論文 - 入澤 友啓
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Characterization of the microbiota and chemical properties of pork loins during dry aging 査読あり
Akihito Endo, Ryosuke Koizumi, Yozo Nakazawa, Shintaro Maeno, Yoshihiko Kido, Tomohiro Irisawa, Yuh Shiwa, Yoshiki Muramatsu, Kotaro Tada, Masao Yamazaki, Takao Myoda
MicrobiologyOpen 2020年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
DOI: 10.1002/mbo3.1157
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Morphological differences in vegetative and fruit characteristics among eight pepino (Solanum muricatum Ait.) cultivars in Japan 査読あり
K. Takahata, H. Mizumura, H. Shinohara, O.K. Kim, T. Irisawa, Y. Mitsui, Z. Nishio, M. Yoshida, Y. Mitarai, A.Y. Taniguchi, H. Noguchi, M. Kazami, Y. Kawaguchi, Y. Kiryu, S. Kawabata, T. Baba
Acta Horticulturae 1299 43 - 50 2020年
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Characterization of fermented rice bran from ‘Heshiko' and isolation of amylase-producing bacteria 査読あり
J. Nagaoka, K. Wada, M. Katoh, N. Fujita, N. Tanaka, T. Irisawa, S. Akuzawa
Food Preservation Science 45 ( (2) ) 85 - 93 2019年03月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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久寿餅原料である発酵小麦デンプンの性状 査読あり
野口治子,丸山慶輔,本橋慶一,矢口行雄,入澤友啓,辻井良政,佐藤広顕,高野克己
日本食品保蔵科学会誌 42 ( 5 ) 197 - 202 2016年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
久寿餅の原料となる小麦デンプンは使用する前に発酵の工程を経ている。発酵小麦デンプンは発酵の工程により、デンプン粒の大きさの変化や粘度の変化など種々の理化学的、食品化学的な特性の変化をしていることがあきらかになった。これらにより、久寿餅独特の性状を示していることが示唆された。
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発酵小麦デンプンを原料とする久寿餅の特性 査読あり
風見真千子,野口治子,丸山慶輔,本橋慶一,矢口行雄,入澤友啓,高野克己
日本食品保蔵科学会誌 42 ( 4 ) 149 - 153 2016年07月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
久寿餅の原料となる小麦デンプンは使用する前に発酵の工程を経ている。これは発酵小麦デンプンは他のデンプンと異なる性質を示した。また、発酵していない小麦デンプンとも異なることから久寿餅は発酵した小麦デンプンを用いることにより、その特徴が発揮されていることが明らかになった。
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Characterization of flagellins isolated from a highly motile strain of Lactobacillus agilis 査読あり
Akinobu KajikawaEmail,Emiko Midorikawa,Kazuya Masuda,Kazuho Kondo,Tomohiro Irisawa,Shizunobu Igimi,Sanae Okada
BMC Microbiol 2016年03月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
乳酸菌の中でも非典型的な形質として鞭毛を持つ乳酸菌がいる。Lactobacillus agilisもその一つである。L. agilisの運動性に関する遺伝子について明らかにした。L. agilisは家禽の盲腸等にも生息することから将来、飼料への添加などの可能性がある。
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アクトミオシンのゲル形成機構と微細構造に及ぼす塩濃度ならびに圧力強度の影響 査読あり
小泉亮輔, 入澤友啓, 多田耕太郎, 鈴木敏郞
東京農業大学農学集報 60 ( 4 ) 212 - 218 2016年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
畜肉を用いた加工食品において重要なアクトミオシンに対して、塩濃度を変化させ、加圧することにより、ゲル化にどのような影響を及ぼすかを検討した。また、圧力強度の変化による影響についても検討を行った。その結果、加熱ではゲル化しない塩濃度1%においてもゲル化することが明らかになった。これにより減塩畜肉製品の開発の可能性を見出した。
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卵黄加圧ゲルの形成機構とその微細構造に与える温度と圧力強度の影響 査読あり
小泉亮輔, 入澤友啓, 多田耕太郎, 鈴木敏郞
日本食品保蔵科学会誌 42 ( 2 ) 51 - 58 2016年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
これまでに加熱による卵黄タンパク質の変性に関する研究成果は報告されているが加圧による卵黄タンパク質の変性のメカニズムの一端を明らかにした。これにより加圧による畜産食品の加工の拡大に寄与する可能性がある。
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中低温での加圧処理がβ-ラクトグロブリンのゲル形成に与える影響 査読あり
小泉亮輔,入澤友啓,多田耕太郎,鈴木敏郞
日本食品保蔵科学会誌 42 ( 2 ) 65 - 70 2016年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
現在の食品加工において高い頻度で用いられるホエーの主成分であるβ-ラクトグロブリンの加熱変性に関する研究は数多く行われているが、加圧による変性に関する研究はこれまでにあまり行われていない。本研究によりβ-ラクトグロブリンに加熱変性のメカニズムの一端を明らかにした。これにより加圧による食品加工の拡大に寄与する可能性がある。
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Bacteroides caecicola sp. nov. and Bacteroides gallinaceum sp. nov., isolated from the caecum of an Indonesian chicken 査読あり
Irisawa T.¶, Saputra S.*, Sakamoto M., Kitahara M., Sulistiani, Yulinery T., Dinoto A. and Ohkuma M.
