Papers - Matsushima Kenichi
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水田畦畔に生育するオオバコ(Plantago asiatica L.)は特徴的な種子発芽特性を有する
玉井富士雄・松嶋賢一・名越時秀・平野繁・福山正隆
東京農業大学農学集報 54 ( 4 ) 277 - 282 2010.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
農地である水田畦畔から採種したオオバコの種子で発芽試験を行なった。オオバコは採種場所や採種時期に関わらず,好適発芽条件下ではすみやかに発芽することを明らかにした。
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耕作地におけるオオバコ(Plantago asiatica L.)の定着に及ぼす引抜・覆土の影響
玉井富士雄・松嶋賢一・名越時秀・平野繁・福山正隆
東京農業大学農学集報 54 ( 3 ) 192 - 197 2009.12
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
オオバコを含む数種の雑草個体を育成し,引き抜きや埋没処理を行なった。オオバコはそれらの処理により再生が劣り,季節的に遅く出芽した育成個体は当年内に種子生産がおこなわれず,耕起される耕作地において生活環の完結が困難になると推察された。
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オオバコの刈取りに対する再生力
松嶋賢一・玉井富士雄・野口勝可・廣瀬友二・福山正隆
雑草研究 54 ( 2 ) 55 - 62 2009.06
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
数種雑草の刈取り後の再生反応を比較した。育成した雑草個体のうち,オオバコでは生育旺盛期においては刈取り後の出葉速度が他種に比べ早く,地上部を容易に再生できる能力が高いことを明らかにした。
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水田畦畔と踏跡広場に生育するオオバコの種子発芽および休眠性の差異
松嶋賢一・玉井富士雄・福山正隆
雑草研究 54 ( 1 ) 17 - 20 2009.03
Authorship:Lead author Language:Japanese Publishing type:Research paper (scientific journal)
オオバコ種子の発芽・休眠特性を水田畦畔と広場で比較し,広場で結実した種子は,結実時期により発芽率や生存種子率が変動するが,水田畦畔で結実した種子は,季節に関わらず非常に高い発芽率を示すことを明らかにした。