Misc - SUGANUMA Keisuke
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Achievement and challenges of research on Chinese Farmers' Specialized Cooperate organization in Japan
Suganuma keisuke
REKISHI TO KEIZAI 59 ( 4 ) 27 - 33 2017.07
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Rapid communication, short report, research note, etc. (scientific journal) Publisher:Political Economy & Economic History Society
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「農場・農家事例から見た中国農村の新しい農民像と地域づくり」
菅沼圭輔
農村開発企画委員会 2008.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
本稿では中国・浙江省慈渓市において借地雇用型農場経営と家族経営の個別規模拡大という二つの異なるタイプの農業構造が見られる事実に注目して、その実態と存立条件を明らかにした。
農林水産省農村振興局助成『経済発展地域における農村知育作りに関する研究(2)』 -
「残留農薬問題の対策に取り組む中国の野菜産地-食の安全確保の仕組みとその問題点-③」
菅沼圭輔
野菜情報(独) 第23巻 2006年3月号 2006.02
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:農畜産業振興機構
同前のデータに基づき、企業直営方式の存立基盤となっている集団所有農地の集積を巡るインフォーマルな利用権市場の実態と地代水準の決定要因について明らかにした。pp.39-52
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「残留農薬問題の対策に取り組む中国の野菜産地-食の安全確保の仕組みとその問題点-②」
菅沼圭輔
野菜情報(独) 第23巻 2006年2月号 2006.01
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:農畜産業振興機構
同前のデータに基づき、輸出企業と産地との契約形態を分類し、企業直営農場方式が、残留農薬のコントロールにおいて最も有効な方式として選択されていることを明らかにした。pp.24-45
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「残留農薬問題の対策に取り組む中国の野菜産地-食の安全確保の仕組みとその問題点-①」
菅沼圭輔
野菜情報(独) 第23巻 2006年1月号 2005.12
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:農畜産業振興機構
本稿では2002年から2005年までの中国東部沿海地域を中心とする日本向け野菜輸出産地の実態調査を踏まえて、残留農薬問題に関する政策の整備状況を明らかにした。pp.17-29
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「上海経済と消費市場の基本的特徴」
菅沼圭輔
『中国・上海の市場と福島県食品の展望』 2005.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:日本貿易振興機構アジア経済研究所 福島県国際経済交流協議会
『中国・上海の市場と福島県食品の展望』日本貿易振興機構アジア経済研究所、福島県国際経済交流協議会 pp.1-16
菅沼圭輔編 -
「中国の農業産業化の利益分配メカニズム-湖北省の緑色食品産地の事例研究-」
菅沼圭輔
科学研究費補助金(基盤研究C(2))研究成果報告書 東アジアの農村地域における「農業産業化」の展開と内発的発展に関する比較研究―日本・中国・韓国の比較研究― (課題番号:15580189) 2005.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
本稿では、産地を組織する食品加工企業とそれが組織する産地の関係について、湖北省のケーススタディを通じて分析した。本稿では農家と企業の間の価格決定に重点を置いた。そして、生産物の栽培技術は基本的に企業の側から提供されるため、国内市場の需要が高まっている際には、農民にとって有利な価格決定がなされる余地があるが、一般には企業側が主導権を持った価格決定がなされることを明らかにした。pp.25-34
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「中国国内の農産物市場の動向と農業・貿易政策」
菅沼圭輔
中国・上海の市場と福島県食品の展望 2005.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:日本貿易振興機構アジア経済研究所 福島県国際経済交流協議会
WTO加盟後の中国における農産物市場の整備の動向と貿易政策について中国語の文献を用いて整理した。「農業法」を中心とする現行の政策体系は、最終的には農業生産者の所得増大を目的としており、そのために、輸出促進、品質や安全性という面での体制の整備も進めていることを明らかにした。pp.17-36
菅沼圭輔編 -
「杜潤生 中国農村改革論集」
白石和良、浜口義昿、阮蔚、菅沼圭輔
農山漁村文化協会 2003.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
原著の著者杜潤生は、1978年に開始した中国の農村経済改革の推進において、中国共産党中央政策研究室などにおいて改革プランの策定を主宰していた人物である。本訳書は、氏の1978年から2001年までの中国の農政改革及び農村・農業経済問題に関する論文を収集し編纂・翻訳したもので、中国の農村経済改革の理解にとって史料的価値が高いものと考えて翻訳を行った。
農林中金総合研究所編 -
