Papers - MURAMATSU Yoshiki
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蒸気圧測定データに基づく液状食品の蒸発エンタルピの推算 Reviewed
村松良樹,田川彰男,笠井孝正,村田 敏
日本食品科学工学会誌 45 ( 5 ) 302 - 309 1998.05
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
3種類の液状食品(牛乳,全脂粉乳溶液,脱脂粉乳溶液)の蒸気圧を測定し,最適蒸気圧式を求めた。その式に濃度依存性を加味した新しい蒸気圧に関する式を提案した。この式を利用して液状食品の蒸発エンタルピを求め,さらに実用に便利な蒸発エンタルピ推算の実験式を提案した。
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吸水による豆類の体積変化 Reviewed
田川彰男,村松良樹,笠井孝正,椎名武夫
日本食品科学工学会誌 45 ( 4 ) 265 - 269 1998.04
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
吸水時における豆の体積変化を,粒子密度およびかさ密度の測定結果から求めた。比容積と含水率の定義式を利用して,比容積を含水率と温度双方の関数とした三つのパラメータを持つ実験式を導いた。
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インゲン豆の薄層乾燥特性 Reviewed
田川彰男,村松良樹,藍 房和,村田 敏
農業機械学会誌 60 ( 2 ) 23 - 29 1998.04
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
高級インゲン豆であるトラ豆の薄層乾燥特性を5段階の温度とそれぞれの温度に対し2~4段階の湿度の乾燥空気条件下で測定した。インゲン豆の乾燥は減率第2段で行われ,拡散方程式解の無限平板モデルに良く適合した。
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豆類の吸水特性 Reviewed
田川彰男,村松良樹,笠井孝正,藍 房和,村田 敏
農業機械学会誌 60 ( 2 ) 37 - 44 1998.03
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
小豆とインゲン豆の吸水特性を5段階の浸漬温度で測定した。これらの豆の吸水過程は初期,恒率,減率の三つの吸水期間から構成されること示し,拡散方程式の近似解の指数モデルで初期,減率期間の含水率変化を表した。
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「液体食品の熱特性に関する基礎的研究 (修士論文)」
村松 良樹
東京農業大学大学院生物産業学研究科 修士(生物産業学) 1997.03
Language:Japanese Publishing type:Thesis (other)
全脂粉乳溶液とコーヒー溶液の蒸気圧,密度,動粘度を数段階の固形文濃度,温度条件下で測定した。これより,蒸気圧と温度,密度と温度,粘度と温度の関係を求めた。さらに同型である蒸気圧と温度,粘度と温度の各相関式から蒸気圧と粘度の関係式を導き,両対数グラフ上において,蒸気圧と粘度の間に一次の関係があることを明らかにした。
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大豆の吸水特性 Reviewed
田川彰男,村松良樹,北村 豊,村田 敏
農業機械学会誌 59 ( 2 ) 21 - 27 1997.03
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
5段階の温度条件下で大豆を浸漬し,浸漬時の水温,時間による大豆の含水率の挙動,限界含水率および吸水速度を把握した。含水率変化は拡散理論に基づいて解析し,大豆の吸水過程モデルを明らかにした。
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濃度依存性を加味した液体食品の粘度の実験式 Reviewed
田川彰男,村松良樹,北村 豊,田中親紀
日本食品科学工学会誌 44 ( 1 ) 69 - 74 1997.01
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
6種類の液体食品の動粘度および密度を数段階の濃度と温度条件下において測定した。これらの結果から試料の粘度を求め,各試料の粘度を温度の関数として表した。さらに粘度の濃度依存性も調べ,本来温度のみの関数として表されていた粘度を,温度と濃度双方の関数として表した。また,各試料の密度および動粘度も温度と濃度双方の関数として表した。
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液体食品容積の熱膨張と濃度収縮 Reviewed
村松良樹,田川彰男,北村 豊,林 弘通,田中親紀
日本食品科学工学会誌 43 ( 10 ) 1110 - 1116 1996.10
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
3種の液体食品(牛乳,全脂粉乳溶液,コーヒー)の密度を測定した。濃度収縮係数を新たに定義し,濃度収縮係数および熱膨張率の定義式を利用して密度の逆数である比容積と濃度,温度との関係を求めた。さらに密度を濃度と温度双方の関数として表した。
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全脂粉乳溶液における蒸気圧と粘度の関係 Reviewed
村松良樹,田川彰男,北村 豊,田中親紀
日本食品科学工学会誌 43 ( 3 ) 299 - 305 1996.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
可溶固形分濃度5段階,温度5段階における全脂粉乳溶液の蒸気圧,密度,粘度をそれぞれ測定した。これらの物性値の温度依存性を調べるとともに,蒸気圧と粘度の相関関係を求めた。