職名 |
教授 |
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石川 忠 (イシカワ タダシ) ISHIKAWA Tadashi 教授 |
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 農学研究科 農学専攻 博士後期課程 修了
2000年04月 - 2003年03月
国名:日本国
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東京農業大学 農学研究科 農学専攻 博士前期課程 修了
1998年04月 - 2000年03月
国名:日本国
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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東京農業大学 農学部 農学科 副手
2004年04月 - 2005年04月
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東京農業大学 農学部 学術フロンティア博士研究員
2005年05月 - 2008年03月
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東京農業大学 農学部 農学科 助教
2008年04月 - 2010年03月
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東京農業大学 農学部 農学科 助教
2014年04月 - 2016年03月
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東京農業大学 農学部 農学科 准教授
2016年04月 - 2018年03月
論文 【 表示 / 非表示 】
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A new species of the small water strider genus Microvelia (Hemiptera: Heteroptera: Veliidae) from the Ryukyus, Japan, with notes on the distribution of M. kyushuensis 査読あり
Aiso T, Ishikawa T
Zootaxa 5468 350 - 360 2024年06月
担当区分:最終著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Magnolia Press
A new species of the small water strider genus Microvelia Westwood, 1834, M. minsa sp. nov. (Hemiptera: Heteroptera: Veliidae), is described from the Yaeyama Islands of the Ryukyus, Japan. It belongs to the subgenus Pacificovelia Andersen & Weir, 2003. This new species has long been confused with M. kyushuensis Esaki & Miyamoto, 1955, in Japan, but is distinguished from the latter by a larger and more slender body approximately 2.5 times as long as its maximum width, a pair of square gray to grayish-blue markings on abdominal mediotergites II, III, and V, and the male right paramere evenly curved with the apical half twisted.
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日本においてNiphe elongataとされるイネカメムシの学名に関して 招待あり 査読あり
河野勝行・石川忠
植物防疫 77 ( 12 ) 10 - 14 2023年12月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:日本植物防疫協会
日本のイネカメムシにあてられたことのある学名の属の変遷(分類学的な変遷)と,日本のイネカメムシにあてられてきた学名の変遷(学名適用の変遷)に分けて解説した。
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The damsel bug genus Alloeorhynchus Fieber, 1860 (Hemiptera, Heteroptera, Nabidae) in Japan 査読あり 国際誌
Souma, J. and Ishikawa, T.
Check List 19 621 - 633 2023年09月
担当区分:最終著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Pensoft
The damsel bug genus Alloeorhynchus Fieber, 1860 (Hemiptera, Heteroptera, Nabidae, Prostemmatinae, Prostemmatini) comprises at least 50 species worldwide, and seven species have been recorded from East Asia. In Japan, two species, A. (Alloeorhynchus) reinhardi Kerzhner & Günther, 1999 and A. (A.) vinulus Stål, 1864, are currently known. In this study, A. (A.) notatus Distant, 1919 is reported in Japan for the first time. A geographical color variation of A. (A.) vinulus is reported based on specimens collected from Kume Island in the Ryukyu Islands.
DOI: 10.15560/19.5.621
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小笠原諸島産カメムシ亜目目録 査読あり
嶋本 習介, 石川 忠
昆蟲ニューシリーズ 26 ( 2 ) 84 - 106 2023年06月
担当区分:最終著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:一般社団法人 日本昆虫学会
<p>小笠原諸島のカメムシ(カメムシ目カメムシ亜目)に関しては,近年になっても相次ぐ新種の発表によって記録種数は増加しているにもかかわらず,2000年以降では昆虫目録が出版されるたびに掲載種数が減少するという齟齬が生じている.これは,各昆虫目録で種を記録した文献の見落としがあったり,種名が未定の種に対する掲載基準が異なったりすることに起因していると考えられ,結果的に種数を巡る現状は混乱していると言える.そこで,これまでに出版された文献を網羅的に精査および整理するとともに,近年追加された種の情報を盛り込んだ小笠原諸島産カメムシ亜目目録を作成した.本目録では25科87種を認めた.このうち25種が固有種であることから,昆虫のなかでは高い固有種率であることがカメムシ相の特徴と言える.15島からカメムシが記録されており,そのうち父島と母島(有人島)はそれぞれ69種と59種であったが,その他の島(無人島)は26種以下であった.グリーンアノール等の侵略的外来生物による生態系への負の影響が続くなか,小笠原諸島における種多様性の解明と保全のために網羅的な野外調査が引き続き必要である.</p>
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Souma, J., Utagawa, A. and Ishikawa, T.
