論文 - 煙山 紀子
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Possible carcinogenic risks of copper gluconate and their prevention by co-administered green tea catechins evaluated by a rat medium-term multi-organ carcinogenicity bioassay protocol 査読あり
Abe M, Suzuki N, Yoshida M, Usuda K, Furukawa S, Juneja LR, Okubo T, Nakae D
Food Chem Toxicol. 46 ( 5 ) 1760 - 1770 2008年05月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
ラットを用いた多臓器肝発がん性試験により，グルコン酸銅に肝・前胃発がん性があり，緑茶カテキンがそれを抑制することを発見した。
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.Aldosterone-stimulated SGK1 Activity Mediates Pro-fibrotic Signaling in the Mesangium. 査読あり
Terada Y, Kuwana H, Kobayashi T, Okado T, Suzuki N, Yoshimoto T, Hirata Y, Sasaki S
J Am Soc Nephrol. 19 ( 2 ) 298 - 309 2008年02月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
アルドステロンによる腎炎への影響を調べた。腎プライマリーカルチャー細胞にアルドステロンを添加したところ、SGK1の発現、リン酸化、キナーゼ活性が上昇し、SGK1依存的NFκB活性の上昇がみられた。それに伴い、ICAM1など一連の炎症関連遺伝子プロモーター活性の上昇がみられ、動物モデルの腎臓においても同様の発現がみられた。以上より、アルドステロンの腎臓における炎症惹起機序が明らかにされた。
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Systemic Distribution of Salusin Expression in the Rat. 査読あり
Suzuki N, Shichiri M, Akashi T, Sato K, Sakurada M, Hirono Y, Yoshimoto T, Koyama T, Hirata Y.
Hypertens Res. 30 ( 12 ) 1255 - 1262 2007年12月
担当区分：筆頭著者 記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
サリューシンの生理的機能を明らかにするため、全身発現分布を検索した。サリューシン-β様免疫活性は神経内分泌系をはじめ、全身臓器におけるマクロファージ系・内分泌系細胞で特徴的な発現分布を示すことから、視床下部・下垂体系を始めとする中枢神経作用、内分泌、造血細胞由来の免疫系や消化器系における末梢での生体内調節因子として、重要な役割を担っている可能性が示唆された。
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Chronic Blockade of Nitric Oxide Synthesis Reduces Adiposity and Improves Insulin Resistance in High Fat-Induced Obese Mice. 査読あり
Tsuchiya K, Sakai H, Suzuki N, Iwashima F, Yshimoto T, Shichiri M, Hirata Y.
Endocrinology. 148 ( 10 ) 4548 - 4556 2007年10月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
NOは血管弛緩や、多量だと酸化ストレスとして働き、生体内で多彩な生理作用を示すが、今回NO合成酵素と肥満の関連について調べた。高脂肪食負荷肥満マウスに、NO合成酵素阻害薬であるL-NAMEを同時投与したところ、体重の上昇が抑制され、白色脂肪組織の炎症抑制、筋肉AKTリン酸化の回復がみられた。この効果は交感神経活性による褐色脂肪組織でのUCP-1発現の上昇によるものと考えられる。
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10.Angiotensin II Receptor Type 1-Mediated Vascular Oxidative Stress and Proinflammatory Gene Expression in Aldosterone-Induced Hypertension: The Possible Role of Local Renin-Angiotensin System. 査読あり
Hirono Y, Yoshimoto T, Suzuki N, Sugiyama T, Sakurada M, Takai S, Kobayashi N, Shichiri M, Hirata Y .
Endocrinology. 148 ( 4 ) 1688 - 1696 2007年04月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
アンジオテンシンⅡは強力な昇圧、血管収縮ホルモンであり、血管局所において炎症を惹起する。ミネナルコルチコイドであるアルドステロン負荷高血圧ラットによって、大動脈局所でのアンジオテンシン変換酵素の上昇が示され、アルドステロンによって惹起される心血管の線維化、酸化ストレス、炎症関連遺伝子発現の一部がアンジオテンシンⅡ受容体阻害薬にて抑制された。
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Preliminary evaluation of toxicologic and carcinogenic risks of copper gluconate in rats given multiple carcinogens. 査読あり
Abe M, Suzuki N, Yoshida M, Igarashi M, Usuda K, Furukawa S, Maekawa A, Juneja LR, Okubo T, Nakae D.
J Toxicol Pathol. 19 ( 3 ) 129 - 135 2006年10月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
複数の発がん物質を投与したラットに混餌投与したグルコン酸銅が肝毒性・肝発がん性を示すことを発見した。
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Aldosterone increases osteopontin gene expressionin rat endothelial cells. 査読あり
Sugiyama T, Yoshimoto T, Hirono Y, Suzuki N, Sakurada M, Tsuchiya K, Minami I, Iwashima F, Sakai1 H, Tateno T, Sato R, Hirata Y.
Biochem Biophys Res Commun. 336 ( 1 ) 163 - 167 2005年10月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
アルドステロンは腎臓におけるナトリウムの再吸収だけでなく、心血管系病のリスクホルモンとしても知られてきているが、その機序については明らかでない。今回、ラット内皮細胞プライマリーカルチャーにてアルドステロンに対する反応の検討を行った。候補遺伝子アプローチをしたところ、マクロファージにケモカインとして作用しうるオステオポンチン遺伝子発現、タンパク発現を誘導し、ミネラルコルチコイド受容体依存的であった。
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Distinct patterns of gene expression in hepatocellular carcinomas and adjacent non-cancerous, cirrhotic liver tissues in rats fed a choline-deficient, L-amino acid-defined diet. 査読あり
Uematsu F, Takahashi M, Yoshida M, Igarashi M, Watanabe N, Suzuki N, Abe M, Rusyn I, Floyd RA, Nakae D.
Cancer Sci. 96 ( 7 ) 414 - 424 2005年07月
記述言語：英語 掲載種別：研究論文（学術雑誌）
トランスクリプトミクス手法により，コリン欠乏アミノ酸食を投与したラットに発生した肝細胞癌と随伴病変である肝硬変の遺伝子発現プロファイルを得て，正常肝のそれと比較・解析し，肝発がんの背景機構におけるシグナル伝達異常の関与について俯瞰的に提示した。