「耕地利用権分配に関する集団の意思決定―請負期間延長と退耕還林政策の実施状況の分析―」
菅沼圭輔
中国農村の土地財産権と末端行政に関する学際的研究 平成14年度科学研究費補助金・基盤研究(c)(2)研究成果報告書 2003.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
本稿では、山間地である陝西省延安市の調査結果に基づいて、耕地利用権の分配制度を巡る集団単位の意思決定の問題について検討した。本稿では調査地において耕地利用権分配の方法の選択について、アンケート結果に見られる個人の意識と集団の意思決定とに食い違いが生じることを明らかにした。また、山間地では土地利用権の平等性は耕地だけでなく、山林の利用権の分配を含めて総合的に保持される傾向があることを指摘した。pp.1-13
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「中国の貧困地域における食糧・市場問題-湖南省湘西土族自治州の事例分析(1)」
菅沼圭輔
農村工学研究 第67号 2000.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:農村開発企画委員会
本稿では、全国的に穀物供給が過剰である中で、山間貧困地域で、食糧増産措置を講じることの意義について検討した。その結果、(1)飯米を自給できない貧困世帯にあっては、兼業所得を飯米に当てており、比較優位部門の発展資金の蓄積が阻害されていること、(2)農地基盤整備は食糧増産は飯米自給と穀物販売所得の増大という効果をもたらし、しかも農家の資金循環を大きく改善するという効果をもたらしていることを明らかにした。pp.82-103
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「中国における貧困問題-論点の吟味と統計指標の分析」
菅沼圭輔
農村工学研究 第67号 2000.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:農村開発企画委員会
本稿では、(1)貧困と生態環境の脆弱な地域との重複関係、(2)貧困地域における人口増加圧力、穀物生産の生産性、所得水準とその規定要因について分析した。その結果、(1)貧困地域は生態環境が脆弱な地域が多いこと、(2)人口増加により耕地資源の希少性が高いのに、労働生産性は低いため穀物生産に比較優位は無いこと、(3)しかし、穀物生産と所得には正の相関関係があること等が分かった。pp.63-81
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「大連市と煙台市の地域経済と『小城鎮』の経済的機能」
菅沼圭輔
農林水産省構造改善局助成地域都市を核とした農村地域の新たな発展に関する調査研究(1) 1999.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:農村開発企画委員会
本稿では大連市、煙台市2地域の調査を踏まえて、①大規模な都市や生産物の出荷拠点を中心とする市場圏の中で、「小城鎮」はその影響を受けて、様々な経済的機能を果たしていること、②その前提として、交通インフラの整備とモータリゼーションがあること、③後背地である農村部に市場向け農産物主産地が存在することで、「小城鎮」は地域資源を利用した加工業の活動拠点となっていることなどを明らかにした。pp.35-64
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「体制転換中的農産品流通体系-批発市場機制的国際対比研究-」
王志剛、周燕、菅沼 圭輔
中国農業出版社 1998.10
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
原著は日本,欧米,アジアの11カ国の青果物卸売市場制度と価格形成メカニズムに関する比較研究を行った学術書である。中国では青果物の広域流通が展開しているが,近代的システムの整備に関する研究が遅れていることから,わが国の研究成果の紹介する意義があると考え翻訳を行った。272頁
原編著者 小林康平 -
「中国における米市況変動と水稲産地の抱える問題点」
菅沼圭輔
新食糧法下の米産業の競争構造に関する研究-スーパーの産地掌握を中心に 平成8~9年度科学研究費補助金 基盤研究(A)(2) 研究成果報告書 1998.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
本稿では湖北省を対象として90年代後半の過剰・価格低迷と早稲米の品質問題に起因する現状を考察した。そして、①事例地域は広東省を中心とする南方広域市場にリンクするインディカ米の移出産地であること、②特に食味の劣る早稲米の売れ行き不振が発生していること、そして移出不能になっていること、③「省長責任制」の実施と農家の経営規模の小ささが市場ニーズに対応した二期作からの脱却を阻んでいること、を明らかにした。pp.83-94
研究代表者:伊藤喜雄 -
「中国における野菜産地の出荷流通構造と消費地卸売市場-北京市郊外野菜産地の事例分析-」
菅沼圭輔
農産物卸売市場流通の展開構造の国際比較研究 平成8~9年度科学研究費補助金(国際学術研究)研究成果報告書 1998.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
本稿では北京市を対象に野菜の生産および出荷流通経路を明らかにした。そして、①市街地から離れるほど市街地消費地との関係が薄くなるということ、②市街地への出荷流通経路は、卸売市場が立地することでその経由率が高くなり、市場までの経路は、生産者の輸送手段保有状況により多様であること、③兼業化が進み賃金コストの高い産地ほど市場を経由せず、スーパーでの直販が増えること、を明らかにした。pp.149-168
研究代表者 小林康平(九州大学教授) -
「中国農業白書-激動の'79~'95-」
菅沼圭輔
農山漁村文化協会 1996.12
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
原著はわが国の農業白書と異なり、その内容は単なる年次報告にとどまらない。80年代の改革以降の農地制度、食糧需給等に関する政策研究論文が掲載されており、その学術的意義から見て翻訳を行った。321頁
原著者 中国農業部 -