Biodiversity Data Journal 11 e105293 2023年05月
担当区分:最終著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌) 出版者・発行元:Pensoft
Picromerus griseus was recorded in Japan for the first time, based on a single individual collected from grasslands around the fields of Ishigaki Island of the Ryukyu Islands, which belong to the Oriental Region. This discovery represents the easternmost record of the species. An illustrated key to the species of Picromerus occurring in Japan is also provided.
書籍等出版物 【 表示 / 非表示 】
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カメムシ博士入門
安永智秀・前原 諭・石川 忠・高井幹夫( 担当: 共著 , 範囲: 第3章 いろいろなカメムシ)
全国農村教育協会 2018年09月 ( ISBN:9784881371954 )
総ページ数:212 担当ページ:95-171 記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
カメムシ亜目の昆虫について,形態・生態,生息環境,日本産55科の分類,採集・保管などを詳細に解説した.
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シリーズ<農学リテラシー> 現代農学概論 —農のこころで社会をデザインする—
東京農業大学「現代農学概論」編集委員会(編)(森田茂紀 総編集)( 担当: 共著 , 範囲: 第9章 耕地生態系の構造と機能,第10章 農業と生物多様性)
朝倉書店 2018年04月 ( ISBN:978-4254405613 )
総ページ数:24 担当ページ:128-136, 139-153 記述言語:日本語 著書種別:教科書・概説・概論
農業における生態系の構造と機能,および農業と生物多様性の関わりの重要性を解説した.
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知の回廊—東京大学総合研究博物館常設展示図録
東京大学総合研究博物館(編)( 担当: 共著 , 範囲: 『エドクロツヤチビカスミカメ 都心から発見された新種カメムシ』)
東京大学出版会 2016年05月 ( ISBN:978-4-13-020260-2 )
総ページ数:2 担当ページ:90-91 記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
東京大学総合研究博物館の常設で標本を展示するにあたって,東京都心で新種として発見されたカメムシを解説した.
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日本昆虫目録 第4巻 準新翅類
林 正美・友国雅章・吉澤和徳・石川 忠(編)( 担当: 共編者(共編著者) , 範囲: 『クビナガカメムシ科』ほか35科)
日本昆虫学会・櫂歌書房 2016年03月 ( ISBN:978-4434218224 )
総ページ数:134 担当ページ:356-357, 376-507 記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
日本に産する準新翅類昆虫の目録全体の編集,およびカメムシ目36科1,184種の文献・分布・学名情報のリストを作成した.
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蝉類博物館—昆虫黄金期を築いた天才・加藤正世博士の世界
矢後勝也(監修)( 担当: 共著 , 範囲: 『加藤正世博士が残した“大自然”東京の面影—コバンムシ』)
練馬区立石神井公園ふるさと文化館 2015年10月
総ページ数:3 担当ページ:103-105 記述言語:日本語 著書種別:一般書・啓蒙書
東京都の絶滅種コバンムシを題材に,環境や生物の保全がいかに重要であるかを解説した.カメムシ目に属するコバンムシは,抽水植物や浮葉植物が豊富な池沼において水中で生活する.そのような池沼は環境の変化に敏感で,宅地造成などの土地開発で急激に減っている.したがって,コバンムシの生息地も限られ,国の絶滅危惧種にも指定されている.コバンムシの保全は,環境の保全そのものである.
MISC 【 表示 / 非表示 】
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どうしてどうして? 招待あり
石川 忠
日本の学童ほいく 519 38 - 38 2018年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:全国学童保育連絡協議会
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見つけた!カメムシ〜みんなで作った『江刈カメムシ図鑑』〜 第3回 地域の生物を調べることの意義
石川 忠・長島聖大・小野公代
理科教育ニュース ( 987 ) 2 - 3 2016年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:少年写真新聞社
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見つけた!カメムシ〜みんなで作った『江刈カメムシ図鑑』〜 第2回 岩手県葛巻町のカメムシ調査
長島聖大・石川 忠
理科教育ニュース ( 985 ) 2 - 3 2016年08月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(その他) 出版者・発行元:少年写真新聞社
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陸生カメムシ学,最近の進歩
石川 忠
昆虫と自然 50 ( 6 ) 2 - 3 2015年05月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:ニューサイエンス社
最近約10年間のカメムシの分類・系統・体系に関する世界の研究の進捗をレビューした.
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カメムシことはじめ
石川 忠
月刊むし ( 525 ) 6 - 12 2014年11月
記述言語:日本語 掲載種別:記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) 出版者・発行元:むし社
カメムシ学の初学者やこれから始める方を対象に,カメムシ類の分類・同定について解説した.
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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Poster Presentation Award of the Third Quadrennial Meeting of the International Heteropterists' Society
2006年07月 International Heteropterists' Society
受賞区分:国際学会・会議・シンポジウム等の賞 受賞国:オランダ王国