデンプン表面に凹凸観察された。
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Amylase and Invertase Activity and Substrate Affinity in `Danshaku`Potato Tubers(Solanum tubersum L.) During Cold Sotrage Reviewed
村田陽介、ケビンヤプテンコ、佐藤広顕、松本信二、高野克己、鈴木敏郎、野口 智弘
Food Preservation Science 26 ( 5 ) 281 - 287 2000.10
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
低温貯蔵した男爵薯の酵素活性と糖蓄積の関係について検討したところ、貯蔵温度により糖蓄積には有意な差異が認められ、さらに低温貯蔵中の糖量の増加にはβ-アミラ-ゼとインベルタ-ゼが主要な役割を演じていることが明らかとなった。
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Property Changes Potato(Solanum tuberosome L.) During Cold Storage at 0 and 10℃ Reviewed
村田陽介、ケビンヤプテンコ、鈴木敏郎、佐藤広顕、松本信二、高野克己、野口 智弘
Food Preservation Science 26 ( 3 ) 153 - 160 2000.06
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
ジャガイモを0および10℃に貯蔵し、貯蔵中の物理的・生化学的変化について検討した。糖の蓄積は0℃で著しく10℃では僅かであった。0℃貯蔵では発芽は大きく抑制され、またリン脂質の二重結合インデックスも上昇し、細胞の低温耐性が増大したことが示唆された。
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トリプシンおよびキモトリプシンに対するアルコール類の低温における賦活効果 Reviewed
野口智弘、高野克己、鴨居郁三、
日本食品保蔵科学会誌 23 ( 1 ) 21 - 26 1997.01
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
トリプシンおよびキモトリプシンの酵素活性における温度依存性に反応環境がどのように影響を及ぼすか検討を行った。反応液中に数種のアルコール類を添加し酵素反応を行ったところ、高濃度の2-プロパノール存在によって低温での酵素活性の賦活がみられた。また酵素の構造変化が観察されたことより、2-プロパノール添加によって酵素の構造が変化することより低温での酵素活性が賦活すると推察された。
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トリプシンおよびキモトリプシンの反応挙動ならびに構造に対する高圧処理の影響 Reviewed
野口 智弘、高野克己、鴨居郁三
日本食品低温保蔵学会誌 22 ( 4 ) 217 - 222 1996.11
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
高圧処理(0.1~600MPa)を行った酵素(トリプシン、キモトリプシン)の反応挙動の解析を合成基質を用い検討を行った。その結果、600MPa、1時間処理によっても両酵素の活性は未処理の約90%程度にしか低下せず、両酵素とも非常に耐圧性の高い酵素であることが示唆された。また、600MPaでの活性の低下は両酵素の触媒 部位周辺が変化したため生じたものと推察された。