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 66 1431 - 1437 2016年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
インドネシアの鶏の盲腸より新規嫌気性細菌
Bacteroides caecicola sp. nov.and Bacteroides gallinaceum sp. nov.,を分離した。鶏由来の菌株であることから家禽の健康に関係している可能性も考えられる。 -
Bacteroides caecigallinarum sp. nov., isolated from caecum of Indonesian chicken. 査読あり
Saputra S, Irisawa T, Sakamoto M, Kitahara M, Sulistiani S, Yulinery T, Ohkuma M, Dinoto A
Saputra S, Irisawa T, Sakamoto M, Kitahara M, Sulistiani S, Yulinery T, Ohkuma M, Dinoto A. 65 ( 12 ) 4341 - 4346 2015年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
インドネシアの鶏の盲腸より新規嫌気性細菌
Bacteroides caecigallinarumを分離した。鶏由来の菌株であることから家禽の健康に関係している可能性も考えられる。 -
Gibbsiella papilionis Kim et al. 2013 is a later heterotypic synonym of Gibbsiella dentisursi Saito et al. 2013. 査読あり
Brady C, Irisawa T, Iino T, Ohkuma , Arnold D, Denman S.
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 65 ( 12 ) 4788 - 4791 2015年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
これまでにGibbsiella dentisursiとされていた菌種が分類学上、Gibbsiella papilionisと同種であることを証明し、提唱した。
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γ -アミノ酪酸 (GABA) 生成乳酸菌を用いた発酵バター様食品の開発とその品質について 査読あり
田中智大, 小泉亮輔, 入澤友啓, 寺島晃也, 多田耕太郎, 鈴木敏郎
日本食品保蔵科学会誌 41 ( 5 ) 207 - 213 2015年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
近年、注目を浴びている機能性物質としてGABAがある。GABAを生成乳酸菌を用いた発酵バターの開発を試み、その品質の評価について理化学的、食品化学的な側面から評価を行った。製造した発酵バターには乳酸菌が生成したGABAが豊富に含まれており、品質も従来の発酵バターと遜色ないものとなった。これにより、これまでにない機能性を持った発酵バターの製造が可能となる可能性が強く示唆された。
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Detection and genomic characterization of motility in Lactobacillus curvatus: confirmation of motility in a species outside the Lactobacillus salivarius clade. 査読あり
Cousin FJ, Lynch SM, Harris HM, McCann A, Lynch DB, Neville BA, Irisawa T, Okada S, Endo A, O'Toole PW
Applied and Environmental Microbiology ( 81 ) 1297 - 1308 2015年02月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
乳酸菌の中でも非典型的な性質であるべん毛を有するLactobacillus属菌株についてゲノムシークエンスやそのデータ解析を行った。これにより、べん毛の形成に関わる遺伝子の構造が明らかになった。
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Lactobacillus mixtipabuli sp. nov. isolated from total mixed ration silage 査読あり
Tohno M, Kitahara M, Irisawa T, Ohmori H, Masuda T, Ohkuma M, Tajima K
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 65 ( 6 ) 1981 - 1985 2015年01月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
国産のサイレージから新規乳酸菌Lactobacillus mixtipabuli を分離した。サイレージに生息する乳酸菌の新たな一面が明らかになった。
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食品中のイネ科原材料判別のための科特異的プライマーの構築とその利用
入澤友啓・野口治子・辻井良政・内野昌孝・高野克己
日本食品保蔵科学会 40 ( 6 ) 285 - 290 2014年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
食品中のイネ科食品原材料判別のための科特異的プライマーの構築とその利用について試験を行い、食品中の未知試料の推定法を確立した。本方法により、アレルギー原材料の混入を防止できることが期待される。
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米飯を品質低下させる微生物推定
入澤友啓・辻井良政・岡大貴・野口治子・内野昌孝・高野克己
日本食品保蔵科学会 40 ( 5 ) 241 - 246 2014年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
炊飯器での長時間保温による米飯の変敗の原因となった好熱性芽胞形成細菌を分離やPCR-DGGE法を用いてDNAレベルでの変敗米飯中の菌叢解析を実施した。さらに再現実験を行うことにより、変敗の原因を推定した。保温時の汚染を防止し、安全な米飯を提供することが可能となることが期待される。
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久寿澱粉(発酵小麦デンプン)発酵期間におけるデンプン粒と微生物叢の変化
入澤友啓、野口治子、内野昌孝、髙野克己
