Misc - KADOKURA Toshimori
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発酵界のよろずやSaccharomyces cerevisiaeのルーツは? Invited
森谷千星、門倉利守
生物工学会誌 99 ( 4 ) 196 - 196 2021.04
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal)
現在の分類学の動向から見たS. cerevisiaeのルーツについて概説した。
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ゲノム・メタボローム解析を中心とした醸造および微生物生産環境における微生物の多様性・機能の解析
柏木豊、門倉利守、藤本尚志、進藤斉、額田恭郎、貝沼章子
平成27年度東京農業大学大学院重点化研究プロジェクト研究成果報告 27年度 21 - 28 2017.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:東京農業大学
清酒醸造過程における酵母相の解析を担当。国酒酵母である清酒酵母・焼酎酵母・泡盛酵母は、各種の生理試験、有用遺伝子の有無と塩基配列、菌体タンパク質のパターンによりS. cerevisiaeと区別が可能であると推察した。
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ゲノム・メタボローム解析を中心とした醸造および微生物生産環境における微生物の多様性・機能の解析
柏木豊、佐藤和夫、門倉利守、額田恭郎、藤本尚志、貝沼章子
平成26年度東京農業大学大学院重点化研究プロジェクト研究成果報告 26年度 35 - 42 2016.02
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:東京農業大学
清酒醸造過程における酵母相の解析を担当。清酒もろみ中よりメタゲノムを抽出して酵母のAWA1特異的遺伝子領域のPCRを試みた。Isoil法で回収したメタゲノムで酵母の遺伝子が増幅ができたことから、酵母相の解析が可能であることが推察された。
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醸造酵母を取り扱うための微生物の基礎知識 その2
門倉利守
醤油の研究と技術 42 ( 1 ) 29 - 45 2016.01
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal) Publisher:財)日本醤油技術センター
醸造酵母を取り扱うための基礎知識として、微生物実験の基本操作である殺菌法、無菌操作法、植菌法等について概説し、酵母を扱う醸造現場でも可能な方法を解説した。さらに清酒酵母、醤油酵母など醸造で用いられる酵母の分類について紹介し、区別法も概説した。
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醸造酵母を取り扱うための微生物の基礎知識 その1
門倉利守
醤油の研究と技術 41 ( 6 ) 377 - 383 2015.11
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (scientific journal) Publisher:財)日本醤油技術センター
醸造にとって重要な酵母を取り扱うため、微生物の誕生から醸造の歴史、微生物学の歴史を含め微生物の基礎知識と取り扱いにおける重要性について解説した。
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ゲノム・メタボローム解析を中心とした醸造および微生物生産環境における微生物の多様性・機能の解析
柏木豊、佐藤和夫、藤本尚志、額田恭郎、門倉利守、貝沼章子
平成25年度東京農業大学大学院重点化研究プロジェクト研究成果報告 25年度 28 - 33 2015.02
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (bulletin of university, research institution) Publisher:東京農業大学
清酒醸造過程における酵母相の解析を担当。酵母識別のための有用遺伝子の検索を行い、清酒酵母の高泡形成遺伝子AWA1の特異的遺伝子領域によって、清酒酵母、焼酎酵母、泡盛酵母と他のSaccharomyces属が識別できることを示唆した。
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醸造酵母菌体タンパク質
門倉 利守
東京農業大学醸造振興会研究報告 14年 ( 3 ) 2002.01
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:東京農業大学醸造振興会
酵母の菌体タンパク質に着目し、種あるいは菌株レベルにおいてその区別に有用であるかを検討し、SDS-PAGEにおける36kD付近のタンパク質バンドパターンによって清酒酵母を含むS.cerevisiae complexを区別することができた。pp.4
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芋と麹を用いた発泡酒の開発
門倉利守、松本敏幸
東京農業大学醸造振興会研究報告 14年 ( 3 ) 2002.01
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:東京農業大学醸造振興会
固定観念にとらわれず、地ビール業界にしかできない自由な発想で、「地」を表現できるオリジナリティーのある発泡酒の開発を試み、焼酎麹と紫芋を用いてランビックビールを模した新しいタイプの発泡酒製造の可能性を見出した。pp.50
