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リアルタイムPCRで測定した卵子におけるミトコンドリアDNAコピー数の信頼性
亀山祐一, 大西鋭央, 下井 岳, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第48回 日本哺乳動物卵子学会 2007.05
Event date: 2007.05
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:アピオ甲府(山梨県甲府市)
マウスのmtDNAで複数のプライマーセットを設計し、1個の卵子から抽出したgDNAにおいて、プライマーセットによって卵子あたりのmtDNAコピー数にどのような変動があるかを評価した。
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ICSIを用いて作出したマウス2精子受精卵の染色体分析
下井 岳, 亀山祐一, 橋詰良一, 工藤謙一, 伊藤雅夫
第48回 日本哺乳動物卵子学会 2007.05
Event date: 2007.05
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:アピオ甲府(山梨県甲府市)
IVFあるいはICSI後に得られた卵子へICSIを行うことで受精のタイミングが異なる2精子受精卵を作出し、前核期における核相観察および胚盤胞期における染色体分析から、2精子受精卵の初期発生過程における倍数性について検証した。
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長期重力負荷マウスにおける成長ホルモン遺伝子の発現動態
中川雅行, 成田有佑, 下井 岳, 大坪 聖, 岩崎賢一, 桜井智野風, 伊藤雅夫
第52回 日本宇宙航空環境医学会 2006.11
Event date: 2006.11
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:米子市福祉保健総合センター(鳥取県米子市)
2G負荷環境下の育成マウスにおける体型の小型化について成長(GH)ホルモンに着目し、長期の過重力負荷が成長ホルモン産生に及ぼす影響についてGH遺伝子の発現量から検証した。その結果、生後55~60日齢のG-loadマウスにおいてGH遺伝子の発現量が対象区より有意に低下し、長期の過重力負荷がGH産生に影響を及ぼしていることが示唆された。
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The Approaches of Mouse and Rat ICSI by Using Spermatozoa in the Internal Female Genital Organs
Gaku Shimoi, Takashi Miyata, Yuki Fujita, Reika Soejima, Ken-ichi Kudoh, Masao Ito
2006.07
Event date: 2006.07
Language:English Presentation type:Oral presentation (general)
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媒精前の精子へのL-Arginine曝露が受精および初期発生に及ぼす影響
伊藤雅夫, 藤田悠記, 肌勢陽一, 下井 岳
第47回 日本哺乳動物卵子学会 2006.05
Event date: 2006.05
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:砂防会館(東京都千代田区)
媒精前の精子をL-Arg.に曝露した後体外受精に供試することで、その後の受精能および胚発生に及ぼす影響について受精率、発育率から検証した。L-Arg.に精子を曝露することによって高い受精率、発育率を維持することが可能であり、短時間の前培養においても同等の成績が得られることが示された。
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マウスおよびラットの雌性生殖器内精子を用いたICSIの試み
下井 岳, 宮田貴士, 藤田悠記, 副島怜華, 工藤賢一, 伊藤雅夫
第47回 日本哺乳動物卵子学会 2006.05
Event date: 2006.05
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:砂防会館(東京都千代田区)
子宮あるいは卵管狭部に貯留されまま受精に関与しなかった精子の受精能を探ることを目的とし、子宮内、卵管内貯留精子を用いてマウスおよびラット卵母細胞に卵細胞質内精子注入(ICSI)を施して、受精率、発育率からみた受精能について検証した。その結果、卵管峡部に貯留する精子の受精能は、子宮内貯留精子や体外放置精子に比べ長時間に渡って維持されていることが示された。
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ニワトリ肢芽間充織細胞の分化における過重力負荷の影響
高橋俊介, 藤田悠記, 下井 岳, 橋詰良一, 岩崎賢一, 伊藤雅夫
第51回 日本宇宙航空環境医学 2005.11
Event date: 2005.11
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:神奈川県総合医療会館(神奈川県横浜市)