日本食品保蔵科学会 40 ( 4 ) 171 - 176 2014年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
久寿餅の原料である発酵小麦デンプンの製造工程におけるデンプン粒と微生物叢について検討し、微生物が生産する糖質分解酵素が発酵小麦デンプンに重要な役割を果たしている可能性を見いだした。これらの酵素は新たな加工デンプン製造への利用が期待できる。
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Lactobacillus furfuricola sp. nov., isolated from Nukadoko, rice bran paste for Japanese pickles
Tomohiro Irisawa, Naoto Tanaka, Maki Kitahara, Mitsuo Sakamoto, Moriya Ohkuma, and Sanae Okada
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 64 2902 - 2906 2014年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
糠床から新規乳酸菌Lactobacillus furfuricolaを分離した。糠床の発酵にに関与している可能性が高く、糠床の安定性の向上を目指したスターターとしての利用が期待できる。
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Draft Genome Sequence of Lactobacillus sucicola JCM 15457T , a Motile Lactic Acid Bacterium Isolated from Sap of Oak
Tomohiro Irisawa, Kenshiro Oshima, Wataru Suda, Maki Kitahara, Mitsuo Sakamoto, Keiko Kitamura, Toshiya Iida, Masahiro Hattori and Moriya Ohkuma
Genome Announcements( 2: e00403-14.) 2014年05月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Lactobacillus sucicola JCM 15457T を供試菌株としてゲノムシークエンスを行い、得られたドラフトゲノム情報を解析した。将来的に食品への応用が期待される菌株の有用な情報を得た。
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Lactobacillus hokkaidonensis sp. nov., isolated from subarctic timothy grass (Phleum pratense L.) silage
Masanori Tohno, Maki Kitahara, Ryuichi Uegaki, Tomohiro Irisawa, Moriya Ohkuma, and Kiyoshi Tajima
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 63 2957 - 2962 2013年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
北海道産のサイレージより新規乳酸菌Lactobacillus hokkaidonensisを分離した。サイレージのスターター菌として今後利用できると考える。
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Lactobacillus silagei sp. nov. isolated from orchardgrass silage
Masanori Tohno, Maki Kitahara, Tomohiro Irisawa, Takaharu Masuda, Ryuichi Uegaki, Moriya Ohkuma, and Kiyoshi Tajima
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 63 4613 - 4618 2013年08月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
国産のサイレージから新規乳酸菌Lactobacillus silageiを分離した。この菌はサイレージのスターターとしての応用利用が期待できる。
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Lactobacillus faecis sp. nov., isolated from animal faeces
Akihito Endo*, Tomohiro Irisawa*, Yuka Futagawa-Endo, Seppo Salminen, Moriya Ohkuma, and Leon Dicks
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 63 4502 - 4507 2013年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
南アフリカの動物より新規乳酸菌Lactobacillus faecisを分離した。希少な脂肪酸組成を示すことから機能性食品の開発への利用が期待できる。
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Lactobacillus oryzae sp. nov., isolated from fermented rice grain (Oryza sativa L. subsp. japonica)
Masanori Tohno, Maki Kitahara, Tomohiro Irisawa, Hidehiko Inoue, Ryuichi Uegaki, Moriya Ohkuma, and Kiyoshi Tajima
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 63 2957 - 2962 2013年06月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
発酵させた米から新規乳酸菌Lactobacillus oryzaeを分離した。低温で耐塩性があるため、発酵食品のスターターとしての利用が期待される。
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Description of Lactobacillus iwatensis sp. nov., isolated from orchardgrass (Dactylis glomerata L.) silage in Iwate, Japan, and Lactobacillus backii sp. nov.