「中国経済体制改革と卸売市場システム構築をめぐる諸問題」
菅沼圭輔
1995年度食品流通技術海外協力事業報告書-中国四大規範農副産物総合卸売市場建設の方向策定- 1996.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:食品流通システム協会
本稿では、市場経済体制に移行しつつある農産物卸売市場システムを確立する上での課題を明らかにした。具体的には、産地間競争が激化していることから市況・技術情報の市場の整備が必要であること、農地転用による都市近郊産地の後退により遠隔産地の重要性が高まることが予想されそれに対応した流通システムの確立が求められていること、流通を担う個人業者が各種手数料負担の過重や過当競争に悩んでいることを指摘した。pp.87-113
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「中国の食糧需給の現状と課題」
菅沼圭輔
農林統計調査 第45巻 第5号 1995.05
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:農林統計協会
本稿では中国の中期的な食糧需給動向について、主に供給側に存在する問題点を中心に分析した。その上で、多収量品種と化学肥料に依存した増産はすでに限界にきており、基盤整備などの措置に重点を移す転換が必要であることなどを指摘した。pp.23-29
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「山東省寿光市山地市場を中心とした青果物流通の実態」
菅沼圭輔
1993年度食品流通技術海外協力事業報告書-中国食品流通の現状- 1994.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:食品流通システム協会
本稿では全国の都市向け野菜産地の先駆的存在である山東省の寿光市の野菜産地の展開状況を、80年代の青果物統制の自由化後の歴史的経緯と種子等の生産資材の供給体制と温室栽培技術の普及体制および出荷体制についての実態を明らかにした。そして、産地卸売市場価格の季節的・年次的変動幅が大きいことから、生産者の温室栽培に対する投資意欲が抑制されていることを明らかにした。pp.15-25
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「中国食品流通の動向」
菅沼圭輔
1993年度食品流通技術海外協力事業報告書-中国食品流通の現状- 1994.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:食品流通システム協会
本稿は社会主義市場経済体制の確立に向けて進む銀行・為替制度、会社制度、財政制度の改革の動向を踏まえて、市場対応型農政を打ち出した1993年「農業法」が企業によるインテグレーションを促進し、公的な農業普及機構の後退を容認する危険性があることを指摘した。pp.4-14
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「食糧管理制度と流通改革」
菅沼圭輔
1992年の中国農業-不足から過剰に悩む転換期 日中経報NO.272 1993.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:日中経済協会
本稿では1950年代に始まった食糧統制制度が、80年代末に末端逆ザヤの増大と自由市場流通など政府の統制できない流通ルートが拡大したことを契機に不安定化したことを明らかにした。そして価格自由化、国家備蓄制度と卸売市場など今日につながる市場システムの確立が構想されていることを明らかにした。pp.71-122
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「穀物の流通」
菅沼圭輔
1992年度食品流通技術海外協力事業報告書-中国編- 1993.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:食品流通システム協会
本稿では1992年に表面化した食料(穀物)の自由化政策の背景と課題について、政府の関与しない全国的な流通システムの確立が遅れており、特に財政補助廃止により顕在化する流通コストを節約できるようなハードおよび取引システムを確立すること価格形成への政府価格の影響の残存が全国的な相場の形成を阻害していることを指摘した。pp.50-79
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「社会主義市場経済への転換期における食品流通」
菅沼圭輔
1992年度食品流通技術海外協力事業報告書-中国編- 1993.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:食品流通システム協会
本稿では1980年代末のインフレ抑制政策の終結と食糧需給の緊張緩和に伴い、過剰問題が表面化し農産物要請の緩和、市場対応型農政への転換が図れるに至たる政策動向を明らかにした。pp.7-20
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「中国食糧需給の分析と予測」
菅沼圭輔
農山漁村文化協会 1991.02
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other)
原著書は人口大国である中国の食糧需給について、農学全般の視点から総合的に分析した学術書である。同書は、中国の食糧需給問題の実際と農学研究の状況を紹介する意義があると考え翻訳を行った。357頁
原著者 中国農業科学院 -
「中国農村信用合作社の機能と現状」
菅沼圭輔
海外農業金融叢書 NO.25 1989.03
Language:Japanese Publishing type:Article, review, commentary, editorial, etc. (other) Publisher:農林中央金庫調査部
本稿では中国農村における協同組合金融の実態について事例分析を行った。現行の組織・運営体制を明らかにした上で、1980年代末の金融引締め政策の実行により、農業銀行への準備金・預け金が増やされ、独自の貸付業務が困難になっている実態を明らかにした。pp.68-74