ニワトリ肢芽間充織細胞を過重力負荷環境下で培養することによって重力が細胞分化に及ぼす影響について検証した。その結果、1.5~2.0Gの過重力負荷はニワトリ肢芽間充織細胞の凝集体形成を減少させるが、軟骨組織への分化速度を促進させることが示された。
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血清中に常温保存した精巣上体尾部精子を用いたICSIによるマウス産仔の作出
宮田貴士, 藤田悠記, 下井 岳, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第23回 日本受精着床学会 2005.08
Event date: 2005.08
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:大阪国際会議場(大阪府大阪市)
常温下での短期間の精巣上体保存におけるウシ胎児血清(FCS)の有効性を検証した。FCS中に保存した精巣上体から得られた精子を用いてICSIを行ったところ、保存10日目でも80%以上の受精率が得られ、保存7日目の精巣上体精子から産子を得ることができた。短期間の常温保存にFCSが有効であるとともに、フィールドにおける緊急的処置としても有用であることが示された。
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ICSIを用いたマウスの2精子注入卵子における前核の動態
下井 岳, 宮田貴士, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第46回 日本哺乳動物卵子学会 2005.05
Event date: 2005.05
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:八戸地域地場産業振興センター(青森県八戸市)
多前核胚の倍数性は胚発生の初期段階で変化する可能性を示唆する報告もある。そこで本研究は、マウスの卵細胞質内精子注入(ICSI)法を用いて人為的に多精子受精卵を作出し、多前核胚における前核の動態について検証した。
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マウス体細胞クローン胚の作製に用いるドナー細胞におけるサイズ選別の有用性
下井 岳, 近藤絵理香, 橋詰良一, 伊藤雅夫
日本畜産学会第104回大会 2005.03
Event date: 2005.03
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京大学農学部(東京都文京区)
ドナー細胞間における細胞周期の同調は、体細胞クローン胚の発育に大きく寄与することが知られている。そこで本研究は細胞サイズと細胞周期の関係に着目し、ドナー細胞のサイズがマウス体細胞クローン胚の発育に及ぼす影響を検証した。
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マウス第二卵母細胞への遠心重力負荷が受精におよぼす影響
喜多 清, 下井 岳, 谷島一嘉, 岩崎賢一, 伊藤雅夫
第50回 日本宇宙航空環境医学 2004.11
Event date: 2004.11
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京慈恵会医科大学(東京都港区)
G負荷を施すことによって生じる受精率低下や多精子侵入誘発の原因について検証した。受精前のみG負荷した(pre-G)区においてG負荷を全く施さなかった対照区より多精子侵入率が高い値を示したことから、G負荷の影響が受精中の機序に直接作用せず、未受精卵の構造的な面に影響していることが考えられた。
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長期重力負荷マウスにおける乳腺ロングタイププロラクチン遺伝子の発現動態
佐藤廣隆, 下井 岳, 喜多 清, 岩崎賢一, 伊藤雅夫
第50回 日本宇宙航空環境医学 2004.11
Event date: 2004.11
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京慈恵会医科大学(東京都港区)
我々は、2G負荷環境下で継代育成したマウス産仔の発育阻害が、妊娠末期における母獣のプロゲステロン減少時期の遅延によって血中プロラクチン(PRL)放出量が低下し、それに伴う泌乳量、乳腺重量の低下によって生じることを示唆してきた。しかし、PRLと乳汁産生に関与する乳腺ロングタイププロラクチン受容体(mPRL-RL)との量的な相互関係は明らかにしていない。そこで本研究では、PRLの分泌動態とmPRL-RL遺伝子の発現動態から長期重力負荷が乳汁産生に与える影響について検証した。
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マウスにおける胚操作が胚盤胞および産仔に及ぼす細胞遺伝学的影響
下井 岳, 宮田貴士, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第59回 北海道畜産学会 2004.09
Event date: 2004.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:歌登グリーンパークホテル(北海道枝幸郡)
本研究では、家畜増殖やヒトの不妊治療にも広く普及しているIVFやICSI、また発生工学的手法で細胞の洗浄や観察に用いられる遠心操作がマウス胚や産仔に及ぼす影響についてDNA損傷の指標である姉妹染色分体交換(SCE)の検出を試み、細胞遺伝学的に検証した。
