講演・口頭発表等 - 服部 勉
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小公園の愛称に関する調査研究 国際会議
鍜治美波、進士五十八
日本造園学会関東支部大会研究・報告発表要旨第18号 2000年10月
開催年月日: 2000年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
小公園は多くの人にとって身近な存在なため正式名称とは別に「愛称」を付ける場合がある。対象は東京・調布市内の公園で、ある程度の利用者が見込まれ、地理的に偏りの無い56公園とし、公園利用者にアンケートを行い、公園の呼び方(愛称も含む)、愛称の由来、またアンケート者の年齢、利用頻度、家から公園までの距離などから考察を行った。その結果、56公園の内愛称で呼ばれていた公園は50%、正式名称32%、略称11%となり、正式名称が判りにくい公園ほど愛称の割合も高かった。また愛称で呼ぶ利用者層は大人より子供の方が多く利用していること、公園が生活の主要部分を占めているからだといえた。また愛称の由来は遊具、公園外施設、地形、植物、その他の大きく5つに分類され、最も多い遊具は遊具そのものの名称か、遊具から連想される形や言葉に分類され、小公園のイメージは遊具に大きく左右されるといえる。また愛称は同じ公園においても時代や集団によって異なる場合や由来が不明でも伝承されて行く場合も多かった。
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岩切章太郎の観光思想
黒木サヤ、進士五十八
日本造園学会関東支部大会研究・報告発表要旨第17号 1999年10月
開催年月日: 1999年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
南国・宮崎のイメージづくりを軸に観光モデルの基礎を築いた岩切章太郎(1893-1985)に焦点をあて、彼の観光事業と観光思想形成との関わりを考察した。岩切が生誕した1893年から1985年に没するまでの92年間を対象に彼の人物像、観光事業を軸に、宮崎県の観光行政、交通の動きの計322項目から年表を作成し、岩切の観光思想の形成過程から、観光宮崎に対する発動期、観光思想発展期、思想飛躍期の3時代に区分された。その結果岩切は3つの指針(自然の美、人工の美、人情の美)と目標を基に仕事を行い、彼の思想に基づく観光事業は一民間に留まらず、ついには宮崎県全体にも影響を及ぼし、観光宮崎の基盤・発展・イメージ形成に大きく貢献したことが明確となった。
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東京都における男坂・女坂に関する調査研究
中里典子,服部勉,進士五十八
日本造園学会関東支部 大会研究・報告発表要旨16 1998年10月
開催年月日: 1998年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
江戸時代より神社仏閣の参詣路の一形態である男女坂の内、東京都内にあり男坂・女坂のそろっている10ヶ所を対象地として、段数、蹴上げ、踏み面、坂全体の高さ、 坂全体の長さ、幅員、踊り場の長さ、数、勾配を測定し 利用形態等は文献調査や各寺社からヒアリングを実施し その実態を明らかにした。
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鮮魚センターを中心とした寺泊町観光の形成に関する史的考察
早川章治、鈴木誠
レジャー・レクリエー ション研究 37 1997年11月
開催年月日: 1997年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
新潟県寺泊町に立地する鮮魚センターの観光地としての成立・発展過程を歴史的に考察を行なった。
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“公園デビュー”に関する調査研究
大野正人、進士五十八
日本造園学会関東支部 大会研究・報告発表要旨第15号 1997年10月
開催年月日: 1997年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
公園デビューという現象が、公園を舞台にどのように展開したかを実態調査を中心に明らかにした。