MISC - 田中 裕人
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「事後評価における多面的機能の評価方法-CVMとトラベルコスト法を中心に-」
田中 裕人
『平成20年度国営土地改良事業等の事後評価手法検討委託事業報告書』 2009年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:農林水産省農村振興局整備部土地改良企画課
土地改良事業等の事後評価手法の一つとして、CVMとトラベルコスト法の説明を行った。pp. 82-90
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「地産地消がもたらす多様な効果の把握と定量化」
田中 裕人
『地産地消の実態及び推進効果の把握に関する調査研究事業報告書』 2007年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:都市農山漁村交流活性化機構
地産地消がもたらす多様な効果を評価する手法の一つとして環境評価手法がある。この環境評価手法の中でも、上記の効果を評価する最も代表的な手法がCVMである。このCVMについて説明を行い、地産地消がもたらす多様な効果の評価に関する検討、便益移転、農産物の類型化について説明を行った。
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「農林一体整備における多面的機能の評価」
田中 裕人
『平成18年度特定中山間保全整備事業の経済効果算定手法検討調査報告書』 2007年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:日本アグリビジネスセンター
本研究は、岐阜県恵那市の坂折棚田を対象として、恵那市坂折地区の住民及び坂折棚田保存会の会員を対象にして、アンケート調査を実施した結果について考察したものである。本研究では、整備によって耕作放棄地が防止されることに着目して、中山間地域における整備による景観劣化の防止について、藤見ほか(2006)の結果を用いて評価を行った。
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農業や農村の多面的機能と環境評価
田中 裕人
『月刊NOSAI』 2006年05月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:全国農業共済協会
pp.56-61。農業や農村の多面的機能について、特に国土保全機能、水源涵養機能、景観形成機能、生態系保全機能の概要について説明した。また、これらの多面的機能の経済評価手法であるヘドニック法やトラベルコスト法についても概説している。
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「い草生産継続のための価格に関する生存分析-熊本県産地の事例を中心に-」
田中 裕人
『長期金融』第95号 2006年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
近年、い草・畳表生産を取り巻く常用が変化し、生産農家が厳しい立場に立たされている。そこで、本報告では、生物統計学等の分野で適用されている生存分析により、熊本県八代市のい草農家を対象にして、い草・畳表の価格低迷がい草・畳表の栽培継続の阻害要因になっていることを考察した。pp.71-86。
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「農林一体整備における多面的機能の評価-特に保健休養機能を中心に-」
田中 裕人
『平成17年度中山間地域整備評価手法検討調査報告書』 2006年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:日本アグリビジネスセンター
本報告では、農業分野の土地改良事業と林野公共事業による農林一体整備の評価について、特に保健休養機能の評価について考察を行った。保健休養機能はトラベルコスト法かCVM(仮想状況評価法)による評価が一般的であるが、これらについても言及した。pp.52-65。
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「タイにおける食品製造業の実態及び農家消費生活」
上岡美保、應和邦昭、田中裕人
『日系食品企業の海外進出と日本農業に与える影響に関する研究-日本と中国・東南アジアとの食品流通構造の変化を中心に-』平成14年度~平成17年度科学研究費補助金(基盤研究B(2))(課題番号:14402032) 2006年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
本報告では、タイにおける家計消費の地域間比較を行い、農家世帯の生活状況の事例を報告している。
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「多面的機能の効果算定手法の改善に向けた検討」
田中 裕人
『土地改良事業の経済効果検討調査報告書』 2006年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:日本アグリビジネスセンター
本報告書では、土地改良事業における環境評価手法の適用について整理を行うと共に、CVMとトラベルコスト法を適用した事前評価と事後評価を行う際の注意点を述べた。また、CVMとトラベルコスト法における調査方法についてもまとめた。pp.50-57
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「NPO法人による緑化ボランティアの養成研修の参加の要因に関する分析」
大久保研治、上岡美保、田中裕人
『中山間地域再生のための行政・民間営利・民間非営利セクターの協働システムに関する研究』平成15年度~平成17年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1)研究成果報告書(課題番号:15380155) 2006年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
本稿の目的は、NPO緑のまちづくり交流協会が実施する緑化ボランティアの参加動機について、テキストマイニングを適用して分析することである。テキストマイニングとは、膨大なテキストデータを利用して、データの傾向を把握する方法である。本稿で明らかになったことは以下の通りである。第一に、「自然」が最も重要なキーワードであった。第二に、女性は社会貢献を行いたいという傾向が現れた。第三に、40歳未満は世界規模の環境問題に関心があり、60歳以上は自分の周囲の環境に関心があることが明らかになった。
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「土地改良事業における環境評価手法」
田中 裕人
『平成16年度土地改良事業の経済効果検討調査報告書』 2005年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:日本アグリビジネスセンター
