論文 - 渋谷 往男
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発災10 年後の被災地域における農業経営者の意識
半杭 真一, 渋谷 往男
復興農学会誌 2 ( 2 ) 12 - 27 2022年07月
記述言語:日本語 出版者・発行元:復興農学会
<p><tt>東日本大震災と原子力災害から</tt> 10 <tt>年後の被災地における農業経営者の意識について,質問紙法による大規模な調査を実施した。販売農家</tt>327 <tt>名から得られた回答の集計から,経営における今後の見通しについては,</tt>5 <tt>年以内に維持または拡大を希望する農業者の割合は約</tt>70<tt>%であるが,その割合は</tt>10<tt>年後に</tt>45<tt>%に低下し,逆に縮小・離農を志向する者の割合は</tt>5 <tt>年以内</tt>16%<tt>,</tt>10 <tt>年後にはほぼ</tt>2 <tt>倍の</tt>33<tt>%になることが明らかになった。 拡大意向を示している経営は,水稲に大豆や野菜を組み合わせた類型が多い。また,経営の拡大については,部門や品目よりも,面積や出荷量の拡大が多く,「垂直的拡大」は少ないことが明らかになった。これらについては,経営上の課題における「継承」因子が影響していた。</tt> </p>
DOI: 10.57341/jras.2.2_12
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農業法人従業員の経営理念の浸透レベルと職務満足度との関係性─企業的な農業法人6経営体の事例分析を中心に─ 査読あり
犬田 剛 , 渋谷 往男
東京農業大学農学集報 67 ( 1 ) 1 - 11 2022年06月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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経営理念を有する農業法人の特徴と経営成果との関連性-全国アンケート調査から- 査読あり
犬田 剛 , 原 温久 , 渋谷 往男
農業経営研究 59 ( 4 ) 87 - 92 2022年01月
担当区分:責任著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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経営理念を有する農業法人の特徴と経営成果との関連性
犬田 剛, 原 温久, 渋谷 往男
農業経営研究 59 ( 4 ) 87 - 92 2022年01月
記述言語:日本語 出版者・発行元:日本農業経営学会
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企業の農業参入の現状と今後の展望
渋谷 往男
技術と普及9月号 59 39 - 41 2022年
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大災害からの復興・創生における自助・共助・公助連携 による持続的支援活動の展開
門間 敏幸, 渋谷 往男, 半杭 真一, 黒瀧 秀久, 菅原 優
復興農学会誌 1 ( 2 ) 24 - 33 2021年07月
記述言語:日本語 出版者・発行元:復興農学会
<p><tt>本論は,2011 年に発生した東日本大震災からの農林業の復興に取り組んだ東京農業大学東日本支援プロジェクトの経験に基づき,災害復興支援活動展開のポイントについて自助・共助・公助の連携視点から災害フェーズごとに整理したものである。</tt></p><p><tt>フェーズⅠ(復旧期)</tt>---<tt> このステージでは,迅速な復旧技術の開発と普及が求められる。そのためには復旧ニーズの発見,問題解決技術の開発と現場への普及,学生などによる農家と一体となった生産基盤復旧のためのボランティア活動の組織的な展開が不可欠である。</tt></p><p><tt>フェーズⅡ(復興期)</tt>---<tt> このステージでは,復旧した生産基盤で新たな農業の展開を支援できる技術・情報の開発が求められる。そのためには,生産者が抱えている技術問題,経営・マーケティング上の問題点を把握し,そうした問題を解決できる総合的な技術・情報の開発が不可欠である。</tt></p><p><tt>フェーズⅢ(創生期)</tt>---<tt> 復興の成果を地域全体に広げて地域の創生を目指す時期である。こうした取り組みを展開するには,特定の支援機関だけでは限界があり,専門的知識やノウハウをもった多様な組織の参加が求められる。</tt></p>
DOI: 10.57341/jras.1.2_24
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東日本大震災からの農業復興支援モデル
渋谷 往男
日本の科学者 56 ( 7 ) 40 - 41 2021年
記述言語:日本語 出版者・発行元:日本科学者会議
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犬田 剛, 渋谷 往男
農業経営研究 58 ( 2 ) 29 - 34 2020年07月
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農業法人の経営理念の公開実態と営農類型別の特性分析:テキストマイニングによる分析 査読あり
犬田 剛 , 渋谷 往男
農業経営研究 58 ( 2 ) 29 - 34 2020年
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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企業の農業参入を担当する自治体部署の現状 参入企業に期待する効用に着目して 査読あり
齋藤 文信, 渋谷 往男
農業経営研究 57 ( 3 ) 89 - 93 2019年10月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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一般経営学における経営戦略手法の農業経営への適用可能性 招待あり 査読あり
渋谷往男
農業経営研究 57 ( 1 ) 10 - 23 2019年04月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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企業の農業参入に対する懸念点の検証-都道府県アンケート調査から- 査読あり
渋谷往男
