講演・口頭発表等 - 篠原 卓
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エンドウ(Pisum sativum L.)の種子活力試験の有用性実証に関する研究
篠原卓、馬淵琴音、五十嵐大造
農業生産技術管理学会誌 26(別1):29-30 於: 東京農業大学 農学部 厚木キャンパス) 2019年10月
開催年月日: 2019年10月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
日本で市販されるエンドウ6品種各5ロット、計30ロットの種子を使用し、発芽率と種子活力試験(EC試験)を行った。また、これら30ロットの種子を10月、2月および3月に圃場に播種し、出芽率を計測した。EC試験の結果と出芽率と相関関係は有意で、発芽率よりも高い相関係数を示した。EC試験の結果と出芽率の相関関係は、圃場条件が劣悪な2月播種でも高かった。また、発芽率>85%のロットのみを対象とした解析でも、EC試験の結果は圃場出芽率と高い相関を示した。活力試験としてのEC試験の有用性が実証された。
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The Use of Seed Vigour Test in Japan [日本における種子活力試験の利用状況] 招待あり 国際会議
Takashi Shinohara
Seed Vigour Seminer, International Seed Testing Association (ISTA) Annual Meeting 2018 (於: Sapporo) 2018年06月
開催年月日: 2018年06月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(招待・特別)
我が国の農業の概要を説明し、比較的新しい品質指標である種子活力(Seed Vigour)が利用されている場面を研究成果とともに紹介した。また、今後、この品質指標が利用できると期待される場面について提案した。
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SSRマーカーによるジャボチカバの系統識別
篠原卓、本多俊介、吉田沙樹、五十嵐大造、田中啓介
熱帯農業研究10(別2):71-72 (於: 香川大学 農学部) 2017年10月
開催年月日: 2017年10月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
Microsatellite capture sequencing法により検出したSSR配列情報をもとにジャボチカバ3系統を識別するSSRマーカ―を開発した。9セットのプライマーのうち6セットでDNA増幅がみられ、実際に系統間に多型が検出されたのは3セットであった。そのうち1セット(Sonicは3つの系統を識別可能で最も識別能力の高いマーカーであると考えられた。
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主枝更新型せん定で整枝した赤系大粒ブドウ’クイーンニーナ’における結果枝への環状はく皮処理時期の違いが果粒肥大および着色に及ぼす影響 国際会議
篠原卓、明井つかさ、吉田沙樹、五十嵐大造、石川一憲
熱帯農業研究10(別1):27-28 (於: 日本大学 生物資源科学部 藤沢キャンパス) 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
高温条件下での主枝更新型せん定で栽培したブドウ’クイーンニーナ’を用いて環状はく皮処理時期の違いが着色及び果実品質に及ぼす影響を明らかにしようとした。高温下での成熟により着色は低下したが,クイーンニーナには環状はく皮15日後処理で果粒サイズや果汁の糖度及び酸度に違いはないが,着色向上の効果があることが明らかになった.
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葉の形態形質の違いによるジャボチカバの系統識別および耐寒性の系統間差異に関する研究
篠原卓、藤崎絢帆、本多俊介、出沼大輔、吉田沙樹、五十嵐大造
熱帯農業研究10(別1):29-30 (於: 日本大学 生物資源科学部 藤沢キャンパス) 2017年03月
開催年月日: 2017年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
数年にわたる形態観察で,いくつかの形質が系統間で異なることを明らかにしてきた。これらの形態形質の違いを組み合わせることでジャボチカバの系統識別できるか検証した。大葉系統は葉の形態形質の違いにより他の2 系統との判別することは可能である。しかし、葉のサイズや葉色など環境条件で変化する量的形質であるため、小葉系統と中葉系統の識別を葉の形態形質の違いによって行うのは困難な場合があった。
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パッションフルーツの自然落果発生機構 に関する研究Ⅱ ―離層周辺部の顕微鏡観察と 細胞壁分解酵素活性の測定― 国際会議
篠原卓、辻岡徹也、吉田沙樹、五十嵐大造
熱帯農業研究9(別1)P42-43 (於: 明治大学農学部 生田キャンパス) 2016年03月
開催年月日: 2016年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
離層発達過程の形態的観察と、離層細胞を加水分解するセルラーゼ活性の測定を組み合わせることで、パッションフルーツの自然落果の発生機構を明らかにしようとした。パッションフルーツの自然落果には、離層周辺部のセルラーゼ活性が高まることにより引き起こされる生理的な機構に加えて、離層が発達して形成する物理的な機構が落果を引き起こすのではないかと考えられた
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キャベツセル成型苗におけるMDA(Malondialdehyde)含有量と耐暑性・耐寒性の関係 熱帯農業研究7(別1):17-18
