講演・口頭発表等 - 谷岡 由梨
-
調理実習の事後学習におけるMR技術を用いた学習支援システムの初期評価
金井 猛徳, 谷岡 由梨, 中野 長久
日本調理科学会大会研究発表要旨集 2022年 日本調理科学会
開催年月日: 2022年
会議種別:口頭発表(一般)
<p>【目的】調理実習は週に1回を最長1年かけて行われるが、習熟度の個人差が大きく、実習外での反復練習が必須な状況である。これまで我々は、上記の課題に対応するため、教員によるデモや調理実習中の様子を録画し、実習後に確認可能な録画システムを開発した。しかし、蓄積した記録映像は膨大なため、記録映像を用いた効果的な学習が求められる。そこで本研究では、事後学習の反復練習において記録映像を用いた反復練習の学習方法(支援システム)について検討した。</p><p>【方法】記録映像を活用した反復練習の学習方法として、記録映像の確認と反復練習を同時に作業可能な方法について検討し、システム設計を実施した。また、調理実習に活用する情報機器ついて自由回答方式のアンケートを実施し、ICTを活用する可能性について情報収集した。</p><p>【結果】学習方法を検討した結果、効果的な学習には、反復練習と自己の調理や教員によるデモの映像を同時に確認することが有効である(仕様1)。また、仕様1の学習環境を実現するためには、映像を確認する際、衛生的な観点から非接触操作が可能であることが求められる(仕様2)。これらの仕様(条件)を満たす学習方法としてMR技術を用いたシステムの構築が有効である。また、アンケート調査の結果から、ホログラム、VR技術など空間映像を活用することへの期待も示唆された。以上より、仕様を満たす学習システムを提案した。今後は仕様をもとに学習システムのプロトタイプの開発を進める必要がある。
-
味覚センサー及び官能評価によるブレッドフルーツの味の特性
羽石 悠里, 古庄 律, 山内 淳, 小暮 更紗, 石田 裕, 田島 淳, 豊原 秀和, 野口 智弘, 岩本 純明, 杉原 たまえ, 谷岡 由梨
日本調理科学会大会 2021年 日本調理科学会
開催年月日: 2021年
会議種別:口頭発表(一般)
-
調理実習の事後学習におけるMR技術を用いた学習支援システムの検討
金井 猛徳, 谷岡 由梨, 中野 長久
日本調理科学会大会 2021年 日本調理科学会
開催年月日: 2021年
会議種別:口頭発表(一般)
-
培地へのビタミンB12構成成分添加が乳酸菌のコリノイド生成に及ぼす影響
小礒香織、谷岡由梨、竹中重雄、石田裕、古庄律、渡辺文雄
日本ビタミン学会 平成29年度第69回大会 2017年06月
開催年月日: 2017年06月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:横浜市開港記念会館 (於 東京)
-
食用藻類ノストコプシスに含まれる水溶性食物繊維の化学的特性と生体調節機能
谷岡 由梨、竹中 裕行、米澤 加代、古庄 律、石田 裕、渡辺 文雄
日本食品科学工学会 平成27年度関東支部大会 2015年03月
開催年月日: 2015年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:東京海洋大学品川キャンパス 東京
ノストコプシスはシアノバクテリアの一種で、食物繊維やフィコビリン系色素を豊富に含み、抗酸化作用などの生体調節機能を有している。本研究では、ノストコプシス水溶性食物繊維(SDF)に着目し、化学的特性の一部を明らかにするとともにin vitroにおける生体調節機能について検討した。
-
熟成型チーズ類に含まれるビタミンB12化合物の特性
谷岡 由梨、竹中 重雄、古庄 律、薮田 行哲、中野 長久、渡辺 文雄
日本ビタミン学会 平成26年度第66回大会 2014年06月
開催年月日: 2014年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:姫路商工会議所 兵庫
ビタミン B12(B12) 化合物は微生物により産生され、特に塩辛発酵食品中には、 B12 の下方配位子が異なるシュード B12 などの B12化合物が発酵過程で生成する。シュード B12 は、下方配位子がアデニンに置換した化合物でヒトにおいて生理的に機能しないため、発酵食品の B12 化合物の特性を明らかにすることは栄養・食品学的に重要である。本研究では、乳酸菌とカビ類をスターターとして発酵熟成させるチーズ類に着目し、熟成型チーズ類の B12 化合物の特性を明らかにする
-
エスカルゴ水煮缶詰に含まれるビタミンB12化合物の特性