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遠心重力負荷によって誘発されたマウス3前核胚における発生能と染色体構成
下井 岳, 庄子丈史, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第45回 日本哺乳動物卵子学会 2004.05
Event date: 2004.05
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:ホテル淡海(滋賀県大津市)
本報では、媒精前の卵母細胞における遠心G負荷(Pre-G)によって多精子侵入を誘発したマウス受精卵の着床前期および後期の発生能について検証した。また、多前核胚の余剰な前核の動態について検証するため第1卵割期と胚盤胞期における染色体分析を行った。
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世代を超えた長期の重力負荷がマウス骨形成に及ぼす影響
藤沢政智, 下井 岳, 喜多 清, 岩崎賢一, 金慧徳, 桜井智野風, 伊藤雅夫
第49回 日本宇宙航空環境医学 2003.11
Event date: 2003.11
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:県民福祉プラザ(青森県青森市)
世代を超えた長期の重力負荷がマウス骨形成に及ぼす影響について検証した。
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遠心重力負荷を施した卵母細胞の体外受精胚における染色体構成の分析
下井 岳, 庄子丈史, 藤沢政智, 喜多 清, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第49回 日本宇宙航空環境医学 2003.11
Event date: 2003.11
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:県民福祉プラザ(青森県青森市)
我々は、遠心重力負荷を施した卵母細胞を用いた体外受精で、多精子侵入が高頻度に発生することを報告した。そこで本実験では、媒精前の遠心重力負荷(Pre-3G)によって多精子侵入を誘発したマウス受精卵の発生能および胚盤胞期での染色体構成について検証した。
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長期重力負荷マウスの妊娠末期および授乳期における血中E2, P, PLの動態
伊藤雅夫, 藤沢政智, 下井 岳, 喜多 清, 柴田茂貴, 岩崎賢一
第49回 日本宇宙航空環境医学 2003.11
Event date: 2003.11
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:県民福祉プラザ(青森県青森市)
我々は、長期の過重力負荷が生殖に及ぼす影響を明らかにするため、2G負荷環境下でマウスを継代育成し、これまでに12世代目までの育成に成功している。しかし、世代が進むにつれ、産仔の小型化や成長遅延が観察されており、哺乳期間に母獣からの乳汁を充分に摂取できていないことが考えられる。そこで、本研究では母獣の泌乳能力および乳腺発達におよぼす過重力負荷の影響について、泌乳に係るホルモン動態から検討した。
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遠心重力負荷がマウス卵子の細胞周期に及ぼす影響
庄子丈史, 下井 岳, 喜多 清, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第49回 日本宇宙航空環境医学 2003.11
Event date: 2003.11
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:県民福祉プラザ(青森県青森市)
遠心重力負荷がマウス卵子の細胞周期に及ぼす影響について検証した。
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マウスクローン胚の発生能に及ぼす要因の検証
下井 岳, 高橋真生, 宮田貴士, 岡田浩典, 橋詰良一, 伊藤雅夫
第58回 北海道畜産学会 2003.09
Event date: 2003.09
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:東京農業大学生物産業学部(北海道網走市)
マウスにおいては胚性遺伝子の活性化が発生初期に起こるために、クローンの作出が困難とされてきたが、近年、核移植後の卵子の活性を遅らせる方法でクローン個体の作出に成功している。しかし、この場合においてもドナー細胞や電気融合条件等の要因がクローン胚作出の成績に影響するのが現状である。そこで本研究では、クローン胚の発生能に及ぼすドナー細胞の継代培養、細胞周期同調化の方法、ドナー細胞のサイズおよび電気融合条件について検証した。
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ICSIがマウス胚の染色体に及ぼす影響
下井 岳, 橋詰良一, 鈴木淳志, 伊藤雅夫
第44回 日本哺乳動物卵子学会 2003.05
Event date: 2003.05
Language:Japanese Presentation type:Oral presentation (general)
Venue:都市センターホテル(東京都千代田区)
本研究ではICSI操作に伴って生じる染色体の傷害の検出を目的として、SCEの検出を試み、ICSIが初期胚や産仔の染色体におよぼす細胞遺伝学的影響について検証した。