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新規発泡酒用もろみの開発
門倉利守、松本敏幸
東京農業大学醸造振興会研究報告 13年 ( 2 ) 2001.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:東京農業大学醸造振興会
新規の発泡酒用のもろみとして紫芋と焼酎麹を用いたものについて検討し、ランビック様の赤色で酸味のあるこれまでにないもろみを開発した。pp.67
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酵母の細胞壁構造について
門倉利守
東京農業大学醸造振興会研究報告 13年 ( 2 ) 2001.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:東京農業大学醸造振興会
酵母の細胞壁構造について、醸造酵母を用いて2-メルカプトエタノールにより抽出を行いSDS-PAGEで解析し、高分子糖タンパク質を検出して細胞壁の構造について推察した。pp.21
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新規発泡酒の開発
門倉利守、㈱チャルダ
東京農業大学醸造振興会研究報告 12年 ( 1 ) 2000.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:東京農業大学醸造振興会
全国に広まった地ビール会社は200を越えるため、他の地ビール会社との差別化の手段として、低税率で独創性を持ったオリジナル発泡酒の開発を試み、ビール様の苦味価を付与した発酵に必要な糖量を十分持った無色透明の発泡酒用もろみを調製することができた。pp.136
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醸造酵母の糖類資化性に関する研究
門倉利守
東京農業大学醸造振興会研究報告 12年 ( 1 ) 2000.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:東京農業大学醸造振興会
清酒酵母は、他の醸造酵母と比較してMelezitoseの資化性が認められないため、THE YEASTS4版で再分類された aecomplexを考慮して醸造酵母間のMelezitoseいて再検討を行い、これまで通り清酒の酵母と資化性において区別された。
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醸造酵母のカリウム及びナトリウムの取り込み
中里厚実、門倉利守、竹田正久
醸造研究 平成10年版 10年度 1999.05
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:(社)東京農業大学醸造振興会
酵母の生育に影響を与えるカリウムとナトリウムについて各種醸造酵母の菌体内取り込みの関係について検討した。カリウムが十分に存在するときは各菌株ともナトリウムの取り込みがほとんど無く生育し、カリウムが不足すると清酒酵母のみナトリウムを代用として取り込み生育したが、他の醸造酵母は生育しなかった。pp.19-22。
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Brettanomyces属及びDekkera属のマイナーキノン
中里厚実、門倉利守、竹田正久
醸造研究 平成9年版 9年度 1998.05
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:(社)東京農業大学醸造振興会
Brettanomyces属及びその完全型Dekkera属のマイナーキノンについて比較検討した。これら両属は主要キノンがQ9でS.cerevisiaeに比較してマイナーキノンの種類が多く、その割合も非常に高く、両属のキノン系は非常にheterogeneityであった。また、完全型と不完全型で大きな差はなかった。 pp.10。
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清酒酵母の特性に関する研究
中里厚実、金子太吉、門倉利守、岡田早苗、平野加奈子、村上康文
平成7年度東京農業大学プロジェクト研究成果報告 7年度 1996.07
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:
清酒酵母の第6番染色体について解析を行った。清酒酵は、他の醸造酵母(焼酎酵母を除く)に比べて明らかに染色体長が長く、アクチン遺伝子によるサザン解析でも第6番染色体であると確認された。また、制限酵素による解析により清酒酵母には他の醸造酵母には見られないNotI断片が左端に位置していることがわかり、染色体内部は同じであると考えられた。 pp.165-168。
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醸造酵母のユビキノン系
中里厚実、中野多恵、門倉利守、金子太吉、竹田正久
醸造研究 平成6年版 6年度 1995.06
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:(社)東京農業大学醸造振興会
醸造酵母のユビキノン系について比較検討を行った。S.cerevisiaeのメジャーキノンはQ6で、マイナーキノンはQ7のみでありその割合は非常に低くS.cerevisiaeのユビキノン系は非常にhomogeneityが高かった。故に種レベルにおけるグルーピングキーにすることは不可能で菌株間の区別は困難であった。pp.3-4。