東京農業大学農学集報 63 ( 3・4 ) 105 - 115 2019年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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農業専業の経営体と農業参入企業の効用構造についての比較分析 査読あり
渋谷往男
農業経営研究 56 ( 2 ) 21 - 26 2018年07月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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共同出資方式による企業の農業参入に関する一考察-農業生産法人の成長方策の視点から- 査読あり
岩瀬名央・渋谷往男
農業経済研究 90 ( 1 ) 35 - 40 2018年06月
担当区分:責任著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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清酒製造業の農業参入理由に関する一考察 査読あり
渋谷往男
農業経済研究 54 ( 3 ) 73 - 78 2016年10月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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Evaluation and Expectations in Disaster-Affected Areas for Corporate Support Initiatives in the Reconstruction of Agriculture following the Great East Japan Earthquake : Based on a Survey of Municipal Authorities in Iwate,Miyagi and Fukushima Prefectures 査読あり
Takahiro YAMADA, Yukio SHIBUYA
Journal of Agriculture Science, Tokyo University of Agriculture 59 ( 4 ) 254 - 267 2015年03月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
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Study on Corporate Support Initiatives in the Reconstruction of Agriculture following the Great East Japan Earthquake 査読あり
Yukio SHIBUYA and Takahiro YAMADA
Journal of Agriculture Science 59 ( 2 ) 99 - 113 2014年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:英語 掲載種別:研究論文(大学,研究機関等紀要)
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ケースメソッド授業に対する受講者の意識に関する考察-オホーツクものづくり・ビジネス地域創成塾の受講者を対象に-
渋谷 往男, 菅原 優, 黒瀧 秀久
農業経営研究 51 ( 1 ) 77 - 82 2013年06月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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東日本大震災による兼業農家の生活・農業被害の実態と今後の経営対応 査読あり
山田崇裕・ニャムフー パットデルゲル・渋谷往男・ルハタイオパット プウォンケオ・新妻俊栄・薄真昭・門間敏幸
農業経営研究 50 ( 2 ) 60 - 65 2012年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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東日本大震災被災農家の震災営農継続意向とその要因についての考察 査読あり
渋谷往男・山田崇裕・ニャムフー パットデルゲル・ルハタイオパット プウォンケオ・新妻俊栄・薄真昭・門間敏幸
農業経営研究 50 ( 2 ) 66 - 71 2012年09月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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企業の農業参入における撤退要因と農地管理についての考察 査読あり
渋谷往男
農業経営研究 49 ( 1 ) 81 - 86 2011年06月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
農業における参入企業の撤退事例からその要因と農地管理についての考察を通じて適切な対応策を検討し、それを通じて、参入時の懸念払拭、ひいては耕作放棄地の発生防止、有力な農業経営体の育成を目的に実施した。その結果、本業の厳しさからの撤退に対しては、農業で収益を上げることの困難さの事前周知の重要性、さらに、農業の経営要因での撤退には参入にあたっての十分な準備と体制の確立の重要性が示唆された。
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農業における企業参入の分類と特徴 招待あり
渋谷往男
農業および園芸 86 ( 1 ) 122 - 130 2011年01月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
社会的に注目を浴びている農業における企業参入はその数を増やしているものの、実態は多様であり研究や実務においてその整理が必要とされていた。このため、法律的に規定されている「参入方式」、これと関わりのある「作目・作物」、さらに「本体企業の業種」、「本体企業の企業規模」、建設業を中心とした「参入時期」という5つの軸を設定して類型化し、その特性を分析した。
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農業における企業参入のビジネスモデル 査読あり
渋谷 往男
日本農業経営学会,『農業経営研究』 47 ( 4 ) 29 - 38 2010年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