土地改良事業の経済評価については、一部は確立されているものの、残りの一部は評価方法に改善の余地が残されていた。本報告では、土地改良事業について、環境評価手法を適用して評価を行うことについてまとめたものである。pp.95-103
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「NPO法人による緑化ボランティア養成研修の参加の要因に関する分析」
大久保研治、上岡美保、田中裕人
『地域循環型農村社会におけるNPOの組織・事業の創造に関する総合的研究』平成14年度~平成16年度科学研究費補助金(基盤研究B・一般)研究成果報告(課題番号14360134) 2005年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他)
本稿の目的は、テキストマイニングを適用して、NPO緑のまちづくり交流協会が実施する緑化ボランティアの参加動機の要因について分析することである。その結果、「自然」が最も重要なキーワードであったこと、青年層に環境問題に関心があったことが明らかになった。
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「土地改良事業における便益移転と原単位法」
田中 裕人
『土地改良事業の経済効果検討調査報告書-新たな効果算定方式の検討等-』 2004年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:日本アグリビジネスセンター
本報告では、主としてCVMに関する便益移転及び原単位法についての概要を説明するとともに、土地改良事業の評価に関する把握と留意すべき点について説明した。pp.32-38
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「アンケート調査の結果」
大久保研治、田中裕人
『国営造成施設管理体制整備促進事業笛吹川地区管理体制整備計画策定及び推進業務委託報告書』 2003年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:峡東地域振興局農務部
本研究は、笛吹川地区を対象に、農業用水を利用した水辺空間に関するアンケート調査の結果を示したものである。対象は、笛吹川周辺の8つの公園であり、それぞれについて公園の認知度や公園の評価を行った。また、公園の機能に関する質問を行い、その集計結果も示した。共同研究部分はpp.26-54。
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「環境保全型農業の普及・拡大に関する要因分析」
田中 裕人
『環境保全型国際農業・食料・開発システムに関する研究』 2002年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東京農業大学国際食料情報研究所
本研究は、山形県藤島町を対象として、主観的評価を扱う意思決定手法であるAHPを適用して、環境保全型農業を推進する上で問題となる事項の重要性を明らかにした。その結果、環境保全型農業を実践していない農家に対しては価格変動や収量変動に伴うリスクを小さくするような施策が必要であること、環境保全型農業の普及が進んだ場合には技術指導などの技術的側面が重要になると結論づけられる。
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「嗜好飲料における属性の価値の経済評価」
栗原悠次、田中裕人
『環境保全型国際農業・食料・開発システムに関する研究』 2002年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:東京農業大学国際食料情報研究所
本研究は、静岡県産の緑茶を対象として、官能審査と成分分析の結果を利用して、ヘドニック価格関数の推定を行った。
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「広島県世羅台地におけるグリーンツーリズム、トラベルコスト法」
田中 裕人
『農業・農村の多面的機能の効果分析に関する調査研究-地域農村環境資源の保全・管理に関する経済効果分析を中心に-』 2001年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:農業開発研究センター
本研究は、広島県世羅台地のグリーンツーリズム活動について説明したものである。また、農業・農村の外部経済効果のうちで利用価値に分類される保健休養機能を経済的に評価する手法として、トラベルコスト法がある。このトラベルコスト法は、個人トラベルコスト法とゾーントラベルコスト法の二つがあるが、これらについて、理論的な説明を行うとともに、国内外の研究をレビューした。
pp.25-122、pp.127-174 -
「アンケート調査の概要、農業農村整備事業により維持発揮される多面的機能の経済評価」
大石卓史、田中裕人
『農業農村に対する公共投資の効果とコスト負担の在り方に関する調査』 2000年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:農村環境整備センター
本研究は、農業農村整備事業の多面的機能についてCVMによる評価を行ったものである。支払行動関数の推定は、地帯区分が行われた本州7類型と北海道・沖縄7類型のそれぞれについて行った。全国の年間評価額の平均値は、プラスの場合に5,433億円、マイナスの場合に1,845億円となることが明らかになった。
共同研究部分はpp.49-52、pp.67-73。 -
「米沢地域のCVM調査結果の分析と評価」
田中 裕人
『農業農村に対する公共投資の効果とコスト負担の在り方に関する調査』 1999年03月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:農村環境整備センター
本研究は、農業農村整備事業の多面的機能に関して、CVMと記述的な方法による両面からの接近を行ったものである。この多面的機能は総合的に判断するとプラスとマイナスの両面があるが、これらについてそれぞれ支払意志決定関数を推定し、WTPを導出した。また、平場農村型のWTPと樹園地農村型のWTPをそれぞれ導出し、後者のWTPが大きくなることを明らかにした。
pp. 59-121 -
「ヘドニック法」
嘉田良平、浅野耕太、田中裕人
『農林水産業及び農林水産物貿易と資源―環境に関する総合研究-農山村の資源・環境に関する評価指標開発の現状と方向』 1998年02月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:農林水産技術会議事務局
本研究は、ヘドニック法の研究について概観するとともに、日本での農林業の外部経済効果の評価における応用例についてのサーベイを行ったものである。ヘドニック法は最も単純な形では、同一時点の異なる地点の不動産の価格をその価値を形成する様々な特性に分解し、そのうちからその地点の環境便益の寄与する部分を取り出し、貨幣評価する。
共同研究部分はpp.128-135。