勝 飛、美籐 友博、谷岡 由梨、竹中 重雄、薮田 行哲、渡辺 文雄
日本ビタミン学会 平成26年度第66回大会 2014年06月
開催年月日: 2014年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:姫路商工会議所 兵庫
エスカルゴは一般的にフランス料理に使用され食用カタツムリとして有名である。我が国おいて、食用貝類はビタミンB12の主要な供給源であるが、世界各国で広く食されているエスカルゴのB12含量やB12化合物に関する知見は少ない。本研究では、我が国で入手可能な5種類の水煮缶詰に含まれるB12化合物を解明した。
-
食用貝類に含まれるコリノイド化合物の特性
谷岡 由梨、竹中 重雄、古庄 律、薮田 行哲、中野 長久、渡辺 文雄
日本食品科学工学会 平成25年度関東支部大会(於 東京農業大学世田谷キャンパス東京) 2013年03月
開催年月日: 2013年03月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
-
食用貝類に含まれるビタミンB12化合物の同定と真のB12量の補正
谷岡 由梨、竹中 重雄、古庄 律、薮田 行哲、中野 長久、渡辺 文雄
第64回日本ビタミン学会大会(於 長良川国際会議場 岐阜) 2012年06月
開催年月日: 2012年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
-
Occurrence of pseudovitamin B12 and its physiological role in edible cyanobacteria 国際会議
Y Tanioka, E Miyamoto, Y Yabuta, K Ohnishi et al
International conference on cofactors 03(於 トゥルク大学 フィンランド) 2011年07月
開催年月日: 2011年07月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
-
バオバブフルーツの投与は高コレステロール食摂取ラットにおける体重増加とコレステロール代謝を改善する
谷岡由梨、島田剛志、古庄律
食品保蔵科学会 第60会大会 2011年06月
開催年月日: 2011年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
-
食用貝類に含まれるビタミンB12化合物の特徴
谷岡 由梨、竹中 重雄、薮田 行哲、古庄 律、中野 長久、渡辺 文雄
日本ビタミン学会 2011年06月
開催年月日: 2011年06月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
-
アワビ内臓生及びアワビ内臓塩辛(としろ)に含まれるビタミンB12化合物の特徴
谷岡 由梨、薮田 行哲、古庄 律、中野 長久、 渡辺 文雄
日本栄養食糧学会 2011年05月
開催年月日: 2011年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京
-
藍藻におけるシュードビタミンB12依存性メチオニン合成酵素について 国際会議
谷岡由梨 他9名
第60回日本ビタミン学会(於 宮城) 2008年05月
開催年月日: 2008年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラン藻にはシュードB12が存在することが近年明らかとなっている.そこで,ラン藻におけるシュードB12の生理機能について検討した.ラン藻スピルリナよりB12依存性メチオニン合成酵素遺伝子ホモログを取り出し,大腸菌でアポ酵素として発現させた.その後,アポ酵素をメチルB12とインキュベートすることでメチオニン合成酵素活性が検出された.
-
藍藻Synechocystis sp. PCC6803におけるシュードビタミンB12依存性メチオニン合成酵素の存在について 国際会議
谷岡由梨 他9名
第59回日本ビタミン学会(於 長崎) 2007年05月
開催年月日: 2007年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラン藻Synechocystis sp. PCC6803の生育に伴うB12依存性メチオニン合成酵素活性は,対数増殖期で最大となり,その後顕著に減少する傾向を示した.この現象は,本酵素がDNA合成に関与するため,活発な細胞分裂に備え高い活性を有したと考えられる.
