Papers - NAKAMURA Takahiko
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Analyzing Water Harvesting Potentials in Zoned Areas in Qargha Reservoir Watershed Reviewed International journal
Shafiquliah Rahmani, Takahiko Nakamura and Machito Mihara
International Journal of Environmental and Rural Development 10 2019
Authorship:Corresponding author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究の目的は,アフガニスタン国のQargha貯水池集水域において適切な場所を選定し、表面流出水の潜在量を合理法と吸収法により算出することでウォーターハーベスティングの可能性を明らかにすることである。
ウォーターハーベスティングの場所を決定するために加重オーバーレイを用いたGISを利用した。その結果、約28%の土地しか適切でないことがわかった。表面流出水の潜在量は約500m3と見積もられ、ウォーターハーベスティングの適地として有効であると判断した。 -
Changes in Physical Caharacteristics of Bamboo in Response to its Degradation in Water and Soil Environments Reviewed
Takahiko Nakamura and Narong Touch
International Journal of Environmental and Rural Development 10 2019
Authorship:Lead author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
土壌中と水中における竹の腐敗に伴う竹の物理的な特性の変化を検討した.土壌中では水中に比べて腐敗が進行し,強度の低下が大きい. クレオソート油処理はより腐敗を抑制できるとともに,土壌微生物へ影響を及ぼさないことがわかった.
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Change in the State of Organic Matter Present in Sediment by Different Methods of Electrokinetic Treatment Reviewed
Narong Touch, Takahiko Nakamura and Tadashi Hibino
International Journal of Environmental and Rural Development 10 2019
Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
電気化学手法を用い,堆積泥を異なる電子の 流れ方向で電子制御し,堆積泥内の有機物の 形態変化を検討した.電子制御は堆積泥内の 金属錯体を解離し,電子の流れ方向を変える ことで,異なる有機物の形態が得られることがわかった.
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Erosion Control by Amending Soil with Gypsum in the Dawlatzai Village of Gardez District, Afghanistan Reviewed International journal
Abdul Malik Dawlatzai, Machito Mihara, Takahiko Nakamura, Shafiqullah Rahmani
International Journal of Environmental and Rural Development 9 ( 2 ) 1 - 7 2018.12
Authorship:Corresponding author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究では,農地からの流出土壌中の土粒子濃度を減少させるための,石膏利用の有効性を評価することを目的とした。アフガニスタンDawlatzai村において簡易降雨シミュレータを用いて,4実験区,すなわち,石膏施用区,クローバー栽培区,メイズ栽培区,無処理区を設けて,それぞれ2反復で土壌流出の実験を行った。また研究室において現地土壌である砂質ロームとロームの2種の土壌を用いて傾斜流出実験も行った。その結果,クローバーには劣るものの,石膏施用はかなりの土壌流出削減効果があることが定量的に明らかとなった。さらに2種の土壌では石膏を施用することで土粒子が凝集し,浸透量が増大することが定量的に明らかとなり,土壌表面からの流出削減に効果的であることが示唆された。
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Soil Health Assessment of Soil under MIScanthus giganteus Cultivation Reviewed International journal
Toru Nakajima, Takahiko Nakamura and Machito Mihara
International Journal of Environmental and Rural Development 9 ( 1 ) 119 - 123 2018
Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究の目的は、Miscanthus spp.が生育する圃場における土壌健全度を評価することである。Miscanthusが生育する草地、牧草地、耕地を含む土地利用の変化が土壌健全度へ及ぼす影響について定量化を行った。その結果、Miscanthusが生育する草地は,他と比較して土壌健全度を増加
させることが明らかとなった。それによりMiscanthus×giganteusの利用は北日本のような寒冷地において有効な農地管理の選択肢であると結論づけた。 -
津波被害を受けた福島県相馬市水田の土壌物理性と地下水の塩分濃度(共著) Reviewed
中村貴彦,藤川智紀,駒村正治
東京農業大学農学集報 58 ( 4 ) 207 - 213 2014.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
東日本大震災での津波被害を受けた福島県相馬市の水田を事例として、土壌の物理性および地下水中の塩分濃度について測定を継続して実施し、畝立て栽培による農地再生の可能性について考察を行った。
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比重計法とピペット法によって測定される微粒子の粒度分布の妥当性(共著) Reviewed
中村貴彦,藤川智紀
東京農業大学農学集報 58 ( 3 ) 125 - 132 2013.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
土粒子の粒度分析法である比重計法とピペット法は、ともに同じ粒度分布結果を与えうることを、モデル粒子の沈降過程をシミュレートすることで計算により明らかにした。
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低レイノルズ数領域で静止液体中を沈降する単一球粒子に及ぼす壁面効果(共著) Reviewed
中村貴彦,藤川智紀
東京農業大学農学集報 58 ( 3 ) 180 - 185 2013.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
低レイノルズ数領域でグリセリン中を沈降する単一ガラス球の沈降速度は、種々の状況下の容器壁面の影響を受け、ストークス則からはずれてくることを実験的に示した。
