Papers - YURURI Manami
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FADの色調変化に着目した実験教材の開発 Reviewed
武田晃治、緩利真奈美
教材学研究 30 19 - 26 2019.03
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal) Publisher:日本教材学会
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「農大版A-STEM教育プロジェクト」の研究・開発
武田晃治、緩利真奈美、實野雅太、古庄律、内野昌孝、竹内将俊
東京農業大学総合研究所紀要 29 58 - 63 2019.03
Language:Japanese Publisher:東京農業大学総合研究所
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「生物色素」に着目した理科教育カリキュラム及び教材開発
武田晃治、緩利真奈美
日本科学教育学会年会論文集 41 261 - 262 2017.08
Language:Japanese Publishing type:Research paper (other academic) Publisher:日本科学教育学会
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幼児教育カリキュラムにおける「絵本」研究の課題 Reviewed
緩利 真奈美
『現代教育研究所 紀要』、昭和女子大学現代教育研究所 ( 1 ) 2015.09
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究の目的は幼児教育の「ことば」の領域における「教材」としての「絵本」に着目する意義および課題を先行研究の検討をもとに明らかにすることである。従来から当然のように「絵本」は「ことば」の発達のための補助的教材として位置づけられてきたが、カリキュラムという視点から見た場合、その位置づけは決して安定的ではない。研究上の課題と可能性を実践上の問題も併せて論じた
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小学校算数科単元デザインにおける教師の実践的知識-坪田耕三氏の事例- Reviewed
緩利 真奈美
『筑波大学教育学系論集』、筑波大学教育学系 39 99 - 112 2015.03
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究の目的は、算数科のカリキュラムデザインにおける教師の実践的知識の内容を明らかにするため、筑波大学附属小学校元教諭である坪田氏の事例を検討することである。坪田氏は子どもが実際に「手を動かして体験的に算数の概念を獲得する」ための多様な教材開発を通したデザインを行っていた。教師独自の教材開発の方法、及び子どもの発達を学年ではなく全体として把握するカリキュラムデザインの過程を追うことができた。結論として、実践的知識の内容は教師に内面化された「暗黙知」、単元デザインに関する独自の「方法的な知識」、算数に関する「美的知識」によって特徴づけられることが明らかとなった。
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カリキュラムデザインにおける教師の実践的知識に関する事例研究-善元幸夫氏による単元デザインの場合- Reviewed
緒方 真奈美
『カリキュラム研究』、日本カリキュラム学会 ( 19 ) 43 - 57 2010.03
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究の目的は、カリキュラムデザインにおいて教師が用いる実践的知識の特徴を解明するために単元デザインの事例を考察することにある。特に、初等教育における子ども理解に根ざしたカリキュラムデザインの過程に注目した。方法として観察及びデザインに関する教師の語りを収集し意味づける作業を行った。結論として、「方法的な知識」、「個人的な知識」、「評価的な知識」という3点の特徴とともに、教師の内的思索の蓄積が重要であることが明確となった。
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カリキュラムのグランドデザインに見る教師の暗黙知(1)-研究開発学校の事例を中心に- Reviewed
緒方 真奈美
『学校教育学研究紀要』、筑波大学大学院人間総合科学研究科学校教育学専攻 ( 2 ) 41 - 59 2009.03
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究の目的は、カリキュラムのグランドデザインというマクロな観点から学校づくりを含むカリキュラムデザインの過程を明らかにすることである。特に、教師の暗黙知の視点からグランドデザインの鍵を握ると考えられる「構想図」の役割と機能を解明を行った。結論として構想図は、教師集団においては個々の暗黙知の共通項を見出し、集約する役割があることが分かった。
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総合的学習のカリキュラムデザインにおける教師の『暗黙知』-A教師の単元開発を事例にして- Reviewed
緒方 真奈美
『関東教育学会紀要』、関東教育学会 ( 35 ) 77 - 87 2008.03
Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
本研究の目的は、子どもの生活を軸としたカリキュラムデザインにみられる教師の「暗黙知」の特徴と機能を解明するために、総合的学習の実践者として知られるA教師の単元デザイン過程を観察し、その実際を検討することである。事例研究の結果から暗黙知は子どもの教育的要求を把握し、それをカリキュラムとして具現化する際に内面化された知として重要な役割を担っていることが明らかとなった。
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異文化における『日本型』カリキュラム実践の経験-JICA『派遣現職教員』の報告書分析を中心に- Reviewed
緒方 真奈美・緩利誠・田中統治
『筑波教育学研究』、筑波大学教育学会 ( 6 ) 103 - 117 2008.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
JICA「派遣現職教員」(青年海外協力隊として派遣された現職教員)の経験内容の一端を明らかにした。「教育課程」「指導方法」「教員の資質」「学級文化」「その他」のカテゴリーに分けて、分析した結果、開発途上国への派遣経験は、「日本型」カリキュラムのよさを再評価させ、その前提となる諸条件(教育制度や教員研修制度、教科書制度等)について従前の理解を深めたことが明らかとなった。