五十嵐大造、酒井静香、森田恭平、篠原卓、井上知昭
日本熱帯農業学会第115回講演会 2014年03月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京大学 弥生キャンパス
キャベツセル成型苗は、通常、育苗日数30日程度で定植する(慣行苗)。これまでに育苗日数を延長した老化苗でも、慣行苗と同様に生育すること、老化苗は慣行苗よりも耐寒性・耐暑性に優れることを明らかにしてきた。しかし、同一の育苗日数でも老化程度は育苗する季節によって異なることが観察された。そこで1)苗の老化程度の指標として葉のMDA含量が用いれるか検討し、2)MDA含量は苗の耐暑性・耐寒性を示す指標となり得るか検討した。その結果、MDA含量は育苗日数が概ね120日までは増加し、その後減少することが明らかになった。また、MDA含量の増加とともに47℃あるいは-7℃における細胞損傷率が低下したため、MDA含量は耐寒性・耐暑性の指標となり得ると考えられた。
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パッションフルーツにおける施肥量及び潅水頻度の違いが葉の耐寒性に及ぼす影響 熱帯農業研究7(別1):89-90
篠原卓、地曵公伯、竹内宥太、井上知昭、五十嵐大造
日本熱帯農業学会第115回講演会 2014年03月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京大学 弥生キャンパス
気温・日射量の変化、施肥量および潅水頻度の違いがパッションフルーツの耐寒性に及ぼす影響を評価した。パッションフルーツの耐寒性には有意な品種間差がみられた。いずれの品種も、気温・日射量の低下とともに耐寒性が低下し、ハードニング効果はみられなかった。施肥量の増加は、葉の窒素含量を増加させ糖含量を低下させた。葉のグルコースとフルクトース含量の低下と耐寒性の間には有意な負の相関関係が認められた。潅水頻度が耐寒性に及ぼす影響については、本試験で処理した程度の水分ストレスでは耐寒性に変化はみられなかった。
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パッションフルーツにおける合成オーキシン剤の離層形成周辺部への塗布が 果実発育期間と品質に及ぼす影響 熱帯農業研究7(別1):87-88
篠原卓、袴田恵未、五十嵐大造、井上知昭
日本熱帯農業学会第115回講演会 2014年03月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京大学 弥生キャンパス
パッションフルーツの離層形成周辺部に合成オーキシン剤(マデックおよびストッポール)を塗布し、果実発育日数(開花から落果までの日数)を延長できるか検討した。マデックでは、受粉39日後の処理で果実発育日数が増加する傾向がみられ、処理濃度が高くなるにつれて果実発育日数は増加した。ストッポールでは、いくつかの処理(時期×濃度)で果実発育日数が増加した。
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パッションフルーツの自然落果発生機構に関 する研究-エセフォン処理が落果率、離層形成周辺部のACC含量とセルラーゼ活性に及ぼす影響- 熱帯農業研究7(別1):85-86
篠原卓、薄井瑞季、佐羽内彩香、五十嵐大造、井上知昭、寺田順紀、真田篤史、小塩海平、高橋久光
日本熱帯農業学会第115回講演会 2014年03月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2014年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京大学 弥生キャンパス
パッションフルーツ果実のエチレン生成量の増加は成熟を促進させることに加え、離層形成周辺部のACC含量を増加させてセルラーゼ活性を高めることで離層の発達を促進し、落果を早めることを明らかにした。一方、受粉後65日まで果実のエチレン生成の増加がみられず,果汁の減酸も進んでなかった無処理区においても落果率は22%に達した(premature drop)。今後の試験では、このPremature dropの原因についても明らかにする必要があると報告した。
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パッションフルーツの果汁成分と気温との関係から予測した千葉県南部地域における完熟可能な開花期間 熱帯農業研究5(別1):55-56
篠原卓、薄井瑞季、比嘉脩人、五十嵐大造、井上知昭
日本熱帯農業学会第111回講演会 2012年03月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2012年03月 - 2012年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農工大学 府中キャンパス
千葉県南部地域ではパッションフルーツの露地栽培がおこなわれている。本研究では、まず果実が完熟に至るために必要な積算温度を定量した。さらに、同地域の過去の気象データから、完熟に必要な積算温度から成熟日数を算出することにより、完熟可能な開花期間を予測した。果汁の糖酸比が10および5となる果実を生産するには、それぞれ8月16日および8月22日までに開花させることが必要で、これ以降に開花した果実は積算温度不足で糖度が低く酸度が高いために生食に適さないと考えられた。
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パッションフルーツにおける果実品質と積算温度の関係 熱帯農業研究5(別1):53-54
篠原卓、比嘉脩人、薄井瑞季、五十嵐大造、井上知昭
日本熱帯農業学会第111回講演会 2012年03月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2012年03月 - 2012年04月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農工大学 府中キャンパス
