職名 |
准教授 |
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桃井 尊央 (モモイ タカオ) MOMOI Takao 准教授 |
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 副手
2003年04月 - 2008年03月
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東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 助手
2008年04月 - 2014年03月
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東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 助教
2014年04月 - 2021年03月
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東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 准教授
2021年04月 - 現在
研究シーズ 【 表示 / 非表示 】
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サワグルミ材の利用(合板・圧縮木材など)
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仮道管の形態と水分通導機構
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高密度部を内在させたパーティクルボードの開発
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エポキシ樹脂マイクロカプセル接着剤を塗布した釘の性能
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樹幹径の変化(日変化,季節変化)と組織構造との関係
論文 【 表示 / 非表示 】
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Intake of Radionuclides in the Trees of Fukushima Forests 5. Earthquake Could Have Caused an Increase in Xyloglucan in Trees 査読あり
Rumi Kaida, Yuya Sasaki, Kaho Ozaki, Kei’ichi Baba, Takao Momoi, Hiroya Ohbayashi, Teruaki Taji, Yoichi Sakata and Takahisa Hayashi
Forests 11 ( 9 ) 966 2020年09月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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樹木年輪年代学的手法を用いた ニホンジカによる角こすり傷痕の年代特定 -奥多摩演習林に生育するカラマツについて- 査読あり
桃井尊央,大林宏也
東京農業大学農学集報 65 ( 1 ) 19 - 24 2020年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
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エポキシ樹脂マイクロカプセル接着剤を塗布した釘の接合性能(I) ‐釘圧入力と釘引き抜き抵抗‐ 査読あり
桃井尊央,大林宏也
木材工業 75 ( 4 ) 151 - 156 2020年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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木材の振動的性質の中央加振法による測定 査読あり
結城 雅晶,桃井 尊央,小林 純,大林 宏也
木材学会誌 63 ( 5 ) 196 - 203 2017年05月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
木材の振動的性質の測定方法としてこれまでにほとんど用いられた事の無い中央加振法について検討を行った。その際には,他の方法と比較をして,固定条件や振動モードによる影響を評価した。
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カッター刃を利用した鉋による箸づくり -木材加工に関する教育効果- 査読あり
金城せりか、桃井尊央、星野欣也、大林宏也、小林純
木材工業 70 ( 5 ) 206 - 211 2015年05月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
カッター刃を利用した鉋による箸づくりを通して木材加工に関する教育効果を検討した。その際に,メンテナンスが容易であり,かつ安全で操作性の良い箸づくり用の鉋を試作した。さらに試作鉋を用いて授業実践を行い,生徒たちの気づきをに着目し,授業評価を行った。
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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第三版 森林総合科学用語辞典
関岡東生ら( 担当: 共著)
東京農業大学出版会 2019年04月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
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図解 知識ゼロからの林業入門
関岡東生 他( 担当: 共著 , 範囲: p.58-59, p106-107, p.110-111)
家の光協会 2016年11月 ( ISBN:978-4-259-51863-9 C0 )
記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
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現代における民有林経営の課題と展開方向 林学科創設70周年記念図書
佐藤孝吉,他( 担当: 共著 , 範囲: 67-70)
東京農業大学出版会 2016年03月 ( ISBN:978-4-88694-430-6 C3 )
記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
森林経営に関連する専門的な視点として,木目からの視点で現状と将来の可能性について考察した。
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みどりの地域を育む~地域環境科学のわかる本
麻生 恵,他多数( 担当: 共著 , 範囲: p.43)
東京農業大学出版会 2015年07月
記述言語:日本語 著書種別:学術書
地域環境科学について63人の教員が様々な角度から説明する。
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≪新版≫森林総合科学用語辞典
関岡東生他( 担当: 共著)
東京農業大学出版会 2015年04月 ( ISBN:978-4-88694-442-9 )
記述言語:日本語 著書種別:事典・辞書
森林総合科学科に-森林・林業・林産業・農山村問題など-について学ぶ人々,特に大学生たちが出会う言葉を,学生にとって使い勝手のよいように用語辞典としてまとめた。
MISC 【 表示 / 非表示 】
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樹木年輪年代学的手法による樹木の気候応答研究 招待あり
桃井 尊央
木材工業 74 ( 8 ) 300 - 305 2019年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
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「節」ってなんですか?なんでかたいんですか?