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農業用水の効率的利用を目指した節水型水田灌漑技術の構築と圃場環境 Reviewed
中村好男、中村貴彦、他
水利科学 57 ( 1 ) 19 - 40 2013.04
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
冬季代かきと深水無落水灌漑方式による不耕起乾田直播栽培方式を試行的に取り入れた矢作川流域の水田において、節水型水田灌漑技術の構築を検討した。
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堆肥の施用による土壌物理性改良効果の評価 Reviewed
藤川智紀,中村貴彦,駒村正治
東京農業大学農学集報 57 ( 4 ) 267 - 274 2013.02
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
堆肥及び腐葉土を投入した土壌において、それら投入資材により土壌物理性に違いがあることを明らかにした。
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タイ国東北部における塩類集積土壌の実態と修復保全対策 Reviewed
中村貴彦,三原真智人,ジュラヌチ,駒村正治
農業農村工学会誌 80 ( 2 ) 91 - 94 2012.02
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
タイ国東北部コンケン県で発生している塩類集積についてその実態を明らかにし、修復保全対策として地下水毛管上昇の遮断と耐塩性樹木の植林について検討した。
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有機質資材被覆による土壌水分蒸発抑制の効果に関する基礎的研究 Reviewed
小林裕三,中村貴彦,他
東京農業大学農学集報 55 ( 2 ) 191 - 198 2010.09
Authorship:Corresponding author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
カラム土壌および陸稲を栽培している実験圃場に、ソルガム残渣と木材チップをそれぞれマルチとして用いた場合の、土壌水分蒸発抑制効果について検討した。
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施設栽培圃場における土壌水分環境の違いと中型土壌動物相の多様性 Reviewed
伊川綾,中村貴彦,駒村正治,牧恒雄
東京農業大学農学集報 55 ( 1 ) 56 - 62 2010.06
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
点滴灌漑あるいは多孔管灌漑を行った施設栽培土壌の水分状態と中型土壌動物相との関係を明らかにした。
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Effects of Stable Mulching on Plant Growth of Pearl Millet and Soil Moisture Condition Reviewed
Yuzo Kobayashi, Takahiko Nakamura, et al.
International Journal of Envitronmental and Rural Development 1 ( 2 ) 44 - 48 2010
Authorship:Corresponding author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
パールミレットの生育と土壌水分環境に対するスタブルマルチの効果について、温室内圃場での実験を行うことで明らかにした。
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Study on Stable Mulching as Effective Water Saving Practice Reviewed
Yuzo Kobayashi, Takahiko Nakamura, et al.
沙漠研究 18 ( 1 ) 309 - 312 2009.06
Authorship:Corresponding author Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
サブサハラ地域を想定した温室において実験を行い、スタブルマルチは灌水量の節水対策として効果的であることを示した。
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Effects of Shearing Force in Surface Runoff on Nutrient Losses from Chemical and Organic Fertilizers Reviewed
Lalita Siriwattananon, Takahiko Nakamura, et al.
沙漠研究 19 ( 1 ) 273 - 276 2009.06
Language:English Publishing type:Research paper (scientific journal)
粒状堆肥を水中に入れ、回転強度を変えることにより、堆肥からの栄養塩の溶出の違いを明らかにした。
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点滴灌漑による灌漑水量と消費水量および灌漑効果 Reviewed
駒村正治、中村貴彦、藤川智紀、伊川綾、谷藤祥子、中村好男
東京農業大学農学集報 54 ( 4 ) 248 - 255 2009.02
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
現在基準となっている畑地灌漑水量を点滴灌漑法により施与した場合、水量を75%程度に削減しても灌漑効果は減少しないことを、圃場実験により明らかにした。
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食事摂取基準と環境共生を考慮した生存のための労働時間および消費エネルギーの試算 Reviewed
齋藤正貴、中村貴彦、駒村正治
食農と環境 5 90 - 98 2008.10
Authorship:Corresponding author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
食事摂取基準と環境共生を考慮した生存のための労働時間および消費エネルギーの試算をおこなった。
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冬季代かきによる水利用ピークの緩和と環境配慮型水管理 Reviewed
中村好男,増野途斗,駒村正治,中村貴彦
農業農村工学会 75 ( 12 ) 1085 - 1088 2007.12
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
冬季代かきと深水無落水灌漑方式による不耕起乾田直播栽培方式を試行的に取り入れた矢作川流域の水田において、節水型水田灌漑技術の構築を検討した。
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ヒトの環境共生を成立させるための土地利用および水利用計画 Reviewed
斉藤正貴,中村貴彦,駒村正治
農業土木学会誌 75 ( 5 ) 393 - 397 2007.05
Authorship:Corresponding author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
他から物資の供給がない状態でヒト一人の生存のための栄養の確保を可能とする農地面積,森林面積および純用水量について試算した。