異業種から農業に参入して順調に農業経営を行っている企業が、どのようなビジネスモデルを構築しているのかについて、マイケル・ポーターが提唱したバリューチェーンモデルを応用した理論面と農業に参入した地方中小建設会社2社を対象とした実証面から考察した。その結果この手法の適用により、経営の実態分析とともに農業部門の経営改善、経営計画へも適用できることが示唆された。
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現代の農業経営管理とその課題-企業の農業参入に焦点をあてて-
渋谷 往男
東京農業大学産業経営学会『オホーツク産業経営論特集』 18 ( 1・2合併 ) 135 - 162 2010年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
「企業からの農業参入と経営管理の課題」と題して、異業種からの農業参入の状況と企業の農業参入に関する経営面からの研究について提示した。それについて、コメント、ディスカッションが行われ、農商工連携との関わり、農家のビジネス化などが議論された。
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地域中小建設業の農業参入における業種特性と営農形態についての考察 査読あり
渋谷往男
農業経営研究 47 ( 1 ) 88 - 93 2009年06月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
農業に参入した建設業内の業種の細分類に着目し、参入企業70社のアンケート調査結果の分析と典型的な3事例への面談調査を実施した。その結果、土木系建設業は露地型及び簡易施設型農業に、建築系建設業は高度施設型農業に参入する傾向があること、及び耕作放棄地の回復は主に土木系建設業が実施していることが確認された。これにより、詳細な業種とその経営資源に着目した効果的な企業参入支援の可能性が見いだされた。
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地域中小建設業の農業参入の実態と参入方式に関する考察 査読あり
澁谷往男
農業経営研究 46 ( 1 ) 118 - 123 2008年06月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
農地を利用する形態での企業参入形態の中心となっている農業生産法人方式と農地リース方式について、建設業からの参入した各々3事例を調査し、参入動機、本業の経営、経営発展の可能性の観点から考察した。その結果、農地リース方式はあくまでも建設業を中心に据えて本業の閑散期に生産主体の農作業を行う形態に適している。一方、本格的な農業経営のためには、経営の安定性や発展性の面で農業生産法人方式の方が適していることを指摘した。
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地域中小建設業の農業参入にあたっての企業意識と課題 査読あり
澁谷往男
農業経営研究 45 ( 2 ) 23 - 34 2007年09月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
農業に参入した地域の中小建設業70社を対象アンケート調査などにより、その実態と課題を考察した。調査結果から参入動機や経営の内容などが明らかになった。経営状況では赤字が多かったが、多くの経営者の意識としては撤退を考えていないことが確認された。これは、企業は短期的視点で採算性を考えるのではなく地域における信用や本業を含めたトータルでの採算性などを重視するためと示唆された。
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「豊かさ論」の変遷~豊かさ追求から幸せ追求への過渡期~ 査読あり
渋谷往男、野口和彦 他
三菱総合研究所 所報 ( 47 ) 30 - 44 2006年11月
担当区分:筆頭著者 記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
我が国が戦後の豊かさを追求する過程でどのようなことが重視され、どのような議論がなされてきたのかをおよそ10年の区切りでレビューしつつ考察した。その上で、最近内外の研究によって、豊かさに代替しうる可能性のある概念として幸せがクローズアップされつつあることを指摘し、今後幸せという概念について、国民、政府、企業、特に政府の政策目標として取り上げるべく、研究・議論の拡大を提言している。
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新豊国論 ~幸せ・豊かさと科学技術に関する市民意識調査から~ 査読あり
木根原良樹、野口和彦 他
三菱総合研究所 所報 ( 47 ) 45 - 68 2006年11月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
個人が幸せな日本社会の将来設計に役立てるために実施したアンケート調査を実施し、AHPにより分析した。 その結果、人々の幸せ感はいわゆる『中の上』に分布し、重視される要素は、心身の健康、家族と親友、社会の安全・安心などとなった。また、「子ども世代は現世代よりも幸せになれない。収入、人間関係、治安・平和の悪化を危惧」が多くの人々の意識であることがわかった。
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地方建設企業による農作業受託事業の課題 査読あり
澁谷往男
農業経営研究 42 ( 1 ) 52 - 57 2004年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
地方建設企業が生き残りを模索する中で、今後各地で検討が進むと思われる農作業受託事業について、近年開始された3つの事例を通じて、課題と思われる産業間の賃金格差の克服方策について考察した。その結果、賃金格差を克服する方策として、①農協からの施設運営受託業務の実施、②農家からの高付加価値作業の受託、③市町村からの間接的補助金の確保、④建設業本業とのシナジーの発揮の4点が見いだされた。
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地域経営手法の開発 査読あり
千葉勝 他
三菱総合研究所 所報 ( 21 ) 110 - 143 1993年03月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)
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快適生活空間・首都圏の再構築 査読あり
佐々木俊介 他
三菱総合研究所 所報 ( 19 ) 10 - 31 1991年02月
記述言語:日本語 掲載種別:研究論文(学術雑誌)