論文 - 三浦 大樹
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Autism-associated ANK2 regulates embryonic neurodevelopment 査読あり
Shotaro Kawano, Masayuki Baba, Hotaka Fukushima, Daiki Miura, Hitoshi Hashimoto, Takanobu Nakazawa
Biochem Biophys Res Commun 605 45 - 50 2022年05月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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PI3K regulates BMAL1/CLOCK-mediated circadian transcription from the Dbp promoter. 査読あり
Morishita Y, Miura D, Kida S.
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 29 1 - 10 2016年03月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
Dbp遺伝子プロモーターにおけるBMAL1/CLOCKの仲介するサーカディアン転写活性化に対するPI3Kの制御メカニズム解析
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Roles of CREB in the regulation of FMRP by group I metabotropic glutamate receptors in cingulate cortex 査読あり
Hansen Wang, Yoshikazu Morishita, Daiki Miura, Jose R Naranjo, Satoshi Kida, and Min Zhuo
Molecular Brain 5 ( 27 ) e27 - e27 2012年08月
記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
ドミナントアクティブなCREB変異体を過剰発現する成体マウスのACCニューロンにおいてmGluRを活性化した場合、FMRP遺伝子発現量が増加した。一方、シナプス可塑性に関係するDREAM遺伝子については、カルシウムイオン非感受性変異体を過剰発現するマウスにおいて、FMRP遺伝子発現量に変化は観察されなかった。したがって、転写調節因子CREBは、mGluRsを介してFMRP遺伝子の転写を制御することが考えられた。
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Effect of apple polyphenol extract on hepatoma proliferation and invasion in culture and on tumor growth, metastasis, and abnormal lipoprotein profiles in hepatoma-bearing rats. 査読あり
Daiki Miura, Yutaka Miura, Kazumi Yagasaki
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 71 ( 11 ) 2743 - 2750 2007年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
in vitroとin vivoにおいて、ラット腹水肝癌細胞(AH109A)の増殖と浸潤に対するりんごポリフェノール抽出成分(APE)の抑制効果について解析を行った。その結果、APEを経口投与したラット血清は、AH109Aの増殖と浸潤を抑制した。また担癌モデル動物に対するAPE摂取の効果を解析した結果、癌の増殖・転移に対して抑制傾向を示すことが示唆された。さらに、血清中の(VLDL+LDL)-Chの有意な低下が観察された。
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Hydroxymatairesinol and its mammalian metabolite enterolactone reduce the growth and metastasis of subcutaneous AH109A hepatomas in rats 査読あり
Daiki Miura, Niina M. Saarinen, Yutaka Miura, Risto Santti and Kazumi Yagasaki
Nutrition and cancer 58 ( 1 ) 49 - 59 2007年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
癌細胞の浸潤促進には、活性酸素種が関与していることが考えられる。そこで、化学構造から抗酸化作用が予想されるリグナン成分(HMR)およびその代謝産物(ENL)の肝癌細胞浸潤抑制機構の解析を行った。その結果、HMRとENLは肝癌細胞内の過酸化レベルを低下させることを明らかにした。また、担癌モデル動物に対するHMRとENL摂取の効果を解析した結果、癌の増殖・転移に対して、抑制傾向を示すことが示唆され、さらに脂質代謝異常の改善効果も観察された。
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Hypocholesterolemic action of pre-germinated brown rice in hepatoma-bearing rats. 査読あり
Daiki Miura, Yukihiko Ito, Aya Mizukuchi, Mitsuo Kise, Hiromichi Aoto and Kazumi Yagasaki
Life Sciences 79 ( 3 ) 259 - 264 2006年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
発芽玄米は胆汁酸の生成を促進すること等により、コレステロールの排泄を促して血中コレステロール値を改善させることが明らかになった。また、発芽玄米の高コレステロール血症抑制機構を検討した。発芽玄米食は、肝臓中のCholesterol 7alpha-hydroxylase活性を上昇させることにより、血中コレステロールから胆汁酸合成を促進させることであることが明らかになった。
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Resveratrol inhibits hepatoma cell invasion by suppressing gene expression of hepatocyte growth factor via its reactive oxygen species-scavenging property. 査読あり
Daiki MIURA, Yutaka MIURA, Kazumi YAGASAKI
Clinical & Experimental Metastasis 21 ( 5 ) 445 - 451 2004年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
本研究で用いた肝癌細胞の浸潤上昇には、活性酸素種により増加するHGFの放出が関係している。そこで、これまでに肝癌細胞の浸潤を抑制することがわかっているレスベラトロールの浸潤抑制機構の解析を行った。その結果、レスベラトロールは肝癌細胞内の活性酸素種量を減少させ、mRNAとタンパク質レベルでHGF産生を抑制することを明らかにした。
実験の全般を担当 -
Restoration by prostaglandins E2 and F2a of resveratrol-induced suppression of hepatoma cell invasion in culture. 査読あり
Daiki MIURA, Yutaka MIURA, Kazumi YAGASAKI
Cytotechnology 43 ( 1-3 ) 155 - 159 2003年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
アラキドン酸代謝物が癌細胞の浸潤に関与していることが明らかとなっている。そこで、レスベラトロールにより肝癌細胞の浸潤を抑制した状態に、アラキドン酸代謝産物の一つであるプロスタグランジン類を添加したところ、その抑制効果は解除された。したがって、レスベラトロールの浸潤抑制作用の一つに、いくつかのプロスタグランジン類の産生阻害が考えられた。
実験の全般を担当 -
Hypolipidemic action of dietary resveratrol, a phytoalexin in grapes and red wine, in hepatoma-bearing rats. 査読あり
Daiki MIURA, Yutaka MIURA, Kazumi YAGASAKI
Life sciences, 73 73 ( 11 ) 1393 - 1400 2003年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
担癌モデル動物に対するレスベラトロール摂取の効果を解析した結果、癌の増殖・転移に対して、抑制傾向を示すことが示唆された。また、血清中の過酸化脂質濃度が低下することから、レスベラトロールは、体内においても抗酸化機能を保持していることが示唆された。さらに、血清中の(VLDL+LDL)-Chが有意に低下し、一方、糞中では、胆汁酸排泄促進が認められた。
実験の全般を担当 -
Decreased intracellular peroxide levels of rat ascites hepatoma cells by resveratrol and sera from resveratrol-treated rats.
Daiki MIURA, Yutaka MIURA, Kazumi YAGASAKI
Animal Cell Technology: Basic & Applied Aspects Vol. 13 13 411 - 415 2002年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)
ブドウの果皮に含まれる、抗酸化性食品因子のレスベラトロールは、ヒポキサンチン-キサンチンオキシダーゼ処理により亢進する、肝癌細胞の浸潤を抑制した。また、レスベラトロールを経口投与したラット血清でも同様の効果が見られることから、体内に移行してもその浸潤抑制効果を保つことが示唆された。
実験の全般を担当
B5版 全頁数518p