パッションフルーツ果実の品質と積算温度との関係を調査した試験の結果である。果実発育日数、果実重、果皮重は、25℃以上の積算温度との相関が高かった。これに対し、果汁の糖度と酸度は、10℃以上の積算温度との、果皮色には5℃以上の積算温度との相関が高かった。 以上の結果、パッションフルーツの果実品質は、果実発育期間中の積算温度と深くかかわっていることが明らかとなった。
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鮫川村のダイズ生産安定に関する研究-鮫川村で生産されたダイズの種子活力調査- 食農と環境12:53-57
篠原卓、井上綾、桑田悠斐、五十嵐大造、井上知昭
実践総合農学会第6回地方大会(鮫川) 2011年11月 実践総合農学会
開催年月日: 2011年11月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:福島県鮫川村
福島県鮫川村内の10圃場で生産されたダイズ(品種フクイブキ)種子の発芽率と種子活力を測定し、変動があるか調査した。その結果、10圃場から採集した種子の発芽率は高いものの活力には大きな違いがあった。標高の高い地域に位置する圃場から採取した種子ほど種子の活力が低い傾向が認められた。種子活力の結果は圃場出芽率との相関が発芽率よりも高かった。これらのことから、採種を目的とする場合、鮫川村内では標高の低い地域に位置する圃場から採取した種子の品質が高い可能性が示唆された。
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花穂整形方法を異にするブドウ‘藤稔’の摘心と環状剥皮が果粒肥大、品質に及ぼす影響 園芸学研究10(別1):309
石川一憲、馬場正、関達哉、篠原卓、山口正巳
園芸学会平成23年度春季大会(中止) 2011年03月 園芸学会
開催年月日: 2011年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:宇都宮大学
花穂整形方法を異にするブドウ‘藤稔’を用い、満開13日後および31日後の亜主枝への環状剥皮と新梢の早期摘心が果粒肥大や果皮色および果実品質に及ぼす影響について検討した。満開約2週間後の環状剥皮は果房や果粒が重く、穂軸などの軸生長を高めた。また、満開約1カ月後の剥皮は糖度などの品質を高める傾向にあった。さらに、房先7枚摘心に満開約2週間後の剥皮を加えることで、1果粒重平均23gを上回る果粒の安定生産を可能にすることが示唆された。
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熱帯乾燥地におけるストーンマルチ、浸種および種子活力の違いがトウモロコシの出芽および初期生育に及ぼす影響 熱帯農業研究2(別1):75-76
篠原卓、中曽根勝重、田島淳、渡邉文雄、塩倉高義、高橋久光
日本熱帯農業学会第105回講演会 2009年03月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2009年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:日本大学
ジプチ共和国でオアシス農業を実践する篤農家圃場において、種子活力の違い、ストーンマルチ(SM)処理および浸種(PS)処理を組み合わせて行ったトウモロコシの出芽試験の結果である。灌水量は全ての処理区で等量とした。種子活力の違いは、出芽速度、最終的な出芽率および初期生育に有意に影響した。SM処理とPS処理は、それぞれ単独でも出芽速度を高めたが、この傾向は種子活力の高いロットで低いロットよりも大きかった。このことから、高活力種子にSMやPS処理を加えることは出芽率と初期生育を高め、結果的に水利用効率が高まると考えられた。
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ラッカセイにおける成熟期間中の土壌水分条件と成熟期間の長さの違いが種子の発芽およびその後の生育に及ぼす影響 熱帯農業研究1(別1):31-32
篠原卓、本間華世、小塩海平、岩堀修一、高橋久光
日本熱帯農業学会第103回講演会 2008年03月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:玉川大学
有機性廃棄物であるラッカセイ殻をボカシ肥の原料として利用可能か検討した研究である。ラッカセイ殻を粉砕し、幾つかのサイズにわけて作成したボカシ肥の物理性・理化学性およびその施用効果をコマツナの生育・品質として検討した。
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チア(Salvia hispanica L.)種子の発芽と選別方法に関する研究 熱帯農業研究1(別1):17-18 国際会議
篠原卓、荒木力州、髙野瞬、小塩海平、岩堀修一、高橋久光
日本熱帯農業学会第103回講演会 2008年03月 日本熱帯農業学会
開催年月日: 2008年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:玉川大学
メキシコ原産であるチアを用いて基礎的な情報収集を行った研究である。チア種子の吸水特性を明らかにした後、発芽最適温度の特定、効果的な種子選別方法の検討、およびモヤシとして利用できるか検討するための成分分析を行った。
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The location of deterioration within garden pea (Pisum sativum L.) cotyledons is associated with the timing of exposure to high temperature [高温によりエンドウマメ子葉に引き起こされる劣化細胞の位置は、種子成熟時期によって異なる] ISTA Congress Seed Symposium Abstracts 28: 95-96 国際会議
Shinohara T, Hampton J.G. and Hill M.J.