Masanori Tohno, Maki Kitahara, Tomohiro Irisawa, Takaharu Masuda, Ryuichi Uegaki, Moriya Ohkuma, and Kiyoshi Tajima
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology(2013 vol. 63:3854-3860) 63 3854 - 3860 2013年05月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
国産のサイレージから新規乳酸菌Lactobacillus iwatensisを分離した。マンニトール以外の糖はほとんど利用できないことから発酵食品の食味調整に利用が可能と考える。
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Weissella oryzae sp. nov., isolated from fermented rice grains
Masanori Tohno, Maki Kitahara, Hidehiko Inoue, Ryuichi Uegaki, Tomohiro Irisawa, Moriya Ohkuma, and Kiyoshi Tajima
International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 63 1417 - 1420 2013年04月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
発酵させた米から新規乳酸菌Weissella oryzaeを分離した。この菌を利用してコメ発酵エキスの生産などの応用利用が期待される。
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米糠由来α-グルコシダーゼの精製と性状、エチルグルコシド生産性について
内野昌孝、阿部有希子、入澤友啓、野口治子、高野克己
日本食品保蔵科学会 38 ( 5 ) 265 - 270 2012年10月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
米糠よりα-グルコシダーゼを精製し、その基本的性状と機能性甘味料エチルグルコシド生産性について検討した。
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エミュー卵白の起泡性に対するオボムチンの影響
中村優、吉澤みゆき、松本雄太郎、入澤友啓、野口智弘、野口治子、内野昌孝、前橋健二、多田耕太郎、渡部俊弘、鈴木敏郎、高野克己
日本食品保蔵科学会 38 79 - 83 2012年04月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
オーストラリア産の走鳥類であるエミューの卵中の卵白に起泡性についてニワトリと比較しその特徴について検討した。その結果、独特の食感を持つ加工食品が製造可能であることが明らかとなった。
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Characterization and emended description of Lactobacillus kunkeei as a fructophilic lactic acid bacterium 査読あり
Akihito Endo, Tomohiro Irisawa, Yuka Futagawa-Endo, Katsumi Takano, Maret du Toit, Sanae Okada, and Leon Dicks
International Journal of Systematic Evolutionary Microbiology 2012年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ワインに存在するLactobacillus kunkeeiの諸性質について調べた。今後、この菌をスターターとして利用した場合のワイン品質の向上が期待される。
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Molecular characterization of goose- and chicken-type lysozymes in emu (Dromaius novaehollandiae): evidence for extremely low lysozyme levels in emu egg white.
Maehashi K, Matano M, Irisawa T, Uchino M, Kashiwagi Y, Watanabe T.
Gene 492 244 - 249 2012年01月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
エミュー卵の卵白中に含まれるlysozymeの特徴をニワトリのlysozymeを対照として、解析した。その結果、エミューのリゾチーム量は少ないものの、生物活性は鶏と同等であることが明らかとなった。
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Marine isolate Citricoccus sp. KMM 3890 as a source of a cyclic siderophore nocardamine with antitumor activity 査読あり
Kalinovskaya NI, Romanenko LA, Irisawa T, Ermakova SP, Kalinovsky AI.
