講演・口頭発表等 - 志和地 弘信
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ヤムイモの生産性を向上させる新技術 国際会議
志和地弘信、菊野日出彦
日本アフリカ学会第46回学術大会(於東京農業大学世田谷キャンパス) 2009年05月
開催年月日: 2009年05月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
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ダイジョの挿し穂の萌芽過程とその採取時期が挿木苗の発育に及ぼす影響 国際会議
松本亮、真田篤史、志和地弘信、駒嶺穆、藤巻宏、豊原秀和
日本熱帯農業学会第105回講演会[於日本大学生物資源科学部] 2009年03月
開催年月日: 2009年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ダイジョの挿し木の萌芽過程を解剖学的に観察し、副芽の成長過程を明らかにした。また、挿し木苗のシュートの形成率が母株の成長段階によって代わることを明らかにした。
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Off-season yam production in Nigeria 国際会議
H. Shiwachi, H. Kikuno, R. Fashola and R. Asiedu
日本熱帯農業学会第103回講演会[於玉川大学] 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
ジベレリン成合成阻害剤で休眠を覚醒させたダイジョの種イモを用いて乾期のナイジェリアで栽培を試みた。1月に定植した種イモはすぐに成長をはじめ、茎葉の生育は7月に最大になった。新しいイモは8月に最大になって、青果用として出荷できる大きさになることが確かめられた。次に、休眠を覚醒させたダイジョをナイジャー州の稲作地帯で2003~2005年に栽培した。1月に植えたイモは8月下旬に収穫され、端境期の出荷が可能であった。
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陸稲NERICAの出穂特性 国際会議
高橋和実、入江憲治、志和地弘信、藤巻宏、豊原秀和
日本熱帯農業学会第103回講演会[於玉川大学] 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
陸稲NERICA18品種の感光性には幅広い変異があった。感光性程度が大きい品種はNERICA15であり、小さい品種はNERICA14であった。感光性の小さい品種には基本栄養成長性の変異が大きかった。
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Characterization of water yam (Dioscorea alata L.) collected in Thailand 国際会議
S. Lamvilai, K. Irie, A. Sanada,S. Chakhatrakan, H. Shiwachi, H. Fujimaki and H. Toyohara
日本熱帯農業学会第103回講演会[於玉川大学] 2008年03月
開催年月日: 2008年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
タイで採集したダイジョの21品種について染色体の倍数性を調査した。その結果、4倍体は18品種、6倍体が3品種であった。4倍体と6倍体の品種では葉の形態的形質に差異があることが明らかになった。
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Comparative effects of explants sources and age of plant on rooting, shooting and tuber formation of vine cuttings of yams (Dioscorea spp.) 国際会議
H. Kikuno, R. Matsumoto, H. Shiwachi, H. Toyohara, and R. Asiedu
日本熱帯農業学会第102回講演会於宮崎大学 2007年10月
開催年月日: 2007年10月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
ヤムイモの挿し木の発根、シュート並びに塊茎形成に及ぼす栽培環境・齢の異なる母植物体の影響を調査した。挿し木の発根、シュート形成は母植物体が定植後2-3ヵ月たったものが最も良好であり、3ヵ月以降の株から取った挿し穂はほどんど生育しなかった。これは母株のイモの肥大に関係するものと推察された。
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Effect of sucrose treatment on root, shoot and tuber formation of vine cuttings of yams (Dioscorea spp.) 国際会議
H. Kikuno, R. Matsumoto, H. Shiwachi and R. Asiedu
日本熱帯農業学会第102回講演会於宮崎大学 2007年10月
開催年月日: 2007年10月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
ショ糖処理がホワイトギニアヤムの挿し木の発根、シュート並びに塊茎形成に及ぼす作用を調べた。
挿し木へのショ糖処理によって発根とシュート形成が促される傾向があった。ショ糖処理の影響は品種によって異なったが、濃度は60%が良かった。 -
窒素施用量の違いがNERICAの生育に及ぼす影響 国際会議
志和地弘信・入江憲治・小塩海平・高橋久光・豊原秀和
日本熱帯農業学会第102回講演会於宮崎大学 2007年10月
開催年月日: 2007年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ネリカ1,2および4の品種の生育における窒素施用の影響を調べた。生育は窒素施用の減少によって影響を受けなかった。収量に及ぼす影響は品種によって異なった。ネリカ2は窒素施用の低下によって収量が低下する可能性がある。
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Ploidy variations of Dioscorea alata L. collected in Myanmar 国際会議
S. Lamvilai, K. Irie, S. Chakhatrakan, A. Sanada, H. Shiwachi, H. Fujimaki and H. Toyohara
日本熱帯農業学会第102回講演会於宮崎大学 2007年10月
開催年月日: 2007年10月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
ミャンマーで採集したダイジョの36品種について染色体の倍数性を調査した。その結果、4倍体は21品種、6倍体が10品種、8倍体が5品種であった。採集場所と倍数性の関連は見いだせなかった。
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ダイジョを(D. alata L)の挿し木における腋芽成長条件 国際会議
佐藤仁則、手塚潤一、渡辺信也、松本亮、真田篤史、入江憲治、志和地弘信、駒嶺穆、藤巻宏、豊原秀和
第101回講演会日本熱帯農業学会〔於東京農業大学〕 2007年03月
開催年月日: 2007年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
挿し穂の葉を除去したものと通常のもので腋芽の伸長状況を3品種で比較した。腋芽の成長は品種にかかわらず培養の照明時間、培地の種類に影響を受けなかった。通常の挿し穂は培養によって小塊茎を着けたが、葉を除去した挿し穂の腋芽は成長を続けて小塊茎が着生しなかった。
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ヤムイモの生育に及ぼすセオブロキシドの影響 国際会議