桃井尊央
日本の学童保育 ( 3 ) 38 - 38 2015年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:全国学童保育連絡協議会
「節」ってなんですか?なんでかたいんですか?という小学生からの疑問に答えた。節ってふしぎ。
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狛江市緑の実態調査報告書
宮林茂幸,中村幸人,武久雅明,濱野周泰,麻生恵,石坂真悟,下嶋聖,桃井尊央,中村文明,前川洋平
狛江市緑の実態調査報告書 2012年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東京都狛江市建設環境部環境管理課
東京都狛江市における緑の実態調査(緑地・緑化樹木・緑景観),地理情報システムを用いた緑環境の評価,アンケートによる市民の緑に関する意識調査,ワークショップの結果などから,緑の現状と課題をまとめ,緑の将来像について報告した。
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第7回太平洋地域木材解剖学会議に出席して
大林宏也,桃井尊央
木材工業 65 ( 3 ) 2010年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:社団法人日本木材加工技術協会
マレーシアのクアラルンプールで開催された第7回太平洋地域木材解剖学会議を報告した。
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地域材利用促進システム開発事業成果報告書
小林純、栃木紀郎、大林宏也
平成18年度林野庁補助事業報告書 2007年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:日本合板工業組合連合会
国産針葉樹中小径材(特にスギ材)の付加価値を高めるための合板・LVL製造技術の合理化を検討した。(平成16年度からの継続調査)
全225頁
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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優秀ポスター賞
2022年03月 第72回日本木材学会大会 放射壁側から観察した仮道管の形態
石井智博、桃井尊央、大林宏也
受賞区分:国内外の国際的学術賞 受賞国:日本国
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優秀ポスター賞
2018年03月 第68回日本木材学会大会 樹幹径の日変化および季節変化と樹幹内の構造との関係
松本有樹,桃井尊央,大林宏也
受賞区分:国内外の国際的学術賞 受賞国:日本国
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優秀ポスター賞
2010年03月 第60回日本木材学会大会
大林宏也,上甲彩加,桃井尊央,栃木紀郎,小林純
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
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優秀ポスター賞
2007年08月 第57回日本木材学会大会
大林宏也,柴田裕司,桃井尊央,栃木紀郎,小林純
受賞区分:国内学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:日本国
講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示 】
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放射壁側から観察した仮道管の形態
石井智博、◯桃井尊央、大林宏也
第72回 日本木材学会大会(名古屋・岐阜) 2022年03月
開催年月日: 2022年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
本報告は,仮道管の形状,特に放射方向への湾曲状態を把握することを目的とした。アカマツ( Pinus densiflora )を供試樹種として解離仮道管の長さと放射径,曲がりを測定し,それらの関係を検討した。 その結果,仮道管の両端部分は中央部分よりも髄側に湾曲した様子が多く観察できた。また,9割の仮道管では放射方向への曲がりが20 µm以上であった。仮道管の曲がりと仮道管の長さや放射径,年輪幅との関係から,仮道管の両端部分が髄側に湾曲する過程を考察した。
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単一仮道管の両放射壁における有縁壁孔の分布
桃井尊央、大林宏也,Donaldson Lloyd
第72回 日本木材学会大会(名古屋・岐阜) 2022年03月
開催年月日: 2022年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
一般に,有縁壁孔の分布は 1 本の仮道管において長さ方向の中央部分で少なく,両端に向かうほど多いことが知られている。この有縁壁孔の分布について樹冠側と根側との違いを検討したが,その違いについて説明することが困難であった 1)。その問題の 1 つとして有縁壁孔の分布を 1 本の仮道管の 2 つの放射壁ごとに区別して測定することが困難であったことが挙げられた。前大会2)で,解離仮道管を共焦点レーザー顕微鏡で撮影した画像から 3D 像を再構築して観察した結果,1 本の仮道管の 2 つの放射壁での有縁壁孔の分布は不均一であったこと,仮道管の両端部分は髄側に湾曲していることを報告した。しかし,それらを組み合わせた考察はできていなかった。そこで本報告では,仮道管の向き(髄側‐樹皮側)を考慮しつつ,2 つの放射壁ごとの有縁壁孔の分布について,その傾向を検討した。
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ポリ乳酸2D・3D足場上におけるウサギ軟骨細胞の増殖・分化挙動
小原千波,桃井尊央,大林宏也,石井大輔
高分子学会 第59回高分子の水・分離に関する討論会 2021年12月
開催年月日: 2021年12月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
自然治癒が難しい組織に対して,組織細胞の増殖分化挙動を制御する細胞培養足場を用いて組織再生を促す再生医療の研究が注目されており,足場材には生産と使用の持続可能性および安価で生分解性・生体的剛性・生体吸収性を有するポリ乳酸(PLA)を材料に,細胞を立体的に配分できる三次元的な培養足場と二次元的な培養足場を作製し,ウサギ軟骨細胞の増殖・分化挙動に対する足場形状の影響の検討を目的とした。
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東京農業大学「食と農」の博物館収蔵の 古農機具に用いられている木材の識別(3)馬鍬 国際会議
板垣光星,桃井尊央,江口文陽,大林宏也 木村李花子,黒澤弥悦,梅室英夫,能城修一
第71回 日本木材学会大会(東京) 2021年03月
開催年月日: 2021年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
古農機具は,地域ごとに特徴ある改良を重ねており,そこから得られる情報は単に農業の発展過程を示すだけでなく,地域の生活様式を解明する貴重な民俗資料ともなっている。その資料の中には木製品も含まれるが,その樹種識別を行った報告はわずかである。本学「食と農」の博物館には約 3,600 点の古農機具が収蔵されているが,木製部材の樹種情報はほとんど記録されていない。本研究では,多数ある古農機具の中で,畜力などを動力とする馬鍬に注目した。馬鍬は主に水を張った水田の土の塊を砕く代かきと呼ばれる作業に用いられていた。その使用されている木材の樹種識別を行い,部材ごとの樹種を検討した。
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ソメイヨシノにおけるコルク形成層活動の季節変化
竹内 太規,桃井 尊央,大林 宏也
第71回 日本木材学会大会(東京) 2021年03月
開催年月日: 2021年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
周皮や皮目ではじめに作られるコルク形成層は一般に表皮が存在するときに表皮または気孔より内側にある皮層細胞が脱分化することで形成されると知られている。しかし,コルク形成層で作られる細胞の形成時期や発達過程についての報告は数樹種のみである。
そこで本研究では,ソメイヨシノ(Prunus×yedoensis)から定期的に採取した試料を用いて,表皮周辺の細胞やコルク形成層の細胞を観察し,コルク形成層で作られるコルク組織とコルク皮層の細胞の形成時期と発達過程について明らかにすることを目的とした。