28th ISTA Congress Seed Symposium 'Diversity in Seed Technology' 2007年05月 International Seed Testing Association
開催年月日: 2007年05月 - 2007年08月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:Iguacu Falls, Brazil
エンドウマメの種子活力は、Hollow heart(HH)発生率、電気伝導度(EC)によって測定される。HH及びECは種子成熟時期の高温によって増加するが、HHとECには相関関係がなく、その理由は不明であった。実験の結果、HHとECは、異なる成熟期に高温に被曝して子葉の異なる部位に発生した劣化細胞を、それぞれ測定していることを指摘した。
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ラッカセイにおける成熟期間中の土壌水分条件と成熟期間の長さの違いが種子の発芽およびその後の生育に及ぼす影響 日本作物学会紀事 第213回講演会要旨・資料集 第71巻(別号1):246-247
篠原 卓、野島 博
日本作物学会第213回講演会 2002年04月 日本作物学会
開催年月日: 2002年04月 - 2004年04月
記述言語:日本語 会議種別:ポスター発表
開催地:明治大学
ラッカセイ種子の成熟期間中の土壌水分条件と成熟期間の長さの違いが、発芽、出芽、およびK+溶出量に及ぼす影響を検討した。成熟期間中、乾燥条件に長期間さらされると、幼芽が変色した種子を多く発生し、出芽率が低下した。またK+溶出量も多かった。成熟期間中、乾燥条件に短期間さらされた種子は、出芽率は低下したが、幼芽変色種子の発生率は低かった。これらのことから、成熟期間中の土壌の乾燥は、種子の品質を低下させることが明らかとなった。
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ラッカセイにおける採種栽培の違いが種子の出芽と初期生育に及ぼす影響 日本作物学会関東支部会報 第16号:50-51 国際会議
篠原 卓、野島 博
日本作物学会関東支部会 2001年12月 日本作物学会関東支部会
開催年月日: 2001年12月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:宇都宮大学
前報で採種した種子の活力を、圃場出芽試験および陽イオン(K+、Na+、NH4+、Ca2+、Mg2+)と糖類(Suc, Glu, Fru)の溶出量から測定した。採種条件の違いは、圃場出芽率に影響を及ぼさなかった。しかし、土壌乾燥かで生産された種子は、出芽後に茎葉部が発達しない奇形個体を有意に多く発生させ、K+とSucの溶出量が有意に他の種子よりも多いことを報告した。
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ラッカセイにおける採種栽培の違いが種子の発芽に及ぼす影響 日本作物学会紀事 第211回講演会要旨・資料集 第70巻(別号1):84-85
篠原 卓、野島 博、礒田 昭弘、高崎 康夫
日本作物学会第211回講演会 2001年03月 日本作物学会
開催年月日: 2001年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
開催地:東京農工大学
ラッカセイ結実期の結莢圏土壌の乾燥と窒素の追肥が種子の発芽率と活力(発芽速度、低温発芽率及び種子吸水速度)に及ぼす影響を検討した。乾燥区で生産された種子は吸水速度が速く、発芽開始が速かったが、低温発芽率が有意に低ことを報告した。