陳淑婉、藤井陽代、入江憲治、小塩海平、藤巻宏、豊原秀和、志和地 弘信
日本熱帯農業学会第100回講演会〔於名城大学〕 2006年10月
開催年月日: 2006年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
新しい植物成長調節剤のセオブロキシドをヤムイモに散布してその生育に与える影響を調べた。花芽形成の誘導などの影響は見られなかったが、ムカゴを着生する品種ではムカゴの成長を促進し、品種によっては塊茎の成長も促進した。
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ダイジョを(D. alata L)を原料とした焼酎の製造と残渣の利用について 国際会議
中里厚実、入江憲治、真田篤史、藤巻宏、豊原秀和、志和地 弘信
日本熱帯農業学会第100回講演会〔於名城大学〕 2006年10月
開催年月日: 2006年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
沖縄で収穫したダイジョを用いて焼酎を製造し、その製造過程で得られた残渣を利用して食酢の製造を試みた。試作された焼酎と食酢は独特の香気を含み、品質も良好であり、沖縄県の新たな特産品として期待された。
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The possibility of vine cutting techniques on white yam (D. rotundata) using natural compounds 国際会議
H. Kikuno, A. Toye, H. Shiwachi and R. Asiedu
日本熱帯農業学会第99回講演会要旨集〔於つくば国際会議場〕 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
ヤムイモの挿し木の発根を促進するために用いられているindolebutyric acid (IBA) と 1- naphthylacetamide (naphthyl) に替わる天然物質として木酢液と稲わら灰を検討した。木酢液の発根に及ぼす効果は品種によって異なったが、稲わら灰は挿し木の発根を促進した。
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Mini tuber production of white yam (D. rotundata) using vine cutting 国際会議
H. Kikuno, M. Kabeya, H. Shiwachi, M. Onjo and R. Asiedu
日本熱帯農業学会第99回講演会要旨集〔於つくば国際会議場〕 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
挿し木によるホワイトギニアヤムのミニ塊茎の生産技術の改良を行った。水差し法とクン炭を併用することで、挿し木の生存率が改良され、またミニ塊茎の大きさが従来の方法のものより大きくなった。
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パナマ共和国中山間地域における住民参加型による農業技術普及の一事例-乾季における農業生産性の向上を目的とする技術を中心として- 国際会議
高橋貞夫、北仁志、小塩海平、入江憲治、豊原秀和、志和地 弘信
日本熱帯農業学会第99回講演会講演要旨集〔於つくば国際会議場〕 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
JICAパナマ共和国中山間地域における持続的農村開発普及計画が行った乾季における農業生産性の向上を目的とする技術を事例に、住民参加による普及技術の選択から普及に至るまでの経緯を調査し、パナマ共和国における住民参加型の農村開発の可能性を考察した。
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有機質肥料の施用がインゲンマメの生育および品質に及ぼす影響 国際会議
福田浩樹、高橋久光、志和地 弘信
日本熱帯農業学会第99回講演会講演要旨集〔於つくば国際会議場〕 2006年03月
開催年月日: 2006年03月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
各種の有機質肥料を用いて、つるなしインゲンマメとつるありインゲンマメを栽培し、インゲンマメの生育と品質を調査した。栽培期間の短い、つるなしインゲンマメは収量が低下したが、つるありインゲンマメは化学肥料主体の栽培と遜色ない収量であった。また、品質は有機質肥料による栽培が優れる傾向があった。
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Comparison between basin and furrow irrigation in terms of crop growth 国際会議
R. Nishimaki, Y. Okada, H. Shiwachi, H. Takahashi, S. Takahashi
The 8th International Conference on Desert Technology 2005, Nasu, Japan 2005年11月
開催年月日: 2005年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
アフリカの乾燥地域で行われている水盤灌漑法について、作物の生育の面から評価を行った。根菜類の生育は畝間灌漑の方が優れており、水盤灌漑による栽培は作物の種類について検討する必要がある。
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Influence of Water-holding Substances on the Growth of Oleaster (Elaeagnus angustifolia L.) in the Double Sack Planting Method 国際会議
H. Shiwachi, S. Takahashi, M. Higuchi, Y. Qiman, L. Jiangui, H. Takahashi and T. Shiokura
The 8th International Conference on Desert Technology 2005, Nasu, Japan 2005年11月
開催年月日: 2005年11月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
中国の乾燥地原産のスナナツメをダブルサック法にて栽培し、生育を調べた。スナナツメはダブルサック法によって生育することが確認された。ダブルサックの内サックの土壌に少量の海草を混入したところ根の生育が促進された。
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Mini tuber production using yam (Dioscorea rotundata) vine. 国際会議
Shiwachi, H., H. Kikuno and R. Asiedu.
日本熱帯農業学会第98回講演会要旨集〔於高知大学〕 2005年10月
開催年月日: 2005年10月
記述言語:英語 会議種別:口頭発表(一般)
挿し木によるホワイトギニアヤムのミニ塊茎の生産技術の開発を行った。挿し木によるホワイトギニアヤムのミニ塊茎の生産はこれまで困難とされてきたが、管理技術の改良により100-120日で生産できることが明らかになった。
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スナナツメの生育に及ぼすダブルサック工法の保水剤の影響 国際会議
樋口美樹、岩堀修一、高橋久光、志和地 弘信
日本熱帯農業学会第98回講演会要旨集〔於高知大学〕 2005年10月
開催年月日: 2005年10月
記述言語:日本語 会議種別:口頭発表(一般)
ダブルサック工法において天然型の保水剤のピートモスと海草を用いて、スナナツメの生育を調査した。ピートモスもしくは海草を混入した土壌で栽培したスナナツメは根の生育量が大きくなる傾向があった。スナナツメは強い耐乾性を示した。