Microbiol Res. 2011年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
海洋から分離したCitricoccus sp. KMM 3890に抗腫瘍作用を示すnocardamineを産生することを明らかにし、その機能などを解析した。
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二次元電気泳動によるエミュー卵白タンパク質の解析
中村優、松本雄太郎、入澤友啓、野口治子、内野昌孝、前橋健二、多田耕太郎、渡部俊弘、鈴木敏郎、高野克己
日本食品保蔵科学会 37 ( 6 ) 289 - 294 2011年12月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
オーストラリア産の走鳥類であるエミューの卵中のタンパク質について二次元電気泳動を用いて、その特徴について解析した。その結果、独特のパターンを示し、加工特性が他の卵と異なることの裏付けができたと考える。
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Lactobacillus floricola sp. nov., a novel lactic acid bacteria isolated from mountain flowers in Japan 査読あり
Shinji Kawasaki, Kana Kurosawa, Madoka Miyazaki, Chisato Yagi, Yoritaka Kitajima, Shigeta Tanaka, Tomohiro Irisawa, Sanae Okada, Mitsuo Sakamoto, Moriya Ohkuma, and Youichi Niimura
International Journal of Systematic Evolutionary Microbiology 2011年06月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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サツマイモを原料とする対馬の伝統食品『せんだんご』より調製する麺帯「ろくべえ」のテクスチャー 査読あり
岡大貴,入澤友啓,野口智弘,内野昌孝,岡田早苗,高野克己
日本食品保蔵科学会誌 37 ( 3 ) 121 - 125 2011年05月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
対馬の伝統食品である『せんだんご』から作られる麺の持つ独特の食感を理化学的に分析をした。せんだんごから製造される麺の独特な食感は発酵によるデンプンの分解や食物繊維が関与していることが示唆された。今後、この知見を利用した新感覚の麺製造が期待される。
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Fructobacillus tropaeoli sp. nov., a novel fructophilic lactic acid bacterium isolated from a flower 査読あり
Akihito Endo, Tomohiro Irisawa, Yuka Futagawa-Endo, Kenji Sonomoto, Kikuji Itoh, Katsumi Takano, Sanae Okada, and Leon M. T. Dicks
International Journal of Systematic Evolutionary Microbiology 2011年04月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Primary Structure of Potential Allergenic Proteins in Emu ( Dromaius novaehollandiae ) Egg White 査読あり
Maehashi K, Matano M, Irisawa T, Uchino M, Itagaki Y, Takano K, Kashiwagi Y, Watanabe T.
J Agric Food Chem. 2010年12月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
エミュー卵の卵白タンパク質について解析を行い、タンパク質の構成などを明らかにした。その結果、鶏と異なる組成を示したため、卵加工品への応用が期待できる。
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Comparison of components and synthesis genes of cell wall teichoic acid among Lactobacillus plantarum strains 査読あり
Satoru Tomita, Tomohiro Irisawa, Naoto Tanaka, Tomoo Nukada, Eiichi Sato,Tai Uchimura, Sanae Okada
Bioscience Biotechnological Biochemistry 74 ( 5 ) 928 - 933 2010年05月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Lactobacillus plantarumの細胞壁テイコ酸の構造と多様性およびこれに関連する遺伝子を見出した。テイコ酸は免疫増強機能を持つため、今後の応用利用が期待できる。
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かぶらずしに生息する乳酸菌の分離と同定
入澤友啓、岡田早苗
日本食品保蔵科学会誌 36 ( 2 ) 283 - 287 2010年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
富山・石川県の伝統的な発酵食品であるかぶらずしに生息する乳酸菌を分離・同定し、菌叢を明らかにした。そして、かぶらずしには発酵環境を反映した低温性の乳酸菌が棲息していることを示した。
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Lactobacillus sucicola sp. nov., a novel motile lactic acid bacterium isolated from the sap of an oak (Quercus sp.) 査読あり
Tomohiro Irisawa and Sanae Okada
International Journal of Systematicand Evolutionary Microbiology (2009) ( 59 ) 2662 - 2665 2009年02月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
自然環境中に生息する乳酸菌の分布を調べる研究の中で樫の樹液から新規乳酸菌を分離した。この乳酸菌をLactobacillus sucicolaとして提唱した。
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発酵食品に生息する生育緩慢乳酸菌(難分離・難培養乳酸菌)の存在確認とその分離
岡田早苗、入澤友啓
IFO RESEARCH COMMUNICATIONS NUMBER. 2007 ( 21 ) 2007年01月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
これまで分離事例のほとんどなかった緩慢乳酸菌を発酵食品から分離することによりその存在を確かなものとした。さらに緩慢乳酸菌の集積方法の確立についてまとめた。