-
藍藻Synechocystis sp. PCC6803におけるシュードビタミンB12依存性メチオニン合成酵素の存在について 国際会議
谷岡由梨 他9名
第51回 日本農芸化学会大会(於 東京) 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラン藻に存在するシュードB12の生理機能を明らかにするために,Synechocystis sp. PCC6803を用いて検討を行った.ゲノムデータ中に存在するB12依存性メチオニン合成酵素ホモログをクローニングし大腸菌で発現させたところ,アミノ酸配列に相当する約130kDaにプロテインバンドが検出された.
-
藍藻Synechocystis sp. PCC6803におけるビタミンB12依存性メチオニン合成酵素について 国際会議
谷岡由梨 他9名
第22回 ユーグレナ研究会(於 東京) 2006年11月
開催年月日: 2006年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
近年,ラン藻食品にヒトにとって栄養学的に価値の低いされるシュードB12が存在することが報告されている.そこで,ゲノムデータが明らかとなっているSynechocystis sp. PCC6803をモデル生物として用いシュードB12の生理機能について検討した.細胞抽出液中に比較的高いB12依存性メチオニン合成酵素活性が検出された.
-
Spirulina platensisにおけるコバラミン依存性メチオニンシンターゼ遺伝子の同定とクローニング 国際会議
谷岡由梨,宮本恵美,大西浩平,味園春雄,渡辺文雄,中野長久
第50回日本農芸化学会大会 (於 京都) 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ゲノムデータが明らかとなっていないラン藻スピルリナにおけるメチオニン合成酵素遺伝子ホモログを同定した.その結果,本遺伝子ホモログは,ヒトや大腸菌のメチオニン合成酵素がもつB12結合サイトなどが全て保存されており,相同性は約30%だった.
-
TLC・バイオオートグラフィー法を用いた食品中のビタミンB12の分析 国際会議
渡辺文雄,谷岡由梨,宮本恵美,中野長久
第50回日本農芸化学会大会(於 京都) 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
現在,日本食品成分表で採用されているB12測定法は,バイオアッセイでありB12とB12アナログを分別定量できない.そこで,TLCでコリノイドを分離した後B12依存性大腸菌を用いて可視化することで,B12とB12アナログの分別定量を可能にした.
-
藍藻Synechocystis sp. PCC 6803におけるメチオニン合成酵素遺伝子のクローン化と大腸菌による大量発現系の構築 国際会議
谷岡由梨,藪田行哲,宮本恵美,大西浩平,渡辺文雄,重岡成,味園春雄,中野長久
第57回日本ビタミン学会大会(於 三重県) 2005年05月
開催年月日: 2005年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ラン藻Synechocystis sp. PCC 6803(S.6803)のゲノムデータ中にビタミンB12依存性メチオニン合成酵素(MS)遺伝子ホモログが存在することから,本遺伝子ホモログをクローニングし,大腸菌による大量発現系の構築を試みた.大腸菌で発現させたS.6803MSは確かに酵素活性を有していた.
-
CoSO4添加がスピルリナのビタミンB12依存性メチオニン合成酵素活性に及ぼす影響 国際会議
谷岡由梨,宮本恵美,渡辺文雄,中野長久
第56回日本ビタミン学会(於 新潟県) 2004年05月
開催年月日: 2004年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
栄養補助食品として流通しているラン藻スピルリナにはヒトにとって生理的に不活性なシュードB12が含まれていたことから,シュードB12が細胞内で何らかの生理機能を有していると考え,シュードB12合成に必須のCoSO4添加・無添加で培養した細胞を用い,ビタミンB12依存性酵素であるメチオニン合成酵素(MS)活性を比較した. その結果,CoSO4添加細胞のMS活性は無添加細胞に比べ高い値を示した.